逆賊 最終話(下) 春が来たら

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(OAKS day: 2017.05.21@Tokyo R.C.)

逆賊 最終話(下) 春が来たら~万歳!

大きな木の根の洞窟ではソブリとジャチが昔話。

「そうやって県令になったのだな~?」

「そうだな」

「ははは」

そこに、守貴単(スギダン)を解散・解体させて帰って来たギルドンカンパニー
パク・ウォンジョンに会っていたので、ギルドンはちょっと遅れました。

「アイゴ~」

「お帰り!」

「やあ、寂しかったぞ!」
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心配するカリョン

「ソバンは? ソバンはまだなの?」

「あ~、どうかな…?」

「カリョンや。 すまない…」

「?!」

「ギルドンは…」

「?!」

「こんなこともあろうかと…、アイゴ~」

「?!」

「困ったもんだ…、アイゴ~」

「?!」
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そこにギルドン

「お~い!」

「ソバ~ン!」

「おいおい!走るな!
 妊娠しているのに…」

「ソバ~ン!」
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「ははは~」

「へへへ~」

カリョンを抱きかかえて

「なぜ泣いているのか?」

「みんな嫌いだわ!」

「アイゴ~、さあ!」
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「さて道を空けてくれ!
 俺の妻が通るぞ!」
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「は~ははは」
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「…」
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…その日から朝鮮の人々はホン・チョンジを見かけることはなかった。
民百姓たちはホン・チョンジが国を去って遠くに行ったと思い、悲しんだ。
(「ホンチョンジ伝」カリョン)
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時は流れて…

奴婢にされたチョンハクとパク夫人

「主人のことを馬鹿にしているのかい?!」

「…」
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「どうか叩かないで下さい!」
(パク夫人)

「どきなさい!」

「!」
(パク夫人)

「何という目つきで! 主人の顔を!」

「チョンハクは奴婢ですけど、以前は王に仕えていました!」

「…」

「このような扱いをするとは!」
(パク夫人)

「…」
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血を吐いたパク夫人は、「疫病だ!さっさと連れ出しなさい!」と隔離されます。

「私が間違っていたようだ。
 アモゲが監獄にいる間に、
 ギルドンと家族を殺してしまえば良かったんだわ」

「オモニ…」

「私は15歳で結婚して…、
 まだ若かった時はクンガン山にも登りたかった。
 しかし、女が山に登ってはいけないという慣習があったから、
 密かに胸にしまった。
 女は息子を産んで、官僚に育てるのが義務だった…」

「オモニ…」

「しかし、ギルトンたちがいなければ…、
 なんであんな奴らが…」

「オモニ…」
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チョンハクはカマを持って仕返しに行きます

「なぜ生きているのにオモニを放り出したのか?!
 今夜はお前を殺す!
 母の敵討ちだ! 死ね!」

「!」

が、使用人たちに捕まって投獄されます。

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ギルドンは牢獄を訪ねて
「スハク(当時の名前)若旦那。
 奴婢の暮らしはどうか?
 まだ5年しか経っていないが、
 俺のアボジも祖父もみんな一生を奴婢で過ごしたんだ。
 お前たちは、
 俺たち奴婢がムチ打たれる時の叫びや苦しみを無視していた…」

「…」

「どうなのか?
 ムチ打たれる時の気分は?」

「…」

「痛くて、泣き叫びたいだろう?
 そして怒る。 それが自然なことだ。
 もしも人間であるなら、そんな仕打ちには耐えられないはずだ」

「…。ホン・ギルドン…」
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こちらは流刑されたソン・ドファンと焼けた「行録」

「そうだ。 またその日が来るさ。
 私の足元に三議政(首相と副首相の二人)を平伏させる。
 政治を牛耳り、この世を手にし、儒学生を育てるのだ」
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「そんな日はもう来ませんよ」
(ギルヒョン)

「?!」

「…」

「お前は?!
 いったい、なぜわざわざ…?」

「チョナは勲功ある官僚を残したいようだ。
 誰がそのような官僚として宮中に残るのか、解りますか?
 すべてはキム・ジョンジクの門下生です。
 あなたは1498年の戌午士禍(ムウォサファ)の時に、
 私とチョンハクを利用して、
 キム・ジョンジク(#)の門下生たちを排斥しましたよね」

「…」

「もう師匠の時代は終わりました」

「お前は…」

「まだ絶望の瀬戸際の若者を探そうとでもしているのですか?」

「…」

「絶望の淵に立った若者は、
 取るに足らない人の傍には集まりません」
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# 金宗直(キム・ジョンジク)は士林派の巨頭でした。

ギルヒョンが去った後

「…」
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とある島の春
(最終話のおわりの約10分)

