怪しいパートナー 第31話(下) 記憶

fuyou34.jpg
(2017.07.29)

怪しいパートナー 第31話(下) 記憶

“ウン・ボンヒさん”の辞職届

「こっちに来てくれ…」

「…」

「みんなどこに行ったのですか…?」

「…」

「これが私の結論です。
 すみません」
3133_20170710093207e1a.jpg

「謝ることは、まったくの時間の無駄だ。
 この契約書を読み直してくれ。
 期間は2年間だから、契約を全うしてから辞職してくれ」

「しかし…」

「プライベートな感情を仕事に持ち込んではいけない。
 俺は君に期待し過ぎていたのかな?」

「弁護士…」

「今日は仕事だけの話をしよう。
 俺には二人の関係について話をする準備がまだ出来てはいない」

「…」

「は~、ウン・ボンヒさんはこの仕事のことを冗談だと思っているのではないか?」

「しかし、この状態は…」

「俺は、仕事と私事との間に線を引けと言っているのだ。
 仕事を簡単に諦めてはいけない。
 その席の意味を考えてくれ。
 他の信じてくれる人たちのことを裏切るな」
3133a_2017071009334741f.jpg

「でも何もなかったかのように仕事を続けることはできません。
 こんな状況ですから、すみません」

「…」

「弁護士だって苦しいでしょう?
 私を見るたびにあなたのアボジのことを考えるでしょう」

「それで?」

「ですから、辞職します」

「違う。 君は境界線を飛び越している。
 これは私の問題であって、
 ウン・ボンヒさんは自分の問題のことだけを考えることだ」

「…」

「ではこうしよう。
 君には休暇を与えるから、理性的に考える時間を作ってくれ。
 俺もそのことは理性的に考えてみる」

「…」

「これが可能な限りの妥協だ」

「…」

「答えは?」

「分かりました(アルゲッスムニダ)」
3133b_20170710093908a10.jpg

サンホ地区検察庁

…知りたいことがあるから尋ねて来た。

「両親の火災での死亡の件ですが、
 その際の担当刑事はあなたでしたよね?」

「ああ、そうだ」

「自分で調べたいのですが、なにせ昔のことなので、
 記録もない筈です。
 それで、ここに訪ねて来たのです」

「何を聞きたいのか?」

「単刀直入に聞きます」

「…」

「なぜ私の両親が殺害されたのでしょうか?」
3133c_201707100932029b7.jpg

「知っているはずだ。
 あれは検察側への復讐のための殺人だ」

「その点なのです。
 あの時の容疑者のウン・マンスは、
 小さな暴行事件に巻き込まれていただけです。
 だからこそ理解できません。
 なぜ、検事に復讐まですることを動機に持ったのかということです」

「私が動機を知るはずもないだろう?
 事実は、彼が検察に不満を言い続けていたということだけだ」

「…」

「そして、ある日に火災現場から死体で発見されたというだけだ」

「は…、ではなぜそのことだけで、
 彼のことを放火・殺人の犯人として、
 事件を終焉させたのですか?
 他にはなにか証拠などはなかったのですか?」

「お前のためだ」

「え?!」
3133d_20170710093907ff9.jpg

過去のこと
「分かるかな?
 この人がお前のアッパとオンマを殺したんだ。
 解ったか?」
3133e_2017071009390693f.jpg

「お前が犯人だと決めつけたのだ」

「…」

「お前が、
 あの男が火を付けて、お前の家族を殺したと言ったのだ」

「…。 私が…、私がそう言ったのですか?」

「ああ、これが答えになっているかな?」

…いったい俺は何を見たのか…?

3133ee.jpg

ボンヒ

「もう一度だけ見ようか…。
 もう一度だけ…」

…ボンヒや、それは録画だぞ…。

3133f.jpg

会議

「あ~、キム・ヨンウンさんの離婚の件では?」

「ええ、まだ和解には至っていない」

「今週中にでも、和解と財産分与に結着を付けたい」

「次は…」
3133g.jpg

「お前たち二人は喧嘩したのか?」

「?!」

「別れたのか?」

「…」

「アイゴ~、なぜそんなことが解ったのか…?」

「いや、そんなことは知らないはずだ」

「?!」

「いや、“証拠不十分”が自分から休暇を取ったということだろう?」

「そうだ。俺だって休暇を取りたい」

「?!」

「みんなも自分の休暇を楽しんで欲しい」
(ジウク)

「あなたの休暇が長ければ長いほど良いと思う。
 どうでしょうか?」
(ウンヒョク)

「私は言葉を挟まない。
 私には行くところがない」
3133h_20170710094312a1e.jpg

「チョン・ヒョンスの容態はまだとのことで、
 医者もはっきりとしたことは言っていないそうです」

「お前は“証拠不十分”のところに早く行って、
 仲直りすべきではないか?」

「…」

「なさけない奴だ。
 私の育て方が悪かったのか…?
 ア~ッシ…」
3133k_20170710094907594.jpg

壊れていた体温計
(いつも37度)

「やあ、ウン・ボンヒ。
 毎日寝てばかりなの?
 起きなさいよ。追い出すわよ」

実は40度

3133m_201707100949063c8.jpg

事務所に連絡

ベッドのボンヒは朦朧としています。

「ウン・ボンヒ…」

「…」
3133n_201707100949058a7.jpg

「ウン・ボンヒ…」

「夢ではなければ…」

「…」

「ああ、夢じゃない…」
3133p_20170710094903151.jpg

にほんブログ村テレビブログ韓国ドラマへ
1週間のランキング@「にほんブログ村」

内科の医者からの診察を受けることは日常的なことだと思いますが、精神医にかかることは稀な事で、またプライドの問題でしょうか、診察を受けることは非日常的だと思います。
ドラマのシチュエーションも、私たちから見ると非日常的なので、自分とは関係ないと思っているから気楽。
でも、このエピソードは「記憶の発見」というサブタイトルが付いています。

『ハイド、ジキルと私』、『ドクターズ』あるいは『青い海の伝説』にあるように韓国の医療技術は進んでいるので、なぜジウクは“催眠療法”を受けないのかと思っています。
ドラマの登場人物に感情移入をするとこんなことまで考えてしまいます。

にほんブログ村 テレビブログ 韓国ドラマへ
1週間のランキング@にほんブログ村
スポンサーサイト

怪しいパートナー 第31話(上) ラブライフ

sarbery.jpg
(百日紅:サルスベリ 2017.07.23)

怪しいパートナー 第31話(上) ラブライフ

ジウクの態度の変化を疑問に思っていたボンヒ。
それがすべて自分の父親とジウクの両親の死に繋がった23年前の火災事件だったと気付きました。
一方のジウクも気配を感じていたようです。

…いま君は、何をしようとしているのか?
判決なのか…?

3111_2017071009043740b.jpg

「…」

「…」

ボンヒはジウクが握り締めようとする手をほどいて、

「別れましょう」

「…」

「…」
3111a_20170710090436209.jpg

「いつ…、いつ分かったのか?」

「…、では、ノ弁護士はいつ分かったのですか?
 アッパのことを?」

「最近だ」

「では、なぜ話をしてくれなかったのですか?」

「…」

「なぜ自分だけで抱え込むのですか?」

「自分とは関係ないからだ」

「何が“自分とは関係ない”のでしょうか?」

「君の父親がどんな人だったのかは、
 俺にはまったく関係ない」

「いいえ、私には重要なことです」

「…」

「質問しているのです。
 いったい何がこの私にとって重要なことでしょうか?」

「では、聞こう。
 何が君にとって問題なのかを聞かせてくれ?
 これからどんなことになると思っているのかを聞かせてくれ」

「痛みです」

「何が?」

「私のためにノ弁護士が苦しむ…、
 それを見るのが辛いのです」

「俺は苦しまない。 まったく…」

「私の父親はあなたが考えているような人ではありません。
 でも、それを訴える権利は私にはありません」

「…」

「…」

「ああ、では考えてみよう」

「いいえ、私はこのような状況に二人がいることが嫌いなのです」

「…」

「私を理解できるでしょう?
 だから別れると言ったのです。
 私の気持ちを変えようとはせずに、
 私を放っておいて下さい」

「俺だって嫌だ。
 いま君が言っていることは理解できない。
 君がなんと言おうとも理解できない。
 俺は絶対に君を手放さない。
 嫌だ」

「…、止めても無駄です」

「…」

「どんなに止めても、私は去ります」
3111b_201707100904357ce.jpg

「上手くやったわ。
 上手くやったわ、んん。
 でも私はどこに行くのかしら…?」
3111c_20170710090434c12.jpg

先に帰ったジウク

ボンヒはいません。

ボンヒはジヘのところに行って、泊めてくれるようにと…

3111d_20170710090433282.jpg

「やあ、なぜここの住所が分かったの?!」

「住所を調べることなんて簡単だわ」

「…」

「引っ越したと聞いていたけど、凄いところだわね~」

「…」

「二日ほど止めて頂戴!」

「何ですって?!
 これは家宅侵入だわ!」

「んん。個人的な理由だからだわ。
 オンマの家は一部屋で泊まる場所がないからね!
 独立した以上は戻れないわ」
3111e_20170710090431b8a.jpg

