脚本家 キム ・ ウンスク



脚本家キム・ウンスク

紳士の品格』は、
パク・シニャンとキム・ジョンウン主演の
「パリの恋人」(2004年)を皮切りに、
チョン・ドヨンとキム・ジュヒョク主演の
「プラハの恋人」(2005年)
イ・ソジンとキム・ジョンウン主演の
「恋人」(2006年)などで息を合わせた
シン・ウチョル監督と脚本家のキム・ウンスクが
新たにタッグを組んだ作品であることから、
高い関心を集めている。

彼らは、イ・ボムス、キム・ハヌル、
ソン・ユナ、故パク・ヨンハ主演の
「オンエアー」(2008年)
キム・ソナとチャ・スンウォン主演の
「シティーホール」(2009年)、
2010年最大のヒット作であるヒョンビン、
ハ・ジウォン主演の
「シークレット・ガーデン」まで、
続けて高い視聴率を記録している。

キム・ウンスク 김은숙

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ドラマ作家
生年月日:1973年
学歴:ソウル芸術大学文芸創作科
受賞内訳:2005年
第41回白象芸術大賞脚本賞『パリの恋人』

[作品]
2003年 SBS『太陽の南側』
2004年 SBS『パリの恋人』
2005年 SBS『プラハの恋人』
2008年 SBS『オンエア』

『パリの恋人』(2004年)をはじめとして、
『プラハの恋人』(2005年)、『恋人』(2006年)等、
“恋人シリーズ”をヒットさせた
キム・ウンスク作家が、
冷酷な芸能界の裏話で2008年復帰した。
幼い頃から泣き虫で有名だったキム・ウンスク作家。
誰かに叱られて泣くのは当たり前だが、
彼女は少し悲しくても叱られても泣いたという…。
どれくらいよく泣いたかというと、
「また涙にご飯を混ぜて食べてる!」と
お母さんからいつも叱られたという。

彼女が作家としての基礎を作ったのは、
幼い時から読んでいた本。
ハングルを理解するようになる頃から
本を読み始めたキム・ウンスク作家は、
小学二年生ぐらいから
放課後になると図書館に通った。
本を読みながら世の中に対する
疑問を育てていった彼女は、
二十代になってはじめて
文章を書かなければと漠然と思ったという。
もちろんそれが小説なのか随筆なのか
詩なのか分からなかったし、
どのように始めるのかさえ分からなかった…。

キム・ウンスク作家が
本格的に執筆を始めたのは、
彼女の人生で最も暗い時期であった。
早い結婚は彼女に多くの苦痛を与えたし、
彼女は現実からの脱出として
文を書くことを選択した。
スター作家キム・ウンスクは、もしかしたら
悲喜と、明暗が交錯した中で誕生したのかもしれない。

事実知られているように
キム・ウンスク作家は
『パリの恋人』、『プラハの恋人』、『恋人』の恋人3部作で
スター作家の位置に就いた人だ。
『パリの恋人』は典型的な財閥2世と
貧しい女の恋愛物語であり、
『プラハの恋人』はシンデレラストーリーの
男女の役割を変えて、
大統領の娘と警察官の話だ。
『恋人』もやはりそれらと同じ
シンデレラストーリーの範疇であった。
韓国ドラマに必ず登場するといわれている
新派劇や、典型的な主人公が登場するドラマは、
キム・ウンスク作家によるものだと言うことができる。

しかし彼女が変わった。
放映序盤から女優のスポンサーとの性関係、
奴隷契約、演技大賞の不正など
放送界のスキャンダルをドラマの素材にして、
国内だけでなく海外でも大きい関心を呼んでいる。
事実このドラマを制作してみて、
キム作家も自ら知っている話なので、
やさしいと考えていたが水位調節が難しいという。
飛び交うデマを正面から扱ってしまうと、
既成事実化されてしまうようで
時には不安だという。
しかしドラマはドラマでしかない。
芸能界の「裏話」なのに、
事実は誰でも知っている芸能界の「表話」だと強調する。