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カリョンが子供たちに聞かせている「ホンチョンジ伝」

「“…ホン・チョンジは東から西へと移動した。
 そこには、
 邪悪な王様から苦しめられていた民百姓がいたからだった。
 その夜には宮殿に忍び込んで、
 牢獄に閉じ込められていた百姓たちを解放して、
 ホン・チョンジは消え去った…“」
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「ホン・チョンジはどんな人だったの?
 身体が大きくて、
 幽霊みたいな怖い目をしていたと聞きました」

「髪が長くて、
 耳が獣のように尖っていたみたいだと…」

「違うわよ。 
 ホン・チョンジは格好良くて…」
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「ホン・チョンジが去るときは村の百姓たちが寂しがったわ。
 ホン・チョンジが仲間たちや村人と一緒に、
 ずっと遠くの島に渡ったからなのよ。
 それは新しい自分の国を作るためだったのね」

「…?」

「…」
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「やはり君の小説はいつもどおりだ。
 子供たちも良く眠れる…。最高だ!」

「ソバ~ン!」
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「質問があるわ」

「?」

「いつから…?
 いつから私を少女じゃなくて…。
 んん、魅力ある“女として”見たのかしら?」
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「あ~、そうだな…?
 よく分からないが…。
 そうだな…?」

「ふん…」
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「でも、覚えてはいる。
 イムジャにいつから恋したのか…」

「…?」

「イムジャが眠りについても俺の服の袖を離さなかった時だ。
 その時に、この少女のことは絶対に守ると決めた」

「…」

「生きている限りな!」

「…」

「カリョンや」

「…」

「愛している」

「…」
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「…」
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腕相撲

「オラボニが負けたら、もう会わないわよ」
(オリニ)

「心配するな」
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「オラボニが勝ったら、蜂蜜のお餅を作るわ」
(オンラン)
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「じゃあ、勝たないとな!」
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「モリや、勝つつもりか?」

「飯は食ったのか?」

「まだだ。 ははは~」

「じゃあ、俺はギルドンに賭ける」
(クッセ)

「ははは、さ~!
 どちらの万能の子が勝利するか~?」

「聞いたんだが、
 ホン・ギルドンはまた子供を作るそうだから、
 きっと体力が消耗しているはずだ。
 俺はモリに賭ける」
(セグル)

「そうだな。
 モリは夜に体力を使わなくて済むからな。
 俺もモリに賭ける」
(オプサン)

「そうか…?金を返してくれ!」
(クッセ)

「さあ、始め!」
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…ホン・チョンジの仲間たちは春に種を撒き、
夏には大きな木の下で涼み、
冬になるとみんなで酒を飲んだ。
みんなで人生を楽しみ、誰もがもう、
朝鮮の国を覆したホン・チョンジ達だったことを忘れていた…。

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「聞いたか?
 ピョンサン君はテジュやヨンサンに妓生を呼んで、
 毎晩遊んでいるそうだぞ」

「ああ、いつも賄賂の山が家に運ばれていると聞いたぞ」
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「?!」
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…しかし、静かにしていたホン・チョンジ達は、
百姓たちが苦しんでいるとの声を聞くと、
行動に移った。

「…」
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朴元宗(パク・ウォンジョン)

「あ~、た、助けてくれ」

「夜は妓生を集め、家の前には賄賂の山だそうだな」
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「言ったはずだ。 俺たちは見ていると…」
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…民百姓たちは、
ホン・チョンジがいつも傍にいてくれるのだと知った。

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「ホンチョンジデン」
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ホン・チョンジ伝説の始まり

「…」
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「俺たちが去った後はパク・ウォンジョンは病気で亡くなった。
 その他の臣下も病気で亡くなったから、
 新しい領袖が生まれるだろう」
(イルチョン)

「みんなそうやって浮き沈みする」
(ソブリ)

「しかし、俺たちはいつも一緒だ。
 本当に素晴らしいことだ」
(イルチョン)

「そろそろかな…?」
(ヨンゲ)

「そうなのか? もう終わりなのか?」
(ギルヒョン)

「いいや終わりはない」
(セグル)
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「俺たちを傷つける者が現れたら、決して許さない」
(オプサン)

「そうだ。
 これが俺たちホン・チョンジだ!
 これからだ!」
(クッセ)

「ああ、そのとおりだ。
 またうるさい奴らだと言われながらも、
 でっかいことをやってみよう!
 今こそ俺たちホン・チョンジ伝説の始まりだ!」
(ギルドン)
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「さあ! 始めるぞ!」
(ソブリ)

みんなで親指を立てて、

「さあ行くぞ!
 俺たちは“ホン!うるさい哄だ!”
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# (「洪水の洪」ではなく)「哄」は、みんなが共に口を開くから、わいわいガヤガヤの意。