ソファを占拠

「やあ、あんたは私を憎んでいるわよね?!」

「ええ、私も嫌いだわ」

「ではなぜ、私の所に来るの?!」

「では、もしも私が好きな人のところに行って、
 泊めてくれと言ったならば、
 それは失礼になると思わない?」

「ええ」

「だから嫌いな人のところに泊めて貰いに来たわけだわ」

「…」

「彼を痛めつけて…、自分は落ち込んで…、死にたいくらいだわ」と言いつつも、
「あんたを見ていると戦う意欲が湧いてきたわ

「…」

「あんたみたいな人が生きているのなら、
 私だって生きているべきだと思えるわ」

「やあ!」

「私に向かって叫ばないでよ。
 今、私は悲しいからね」
3111f_20170710091534040.jpg

(第31話のサブタイトル)
記憶の発見
3111g_20170710091533ac8.jpg

一夜が明けて

「ちょっと額に手を当てて、熱がないか調べて…。
 本当に病気で、熱があるようで…」

「待って…」

体温計

「ところで、ナ・コム。
 車はある?」

「なぜ?」

「ドライバーは必要ないの?」

「?」

「私は駐車も上手だし、運転も完璧だわ」

「必要ないわ」

「37度だから問題ないわ」

「騒がしい人だわね。
 まったくもって元気そうだわ」
3111h_2017071009153269c.jpg

朝のメール

…朝の会議は10時半に延期した。

3111k_201707100915314bb.jpg

「こんな状態で仕事に出かけるとでも…?」

「あんたは生意気だわ」

「え?!」

「だって、あの変な狂った法律事務所以外には、
 就職できるところはない筈だわよね?」

「…」

「だから、プライドなんかを捨てて、早く仕事に行くべきだわ。
 私はあんたのラブライフなんて興味も何もないわ。
 でも、生活が懸かっているわよね。
 好きな人を第一にして生きることを考えるべきだわ」
3111m_20170710091530e6f.jpg

バスで出勤

3111n_20170710091529e43.jpg

にほんブログ村テレビブログ韓国ドラマへ
1週間のランキング@「にほんブログ村」

23年前の過去よりも“現在のラブライフ”。
ジヘが女性陣に対して、妙に現実的な“ラブライフ”の話をするシーンがこれからも出ます。
ラブコメは想像以上にドラマチックなのですが、別にドラマにするようなこともない平凡なキャラクターを挿入することで、平均的な細いラインを入れたようです。
ジヘが発するセリフの方が、我々の実生活には馴染みを感じることがあります。

にほんブログ村 テレビブログ 韓国ドラマへ
1週間のランキング@にほんブログ村

怪しいパートナー 第30話(下) 執行猶予

underth.jpg
(2017.07.22)

怪しいパートナー 第30話(下) 執行猶予

悩み事相談

「あれ?
 そのお菓子はピョン代表が隠していたんだぞ」

「全部食べてしまって、知らない振りするつもりだったわ…」

「では、俺も共犯者になろう」

「…」
3033_20170710134728fda.jpg

「さて、何を悩んでいるのか、悩み事相談の時間だ」

「私は私事については相談しません。
 ノ弁護士と私のことだからです」

「ジウクは、このところ変だからだろう?」

「ええ。…、いいえ」

「…」

「は~、正直言って、そうです。 変です」

「いま調査している件が、
 両親のことを思い出すような事件だからだと思う」

「…」
3033a_20170710134727fb9.jpg

「それに、この件はウン弁護士にだって当てはまると思う」

「私のアッパも火災で亡くなったわ」

「しかし、ウクは火災現場の中にいたんだ。
 彼のトラウマは深いんだ。
 記憶のあるなしに関係なく、
 その場で二つの目で実際に見てしまったからだ。
 しかも、彼だけが生きている…」

「あ~」

…ではどうやって解決するか…?

「つまり問題はジウクの罪の意識だ
3033b_20170710134726c2c.jpg

会議

「この地区の放火犯のリストには、
 イ・ジョンへだけが放火魔として挙がっている」

「CCTVにもイ・ジョンへさんだけが写っています」

「確かにそうだが、これだけでは証拠にはならない」

「いや、イ・ジョンへは放火魔だ。
 内部資料がある」

「よくやった。 しかし、
 最後まで犯人なのかどうかの結論は出さないようにしよう」

「まずは現場の写真だ」ということで、
「見ることができるか?」

「ああ大丈夫だ」
3033c_201707101347256e0.jpg

…いくつものヒントがあった。
しかし、なぜ解決ができなかったのか…?

3033d_20170710134724bb1.jpg

公判

3033e_20170710134722482.jpg

「目撃者はキシレンを良く知っていますよね」

「どのようなことでしょうか?」

「目撃者が務める会社は、
 チョンノ化学というペイントなどの化学薬品会社なので、
 キシレンも使っているはずですよね」

「あ~、そうです」

「…」

「…」
3033ee.jpg

「キシレンは引火性が強い発火物です。
 2年前のトブ洞での事件でも使用されています。
 ご存知ですか?」

「いいえ、知りません」

「ではこれをどう説明しましょうか…?」
3033f_20170710140022762.jpg

ユジョンと目を合わせて

3033ff.jpg

「イ・ジュンへさんは、最近放火未遂で逮捕されました」

「その件では、女性の検事が不問にしてくれました」

「しかし、警察はイ・ジュンヘさんの家から可燃物を押収しています。
 そして、分析の結果ではキシレンが検出されました。
 2年前と同じで、
 同じ成分の引火物が使用されたと考えられます」
3033g_20170710140019840.jpg

「…」

「…」
3033gg_201707101400189c4.jpg

…いつか突然、事態が把握できる時が来るものだ。

父親の件とジウクの両親の火災事故との関連性に気付きました。

3033k_20170710140017aaf.jpg

ボンヒは席を立ち、…。

3033m_201707101406593ea.jpg

…どうして気付かなかったのだろうか…?
父親が関係した事件の記事は何度も読んで、
被害者の家族のことも知っていたのに…。

3033p_20170710140937a80.jpg

母親に電話しますが…、途中で話をしないことにしました。

3033n_20170710140658250.jpg

…8歳の息子が火災現場に…

3033pp_2017071014065681b.jpg

公判の方は首尾よく成功

3034_20170710140655f15.jpg

「コマプタ。
 この件ではお陰で勝てそうだ」

「もちろんだわ」

「でも君は大丈夫か?」

「ええ、誰もが反対するけど、
 私はこの件を見過ごしたくはなかったからだわ」

「…」

「でも私はこの職業を続けるわ。
 だって、あなた達の事務所には就職できそうにもないからね」
3034a_2017071014065402c.jpg

チャン地区検事長の過去

「この世には秩序が大切だ。
 お前のような者は犠牲になるのだ。
 組織と社会を守るためには、秩序が重要だ。
 法にも秩序、権力にも秩序がある
3034b_20170710140653ae4.jpg

23年前の火災事故執行猶予

「トッポギが食べたくなったわ」

「トッポギ?!」
3034d_201707101431022a2.jpg

「トッポギ、スンデ、キンパを買ってくる!」

「…」

「…」
3034e_20170710143100d3c.jpg

「ちょっと辛くて、涙が出そうだわ…」
3034g.jpg

ツーショット

3034h.jpg

「“録画”になっているぞ」

「え?!」
3034k.jpg

「…」
3034m.jpg

…猶予…。
しばし猶予を与えるという、
私の無駄な努力は一瞬だけだった

3034n.jpg

「…」

「…」
3034p.jpg

「私たち別れましょう」
3034pp.jpg

にほんブログ村テレビブログ韓国ドラマへ
1週間のランキング@「にほんブログ村」

執行猶予期間

物語の最初からジウクの半径100m以内に、入ったり出たりの短い波長のボンヒでしたが、
これが最後の長い踊り場のようです。
今度は心の距離の方が物理的な距離よりも遠い。

それにしても、二人だけでなくボンヒの母親も23年間の苦悩ですから、“当局の罪の大きさ”はどのように裁けるのでしょうか?

