怪しいパートナー 第3話(下) 二つの凶器

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(ラベンダー 2017.05.23)

怪しいパートナー 第3話(下) 二つの凶器

マスコミ

…この殺人事件は全国にショックの波を引き起こしました。
とくにソウル地検の地区検事長の息子だったことが…、

…容疑者が法務研修生で…
容疑者は犯行を否認しています。

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地区検事長に呼ばれるジソク

「え?!今からですか?!」

…この胸騒ぎはいつからだったか…。

「人気最低の検事なら、
 弁護士と収監された者が最も憎む者です」

「?!」

「したがって、この件ではノ検事が最適かと思われます。
 被害者の無実を証明し、
 加害者からの供述を引き出す特技があります」

「公平に、そして法の精神に基づき判断してくれ」

…思っていた以上に最悪の事態になった…

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「この件で勝たないと解雇する」

「運が良ければ田舎暮らしとなるけどな。
 解っているか?」

「…」
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拘置所から地検に移送されたボンヒ

「いつからの計画なのですか?」

「殺人を認めたのですか?!」

「答えて下さい!」

「…」

「彼氏から振られたから殺したのですか?」

「顔を見せて下さい!」

「…」
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(眼鏡を落とされた上に、踏まれてしまいます)

取り調べ

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「私の前には容疑者として現れることがないようにと、
 はっきりと警告したよな。
 俺は無慈悲な検事だからだ」

「…」

「始めよう。
 “私はあなたを殺人の容疑者として尋問を致します。
 あなたは、自身が認められない質問に対しては、
 発言や記述を拒否する権利を有します”」

「…」
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「すべての疑いの矢がウン・ボンヒさんに向かっていることが分かっていますか?」

「…」

「このコンビニの従業員の陳述書では、
 “その夜に客が来たことは覚えてはいるが、
 誰だか覚えていない”となっている」

「…」

「つまり、ウン・ボンヒさんのことは、記憶にはないということです」

「ちょっと…、私にはよく聞こえません」

「…。
 あの夜の停電の間は監視カメラが作動していなかった。
 したがって、アリバイが成立しないということだ。
 聞こえるか?」

「ええ、もっとはっきり言えば、見えません」

「え?!」

「コンタクトレンズはないし、私の眼鏡を記者の奴らが…、
 いえ、記者さんたちに踏まれて壊されたからです」

「!?」

「しかも、目が良く見えないと、声も聴きとれなくなります。
 検事さんの顔が見えないので、
 検事さんが何を思っているのかも解りません」

「それで?!」
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「さ~て、既に私にはウン・ボンヒさんの立場が分かっている。
 彼は君を裏切ったから、あの夜の君の心情はよく分かる」

「…。検事が尋問する姿が初めて見えました」(顔を近づけて)

「…?」
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「こうして甘い言葉で容疑者を安心させておいて、
 気分良くさせて供述を取るということだったのですね?」
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今度は厳しく、
「最初に現場に言った警察官たちの話では、
 他のDNAは発見されていないぞ!。
 発見されたDNAはチャン・ヒジュンさんとウム・ボンヒさんのものだけだ!
 これでも認めないのか?!」
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「ええ、ますます納得ができません」

「あ~、そうか。 ア~ッシ!」
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ジウクは冷静になって
「ともかく起訴される。
 証拠は十分で、アリバイがない。
 しかも、君の部屋で死体が発見されて、目撃者もいないからだ」

「そうであっても、私ではありません」

「それは問題ではない」

「え?!」

…無実だかどうかは問題ではない。
この状況では厳しく罰せられることになる。
俺は人生を台無しにはされたくない。

「検事は私を信じているでしょう?
 私は検事が私を信じていると思っています」

「…?」

「私は検事が私の味方だと信じていますし、
 検事は私の唯一の希望なのです」
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(再び、ジウクが子供の頃に出会った僧侶の思い出)

…もしも運命のいたずらでその女に出会ったら、
君の人生は台無しになる。

…その女性は誰ですか?

…出会ったら分かるさ。

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「はっ~、彼には負けた…」

「え?!」

「俺はあの偽の坊主に負けたということだ。
 君のお陰で、彼を信じたくなった」

「?」

「出会ったら分かると言っていた。
 今ようやく分かった…」

「?!」

「きっと、それがウン・ボンヒだ」
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ピョン代表とウンヒョク

「この女はどこかで見た気がする」

「ええ、実際に見ました。
 男を脅していた」

「本当か?」

「嘘ではありません。
 でも弁護士になれるのか…?」

「被害者の父親が地検の検事長でも、
 あの女が弁護士になれるとでも言うのか?」

「国選弁護士でも無理かな…?」

「あたり前だ。
 国選弁護士にとっても最悪のケースだ」
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(バン係長)
「あんなに憎んでいたチ弁護士に電話ですか…」

「あ!あ~!
 虫が体中に入ってきたみたいだ!」
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「ジウクからだ」

「どうしたのか?」

「ジウクだ…」

「だからどうした?」

「電話なんて久しぶりだからだ」
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母(パク・ヨンスン・56歳)の訪問