<本編 おわり>

(ドラマのエンディング)
https://www.youtube.com/watch?v=QGooV0FH9WE
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sol raru
今年の旧正月(ソルラル:설날)は1月28日でした。
(写真は2017.01.28@韓国文化院)
5月5日の端午の節句も終わり、
物語にも春がやって来ましたね。

ドラマ・史劇ファンの皆様はご満足でしたか?
これまで燕山君の時代のことを知らなかったので、
私は新しいことを知って大満足しています。
今度また、
知らなかった王朝時代の作品が登場することを期待しています。

明日は<王朝絵巻 シーズン8>の終わりにしたいと思います。

打上げが放送終了後の17日に行われたようです。
https://www.youtube.com/watch?v=z-hucPkkU7c
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https://www.youtube.com/watch?v=7dlYHQjcNIg

(今日は第84回日本ダービー)
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逆賊 最終話(中) 民の心の中の小さな火

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(2017.05.21)

逆賊 最終話(中) 民の心の中の小さな火が大きな力に

香州へ凱旋

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「どうだったのですか?」

「反正だ。 反軍が王を交代させた」

「では、私の息子を殺した王は廃位されたということですか?」
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「香州の民を殺した王が廃位ですね?」

「ええ、昨夜は宮中に大きな火が昇った。
 香州の百姓たちの心の中の小さな火が、
 次第に大きく広がったということです。
 大きな火となって王に勝った。
 この勝利をもたらしたのは、あなたたち香州の民です」
(ギルヒョン)
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ふたり

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「ソバンは大きなことを成し遂げたのね。
 私は以前、
 ソバンが宮殿の門の前に縛られているのを見たわ」

「あそこに行ったのか?」

「ええ、ソバンは身体中から血を流していたので、
 ソバンの痛みを思って、私も胸が痛くなったわ」

「…」
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「でも、ソバンのことは私たちの子供には全部話してあげるわね」

「!」
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「あなたのアボジや兄弟たちの戦いのことも、
 全部話して聞かせるわ。
 みんなの力強さが王に勝ったこともね」

「…、アガ(子供)だと言ったが…、
 俺たちの?」

カリョンはギルドンの手をお腹にあてます。

「カリョンや…」

「…」
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オンランがモリの小屋に来ます。
モリは微笑みますが、すぐにうつむきます。

「食べ物を持って来たわね。
 カリョン姉さんも以前のように健康を取り戻したわ」

「聞いてはいない…」

「知りたいと思ったわ」

「…」

「私たちは香州を去ることになったから、
 私と一緒に町に戻りましょう」

「嫌だと言ったぞ」

モリが咳込むので
「医者に診てもらった方が良いわよ」
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オリニがオンランを探しに来ます。

「オンランや!」

「!…、サンファや…」

オリニはまだ知らないので、モリに、
「オンランに何をしたの?」

「…」

「帰りましょう…」
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そこに刺客

「裏切り者を殺せ!」

モリが刺客たちを退けますが、オンランの肩に短剣が刺さります。

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「オラボニ!」
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モリがオンランを背負っているので、驚く面々

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「大丈夫?
 医者は、傷は深くないと言っていたわよ」

「…。コマスミダ。
 オラボニが救ってくれました」

「!」
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「誰がオラビだと言うのか…?」
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モリが出て行くところをカリョンとギルドンが引き留めます。

「出て行く前に、少なくともみんなで食事しましょう」
(カリョン)

「クッパが冷めるぞ!」

「…」

するとカンパニーたちが全員集合

「なぜみんなは集まったのか?
 食事をするのを見るのが初めてでもあるまい」
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「いや、モリが食事するのを見るのは初めてだからだ」
(ジャチ)

「そうだ。 どれくらいの食欲なのか見たい」
(ソブリ)

「食事の邪魔になるぞ」
(オプサン)

「分かった。
 きっと俺たちに先に食べて欲しいのだろう?」
(セグル)

「え~い」

「毒は入っていないからな!」
(クッセ)
クッセがモリの食事を摘まんで、
「ウッ!」

「どうした?!」

「いや、美味い!」
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「ところでなぜ刺客に狙われたのか?」

「彼らの戦い振りは賞金稼ぎの山賊ではなかった。
 それに、“裏切り者を殺す”と言っていた」

「師匠だわ…」
(オリニ)

「ソン・ドファンだな?!」

モリを説得するギルドン

「ソン・ドファンが平城(ピョンサン)君の裏にいるようだ。
 俺たちは香州を去るから、一緒に来てほしい」

「…」

「…」

「お前たちの仲間とは関わりたくない」

「ではなぜ、香州のあたりをうろついていたのか?
 オンランに見つけて欲しかったからだろう?」

「…」

「それに俺たちの仲間のことにも興味を持ったからだろう?」

「…」

「俺の兄弟たちはお前の兄弟にもなる。
 兄貴たちはお前が俺を殺さずに生かしたことも知っている。
 兄貴たちはお前を歓迎する」

「俺を茶化すな」

「それに、お前のアボジがお前を殺そうとしたこと、
 ホ・テハクがお前を裏切ったことはお前の責任ではない。
 お前は悲しい人間ではない。
 単に運が悪かっただけだ」