3036_2017071014353933e.jpg

にほんブログ村 テレビブログ 韓国ドラマへ
1週間のランキング@にほんブログ村

怪しいパートナー 第30話(上) 未婚の父親?

g3.jpg

怪しいパートナー 第30話(上) 未婚の父親?

「あ~、そうだ!誰だか分かった。
 イ・ジュンへさんだ!」

2年前のこと

「目撃者に質問しても良いでしょうか、裁判長?」

「…」
3000_201707092243148fb.jpg

「目撃者は事件の際に、
 火災現場の被害者の家から出て来て、
 逃げ去る人を見たそうですね?」

「はい、見ました」
3000a_20170709224313b27.jpg

朝の会議

「彼は、カン・サンイルさんを見たと証言している。
 そして放火犯として自供もしている。
 稀なことだと思わないか?」

「つまり、放火犯が同じく放火犯を見たということですよね」
3000b_20170709224312faa.jpg

「稀だが、偶然の一致もないとは言えない」

「もしも俺が検事としてならば、彼も容疑者として扱うだろう」

「そうですね」

「これまで聞いている放火事件では、
 犯人にはある種のヒロイズムがあって、
 自分で火を付けて警察に通報するという例が多々ある」

全員が一致して、火災に関する記事やCCTVの画像を探すことにします。

「現場の近辺で発生した小さな放火事件も合わせて調べよう。
 名前がリストアップされているかもしれない」

「バン係長は警察や消防署に知り合いがたくさんいるから、
 手伝って下さい」

「あ~、急に傷口が傷み出した…」
3000c_20170709224310264.jpg

消防署に向かう二人

「こんなにも多くの人たちが放火に係っているとは思えなかったわ」

「そうだな」
3000d_20170709224939923.jpg

「本当にイ・ジュンへさんが放火魔だったら、
 収監されているカン・サンイルさんは誤認逮捕で本当に怒っているはず。
 しかも、放火と殺人の容疑者ですよ」

「しかし、これまでのところでは、無罪を証明する証拠がないことも事実だ」

「そうですね。でも冤罪の可能性もあるはず…」

「そのとおりだが、冤罪を強調しすぎてもいけない。
 感情的ではいけない」

「いいえ、感情的になっているのではなくて、
 全ての可能性を明らかにしたいだけですよ」

「どうも感情移入があると思えるが」

「弁護士である以上、感情移入は過分だとは言えません」

「だが、弁護士だと…」

「解っているわ。 あなたはそれが嫌いだと…」

「…。気分を害したとすれば謝る。
 ミアネ」

「私もです」
3000e_201707092249374d3.jpg

手掛かりなし

3000f_20170709224935b53.jpg

誤解が続くジヘ

「よく会いますね、最近は…?」

「あ~」

「電話番号はご存知でしょうに…」

「?」
3000h_20170709224930ad5.jpg

事務所に戻って、

「今日は長かった。ゆっくりしてくれ」

「きっと、何かを隠しているでしょう?」
3000m_20170709225852fab.jpg

「…。いいや」

「そう? では信じるわ」

「…、ボンヒや…」

「私が何か悪いことでもしたのかと、
 ずっとそんな気持ちがしています。
 そうでしょう?」

「いいや、そうじゃない。
 これは俺が処理すべき俺の問題なんだ」

「じゃあ、私には質問する権利がないということなの?」

「…」

「分かりました…」
3000k_201707092249272a5.jpg

ユジョンとウンヒョク

「この出会いは、またの偶然なの?」

「いいや、電話しても出てくれないからだ」

「そうなの?
 電話をくれる人はほとんどいないから、
 チェックもしていなかったわ」

ウンヒョクは質問は「5分で済むことだ」と言いますが、ユジョンは歩き疲れたから早く「ヒールを脱ぐのが先」だと…。

3000n_20170709225850573.jpg

ユジョンの家に入ります。

「さて、質問は?」

「あ~、弁護に係っている問題があって…、
 目撃者が…」
3000p_20170709230259bc6.jpg

「イ・ジュンへ?」

「お~、…。
 彼もまた放火未遂者だろう?」

「ええ、あなたが担当している件と同じ事件だわ。
 彼が自白したからだわ」

「え?!」

「しかし、その件はもう不問にして欲しいと言っているわ」

「そんなことはナンセンスだ」

「…」

ユジョンは、イ・ジュンヘに関する資料を手渡します。

3000pp_20170709230258811.jpg

「もう遅いから、用が済んだら帰った方が…」

「ああ、ありがとう」

「一晩泊まっても良いわよ」

「え?!」

「冗談だわ」

「どうしてそんな冗談を言うのか?!」

「だって、何をしても私は“悪女”扱いだからだわ。
 こんな冗談も、私にはピッタリだわよね?」
3011_201707092314477b5.jpg

「違う。チャ・ユジョン!
 君は自分のことをあまり責めるな」

「…」

「君には似つかわしくない」

「…」

「ともかく…、なぜジウクには言わないのか?
 あの夜、俺たちには何もなかったことを…」

「あの時…、
 不適切な間違いと誤解だったかもしれないけど、
 その可能性はあったわ」

「そうだな」

「あなたはどうなの?
 なぜジウクに言わないの?」

「俺だって…、
 ジウクを傷つけたことには変わりはないからだ」

「…」
3011b_201707092302567ce.jpg

バン係長

「俺もまだ独身だから…。
 こんなところに傷を付けてしまうなんて…。
 誰かと付き合う自信がない。
 二人はどう思うか?」

「とても、それはそれで良いことだ」

「あ~、問題はないと思う。 大丈夫だ」

「は!? 
 何が良いことで、何が大丈夫なのか?!」
3011c_201707092314454e9.jpg

「すみません」

「俺もだ…」

「いったい二人は何を悩んでいるのか?」

「は~」

未婚な上に、4人もの大人を育てているなんて…。
 そして、刺されて酒は飲めずに、サイダーを飲んでいるんだぞ。
 なぜそんなに不景気な顔をしているのか?!
 お前たちの人生は悪くはないはずだ」

「ええ、俺が悪かった」

「あ~、俺も悪かった」
3011d_20170709232121adf.jpg

「アイゴ、今度は何で謝るのか?」
3011e_20170709232119da0.jpg

ボンヒも来て

「バン係長!
 抜糸したばかりなのにお酒を飲むなんて…」

「…」
3011g_20170709232535c7b.jpg

「アイゴ、なぜ泣いているのですか?」

「サイダーを飲んでいるんだ」

「アイゴ、サイダーを飲んで泣くのですか?」
3011h_201707092325334b8.jpg

揃って酒宴

3011k_20170709232532a5b.jpg

今日はボンヒが…。

3011m_20170709232531658.jpg
「…」

「…」

「俺たち、決して別れないよな、ボンヒや…」

「?!」
3011n_20170709232529e5c.jpg

「俺がたとえ、“一人にしてくれ”と言っても、
 行かないでくれ」

「…」

「俺たちは俺たちのことだけを考えるべきだ」

「…」

「行かないでくれ。 分かるか?」

「ええ、解っています。 心配ないわ…」
3011p_20170709232526941.jpg

病院

チョン・ヒョンスが意識を回復します。

3013_20170710134338300.jpg

にほんブログ村テレビブログ韓国ドラマへ
1週間のランキング@「にほんブログ村」

「裏切られた女(ボンヒ)」「裏切られた男(ジウク)」の観点からドラマを見始めたのですが、結婚生活30年のピョン代表の目線は、「(ジウクとボンヒが)寝たのか寝なかったのか?」「(ジウクとウンヒョクの二人が)まだケンカしているのか?」と、ドラマの最初から達観していました。
さらには、ジウクとウンヒョクのことを「子供はケンカしながら育っていくものだ」とも言っています。

ジウクを「傷つけたということは変わりない」と言うウンヒョクと「悪女」だと言うユジョンでしたが、ここにきて「二人には何もなかった」ということなので、妙に爽やかにウンヒョクとユジョンを見ることができるようになったというのが私の感想です。
おそらく私も「寝たのか寝なかったのか?」と、凡人の発想をしていたからのようです。

ただし、ラブラインだけを取り上げると、ジウクとボンヒのことが子供っぽく見えます。
ミステリーラインでの二人の推理の方が頼もしいです。


にほんブログ村

怪しいパートナー 第29話(下) 嘘は言えない

27hana2_201707040938197fa.jpg
(2017.07.15)

