王は愛する 第11話(上) 宮廷の大蛇

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(サンゴジュ:2017.09.02)

王は愛する 第11話(上) 宮廷に潜む大蛇

サンとウォン

「簡単じゃないわ」
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「え?!」

「あんたの前で他のことを考えるのは簡単じゃないわ」

「…」
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「あんたは私の心を不安に乱すからよ。
 だからそこをどいてよ」

「あ…」
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サンに仕えていたアジュマ

「サンお嬢様です…」

「確かなのか?」

「なぜお嬢様がここに…?
 なぜあんなみすぼらしい格好で…?
 しかも顔に深い傷を負ったと聞いていたのに…」
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ウォンは、リンの兄のワン・ジョンと塩売りの男が会っているところを目撃

「ソファや、ソファ…」

「…」
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サンは大きな声で、ボディガードのチン・グァンとチョン・ウィに伝えます

「他にやることがあるから、先に帰ると彼に伝えて!」

「俺たちに何か言っているのか?」

「“彼”とは誰なのか?」

「分からないが、あの人のことじゃないか?」
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サンの父ウン・ヨンベク

「大丈夫だったのだな…、ケガはないのか?」

「大丈夫です。 傷も負いませんでした」
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「逮捕されたと聞いて、心配で心配で…」
 胸の痛みを訴えるウン大監」

「大丈夫なのですか?」

「私のことを案ずるなら、早く都を去って山に戻りなさい」

「大法官の次男が事件に関与しています」

「サンや…」

「7年前にオモニを殺したのが腕に“蛇の刺青”がある男で、
 狩場の山で私の短刀を奪った男も大法官の次男も関係しています」

王の暗殺計画の調査で、サンが知り得たこれまでのことを話します。
さらに世子の護衛の“スイン”が急場を救ってくれたことを伝えます。

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ウォンが来ていることを聞きつけたタン
しかし、「ワン大監との重要な会議の最中です」と引き返すように言われます。

「…」
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チャン・ウィはチン・グァンがタンに一目惚れしたことを知っているので、
初めての会話のチャンスを与えます。

「凍っていて滑りやすいと言うの?」

「ええ」

「では、あなたも注意してね!」

「はい」
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ワン・ヨン(大法官)とウォン

「ト・ヨンミョンの詞ですね?」

「この歳になって詞の意味の深さが解りました」

「“私が変なのか、この世に不向きだ。なぜ駕籠に乗って他のものに憧れるのだろうか?”
 という詞ですね。
 だからリンのことを助けることをしないのですか?」
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「私の心が公務に係ることを拒んでいるのです。
 たとえ王のことであっても…」

「馬鹿なことを言わないで下さい」

「?!」

「あなたの次男が、
 私の世子の座を奪おうとしていることを知っていますよね?」

「世子チョハ…」
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「彼は単に私の座が欲しいだけです。
 そして他の者たちと結託しているのです」

「次男は愚かで、欲張りなのですが、そうだとしても…」

「どうしましょうか?
 私が血を流すことをやりましょうか?」

「…?」

「そして、どちらが勝つかをお見せしましょうか?」

「あえて言えば、私は世子チョハのことを良く知っています」

「私も同様にあなたを知っています」

「血を流すと言うのならば、
 私の前には現れないで下さい」

「本気ですか?」

「あなたは誰よりも自分の仲間を大切にするお方です。
 よく解っているからです」

「先ほども“馬鹿なことを言うな”と言いましたよ」

「チュサンチョナはとても冷たい人です。
 そしてワンビ媽媽はとても気性が激しいお方です。
 その二人の狭間で世子チョハは、これまで息を殺して来ました。
 だからいつか、
 世子が報復するのではないと恐れているのです。
 本心をお聞かせ下さい。
 …お望み通りにします」

「私の欲しいものが解りますか?」

「ともかく、血を流すようなことを避けようとしておられると思います」

「私を馬鹿者扱いにして下さい」

「え?!」

「アバ媽媽は私が賢者であることを恐れているのです
 ですから、アバ媽媽が望むように、
 私を愚か者に仕立てて下さい
 そうすれば、リンは救われるでしょう」

「私の次男のチョンは…」
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「しばらくこのままにして下さい。
 そのうちに目が覚めるでしょう。
 彼が望む物には手が届かないことを…」

「…」

「それにもう一つ。
 あなたは一つ間違っています。
 私は血を流すことを恐れません
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塩売り

「いったい私をどうするつもりですか?」

「“大切な人だから、安全な場所に入れておけ”と命令を受けたからだ」
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# 古い井戸の跡

ヨンベクの執事コ・ヒョン

「サンを救おうとした者とは?」

「大法官の3男のワン・リンです」

「身分を隠しているのか?」

「お嬢様と同じですよ、ナウリ」

「そうだな」

「どうするつもりですか?」

「娘を救ってくれた以上、恩返しをしないといけない」

「分かりました」

「しかし、なぜ娘を救うのだろうか…?」
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火鉢を用意する看守

「ご不便はありませんか?」

「ここはとても居心地が良い」

「へへ~、でも監獄です。
 鍵はかけておきます」
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サンを思うリン

…彼女はいつも“誰なの?”と聞いた。
しかし、答えることはできなかった…。
私が誰なのか…。
答えることができる日は来ないだろう…。
その日を夢見てはいけない。

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ウン大監の財力で賄賂作戦を展開。
政府高官たちはリンの釈放に加担します。

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ワンビ媽媽

「チョナは“誰も近くには寄せるな。用があったらこちらから出向く”とのことです。
 大法官の3男を釈放することで動きが出ています」

「リンのことか?」
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ソン・インが比喩した「宮廷には大蛇が潜んでいる」。
宮廷の大蛇(boa:ボア)とは元成(ウォンソン)公主、王妃(ワンビ:役はチョン・ヨンナム)のこと。
何といってもフビライ・ハンの娘です。
忠烈王も元の大フビライの娘ということで、劣等感を持っています。
他方、フビライ・ハンからは多くの勲章・金印などを受けており、また1294年には一時廃位されたものの、元の力で復位しています。

そして、大蛇の息子のウォン
忠烈王は“混血”だと言いましたが、元成公主と同じ様にウォンに対しても劣等感を持っています
また、今日のウォンの凛々しいセリフには、次期の王としての自信が溢れていました。

忠烈(チュンニョル)王を演じるチャン・ボソクの今回の演技はこれまでにないちょっと笑いを誘う演技です。
これまでのチャン・ボソクは『大祚榮(テジョヨン』、『ジャイアント』、『六龍が飛ぶ』、『記憶』などなど、敵役が多かったと思いますが、今回は人間味を感じる演技を行っていますね。

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