「…」

「一緒に行こう」

「…」

「モリや…」

「…」
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ギルドンカンパニーは香州を去ります

「もう王は廃位されたというのに、
 なぜ去るのですか?」

「去らないといけない。
 香州は安全になったものの、
 まだ我々を追っている者達がいるからです」

「…」

「我々が残るとかえって危険になります」
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「ホン将軍に会いたくなったどうしたら良いですか?」

「約束する。またきっと会う」

「…」

「みなさん!これまでありがとう!」
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ソン・ドファンはパク・ウォンジョンに守貴単(スギダン)を案内しています。

「この儒学生たちはこれから平城君を支えていく。
 1498年に起きたことは、
 私の門下の者たちが成したことだ。
 私の門下生に政治を任せて欲しい」

「…」
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「あなたは王の後に立って、あなたの権力を振って欲しい」

…私が王を操るようになれば、
ソン・ドファンがもっと大きな権力を持つことになる。

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洞窟に凱旋

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「ははは、モリや。
 ここが俺たちの起点となった洞窟だ」

「…」
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「王は廃位させた。
 しかし、ソン・ドファンが反正軍の背後にいる。
 これは終わらせないといけない」

「モリ。 助けてくれるか?」

「…」(うなずきます)
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まずはスギダンの施設の一部の監獄を破ります

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そして、ギルヒョンがソン・ドファンの危険性をパク・ウォンジョンに説きます。

「ソン師匠が平城君の背後にいますよね?」

「!…、なぜそれを?」
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「私は一時、門下生だったから、
 ソン・ドファンがどのように人を動かすのか、
 行動振りが解ります」

「…」

「チュウォン君がなぜ殺されたか知っていますか?
 守貴単の矢に撃たれて死んだのです。
 一線を画しておかないとチュウォン君と同じ運命を辿ることになります」
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パク・ウォンジョンは先手を打って、逮捕に踏み切ります

「平城君! ここで何をしているのか?
 役目は解っているはずなのに…?」

「私があなたの命令に従うとでも思っていましたか?
 罪を償って頂きます。
 法に触れる私兵を集めて、秘密の組織を作ったからです」

「!」

「ここを封じて、連行しろ」

「ピョンソン君! 待ってくれ!」

「…」

「何をするのか?!」
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「行録(守貴単の記録)」が、シンボルの翡翠の玉と共に焼かれます

「止めてくれ!
 これから1000年も残る記録なのだ!
 アンドェ!」

「…」
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ギルドンとパク・ウォンジョン

「どこに行くつもりなのか?
 これからの付き合いを楽しみにしていたのに…」

「…」

「去るとは寂しい」

「また会う日も来るでしょう。
 お話ししたように、今後もずっと見ていますよ」

「…」
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「…」
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「後を付けて居場所を確かめろ。
 ソン・ドファンと同じように悩みの種になりそうだ…」
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# 燕山君(ヨンサングン)の死地・江華島
興ざめしてもいけないと思い、昨日はあえて書きませんでした。
今日の冒頭の①“凱旋”のシーンと、②燕山君の死地とには地理と時間にちょっとズレを感じたからです。
もちろん、ドラマなので盛り上げる良い演出だったと思いますが…。

反正(クーデター)は1506年9月です。
場所は漢陽の宮殿。
そして、燕山君は流刑地の江華島で2か月後の11月に亡くなりました。
(12月生まれなので、享年30歳:あとひと月で31歳)

①距離が相当ありそうです。
京畿道・香州(ヒャンジュ:山間部)に対して江華島(カンファド)は漢江の河口にある島だからです。
50kmほど離れていると思います。

②場所と時間の流れからすれば、“香州への凱旋”→洞窟への凱旋→“江華島(流刑地)”が素直な気がします。
でも、細かいことは止しましょう。
撮影(ロケ)やスタッフ、俳優の人繰りもありますからね。


kk soy1
# APBさん みなさまへ

いつもコメントありがとうございます。

ところで、
名脇役の女優キム・ソイをご存知の方も多いと思います。
ミン尚宮(『チャングムの誓い』)、ポン尚宮(『トンイ』)、チェ尚宮(『華政』)を演じました。
彼女も大学では国語・国楽を専攻した俳優で、ピアノは勿論のこと、カヤグムのプロでもあります。
東京ドームでのイベントの一部でカヤグムの音色を聞いたことがあります(DVD)。
昨日の記事では、あえてイ・ハニ+カヤグムで検索してみました。

Uもん

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逆賊 最終・30話(上) 民への反逆罪


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(photo by APB:2017.05.24.)