怪しいパートナー 第29話(下) 嘘は言えない~モーニングキス

調査資料を黙って手渡すバン係長

2933_20170709204835f9d.jpg

息遣いも荒く資料を開くジウク

…放火事件の犠牲者記録
名前:ウン・マンス
妻:パク・ヨンスン(1962年7月生まれ)
娘:ウン・ボンヒ(1991年9月生まれ)

担当検事:チャン・ムヨン

…検事夫婦が、不幸な復讐のための放火で死亡

2933a_201707092048341bb.jpg

# どうか感情を抑えて冷静に追及して欲しい…、
のですが…?

「すみませんが、私も記録に目を通しました。
 ウン・ボンヒの父親が容疑者だった」

「ああ、そうだが、気にしない。
 ウン・ボンヒが犯人ではないからな。
 共犯罪だって時効だ。
 ウン・ボンヒとは関係ないだろう?」

「…」

「ウン・ボンヒは本当に…、本当に何の関係もない…。
 そうだろう? バン係長?」

「…、んん。みんなが下で待っています」

「ああ、すぐに行く」
2933b_20170709204833fe9.jpg

ランチ

2933c_20170709204831e05.jpg

「…」
2933cc.jpg

夜になって

「大丈夫なのですか?」

「は~、…、ところでいつからここにいるのか?」

「ちょっと前に来たばかりです」

枕を持ってきたボンヒでした。

2933e_2017070920561770c.jpg

「それは何なのか?」

「変な考えはダメですよ。
 弁護士のことが気になったからですからね!
 いや、チャギがまた悪夢にうなされて、
 眠れないでいるのではないかと心配だから来たんです。
 他の動機はないから、誤解しないで下さいね。
 分かる?」

「あ~、分からない…。
 なぜいつも俺のことをそんなに見つめるのか?…、
 ふふふ…。
 解っている」
2933f_201707092056164e8.jpg

「でも、大丈夫なの?」

「お~、大丈夫さ」
2933g_20170709205614bbb.jpg

「チャギはなぜ検事になったの?」

「アボジが検事だったからだ」

「アボジのようになりたかったのね?」

「ああ」

「アボジにとってはきっと自慢だわよね」

「どうだろうか…? よく分からない」
2933k_2017070920561228a.jpg

「なぜなの?」

「ボンヒはどうなのか?」

「え?!」

「なぜ弁護士になったのか?」

「あ~」

「…」

「私は、とある冤罪のことがあって、
 アスリートの道を捨てて、司法試験を受けて弁護士になったわ。
 猛勉強したわ。
 どうもこれが運命だったようだわ。
 アッパのように冤罪を着せられた人々を救おうと思ったわ」
2933h_201707092056137dc.jpg

「どんな人たちだったのか?」

「私と同じだわ。
 罠に嵌って、社会から誤解を受けた人たちだわ」

「この世の犯罪には…」

「え?!」

「いや、何でもない」

「…」

「ごめん」

「…」

「ミアネ、ボンヒや…」
2933m_201707092056101e0.jpg

「…」
2933n_20170709210351ee3.jpg

「…」
2933p_20170709210349f8b.jpg

朝になって

ジウクの運動の後のジュース

「その色合いが…?」

「健康そうでしょう?」
2934_201707092103489eb.jpg
(人参が嫌いなジウクです)

「あ~、不眠症に効くハーブを入れたのか?」
2934a_20170709210347692.jpg

「いいえ。
 モーニングキスを…」

「!」
2934b_201707092103451ff.jpg

「あ~、汗だらけだから…」

「?!」
2934c_201707092103440bf.jpg

「どうしたのかしら?
 汗がそんなに大切なことなの?
 きっと凄い味だったからだわね。
 んん、そうだわよね…。

 わ~!」
2934d_201707092117057a5.jpg

ユジョンのアパートに引っ越したジヘ

「バスとか地下鉄と同じで、
 エレベーターの中での化粧は嫌だわ」

「いつもではありません」
2934e_20170709211704e40.jpg

「“一を見て十を知る”というわ」

「どうやって見分けるのですか?
 一度見ただけで、男や女は分かりません。
 これは一般化を急ぐことで起きる間違いです」

「やあ、このごろ私のことを馬鹿にしてはいない?!」
2934g.jpg

ウンヒョク

「あ~、あの男はどこかで見た記憶があるんだが…?」

「チ・ピョン、うるさいぞ…」

「彼はこのところこうなんですよ」

「あ~、放火犯だったそうだが…」
2934h.jpg

「あ~、カン・スンイルのケースでの目撃証言ではありませんか?」
2934k.jpg

「そうだ!ウン・ピョン!
 君は凄い!」

「?!」

「あ~、分かった!
 イ・ジュンへさんだ!」
2934m.jpg

にほんブログ村テレビブログ韓国ドラマへ
1週間のランキング@「にほんブログ村」

ボンヒが「父親が二人いる」と言っていたことと、母のパク・ヨンスンが「寝たきりの夫」と言っていたことが気になっていたのですが、これは父親(夫)が汚名「冤罪」を着せられていたことで、二人は方便を使っていたようです。
真相が判明した後に、ジウクが「23年前のことで訴訟・起訴期限(時効)が切れているだけでなく、証拠がない」と、追及が不可能であることをボンヒに謝ります。

私は野次馬的ですが、ボンヒとジウクのオンマ達二人とピョン代表の3人が子供たち二人を認め合うシーンを期待していたのですが、これはないようです。
ベテラン俳優たちのラブコメ演技が見たかったのですが…。

にほんブログ村 テレビブログ 韓国ドラマへ
1週間のランキング@にほんブログ村

怪しいパートナー 第29話(上) 私の男

g5.jpg
(1週間前の空)

怪しいパートナー 第29話(上) 私の男

ジウクが目を覚ますと、ボンヒと父親の写真
子供の頃に脳裏にインプットされた“火災事件の犯人像”でした。

2900_201706300943249b4.jpg

シャワー

ボンヒが言った「私には父親が二人いる」と「父親は火災で亡くなった」が気になります。

2900a_20170630094323b6e.jpg

他方では笑顔で部屋を出るボンヒ

2900b_201706300943223dc.jpg

味見もせずに呆然と朝食を作っているジウク

2900aaa.jpg

「良く眠れたかな?」

「ええ、ぐっすり…」

「んん…」
(ジウクの笑顔は表面だけ…)
2900bbb.jpg

いつもジウクの朝食をお目当てに集まるパートナーズ

2900c_2017063009432116b.jpg

「?!」

「やあ、やあ! 
 お前たち二人は、私を殺す気か何かなのか?!」

「アイゴ、今朝はウン・ボンヒの料理なのか?」

「ええ、ノ弁護士の料理とは思えません」
2900d_20170630094319808.jpg

「え?!
 いいえ、何か違いますか?
 …、うっ…」
2900ccc.jpg

「二人の話は聞いたぞ。
 反対はしなかったが、これでは反対だ。
 受け付けない!」

「本当に私は料理していません…」
2900e_20170710095527c2c.jpg

(第29話のサブタイトル)
2911_201707091949304f7.jpg
(猶予)

地区検察庁

2年前のトブ洞での放火事件(一人が死亡)の犯人が罪の意識から、“他の人が誤認逮捕された”と自白。

「検事は過去のことはそのままにするようにと言いました」

「気持ちが変わりました。
 簡単に事件を見逃すわけにはいきません」

「私も同じです。 自白を撤回します」
2911a_20170709194929d8a.jpg

見かけたウンヒョク

「?」
2911b_20170709194927bbd.jpg

ウンヒョクはその男が誰なのかと、ジヘに聞くと、
「私の心にも火がついて…、いや…、
 その男は家とか車に放火をしたそうで…」

「放火犯…?」
2911c_20170709195924174.jpg
(名刺を貰った時からジヘはウンヒョクのことを誤解しています)

ジウクとバン・ウンホ

「個人的なことで捜査を頼みたい」と、両親の過去の火災事件の記録を調べるように依頼します。

2911d_20170709195923c87.jpg

「それに、犯人は誰だったのか?」

「どうして突然?」

「あ~、突然…ちょっと、気になって…」

「ではすぐに…」

「いや、急ぐ必要はないんだ。
 ゆっくりと調べて欲しいんだが…」
2911e_20170709195922dc2.jpg

掃除、冷蔵庫の中の片付け、食器磨き…。

2911f_201707091959208f4.jpg

そして、一端は拒否した火災事件のケースを手伝うと言い出すので、ウンヒョクは驚き。

「これまで検事として、
 一件も放火については当たったことがないからだ」

「本当に手伝う気なのか?」

「ああ」
2911g_201707091959193d1.jpg

「私も手伝います」
(ボンヒ)