(以上、イノライフより)

kimu yyy

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やはり、問題は主人公の死

やはり問題は主人公の死

23日の夜はショックでした。
その日のニュースに呼応するように
今夜もイノライフ・エンタメNEWSでは、
以下の記事が掲載されています。

******************************

以下はイノライフの25日の記事です。

韓国ドラマの主人公らが相次いで死んで、
視聴者から反感を買っている。

最近、テレビ局3社の月火と水木ドラマは
順番に最終回を迎えながら、
主人公らの運命に視聴者の関心が寄せられている。
特に制作スタッフには結末に対して
秘密厳守が守られるものの、
視聴者が憶測だけが氾濫し、
結末に対してより期待感が高まっている状況だった。
しかし、偶然なのか、必然なのか、
ほとんどのドラマは主人公の死で幕を閉じ、
視聴者を失望させた。

SBSの月火ドラマ『ファッション王』が代表的だ
アメリカへ行ったカン・ヨンゴル(ユ・アイン)は、
怪しい男に銃で撃たれて死ぬ。
理由もなく、突然の展開に視聴者は驚き、
結末に対する意見が飛び交った。
制作側は「視聴者の推測に任せる」と沈黙を守った。
裏切られたと誤解したカヨンがそそのかした
「シン・セギョン犯人説」。
シン・セギョンが出演するドラマの主人公らは
全員死ぬということから始まった
「必然的死亡説」など、笑えない憶測が流れた。

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『The King 2 Hearts』
チョ・ジョンソクの死によってファンが衝撃を受けた。
ウン・シギョンの死は『The King 2 Hearts』で
一番インパクトがあるシーンだった。
主人公のイ・ジェハ以上に愛された
ウン・シギョンのキャラクターは、
ジェシン(イ・ユンジ)との恋の行方も
サッドエンディングで幕を閉じ、
視聴者の目頭を熱くさせた。
ウン・シギョンの死は感動的ではあったが、
逆にドラマへの集中力が落ち、
葛藤の中、死で処理されて展開が
むなしくなったという指摘もあった。

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『赤道の男』もイ・ジュニョクの最後を死で飾った。
大どんでん返しを繰り返し、
復讐劇を続けてきた『赤道の男』は
ジャンイルの突然の自殺で終了した。
『赤道の男』は『屋根部屋の皇太子』に
水木ドラマ1位の座を奪われ、
最後まで有終の美を飾ることはできなかった。

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このような急な主人公らの死は、
最終回を目前にし、
結末と視聴率にこだわりすぎる
現在のドラマ風土との関連がないわけではない。
作家は結末を書いた台本を渡す直前まで
視聴者の反応と希望を確認して
最高の結末を描こうと努力する。
もちろん、視聴者の反応と関係なく
最初から自身の構成を押し通す場合もあるが、
ほとんどの場合、
視聴者の反応と希望から結末が考慮される。

このため、作家は
いわゆる「メンタル崩壊」を体験し、
結局、もっとも手軽で衝撃を与えられる死によって、
性急に締めくくることになる。
しかし、このようにはかない結末は
視聴者にも「メンタル崩壊」を与えている。
切迫して進んでいたストーリーが
死によってぷっつり切れながら、
ドラマへの集中を邪魔して結局、視聴者は
「せっかくここまで見たのに…」
と怒りまで感じることになる。

視聴率中心の風土の中で、
結末が迷宮入りした時は
“死だけが最善”という選択が残念でならない。

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# まったく、同感です。
『アイリス』でも同じでしたが…。
 だって、純愛文学でもない、エンタメですよ。
 主人公を死なせる必然性は全くないと思います。
 
