怪しいパートナー 第36話(下) 検察庁

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(2017.07.28)

怪しいパートナー 第36話(下) 検察への復帰

サンホ地区検察庁

「訪問するつもりでしたが、ここでお会いするとは…」

「私に会いに来たのか?」

「ええ、あなたの人生が良いものになるように、
 一言お話があります…」

「何だと?!」

「私のアボジはウン・マンスです」

「…。
 お前がウン・マンスの娘だったのか…?」

「ええ、アボジは、
 地区検事長の間違いを覆い隠すために使われたスケープゴートでした。
 その娘が私です」

「それは…」

「聞いて下さい!
 私のアボジは放火犯ではありません。
 それに、私はあなたの息子を殺した犯人でもありません」

「…」

「しかし、地区検事長は自分が正しいと、間違いは犯さないと思い込んでいる。
 その上に、偽の証拠物件までねつ造した

「…」

「あなたは、
 あなたが壊してしまった家族たちの苦しみ、
 その家族たちがどんな暮らしをしているのか想像したことがありますか?」

「…」

「オンマの生活がどのようなものか分かりますか?
 あなたのお蔭で被った私の苦しみが解りますか?
 解らないでしょうね? 
 しかも、関心もないでしょうね?」

「…」

「もう一度申し上げます。
 私のアボジは悪いことは全くしていない、無実の人です」

「…」

「間違いを犯したのは、地区検事長のあなたです」

「…」
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# 言うべきことを言って、感情が高まるボンヒでした。
しかし、どこかで心の晴れ間が広がり始めたのでは?

事務所に帰って、薬と絆創膏を持って二階に上がったボンヒは、
「弁護士。 聞いて下さい」

「…」

「許して欲しくはないでしょうか?」

「んん」

「弁護士には、
 周囲に対してどのように対処したら良いのか分からないと思います。
 しかし、地区検事長たちの過ちは誰よりも大きいと思います。
 しかし、私のアッパへの間違った証言をしたのはあなたです」

「…ああ、その通りだ」

「ですから、待っていて下さい。
 なので、私がこのままなのか、
 弁護士を許すかどうかの処分はこれからのことです」

手当はもう大丈夫だと言うジウク。

「では…」
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ジウクはボンヒの腕を掴んで、
「…。
 ありがとう。 戻ってくれて…」

「いいえ、自分の仕事と感情を分けた上で、
 今後のことを考えるつもりです」

「そうだな…。
 でももうこれだけで、俺には十分だ」
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翌朝の会議

「みんなちょっと聞いてくれ」と、ピョン代表がいつものように会議を乱しています。

「どうだ? いい男だろう?」
(ピョン代表)
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ボンヒはタブレットでの録画を取り込んでいます。
他方、検察庁ではジウクとユジョンの共同作戦でしょうか?
(自白を促すようです)
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「俺のことが解るか?」

チョン・ヒョンスに、
「2件の殺人事件の容疑者なのだぞ。
 俺への暴力も含めて」

「…」

「大韓民国の法律では、自らの罪を認めて、
 全てを自白・反省する者には寛容でもある。
 しかし、
 チョン・ヒョンスには何の慈悲も与えられないと思う」

笑い出したチョン・ヒョンスは、
「すべてが単なる疑いだけだ」と。

続いてユジョン

「話をする気になりましたか、チョン・ヒョンスさん?」

「ええ」

「…」

「まずは…、あ~、俺が全部殺した

「…」

「誰のことから始めようか…?」

「…」

「我々は、ヤン・ジンウ(シェフ)の事件で出会った…」

「…」

「いや、いや。
 スパ・アパートメントでのことが最初だ…」

「…」

「水タンクでの遺体の二つのうち、
 検察では一体だけしか検死できていませんよね?」

「否定する理由はないわ」

「ソン・ジェヒョンだ。
 彼とジンウ(シェフ)は同じ学校だった。
 調べれば分かる」

「…」

「もう一つの殺人はチャン・ヒジュンだ。
 これも未決だ」

「…」

「そうですね…。
 確かに彼の名前はチャン・ヒジュンでしたよね?」
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ヒジュンを殺したのはたまたまのことで、ソン・ジェヒョンの死体遺棄の現場(ビルの屋上の水タンク)をボンヒが見ていたと思っていたから、ボンヒの部屋に行ったと供述。

「“アッパ…、助けてくれ…。怖い…”
 と言っていたな~。
 ははは、そう言っていた」

「…」

「なんとも、まあ~、弱虫で泣き虫だった…」

「…」

「だから、もう一度刺して、殺した」

「…」
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取調室での会話を聞いていたチャン・ムヨンは、息子(ヒジュン)の写真を胸に…。

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「ああ、ジヘや。 そっちに向かっているわ」

ジヘに会うために来ていたボンヒはチャン地区検事長とすれ違います。

「申し訳なかった…」

「?!」
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「決して謝罪は受け入れません」

「…」
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チャン・ムヨンはチョン・ヒョンスを車に乗せます

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「…」

「…」
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家に帰ったジウクは、すでに検察庁への“復帰”が認められたとの連絡を受けていました。

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このドラマは時間を前後に行き来するので、最後のシーンは、“検事としての試験に合格した際の思い出”だと誤解していました。
毎週4話(2時間)の放送にあたり、最初にサブタイトルが流れ、今回は“復帰”でしたから、ピョン代表とチャン検事長の対話ですんなりと“復帰”が決まったのですね。

ところで、ピョン代表を演じるイ・ドクファは1952年生まれで、同じ歳の奥様の名はキム・ボオク(または連音でボク)。
ドラマの“パパ ジョンズ(ピザカフェ)”の社長の名がホン・ボクですから、脚本の軽いウィットですね。

(俳優ファミリー)
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(写真左上:1979年の激動を描いた『第五共和国』での主演です)

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