「あ~、…。
 大丈夫なのか?」
2911h.jpg

検察

「これはカン・スンイルで、
 彼はトブ洞の放火事件で10年の実刑判決だわ。
 控訴の準備中だから、(2015年)当時からの記録を調べているわ」
2911k_20170709201758a66.jpg

ジヘは「検察の不手際を認めることになるわ」と再捜査に反対します。

「ウン・ボンヒのことで、
 ノ検事が追放された時のことと同じですよ」

「…」
2911p.jpg

法律事務所

「カン・スンイルには動機があり、
 状況証拠、目撃証言から起訴された」
2911m_2017070920175652c.jpg

「チェ・サンウという人がカン・スンイルの娘を交通事故で致死に至らしめた…?
 つまり、“ひき逃げ”ですね?」

「ああ、そうだ。
 事故の後にカン・スンイルはチェ・サンウを度々訪ねて、
 “黙って見過ごせない。娘の復讐してやる”と言っていたそうだ。
 警察にも何度も行っていたそうだ。
 そんな中で火事が起きて、チェ・サンウは火災で死んだ」

「それで、カン・スンイルは今になって無罪を主張している…」

「その通りだ」

ジウクはやはりボンヒの父親のことが気になって気になって…。

2911n.jpg

# 次のシーンがとても悲しく思えます。
ボンヒへの愛に気付いたところで、ジウクには過去の両親の被害の影が重く伸し掛かる…。
ボンヒはまだ何も知らないままに、そのジウクを見つめる…。
何とも運命のいたずらか…。

2911pp.jpg

「私には信じられない。
 あなたが今、私の男だとは…
2912_20170709202551a51.jpg

「…」
2912a_20170709202550ac7.jpg

ボンヒが部屋に戻って…、
(ボンヒの声が聞こえたようで、増々辛くなるジウク)

「…」
2912b_2017070920254807e.jpg

にほんブログ村テレビブログ韓国ドラマへ
1週間のランキング@「にほんブログ村」

一つの真実・真理を巡って、これまでも“良いことと正義の違い”として、他のドラマからの刺激があって考えていました。
社会正義には温情は許されないし、犯人を庇うようなことは決して許されない。
ジウクに流れるDNAは真実だけを信じるということなので、愛するボンヒの父親の件でも温情は許されない。
真実だけを貫き通す勇気ある行動がジウクの正義だと思います。
ただし、その真実を見極めるのが検事の魂なので、その捜査がまずは優先されるべき。
正しい捜査と正しい記憶が、真実を発見することになります。

話は変わりますが、
一つの真実を巡っての社会正義や倫理観があるものの、既存の法律との間にはギャップ・溝があるように思えます。
法律の素人ではありますが、痴漢やストーキングから始まったこのドラマと共に、ウィキペディアで調べていると、法律や規制は社会の進化に合わせて、例えばネット犯罪のように規制が進んでいることには納得しています。
しかしながら、法律は事件が起きた後の立法措置であって、所詮は“後追い”の整備のようです。

また、重い罪になるほどに刑罰の適用については検察側が非常に慎重でした。
他方では、訴訟・起訴時効のように、罪があっても刑からは逃れられるというケースもあるし、
加えて、ボンヒの父親のように、捜査のミスではなく検察側の身勝手で、「冤罪」も発生していました。
こんなことなどを織り交ぜた脚本の意図を垣間見た気がします。
(だからこそ、法律に従事する者=チャン地区検事長は許せません)

にほんブログ村 テレビブログ 韓国ドラマへ
1週間のランキング@にほんブログ村

怪しいパートナー 第28話(下) おごれる者

kaika1.jpg
(アガパンサスの開花前と後:2017.07.17)

怪しいパートナー 第28話(下) おごれる者

チャン・ムヨン地区検事長

…ソンブク洞 放火事件記録

「…私は悪くなかった」
2833_20170708230107d22.jpg

「検事!私ではありません!」

「…」
2833a_20170708230105544.jpg

「私はずっとタクシーを運転していました。
 その夜のシフトの時に、
 お客と言い合いになったドライバーですよ」

「…」

「どうか、仕事の記録を調べてください。
 私はこれまでも事故の記録はありません」

目撃者の見間違いだったようですが、この件で父親のウン・マンスは解雇されました。

「私と家族を救って下さい」

「…」
2833b_20170708230100f4d.jpg

ボンヒ

「アッパ…、どうも悪運だったわ…、
 好きな人のご両親が…、
 どうしたら良いものか…?」

ため息しかでないボンヒでした。

「まずは洗濯しよう」
2833c_201707082300585b1.jpg

ジウクはあげるつもりだったネックレスの箱を持って…、どのような態度で渡そうかと…。

「あ~」
2833d_2017070823005712b.jpg

ボンヒとジウク

「それは?」

「あ~、洗濯物だわ。
 ここで乾かすのはちょっと恥ずかしいから…、
 ランドリーに行くわ」

ぶつかって…、
「あ!」
2833e_2017070823005605f.jpg

「一緒に行こう!」
2833f_20170708230809b01.jpg
ランドリー

「オモニとピョン代表のことをあんまり心配して欲しくない」

「心配するなと言われても…、どうしよう?」

「俺がなんとか説得して勝ってみせる」

「ええ、私も負けたことないわ。
 でもそれが問題で…」
2833g_20170708230807011.jpg

「んん…、今度は君のアッパに会いに行こう」
2833k_20170708230805949.jpg

「それで…、
 いつになったら私にくれるつもりなのですか?」

「え?!」

「今日は一日中それのことを気にしていたわよね?」

「ア~ッシ」

「へへへ…」
2833h_20170708230806f85.jpg

「ここで…、なのか?」

「ええ、ここで」
2833m_2017070823080440e.jpg

「どうかな?気に入ったかな?」

「んん、可愛いわ!」
2833n_20170708230803c5b.jpg

「コマウォヨ」

「…」
2833p_20170708231307c90.jpg

記憶

病室でマスクを付けた状態のチョン・ヒョンスの顔を思い出そうとするバン係長

「確かにお前だ、チョン・ヒョンス」

「あ~、まだ痛む…、正直に言えば、
 お前が目を覚まさない方が良いくらいだ…」
2834_20170708231305134.jpg

公判を前にウンヒョク
昼間から酔っているユジョン


「!」

「あ~、昼間から飲んでいるところを見たら、
 両親はどう思うかしら…。
 それにせっかくの週末をこんな過ごし方をしている私も…」
2834a.jpg

ユジョンがトイレに行っている間に、
「飲んでいますか?
 飲み過ぎは健康に良くない」

「え?!」

「韓国人の50%はアセトアルデヒドの代謝能力に問題があると言われているからだ。
 つまりアルコールの分解に問題があるということだ」

「何かあったら」と名刺を差し出すウンヒョク

しかし、これが誤解の原因。
ウンヒョクにはユジョンのことしか見えていませんが…。

2834b.jpg

こちらは洗濯が終わって…、

2834c.jpg

「おやすみなさい」

「おやすみ…」

「…」

「…」
2834d.jpg

「…」
2834e.jpg

「…」
2834f.jpg

「…」
2834g.jpg

「…」
2834h.jpg

朝になって
ベッドサイドにあったボンヒの父親の写真に気付きます。

「!」
2834k.jpg

「…」
2855.jpg

にほんブログ村テレビブログ韓国ドラマへ
1週間のランキング@「にほんブログ村」

先週(7月17日の朝)、6月から観察していた沙羅の花(別名:夏椿・ツバキ科)が開きました。
ブッダが亡くなる時に、2本の沙羅樹に花が咲いていた由。
しかし実は、本当の沙羅(インド原産)の花は日本では一般には見られません。
夏椿が古くからの代用品で、夏椿=沙羅とされています。
ただ、朝に咲いて夕刻には消え去る“はかない”花であることも同じ。

6月の沙羅の樹木で、開いている花はアガパンサス(左)
6月末になって花の硬い芽がで目立つようになりました(右)
shara222.jpg

7月16日の朝
shalla11.jpg

7月17日の朝の開花(右)
sharra333.jpg
(韓国にも咲く花です)
shara 16

翌朝
yokuasa.jpg

(平家物語の冒頭)
 祇園精舎の鐘の声
 諸行無常の響きあり
 沙羅双樹の花の色
 盛者必衰の理をあらわす

平安時代の話、“驕れる者も(はかなく)久しからず”でしたね。
(# 言いたいのは検事長のことです)

にほんブログ村 テレビブログ 韓国ドラマへ
1週間のランキング@にほんブログ村

怪しいパートナー 第28話(上) 驚く素振をして下さい!

g1_201707140935148b4.jpg

gurado.jpg
(グラジオラスが咲いていました:2017.07.17)

怪しいパートナー 第28話(上) 驚く振りをして下さい!