 子供の時に
「フランダースの犬」で泣いた記憶が蘇ります。
 そんなことを望んではいません!
 みんなを幸せな気分にして欲しいです。

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『ファッション王』

酷評の『ファッション王』ですが…




1.酷評

『ファッション王』への酷評は次のように
3日のイノライフのエンタメニュースに掲載されています。

『ファッション王』は
 {ユ・アイン}、{シン・セギョン}、{イ・ジェフン}、
 {クォン・ユリ}など、
 若手俳優の熱演にも毎回10%台進入に失敗し、
 一桁視聴率に留まっている。
 現在最大の問題は、
 遅々として進まず食傷ぎみのラブストーリー。
 若い四人の男女のすれ違う愛は、あまりにもお決まりだ。

 ヨンゴル(ユ・アイン)は
 ジェヒョク(イ・ジェフン)と一緒にいる
 カヨン(シン・セギョン)に怒り、
 恨みと嫉妬に満ちた視線を送りながらも
 カヨンの愛の告白を受け入れない。
 ジェヒョクもアンナ(クォン・ユリ)が
 ヨンゴルのファッションショーを手伝ったことに怒るが、
 カヨンにひかれる心も隠さない。
 カヨンはジェヒョクと一緒にいながらも
 ヨンゴルの話に涙を流し、
 アンナはジェヒョクに愛されず挫折しながらも、
 ヨンゴルを訪れるカヨンに不快な視線を向けてしまう。
 
 愛は元々複雑で幼稚で決まりきった話とはいえ、
『ファッション王』で続く四人のお決まりの恋愛模様に、
 もう視聴者たちは疲れた様子。

先月開かれた記者懇談会で
ユ・アインは
自分が演じるヨンゴルについて
『なぜカヨンを愛さないのか、
なぜアンナを愛さないのか深く悩んだ』と語った。
俳優まで
“なぜ愛さないのか”悩まなければならない。
しかし視聴者にはお決まりのラブストーリー、
それ以上でもそれ以下でもない
この時代錯誤的なラブストーリーをどうすべきか。

『ファッション王』では、
 欲望と愛で綴られた2012年版
 『バリでの出来事』を見たかった。
 しかし『ファッション王』に見られる愛が
 2012年式の愛なら、しない方が良い。

『バリでの出来事』『星に願いを』
『愛はあなたの胸の中に』の
 イ・ソンミ、キム・ギホ作家と、
『不良カップル』『幻の王女チャミョンゴ』の
 イ・ミョンウ監督が製作

# この記事の最後には
 時代錯誤のラブラインとの表現がなされています。
 時代錯誤とは何のことか…?
 考えていたのですが、
たぶん。
 これはカヨンの行動ではないでしょうか?
 自己主張をするようでも結局は流されている女性。
「流される」というのは、
 権力、資金力といったものに流されるということで、
 ドラマの世界では権力や大資本は敵です。
 これが、視聴者には許されないはずです。
だって、
 ドラマにはみんなが夢を持っているからです。
 超現実的だから悔しくて、そして物足りない。
 そんな脚本ではないでしょうか。
 カヨンが
 もっと強くヨンゴルにぶつかっていく一方で、
 ヨンゴルにはくじけないで付いて行って
 成功して欲しいといういのが
 私達の夢のシンデレラドラマのはずです。

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2.これまでのまとめ

私もストーリーの展開には不満で、記事と同じ気持ちで見ています。
これまで見た第11話までは次のとおりです。

チョン・ジェヒョク(Jファッション理事)は、
欲しいものは何でも手にいる、
1000億円の資金力を持つ会長の御曹司。
これが、
中小会社がひしめくトンデムン(東大門)の
ファッション街の中で、宝石ともいえる才能を持つ
イ・ガヨン(ヨンヨン・アパレルのデザイナー)を知って、
YGMブランドとその才能、
会わせて彼女の心まで欲しがり、手に入れる。
手に入れるためには、
カン・ヨンゴル(ヨンヨン・アパレル社長)を
訴訟してまでカヨンから引き離そうと画策する。