逆賊 第30話(上) 民への反逆

(最初のシーン)
https://www.youtube.com/watch?v=dXg5ApSJ770

ギルドンたちが見守る中、反正(パンジョン)軍は宮殿に入ります。

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# この時は反軍(パングン:反乱軍)と呼ばれています。

朴元宗(パク・ウォンジョン)

「チョナ。玉璽(オクセ)を戴きに参りました。
 そして、東宮に移って下さい」
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「平城(ピョンソン)君!親しくしていたにも拘らず…、
 なぜお前が?!」

「…」

「…」

「チョナは以前の王ではありません。
 私は王の女として死にます」

「…」

「…」
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# 平城(ピョンソン)君・朴元宗

「連れて行け!」
(パク・ウォンジョン)

「ノクスや…」

「…」

「ノクスや…」

「…」
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ノクスはパク・ウォンジョンに唾をかけて
「あなたはチョナに犬のように仕えていたのに、
 今度は裏切った。
 自分が生きるためですか?!」

「…」

「ノクスや…」
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「チョナ。
 彼らは晋城君(チンソングン #①)を選びました。
 大妃媽媽からの承諾も得たそうです」

「…」

「王衣をお脱ぎください」

「…」

「部屋から出て下さい」
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# 晋城君(チンソングン)は燕山君(ヨンサングン)の義弟

「チョナ。私はもうお仕えすることができません」

「それはいけない。
 何人かの宦官を連れて行くことができる。
 ジャウォンがいないと、生きては行けない…」

「…」

「連れ出せ!」
(反軍兵)

「ジャウォンや…」
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ギルドンはノクスに会いに来ました。

「誰が話があると言うのか?」

「…」
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「あなたは私の命を一度救ってくれたから、
 気に掛かっていました。
 今日はその借りを返す時です。
 準備を整えますから、どうか遠くにお行き下さい」

「…」

「あなたは王の寵愛を受けている側室だから、
 ここに残れば殺されます」

「あなたを残して、私は王を選んだわ。
 これは私の選択です。
 これからも、生きるも死ぬも、私が決めます」

「…」
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「ギルドンや…。
 あなたには、私からの借りはないわ」

「…」

「あなたは命を救ってもらったと言うけど、
 私はあなたから魂を救われました。
 あなたが私の“歌と踊りは芸術”だと言ってくれたから、
 その芸人の道を選びました」

「…」
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「…」
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城外へ…。

「王の女たちだ!」

「…」

ノクスは歌い始めます。

♪夢だ…
これは夢だ…
全てが夢だ…
あなたも私も同じ夢だ

「そうですね」
(ウォルハメ)
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♪これもそれも夢の一部
夢から覚めても 
また違う夢だと思った
夢から覚めても夢だ
私は夢の中で生まれて夢の中で暮らした
そして今は夢の中で死んでいく
夢の中でまた夢を見るとは…
全てがむなしいこと
生きていくことに何の価値があろうか…
今 私は去って行く

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「行きましょう。
 彼らは邪悪な百姓だわ」

「チャン・ノクスだ!」

「あの女は王の傍にいて、我々から搾取した!」

ノクスたちに向かって投石が始まります

「世の中は変わったぞ!」

「俺たちが王を引きずり降ろしたんだ!」

しばらくして燕山君が流刑地に向かいます。

「…」
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一人の両班が道の真ん中に出て来て、
「何てことを言うのか?!この馬鹿者たち!」
 お前たちは動物以下だ!
 チョナを引きずり降ろすとは?!
 チョナ!どこに行かれるのですか?!
 チョナが倒れれば、私たちも崩れ落ちます」

「お前だけが忠臣だな。 私の唯一の民だ」

「チョ~ナ~」
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ギルドンたちを見て

…これを見せたかったのか?
良いさ。
勝手に笑って、馬鹿にして、喜べ。

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…こんな悲しい日に喜ぶことができようか…?
民百姓たちだって即位の際には祝福したではないか。
しかし、今彼らはあなたを馬鹿にしている。
悲しくはないか?
あなたは機会を失ってしまった。

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「ちょっと…、あれは何か?」
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「チャン・ノクスは百姓たちの投石で亡くなりました。
 石の山の墓です(# ②)」

「ノクスや…。 私のノクスや…」
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キム・ジャウォンは首を吊ろうとしていましたが、ギルドンの弓矢が縄を切り落とします。