自白に現れた容疑者

「へウム洞746での火災の出火元としての疑いが掛かっています。
 言い換えると、放火の容疑者です。
 この点は理解していますよね?」

「ええ。警察にはすべてを話しました」
2800_20170706220129eb5.jpg

「そうですね。しかし、警察だけでなく、
 検察にもすべてを再度話して貰います」

2年前のトブ洞の火災でも同じで、誰かが死にました。
 しかし、他の人が放火犯で逮捕されました」

「…」

「罪の意識から私の方から全てを警察に話しました」
2800a_20170706220128fad.jpg

チャン地区検事長

「検察としては、
 国民からの信頼を裏切らないためにも失敗は許されない」
2800b_201707062201277cb.jpg

冤罪

「裁判での私の主張の弁護をお願いしたくて連絡をしてもらいました」

「第1審では私のために公判で敗訴したのに、なぜ私ですか?」

「他には、信頼できる人がいないからです。
 それに、冤罪での逮捕には我慢ができないからです。
 私は放火していませんから、どうかもう一度弁護して下さい」
2800c_20170706220125424.jpg

事件の背景

「2年前のトブ洞での放火で刑務所に入っているカン・サンイルさん。
 被害者は寝ていたチェ・サンウさん。
 実刑は10年」

「殺人の動機は?」

「カン・サンイルの娘が、チェ・サンウが運転する車に撥ねられて死んだことからの復讐のためだと検察は断定した。
 チェ・サンウは無免許の上に飲酒運転だったが、
 責任能力がないとのことで、無罪釈放された」

「カン・サンイルさんの逮捕だけでは、
 事件の決着にならないと思います」

「そのとおりだ。
 しかし、出来の悪い弁護士だったから第1審では敗訴した。
 俺のことだ」

「…」

「被疑者は俺に再度弁護を依頼して来たが、
 一度敗訴すると自信が無くなる。
 だからみんなで協力して欲しい」
2800d_20170706220124f07.jpg

「嫌だ」
(ジウク)

「どうしてなのか?
 前回は頼みもしないのに協力すると固執したくせに…?」

「前回は、協力は要らないと言ったから助けただけだ」

「では助けは要らない」

「じゃあ、そうする」

「…?!」

「どうも頭が悪い奴だと思わないか?」
(ジウク)

「ええ、そうですね」
(バン係長)

「でも、とてもIQが高いんですよね」
(ボンヒ)

「俺はカン・サンイルさんの無罪を信じているんだ。
 真剣に聞いてくれ」

「チョン・ヒョンスの件だってまったく同じで、
 俺たちは無罪を信じた。
 すまない。
 それに、この件は扱いたくない」

「…」

「俺は“放火”を扱うのは嫌だ」

「ミアナンダ、ジウク。
 そのことは忘れていた、ミアネ」

「ではウン弁護士はどうしますか?
 お手伝いしますが…?」
(ガン係長)

「あ…、でも心苦しいです。
 私の父親も火災で死亡しました」

「…」

「でも考えます」
2800e_201707062201237e0.jpg

チャン地区検事長

「火災での検察での失敗…、
 あれは復讐が背後にあった…」

地区検事長は過去にジウクに見せた写真のことを思い浮かべています。

「知っているか?
 この人が君のアッパとオンマを殺したんだ」
2800f_20170706221437523.jpg

ジウクは見せられた写真と悪夢のことで…

2800g_20170706221436e8e.jpg

ボンヒ

「よく眠れていますか?」

「んん」

「さあ、起きてシャワーしてドレスアップしましょう」

「ん?」

「外食してデートしましょう」

「?!…。
 は!? デート?」
2800h_201707062214357dc.jpg

ジウクはプレゼントを準備していましたが、出かけた先はゲームセンター

「本当にこんな所に来たかったのか?」

「はい!」

「分かった! 君はゲームが上手いようだ」

「…」

「このクロウマシンでぬいぐるみを取るだけのようだが、
 けっこう難しいんだ…」

「…」

結局ぬいぐるみをゲットしたのはボンヒでした。

2800k_20170706221433e85.jpg

ボンヒの腕前にタジタジのジウク

2800m_20170706221432e8f.jpg

2800n_201707062214316c0.jpg

「ア~ッシ」
2800p_201707062225233b3.jpg

胸ポケットに入れているプレゼントが気になるジウク

「ピョノサ二ム! 待って下さいよ!」
2811_201707062225221ff.jpg

これも負け…。

2811a_2017070622252198b.jpg

「どうして怒るのですか?
 あんなゲームくらいで…?」

「いいや、怒っていない。
 決して怒ってはいない!」

「ノ弁護士だって下手ではなかったですよ。
 私の方が少し上手だってことです」

「君の方が上手だ」

「次回は私が勝たせてやりますからね」

「そんなことはするな!
 手助けは不要だ!」

「アイゴ!なぜそんなに真剣になるのですか?
 ただ、また一緒に遊びましょうと言っているだけです。
 良いですか?」

「コール」
(ハイファイブ)
2811b_20170706222519302.jpg

ボンヒはバン係長のための薬を買いに薬局に入ったのですが、通りかかったのがジウクの母親

「わ~、息子だ」

「お~、オンマ!」
2811c_201707062225189f6.jpg

「ピョン代表との夕食の約束があるから、
 事務所に向かうところだわ。
 今夜は一緒に出かけましょう」と誘うホン・ボクでしたが…、

「実は一緒の人がいるんだ」

「誰なの?」

「そ…、それが…」

「もしかしてガールフレンドなの?」

「んん」

「オモ…」

「どうしたのか? あまり良い顔をしないな…?」

「…、恋人ができたのね?」
2811d_20170706222517799.jpg

薬局のドア

「いったいどうしたの?
 オモニと呼んでいるわ…。
 あ~、何てこと…」
2811e_20170706223738550.jpg

紹介しようと、ドアを開けようとするジウク。
ドアを開けさせないボンヒ…。

2811f_201707062237379fd.jpg

隙を見て逃げ出すボンヒ

「どうしたの?!
 どうして彼女は逃げ出したの?」
2811g_20170706223736423.jpg

「わ~、なんて悪運なのか…。
 まったくの悪運!」
2811gg.jpg

事務所にはボンヒの母のヨンスンが来ていました。

「わ~、キムチやおかずまで…」

「たくさんありがとうございます。
 頂きます、オモニム」

「わ~、オモニなんて…」

「へへへ」

「わ~、弁護士の頭が…、
 まるでランプのようにキラキラ光って見えます」
2811k_20170706223732b43.jpg
# キラキラとは“パンチャ パンチャ”と言うのですね。

「え?! 
 アイゴ~、ええ、輝いていますか~」
2811h_201707062237336ce.jpg

“輝けるヒーロー”はどちら?

母親と一緒のジウクが先に入って来て…。

「わ~、あなたは娘のボンヒを救ってくれた検事さんですよね?!」

「あ~、ウン・ボンヒさんの…」

「わ~、また一人…、頭がランプのように…。
 いったい二人のどちらが…?」

「あ、オモニム…。
 自己紹介します。弁護士のノ・ジウクです」
2811m_20170706224443e61.jpg

そしてホン・ボクも入って来ます。

「アジュマ…?」

「社長さん!」
2811n_2017070622444237a.jpg

「え~?!息子さん…?
 まさか社長さんの息子さん?!」

「…!」

「…!」
2811p_20170708225043e6e.jpg

「まさかあの女の娘とデートしているんじゃないわよね?!」

「そんな言い方は失礼じゃないか…」

「社長!」

「何よ、アジュマ!」

「もう以前から同じことを言っていますが、
 アジュマ、アジュマと呼ばないで下さい」

「な、何て…」

「お互いに彼らのことには介入しない方が良いと思いますよ。
 話は外でしましょう」

「ど、どうしたの?
 どうしてアジュマがそんな自信たっぷりで…?」

「わ~、古めかしいわ。
 息子の母親だからといって生意気な態度は…」

「ホ~。
 じゃあ、私が二人の付き合いを認めなかったらどうなると思っているわけ?!」

「オモニ、言い過ぎだ」

「私だって認めませんからね!」

「…」
2811pp.jpg

逃げ出していたボンヒが帰って来て
「!」

また、逃げ出そうとするところをジウクが捕まえて…

2812_20170708225040a01.jpg

「オモニ! 俺たちは付き合っている!」

「!」
2812a_201707082250392c2.jpg

驚く振りをして下さい!