ジェヒョクからは、
ゴミ扱いにされながらも、資金が必要だから
耐えつつ、しかし対抗心を燃やすヨンゴル。
ヨンゴルもカヨンもお互いの気持ちは解っているものの、
とくにヨンゴルは社長という立場を崩さない。
それもそのはず、
カヨンはまだ21歳の従業員。

配役は

 イ・ジェフン(ジェヒョク)1984年7月生
 ユ・アイン(ヨンゴル)1986年10月生
 クォン・ユリ(アンナ)1989年12月生
 そして、一番若いのは
 シン・セギョン(カヨン)1990年7月生

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カヨンはしっかりものだとはいえ、
まさに男を知らない、純粋な夢見るデザイナー。
学歴社会の中で高卒だという劣等感もあるのかもしれません。
ひたすら学ぶことを優先。
短気で周囲を気にしないジェヒョクの発言には、
嫌気をさしつつも、
ヨンヨンの工房の存続のために行動。
少しでも恩人のヨンゴルのためになると思うと、
金持ちのジェヒョクを無視できない。
それにジェヒョクは何かと便宜を図ってくれるし、
彼女を評価している。
しかし、
カヨンの行動には周囲で誤解が生じるのも無理はない。
ヨンゴルは宿敵のジェヒョクの所を訪ねるカヨンが理解でない。
(私も理解できないし、これが嫌です)

挙句の果てには、ジェヒョクが、
「私が好きだと告白したから、彼女はうちの会社に来た」
と言い、ヨンゴルを呆れさせる。

そんな馬鹿息子を相手に
ヨンゴルが苦労をさせられるのですが、
侮辱されて、痛い目に遭わせられて、
いじめられればいじめられるほど、
心の中に隠した爆発力は強まるはず。
他の従業員の生活も面倒みるのが社長。
資金繰りに苦しみ、
カヨンを手放せとの脅迫に耐えながら、
トンデムンで生き延びようとする姿は、
ビジネスマンとして拍手を送りたいです。

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「チョン・ジェヒョクが自分の人生の目標」、
しかも、過去はとても愛していたと言う
元の恋人のチェ・アンナ。
ニューヨークから連れ戻されて家も借りてあげてもらい、
結婚したいと言われながらも、
アンナに映るジェヒョク像は、
傲慢で、しかも、カヨンに手を出そうとする、
信頼できないファザーコンプレックスの男。
相談する相手をヨンゴルに求めるのも無理ではない。
これがまたカヨンに取っては気に入らない。

ただし、これからの1つのポイントは、
カヨンの両親から工房を奪い取り、
カヨンの生活の面倒をみたとはいえ、
チョ・ブティックのチョ社長と
その娘のチョンアへのカヨンの恨み。
これは癒せない激しいものなので、
このカヨンの「心の青あざ」が落とし穴。

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金浦空港の特設コーナー

3.しかし見どころのあるドラマ

確かにラブラインには不満が聞かれるでしょう。
ラブラインについては、
私はこんなドラマの脚本は
気に入らないと言いたいし、
見るのを止めたくなる。
そんな幼稚さを描いてもいます。
役柄も俳優もがそもそも若いのです。
演出においても、
勝手に異性の部屋に入ったりするものですから、
プライバシーとか、
女性を下に見るという非民主的なシーンがあります。
どうして若者たちは
こんな行動をするのかと言いたいのです。
しかし、
視聴者のこんな素直な直感を引き出しつつ、
ドラマを展開させる。
こうした脚本家の手法に
みんながはまっているのではないかとも思います。

私から是非お伝えしたいのは、
この『ファッション王』は
大人のドラマじゃない。
でも、
カン・ヨンゴルという
トンデムン(東大門)のサバイバーが
小さな工房から世界を夢見る姿と、行動力、
そして、
大手の奴らに負けない「ど根性」が見ものなんです。

そして、やはり今後のキーワードは、
マイケル・J・ローレンではないでしょうか?
最初にヨンゴルの持つ才能を見出したのは
マイケルですから…。

無題Ilove it

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