「お前だったのだろう?
 反乱軍の裏にいたのは…?」

「お前は暴君を諌めることもなく、支えてきたから、
 簡単にここを出ることはできないだろう。
 死ぬのもよいが、
 生きて暮らすならばここを訪ねて来い」

ギルドンは手紙を渡します。

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チョンハク

「師匠…、やはり師匠だ」

「…」

「私は反乱に貢献しました。
 私が門を開けて、チョナの居場所を教えたのです」

「貢献だと言うが、それは功績だとは認められないだろう。
 廃位された王に廃妃の手紙の内容を教えたのはそなたの母だ。
 反正(パンジョン)の軍に近づくと、そなたも危険だ」

「…」
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高熱にうなされる燕山君

「スイカが食べたい。
 明からのスイカだ。
 ジャウォンや…」
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そこにギルドンが入って来ます。

「誰かいないのか?!」

「…」

「熱があるようだな」

「…」

「もう誰も、お前の側近はいなくなった。
 以前の忠臣たちはすべて反正に加わった。
 お前が愛した晋城君が王位を継ぎ、
 お前が忠臣として可愛がったピョンサン君が反正軍を率いた」

「…」

「お前は誰一人も引き留めることができなかったのだ」

「…」
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「“暴力で民百姓を治め、権力の怖さを知らしめる”と言ったが、
 民百姓たちだけでなく、
 側近たちすら治めることが不可能だったということだ。
 解るか?」

「暴力はお前だ!」

「違う!
 暴力というものは、弱虫が使う手段だ」

「…」

「そんな弱虫を信じてついていく者がいるだろうか?!」

「これは政治だ。
 私は政治を進めたのだ、進めることはできたはずだ」
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「それは政治ではない。
 “弱虫の身もだえ”だ」

「…」

「イ・ユン! お前の罪状を述べる。
 最初に重要な、
 “人間の倫理”を理解できなかったことだ。
 我々の道徳を知りえず、“庶民を馬鹿にしたこと”だ。
 これこそが“民百姓への反逆罪”なのだ」

「…」
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ギルドンが去って、正気を失う燕山君

…私の命令だ。
私の倫理に背いた者達を殲滅しろ。
反逆禁止令

「ジャウォンや…」
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義理の弟にあたる晋城大君(チンソンテグン)
( 後の第11代王・中宗(チュンジョン))

1482年、燕山君は6歳(数えで7歳)で世子に封されました。
その3年前は、3歳(数えで4歳)でしたので、母親が廃妃(ぺビ)になった時のことは知りませんでした。
(その時、この成宗の2番目の正室で母親だった尹氏は37歳です)

3番目の正室(同じ姓の尹氏)が25歳の時に、燕山君の義理の弟になる晋城大君(チンソンテグン)を生んでいます。
燕山君が12歳の時(1488年)です。

実母の廃妃(ぺビ)、賜薬のことを知らずに育っていった燕山君。
他方では、貞顕尹氏の息子・晋城大君(チンソンテグン)は、仁粹大妃(テビ)から愛されていました。
燕山君は貞顕王后にもあまりなつかなかったと言われ、さらには仁粹大妃が辛く当たっていたとされます。
こうした成長の過程での、心のわだかまりもあったのではないか…?

②ノクスの死

ドラマは野史に沿って石の山を描きました。

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(ノクス:イ・ハニのカヤグムを2曲)
https://www.youtube.com/watch?v=wMn0buQMQn8


https://www.youtube.com/watch?v=rgsbaeqkjnU

<泉南市農業公園「花咲きファーム」バラ園>
(by APB)

ここのイングリッシュローズガーデンは、本格的英国風ローズとして人気を博している、デビッド・オースチン社の本国の英国を含めて世界で2箇所目の公式ガーデン。 
美しい眺めのある丘陵地ある7500m2にも及ぶガーデンには、3000株を超えるバラが植えられているそう。

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逆賊 第29話(下) 1506年9月・中宗反正

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(京都の夜:2017.04.30)

逆賊 第29話(下) 1506年9月・中宗反正~朴元宗の乱

各地で起きている不穏な動きを報告に行くと…。

「!」
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「このようにするのだ」

「はい、チョナ…」

「そうだ。 こうだ!」

「…」

「さあ、踊れ!」
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「…」
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ソン・ドファン

「これまでやって来たことが台無しだ!
 チョ~ナ~!」
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ソン・ドファンとパク・ウォンジョン

「イ・ジャンゴンのことは聞きましたか?」

「…」

「ユ・ビン(#)とピョンソン君…、
 チョナを倒すなら残るはどちらかだ」

「どういうことですか?」

「私の気持ちを伝えるために呼んだことが解らないのか?
 もしも失敗したら、そなたの家族は、
 そのどちらからかに殺されるということだ。
 しかし、成功すれば民心を得て、
 そなたが英雄になるということだ」