「わ~!」
2812b_20170708225038635.jpg

笑顔を見せるんだ

「へへへ~」
2812c_20170708225037ff2.jpg

にほんブログ村テレビブログ韓国ドラマへ
1週間のランキング@「にほんブログ村」

ドラマ『結婚の女神』では親の目から見た“結婚”が、イコール2つのファミリーの縁談のようでもあったので、深刻なテーマの一つでした。
しかし、考えてみればこちらはラブコメですね。
しかも、まだデートが始まったばかりで、100日目はまだ先のこと。
それでも、犬猿の仲のオモニたちと、ジウク、ボンヒのニアミスがあったので、笑いながらもハラハラさせられていました。

しかし、やはりラブコメの良さですね。
ウェットな梅雨空ではなくてカラリと夏の空。
二人のオモニたちだけでなく、これからみんなが爽やかに前向きに進む姿が気持ち良いです。

にほんブログ村 テレビブログ 韓国ドラマへ
1週間のランキング@にほんブログ村

怪しいパートナー 第27話(下) 怒りの鉄拳

g6.jpg
(2017.07.17)

怪しいパートナー 第27話(下) 怒りの鉄拳~打開

テレビ報道

…ヤン・シェフ殺人事件の容疑者が逮捕の際に事故に遭遇しました。
ひとたび無罪となった市民の捜査が強硬だったとのことで、
“人権の侵害”ではないかと、政府部内でも問題となっています。

2733_20170705230613293.jpg

「は~、記者たちはお楽しみのようだわね…」

「は~」

「なぜこんなタイミングが悪い時にこんな事が起きたのか…?
 もしかして先輩は、
 検事としての仕事にリスクを掛け過ぎたのではないでしょうか?」

「…」

「これまではもっと慎重でしたよ?
 人生を懸けるなんて…?」

「止めなさいよ。
 口を縫い合わせてやりたいわ!」
2733a_20170705230612316.jpg

チャン・ムヨン地区検事長

(記者たち)
「ヤン・シェフ殺人事件の容疑者は無罪釈放されたのに、
 なぜまた容疑者を追っていたのでしょうか?!」

「コ・チャンホ容疑者を逮捕しないのは、特別の判断なのですか?
 まだ捜査が進んでいないのですか?」

「問題を起こした検事への対処はどうなるのでしょうか?」

(検事長)
「まずは関係の検事の監察が終わってから結果は出します。
 まだ、処罰に関しての判断は時期尚早です」
2733c_201707052306106f0.jpg

検事長室

「すみませんでした。
 このところの問題続きに輪を掛けるようなことで…」

「検察に泥を塗ったな…」

「…」
2733b_20170705231044a46.jpg

「ヤン・シェフとイ・ジェホだけでなく…」

「口を閉じろ!」

「…」

「私のことを馬鹿にする気なのか?!」

殴られたのは局長

「!」
2733d_20170705231041ac0.jpg

「二度と検察の評判を落とすな。
 分かったか?!」

「…」
2733e_2017070523104331e.jpg

ボンヒとジウク

「あの感動が終わって…。
 わ~、
 ようやくこの家に帰って来てリラックスできるわ~」

「俺も一緒だ。
 このところこんな会話でリラックスできなかったからな。
 とても長く感じた」
2733f_201707052317116f7.jpg

「それに、
 ふたりだけで笑顔で話すことも久しぶりのようですね?」

「そうだな…。
 …?!」

「?!」

「そうだ…、誰もいない…」

「二人だけですね…、私たち…」

「ああ、誰も…」
2733g_201707052317103b3.jpg

「何か食べるものを作るか?」

「いいえ、まずシャワーします」

「…?。
 シャワー…」

「ええ」
2733h_20170705231708551.jpg

眠れない夜

2733k_2017070523170753b.jpg

「!」
2733m_20170705231706600.jpg

ジウクがドアを開けるとボンヒ

「ビールでも…」

「こっちに来い」

「いいえ、私たちはまだ2日目ですから…」

「2日目なのか?」

「ええ、バン係長のことがあったので、
 その日は除外して2日目です。
 私たちは何もできませんからね」
2733n_20170705231705e0d.jpg

「あ~、俺たちは何もできなかった…」

「さあ、こっちに来い!」

「!」
2733p_201707052322266e2.jpg

「今回のことでは、
 きっと大変なストレスだったでしょうね、ノ弁護士?」

「…」

「…」
2733pp_20170705232225861.jpg
(キッチン)

「んん。大変なストレスだった。
 とくに、俺の恋人がノ弁護士と呼ぶから、もっと気になっていた」

「じゃあ、どうしましょうか…?
 じゃあ、夜は呼び方を変えましょうか?」

「ああ」

「では、挑戦してみます」
2734_2017070523222490a.jpg

「チャギや~!」

「…」

「あ! まだ不満みたいですね…?」

「いや、良いけど…」

「もう一度、チャギや!!」

「ふふふ」

「いいえ、ダメのようですね!」

「いいや、それでも…」

「いいえ、ではチャギ!」
2734a_201707052322221b5.jpg
# “あなた”のことですが、英文字幕では“ダーリン”です。

「ところでチョン・ヒョンスの交通事故のことだが、
 チャ検事は匿名の通報を受けて捜査令状を持って出かけた。
 その件は俺も聞いた。
 しかし、その後はチョン・ヒョンスが逃亡した」

「…。
 まだ当て逃げの人はまだ見つかっていないのですか?」

「車だけしか発見されていない。
 車はレンタカーで偽のIDで借りられていた」
2734d_20170705232815261.jpg

「…」

「…」
2734e_20170706001704722.jpg

「…」
2734ee.jpg

朝になって

2734f_201707060017017a6.jpg

「おはようございま~す!」

「Welcome back バン係長!」

「今日は復帰の第1日目で~す」
2734g_201707060020033ab.jpg

「あ~、みんな何をしているのか?!
 いったい誰が後の掃除をするのか?!」
2734h.jpg

「!」
2734k_20170706002000f31.jpg

と言いつつも、ジウクもクラッカーを鳴らします。

2734m_20170706002218c69.jpg

会議

「これは明らかにフランチャイズ法の違反だが、
 被害総額を算定するのが難しい」
2734n_20170706002217869.jpg

「こんなことがアメリカで起きていたなら、大変なことになる。
 会社は訴えられて大きな損害を被ることになるんだ。
 私が最初にアメリカに言った時は、まだワイフが可愛くて、
 金髪の男たちが、“プリティ”とか“キューティ”とか言って、
 声を掛けて来ていたもんだ」

「?」

「?」

「また始まった…」

「何だと?!」
2734p_20170706002216975.jpg

「いいえ、何も言ってはいませんよ」
2734pp_201707060025520ae.jpg

小さな声で、
「ここは絶えないといけないわ…、私のアボジだから…」

「?! 今、何と言ったのか?!」

「え?! 聞こえました?!」

「?」
2735a.jpg

「いい加減にしろ!
 これまでまともな会議をしたことがあるのか?!」
(ジウク)

「すみませんが…」
(バン係長が手を上げて)

「そうだ。 彼のような態度で発言をしろ!」
(ピョン代表)

「…」

「さあ、続けて下さい」
(ジウク)

「あの~、これは仕事には直接関係しないのですが…?
 どうも私の…。
 朦朧とした意識の中でのいくつかの夢のような話を覚えています。
 ピョン代表は、
 “起き上がれ、早く…。目が覚めたら私の財産を差し出す。
  あ~、そうじゃなくて全部お前にあげる。いいか?”それに、
 “会社の名前も変更する。
 私の名前は消して、ノ、チ&バン”と言いましたよ」

「そんなことは言っていないぞ」

(ボンヒの顔を見て)
「“あみだくじに負けたら、私が代理をしますから
 私を信じて下さい。だから目を覚まして下さい”って…」
2735_2017070600332699c.jpg

(ウンヒョクを見て)
「“バン係長…、目を覚まして下さいよ。
 激務の後でこうして世を去るなんて…。
 目を覚ましたら、別の事務長と秘書まで雇ってやりますからね。
 秘書もドライバーも持てますよ
 俺は使うところがないから、お金も全部あげます”」

