酷評の『ファッション王』ですが…




1.酷評

『ファッション王』への酷評は次のように
3日のイノライフのエンタメニュースに掲載されています。

『ファッション王』は
 {ユ・アイン}、{シン・セギョン}、{イ・ジェフン}、
 {クォン・ユリ}など、
 若手俳優の熱演にも毎回10%台進入に失敗し、
 一桁視聴率に留まっている。
 現在最大の問題は、
 遅々として進まず食傷ぎみのラブストーリー。
 若い四人の男女のすれ違う愛は、あまりにもお決まりだ。

 ヨンゴル(ユ・アイン)は
 ジェヒョク(イ・ジェフン)と一緒にいる
 カヨン(シン・セギョン)に怒り、
 恨みと嫉妬に満ちた視線を送りながらも
 カヨンの愛の告白を受け入れない。
 ジェヒョクもアンナ(クォン・ユリ)が
 ヨンゴルのファッションショーを手伝ったことに怒るが、
 カヨンにひかれる心も隠さない。
 カヨンはジェヒョクと一緒にいながらも
 ヨンゴルの話に涙を流し、
 アンナはジェヒョクに愛されず挫折しながらも、
 ヨンゴルを訪れるカヨンに不快な視線を向けてしまう。
 
 愛は元々複雑で幼稚で決まりきった話とはいえ、
『ファッション王』で続く四人のお決まりの恋愛模様に、
 もう視聴者たちは疲れた様子。

先月開かれた記者懇談会で
ユ・アインは
自分が演じるヨンゴルについて
『なぜカヨンを愛さないのか、
なぜアンナを愛さないのか深く悩んだ』と語った。
俳優まで
“なぜ愛さないのか”悩まなければならない。
しかし視聴者にはお決まりのラブストーリー、
それ以上でもそれ以下でもない
この時代錯誤的なラブストーリーをどうすべきか。

『ファッション王』では、
 欲望と愛で綴られた2012年版
 『バリでの出来事』を見たかった。
 しかし『ファッション王』に見られる愛が
 2012年式の愛なら、しない方が良い。

『バリでの出来事』『星に願いを』
『愛はあなたの胸の中に』の
 イ・ソンミ、キム・ギホ作家と、
『不良カップル』『幻の王女チャミョンゴ』の
 イ・ミョンウ監督が製作

# この記事の最後には
 時代錯誤のラブラインとの表現がなされています。
 時代錯誤とは何のことか…?
 考えていたのですが、
たぶん。
 これはカヨンの行動ではないでしょうか?
 自己主張をするようでも結局は流されている女性。
「流される」というのは、
 権力、資金力といったものに流されるということで、
 ドラマの世界では権力や大資本は敵です。
 これが、視聴者には許されないはずです。
だって、
 ドラマにはみんなが夢を持っているからです。
 超現実的だから悔しくて、そして物足りない。
 そんな脚本ではないでしょうか。
 カヨンが
 もっと強くヨンゴルにぶつかっていく一方で、
 ヨンゴルにはくじけないで付いて行って
 成功して欲しいといういのが
 私達の夢のシンデレラドラマのはずです。

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2.これまでのまとめ

私もストーリーの展開には不満で、記事と同じ気持ちで見ています。
これまで見た第11話までは次のとおりです。

チョン・ジェヒョク(Jファッション理事)は、
欲しいものは何でも手にいる、
1000億円の資金力を持つ会長の御曹司。
これが、
中小会社がひしめくトンデムン(東大門)の
ファッション街の中で、宝石ともいえる才能を持つ
イ・ガヨン(ヨンヨン・アパレルのデザイナー)を知って、
YGMブランドとその才能、
会わせて彼女の心まで欲しがり、手に入れる。
手に入れるためには、
カン・ヨンゴル(ヨンヨン・アパレル社長)を
訴訟してまでカヨンから引き離そうと画策する。