「アイゴ、どこで見つけたの?」

「眼鏡には足がないから、すぐに見つけたわ。
 もう少し可愛い眼鏡があれば良かったけどね」

「とりあえずこれで良いわよ。
 お金を無駄にしないでね」

「ええ、すぐにここからは出られるでしょうからね」

「んん」

「…」

「ところで、この眼鏡をかけると昔のことが思い出されるわ」

「え~、私の娘はその眼鏡でたくさん勉強していたわね」

「オンマはそのために仕事で忙しかったわ」
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「でも、オンマのことは心配いらないわ。
 これが初めてじゃないわ。
 あなたのアボジだって…」

「…」

「ご飯は食べているの?」
(母親の腕には湿布)

「毎日、たくさんの人のマッサージは大変でしょう?」

「そんなことはないわ。
 誰だって一生懸命に仕事しているわ」

「その湿布だって小さく切って使っているのでしょう?」

「いいえ、必要な大きさだからだわよ。
 ところで監獄の仲間は?」

「オンマ…。
 私は殺人容疑だから盗人や詐欺師に比べると、
 獄中のボスなのよ。
 みんなが怖がっているわ」

「ははは…」
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…時間です!

「時間が経つのは早いわね」

「オンマ。
 明日は来なくて良いからね」

「ええ、もっと気を強く持って、胸を張ってね!
 あんたならできるわ」

「ええ、できるわ!」

「アジャ、アジャ!」

「ファイティン!」
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国選弁護士としてやって来たウンヒョク

「すみません」

「私はとても賢いから、脳の一部が壊れても大丈夫だ」

「…」
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ボンヒの眼鏡を見て笑うウンヒョク

「笑っているのではなくて、その眼鏡を見ていると、
 まさか人を脅すような人には見えないからです」

「?!」

「いい戦術です」

「ありがとうございます」

「いいえ。こちらこそ感謝しないといけません」

「どうしてなのですか?」

「ジウクが連絡してきて、感謝しろと言うからです」

「え?!」

「ジウクとはどんな関係ですか?」

「私の法務研修担当の検事で、私の事件担当の検事です」

「そんなことではなくて、もっと他の関係かあるのでは?」

「チ弁護士!
 他の質問はないのですか?」

「あります」

「?」

「チャン・ヒジュンさんを殺したのですか?」

「いいえ」
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「…」

「…」

「それだけで十分です」

「…?」

「…、は~ははは。
 よし!」
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捜査

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「このCCTVは壊れている。
 それに建設途上のアパートが多いから、住民も少ない。
 そしてあの停電があった…」

「表現が悪いですが、そんな夜は犯罪にはもってこいですね」

「ああ、何とも言えないが、
 こんなところにウム・ボンヒが住んでいたと思うと…。
 凶器は?」
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「ソウルと京畿道の警察にはすべて連絡していますが、
 まだ見つかっていません。
 幅3.5センチ、長さ13センチの刃物が見つかり次第、
 連絡を受けることになっています」

「ご苦労様」

「ところでどうして、ここまで深入りするのですか?」
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「すべての可能性を考えてみたいからだ。
 ありえないようだが、ウン・ボンヒ以外の真犯人がいる。
 その可能性があるかもしれないからだ」
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ボンヒの部屋で…

…深夜12時30分ころ。
 熱く感じて窓を開けた。
 しかし、
 眼鏡をかけていなかったから良くは見えなかった。
 きっと何かが見えたはずだが、
 無視していたようだ…。
 その他にも目撃者が…?
 いや…まさか…。

「…」
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「そのころのすべての出来事を洗い出して下さい」

「もちろん調べていますが、今のところ何も分かりません」

「その時間帯にアパートの他の住民が何をしていたのかも調べて下さい」

…誰かは不明だが、犯人は部屋の外側から刺している。

「あ~、どこかでいつか見たような気がするが…?」

ボンヒの日記を読むバン係長。

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「知り合いのことだから…、
 どうもスパイしているようで…」

…今日はノ検事からいじめられた。

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<NO ジウク>

「どうもこれはチャン・ヒジュンではなくて、
 ノ検事を殺したかったのではないですか?」

「?!」

「は~はははぁ!」

「…」
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警察から“バン検察官”へと電話が入ります。

…約7km先で凶器のナイフを発見…

しかし、同時にジウクは血が付いたナイフを冷蔵庫の下から発見しました。

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「!」
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なぜ後日になって二つ目の凶器が発見されたのか?
④誰かが犯人以外にも背後にいるのか?

先日の疑問は以下でしたが、これで④番目が加わりました。
①ボンヒをホテルに誘導したメールは誰からか?
②ジウクに掛かった間違い電話(31件)は誰からか?
③地下鉄6号線の“変態”が見た殺人事件と本件とのかかわりは?
④誰かが実行犯以外にいて、なにかを意図しているようです。
(後日になって犯人が現場にナイフを戻すことはないと思います)

なお、ちょっと先まで視聴すると、このドラマは犯人の顔を割と早く出します。
ただし、2年前のこの犯罪では犯人の動機が不明のままに現在に推移していきます。

米国のドラマシリーズ『刑事コロンボ』または同じくドラマシリーズ『古畑任三郎』のように、
先に視聴者に犯人が分かります。
これは、殺人課の刑事が先に鋭い直観を働かせるからでもあるのですが、
その後、犯人を追い詰めるための“動機を知ること、証拠を得ることが難しい”、
という構成となっているようです。

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