「アイゴ~、まさか?!
 なんとも想像力豊かな夢のようだ…」
2735b.jpg

会議が終わって、ジウクは包丁のことで
「実は小説を読んでいて…、犯人は…」
2735d.jpg

「オンマが言うには、“犯人は目の前にいる”でしたよ」

「!」
2735c.jpg

「あの偽の凶器は知っているだろう?
 使わないことにする。
 しかし、犯人はあいつに決まっている。
 本人も認めたようなものだ。
 分かるだろう?」

「法に仕える者として恥ずかしい。
 しかし、時には法ではなくて、
 自分の“怒りの鉄拳”を使う」

「…」
2735h.jpg

ジウクのデスクから血痕が付いた包丁を持ち出して、チョン・ヒョンスのキッチンに戻したのはピョン代表でした。
病室でみんなの話を聞いて、

2735e.jpg

行き詰っていた捜査の打開を図ろうとの気持ちだったようです。

2735f.jpg

「…」
2735g.jpg

にほんブログ村テレビブログ韓国ドラマへ
1週間のランキング@「にほんブログ村」

怒りの鉄拳~打開

ピョン代表の、息子たちへの温かい思いやりも動機も解りますが、さすがに“証拠ねつ造”なので、勇み足。
ジウクが考えて悩んで止めたことをサラリとやってしまった…。
そう思います。
ただし、これでチョン・ヒョンスの動機と証拠が掴めなかったことが打開への大きな一歩を踏み出します。
しかしまた、残念なことには、その後のユジョンへの通報ですから、ユジョン自身が知っているチャン地区検事長の“証拠捏造”(同罪)から、検察内での“内部告発”の道が断たれたと思います。

にほんブログ村 テレビブログ 韓国ドラマへ
1週間のランキング@にほんブログ村

怪しいパートナー 第27話(上) 退院

dandy lion
(Dandy Lion in July)

怪しいパートナー 第27話(上) 退院

# チョン・ヒョンスを撥ねて、逃げたのはチョン・ヒョンスの学生時代の仲間でした。

2700a_201706300913348d8.jpg

「チョン・ヒョンスはサンホ病院に運ばれたわ。
 すぐに外科手術でしょうね」

「それで?」

「?」
2700c_20170630091331acb.jpg

「情報提供者は誰だったのか?」

「…」

「答えられない質問なのか?」

「…」

「つまり、バン係長の血が付いたナイフを、
 わざとチョン・ヨンスの家に置いた者のことだ」

「その質問をするために、
 車に乗るように頼んだわけだわね?」

「質問に早く答えてくれ、チャ検事」

「匿名の通報だったわ。
 知っていたとしても個人情報は渡せないわ」

「あ~、では匿名の通報で捜査令状を取って、
 チャン・ヒョンスの家に行ったというのか?
 そんなことを俺が信じると思っているのか?」

「信じるか信じないは関係ないわ」

「その証拠は不法に取得したものだ。
 つまり、毒が入った果物のようなものだ」

「いいえ、
 正式な捜査令状を持って捜査した結果だわ」
2711_201706300913304a7.jpg

こちらはクギル病院

2711b_201706300915269e5.jpg

ピョン代表が「指が動いたのを見た」と…。
みんなが集まりますが、バン係長はまだ意識不明…。

「?」

「医者も間違いだと言うが、私は確かにこの目で見たんだ!」
2711a_20170630091329bdc.jpg

デスクの引き出しから消えた包丁のことでウンヒョクを疑うジウク。

「俺に隠し事をすると刑務所に送りこむぞ」
2711c_20170630091525544.jpg

「え?!何か悪いことをしたか?
 いつになったら親しみを持ってくれるのか…?」

「…」
2711cc.jpg

「さあ、握手でもするか?」

バシッ!と手をはらうボンヒ。

「?!」
2711d_201706300915238ef.jpg

「どうも嫌な雰囲気だ。
 少しはみんなで微笑みを持つべきだ。
 ことは良い方向に向かっているんだから…」

「久しぶりにウニョクのまともな言葉を聞いた…。
 そのとおりだ。
 みんながポジティブ思考をすべきだ」
2711e_201706300915225b6.jpg

ジウクが「チョン・ヒョンスのことで話が…」

そこで、バン係長が自分の力で呼吸を回復します。

「私が解るか?!」

「ああ勿論だ、分かる…」
2711f_20170630091521c60.jpg

「ヨンヒ…」

「やあ!そうだ私の名はヨンヒだ!
 そうだ、こいつめ!
 パンマルで話してくれた!」

「…」
2711g_201706300917320fc.jpg

「チンチャ…、チンチャ カムサへヨ 
 バン クェジャンニム…。
 コマウォヨ」

「んん…」

「良かった…」
2711h_20170630091731aa0.jpg

テレビでは検察の捜査について批判

…検察は今日の午後、殺人容疑のチョン・ヒョンスがオートバイで逃亡するところを追跡し…。
しかし、当て逃げされて現在は意識不明です。
警察が容疑の車の捜査に当たっています。
人々の中には検察の強硬な捜査について疑問の声もあがっています。

2711k_201706300917307a5.jpg

「なんという皮肉なのか…。
 一人が生き返ったと思ったら、一人が意識不明だとは…」

「逮捕のために追跡が行われたということは、
 何か証拠が見つかったということですか?」

「そうだろうな…」

「チョン・ヒョンスさんに何があったのですか?」

「容疑者を逮捕する際にアクシデントで意識不明…」
「意識不明の間は起訴ができない」
2711m_20170630091729a9c.jpg

ユジョンが来て、
「当て逃げの車は見つかったけど、運転者が行方不明だわ」

医者は脳内出血があるから回復には時間がかかるということと、脳障害が出る可能性があるとのこと。

「大丈夫なのか?」

「いいえ。
 上司たちからは厳しく非難されたわ。
 やあ、もしも検事をクビになったら、
 みんなの仲間に入れてくれるかしら?
 弁護士として働くわ」
2711n_2017063009172789a.jpg

「…」(顔を見合わせるだけ)

「そうね、いいわ。
 頼まれても行かないわ」
2711p_20170630091726593.jpg

「これは、バン係長がコ・チャンホとチョン・ヒョンスを調べていた時に作ったリストだ。
 俺たちはこの中の誰かが当て逃げしたのではないかと睨んでいる」

「どういうことなの?」

「つまり、チョン・ヒョンスはこの中の誰かに、
 復讐を計画していたのではないかということだ」

「では、チョン・ヒョンスからは、
 後を付けられていたことを知っていたということだわね?」

「ああ。リストの一番上の男が一番怪しい。
 俺も一度会っている」
(ウンヒョク)
2711pp.jpg

「あなたには聞きたいことがたくさんあるわ。
 それにたくさんのことで怒っているわ。
 回復したら法の力で罰を与えるわ」
2712_20170630091917c4b.jpg

バン係長

「確かにチョン・ヒョンスだったはずだが、
 顔をまっすぐ見ることはできなかった。
 マスクを上手く外せなかったからだ」

「そうか…。
 ともかくチョン・ヒョンスは現在意識不明だから、
 起訴猶予だ」
2712b_201706300919121e1.jpg

「ところで、
 どうしてみんながいつも病院にいるのか?」
(バン係長)

飲み食いしながら、
「俺たちはいつも会議中だ

「この件は小さなことだけど、
 とっても意味が深いということですよね」

「そのとおりだ」

「ダメだ。 この件では金が取れない」

「こんな小さなことが大きな訴訟に繋がるんだ」

「うるさい!」

「ノ弁護士こそなぜ黙っているのですか?」
2712c_20170630091910dc1.jpg

そして順調に回復…、歩行もできるようになり、

2712d_20170630091908901.jpg

退院

「おめでとうございます、バン係長」
2712e_20170630092048723.jpg

「コマプスムニダ、ウン・ピョノサニム!」

「本当におめでとうございます」
2712f_20170630092046cd5.jpg

にほんブログ村テレビブログ韓国ドラマへ
1週間のランキング@「にほんブログ村」

「あまり泣かないで下さい、ノ弁護士。
 すべてが大丈夫ですから…」の予言を信じてはいたものの、刺し傷は脾臓にも達していたようで、出血は思いもよらず多かったようです。

男性たちは交代で24時間看護をしていたようで、温かいパートナーズのハートに触れましたね。
やはり、子供の頃からずっと知っているピョン代表の“親心”が特に良かったです。
そしてバン係長の笑顔…、でした。

にほんブログ村 テレビブログ 韓国ドラマへ
1週間のランキング@にほんブログ村
王朝用語・脚本家など
ドラマと映画・感想など

openclose