「…」

「反正(パンジョン:クーデター)の成功は、
 ホン・ギルドンに懸っている。
 誰が新政権で民心を得るかどうかに懸っているからだ」

「…」

「ホン・ギルドンが反正軍を支える逆賊となってくれるかどうか、
 頼むことだ」
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# 柳濱(ユ・ビン)と李顆(イ・グァ)も檄文を送っていたそうです。

ギルドンとパク・ウォンジョン

「そなたの言葉がどれほど私を驚かせたか解るか?」

「…」

「世祖は甥から王座を奪ったが、それは禅譲とされた。
 しかし、この100年の間には反正はなかった。
 そなたはどうするつもりか?」
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「つまらない質問だが、なぜまた私に会うのか?」

「もしも…、私たちが立ち上がるとすれば支援が得られようか?」

「…。 あなたには反乱の名分が必要だ。
 しかし忘れてはいけません。
 もしも民が一緒に立つならば…、民百姓次第だ。
 民が支援するかどうかは良く見ておく」

「見て置く…、なのか…?」
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高官たちを束ねようとするウォンジョン

「成功すれば我々が最高の功労者となる」
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最近は鷹狩も祝宴もしなくなった燕山君

「昌徳宮(チャンドックン)で祝宴を開くと伝えてくれ」

「はい、チョナ」
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「いや、天気が悪いな…」

「…」

「なぜか気分が乗らないな…」

「…」
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矢文が届きます

…国王は国に対して罪を犯した。
よって、我々は反正をなす。
賛同する者たちは従って欲しい。

「反乱だ!」
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「弱虫どもめ!逃げるな!
 チョナを守れ!」

「尚膳! 
 反乱軍はすぐに宮殿にやって来ます!
 我々は殺されます!」
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「…」
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「…」
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ノクスとジャウォン

「尚膳…、刀を手にしてどこに行くのですか?」

「宮廷にネズミが忍び込んだようですから、
 退治します」

「それなのに、なぜ宮中は静かなのですか?」

「みんなにネズミ退治を命じたからいなくなりました。
 すぐに戻ると思います」
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「そうなのか…、
 みんながネズミ退治に出かけたのか…」

「…」

「では我々は最後の大きな祝宴を開こう。
 私も着飾るから、チョナのことはお願いします」

「…」

「さあ、急ぎましょう。
 今日は“明”から届いた髪飾りを付けるわ」
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「チョナ、起きて下さい。今日は大祝宴です。
 淑容(スギョン)が準備しています」

「…」

「行かねばなりません」

「大祝宴なのか…?そうだな…」

「…」
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「しかし、他の者はどこに行ったのか?
 なぜ尚膳がここで待っていたのか?」

「今日は私が当番だからです」

「…」

「チョナ、覚えていますか?
 以前は私が毎朝、チョナの顔を拭いて差し上げていました」

「…」

「当時から、こうしてチョナにお仕えするのが、
 この国のためだと思っていましたから…」

「あ~」
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「皆はどこに行ったのか?」
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「…」

「ウォルハメと私がいるではないですか…」
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「今日は私が歌って差し上げましょう。
 私は才能も美貌もありませんが、
 淑容のお蔭で朝鮮で一番の素晴らしい時を過ごして来ました。
 淑容、ありがとうございました」

♪ 生きる 生きる…、私は生きていく…

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決行の時間

…反転させるためには、
“民心を味方に”付ける必要がある。

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「…」
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徐々に集まりはじめ…、

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「王をすげ替えるぞ!」
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「…」
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「行くぞ! 官軍を排除する!」
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そこにチョンハクが門を開いて出て来ます

「…」
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「チョナは昌徳宮にいます!」
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「…」

「…」
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昌徳宮(チャンドックン)

♪…

「…」
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「チョナに伝えてくれ。 玉璽を頂くと…」
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「この騒ぎは何なのか?」

「…」
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「チョナ。チョナはこの国の王です。
 何が起きようとも気丈でいて下さい」

「?」
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「チョ~ナ~!
 奴らは…、奴らは玉璽が欲しいと言っています!」

「?!」
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「…」
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# つづきは明後日です。

1506年9月、燕山君が京畿道まで石壁遊覧見物に遠出する予定があり、それを反正の決行予定日にしたそうです。
しかし、遠出が取り止めになり計画は一時保留。
ところが今度は、流刑地にいた柳濱(ユ・ビン)や李顆(イ・グァ)から“決起した”との檄文が届き、朴元宗は先陣を急いだとされます。
ドラマはよくできていて、十分に兵力を集める時間がないところを、民百姓+ギルドンがバックアップしています。