ジェヒョクからは、
ゴミ扱いにされながらも、資金が必要だから
耐えつつ、しかし対抗心を燃やすヨンゴル。
ヨンゴルもカヨンもお互いの気持ちは解っているものの、
とくにヨンゴルは社長という立場を崩さない。
それもそのはず、
カヨンはまだ21歳の従業員。

配役は

 イ・ジェフン(ジェヒョク)1984年7月生
 ユ・アイン(ヨンゴル)1986年10月生
 クォン・ユリ(アンナ)1989年12月生
 そして、一番若いのは
 シン・セギョン(カヨン)1990年7月生

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カヨンはしっかりものだとはいえ、
まさに男を知らない、純粋な夢見るデザイナー。
学歴社会の中で高卒だという劣等感もあるのかもしれません。
ひたすら学ぶことを優先。
短気で周囲を気にしないジェヒョクの発言には、
嫌気をさしつつも、
ヨンヨンの工房の存続のために行動。
少しでも恩人のヨンゴルのためになると思うと、
金持ちのジェヒョクを無視できない。
それにジェヒョクは何かと便宜を図ってくれるし、
彼女を評価している。
しかし、
カヨンの行動には周囲で誤解が生じるのも無理はない。
ヨンゴルは宿敵のジェヒョクの所を訪ねるカヨンが理解でない。
(私も理解できないし、これが嫌です)

挙句の果てには、ジェヒョクが、
「私が好きだと告白したから、彼女はうちの会社に来た」
と言い、ヨンゴルを呆れさせる。

そんな馬鹿息子を相手に
ヨンゴルが苦労をさせられるのですが、
侮辱されて、痛い目に遭わせられて、
いじめられればいじめられるほど、
心の中に隠した爆発力は強まるはず。
他の従業員の生活も面倒みるのが社長。
資金繰りに苦しみ、
カヨンを手放せとの脅迫に耐えながら、
トンデムンで生き延びようとする姿は、
ビジネスマンとして拍手を送りたいです。

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「チョン・ジェヒョクが自分の人生の目標」、
しかも、過去はとても愛していたと言う
元の恋人のチェ・アンナ。
ニューヨークから連れ戻されて家も借りてあげてもらい、
結婚したいと言われながらも、
アンナに映るジェヒョク像は、
傲慢で、しかも、カヨンに手を出そうとする、
信頼できないファザーコンプレックスの男。
相談する相手をヨンゴルに求めるのも無理ではない。
これがまたカヨンに取っては気に入らない。

ただし、これからの1つのポイントは、
カヨンの両親から工房を奪い取り、
カヨンの生活の面倒をみたとはいえ、
チョ・ブティックのチョ社長と
その娘のチョンアへのカヨンの恨み。
これは癒せない激しいものなので、
このカヨンの「心の青あざ」が落とし穴。

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金浦空港の特設コーナー

3.しかし見どころのあるドラマ

確かにラブラインには不満が聞かれるでしょう。
ラブラインについては、
私はこんなドラマの脚本は
気に入らないと言いたいし、
見るのを止めたくなる。
そんな幼稚さを描いてもいます。
役柄も俳優もがそもそも若いのです。
演出においても、
勝手に異性の部屋に入ったりするものですから、
プライバシーとか、
女性を下に見るという非民主的なシーンがあります。
どうして若者たちは
こんな行動をするのかと言いたいのです。
しかし、
視聴者のこんな素直な直感を引き出しつつ、
ドラマを展開させる。
こうした脚本家の手法に
みんながはまっているのではないかとも思います。

私から是非お伝えしたいのは、
この『ファッション王』は
大人のドラマじゃない。
でも、
カン・ヨンゴルという
トンデムン(東大門)のサバイバーが
小さな工房から世界を夢見る姿と、行動力、
そして、
大手の奴らに負けない「ど根性」が見ものなんです。

そして、やはり今後のキーワードは、
マイケル・J・ローレンではないでしょうか?
最初にヨンゴルの持つ才能を見出したのは
マイケルですから…。

無題Ilove it

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『ファッション王』

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