ただ、朴元宗が事前に晋城大君(後の中宗:当時18歳)だけでなく、その母の大妃(テビ)尹氏からも反正の承諾を得ていましたから、スムースに事が運んだとの記録です。

(ウォルハメの琵琶の音と共に反正軍が入って来ます:ビハインド)
https://www.youtube.com/watch?v=nF220WjBlow

以下はちょっと長いのですが、これまでのブログから溢れていた“こぼれ話”です。

「死六臣」とは

KJS「灰色のクーデター」の際に、少し世祖(第7代王)に触れました。
http://jumong007.blog133.fc2.com/blog-entry-3180.html

康煕奉(カン・ヒボン)『朝鮮王朝の歴史と人物』実業之日本社(2011.07)p.158から以下引用します。

忠臣としてあまりに有名なのが成三問(ソン・サンムン:1418~1456)だ。
(略)自らの命を省みずに、信念に基づいて忠義を尽くした。
(略)彼の名前の由来が面白い。
母が陣痛で苦しんでいるとき、天から不思議な声がした。
「生まれるか?」の声が3回繰り返されたという。
その後、男の子が誕生したので“天から3回問われて生まれた子”という意味の三問と名づけられた。

頭脳明晰で21歳の時に科挙に合格、第4代王の世宗を支え、ハングルの創製にも関わった
(略)世宗の後は長男が継いで5代王の文宗(ムンジョン)となったが、在位2年3か月で死んでしまい、6代王には文宗の息子がなった。
まだ11歳の端宗(タンジョン)で、首陽(スヤン:後の第7代王・世祖)から見れば甥に当たった。

(略:世祖のクーデターのこと)
あまりにも強引な手口に反抗した政府高官も多かった。
その中心的な人物が成三問だった。

「大義を乱してはいけない。王道政治のためにも王位を戻すべきだ」
強い信念を持った成三問は、同志とともに端宗の復権をはかった。
(しかし、捕まって拷問)
しかし、(世祖は)優秀な人材を失えば国の政治に支障をきたすとことがわかっていた。
そこで、世宗の時代から信頼を受けていた成三問と、他の5人に対して、その処罰を軽減しようとした。
ただし、世祖の王位を認めることが条件だった。

(略)しかし、世祖を認めず、最後まで端宗を王と崇めた。
(略)成三問は敢然と言い放った。
ナウリ、忠臣は二君には仕えないものです
(略)人々は、死んだ6人の忠誠心を讃え、彼らのことを「死六臣」と呼んだ。
(以上pp.158~160より)
“ナウリ”とは“旦那様”なので、当然世祖は怒りました。

さらに、生涯に亘って官職に就かなかった他の6人の儒学者がいて、彼らは「生六臣」と呼ばれたそうです。

なお、朴永圭『朝鮮王朝実録(改訂版)』キネマ旬報社(2015.10)p.130 には、
「死六臣」の中にパクの姓を持つ、朴彭年(パク・ペンニョン)の名前がありました。
『逆進』でのギルヒョンが山小屋で見たのは第31代パク氏の遺書でした。

# このドラマの作家は、チョンハクの父でパク夫人の夫の名をチョ・サンムンとするなど(上記サンムン)、実在した人物の名を少しずつ借用していていました。
また、実在の人物の名をあえて変えて(士林派の官僚など)、登場させていました。

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逆賊 第29話(中) さざ波から大波へ

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(2017.05.15)

逆賊 第29話(中) さざ波から大波へ~動き出した世論

王と官軍を敗走させて

「ここに残るかどうかは自分で決めてくれ」
(ギルヒョン)

「オンランは私と一緒だわ。 ネ!」

「ええ、受け入れて下さるならば…」
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「私は…」

「全員がここに残らないというわけなのか?!」
(ヨンゲ)

「宮中で働くのは、まるで薄い氷の上を歩くような辛さでしたから、
 受け入れて頂ければここで働きます」
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ウォルハメは、
「私は宮廷に帰ります」

「でも、この危険です!
 このところのチョナは厳しいですよ」

「帰らないといけないわ。
 私の大切なテンギチング(琵琶の名前)が待っているし、
 ノクスが孤独になるから…。
 お願いします。ホン将軍…」
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ノクスは駆け足で…

「!」

「淑容(スギョン)…」

「へへへ…」

「…」

「…。
 実は…、もう会えないかと…」
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「馬鹿ね…、あなたを置いてきぼりで、
 私がどこに行くと言うの?」

「…」
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堂上官のパク・ウォンジョンはこの時までは忠実

「このところ、馬はよく食べて肥えています。
 すぐにでも狩りに使えます」

「そうか、それだ。 その言葉が聞きたかった。
 奴らに負けたとしても、
 我が国が健全だということを見せつけてやりたいのだ。
 邪魔する者たちは全部殺せ!全部だ!」
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ヒャンジュモク(香州)

「チョナは再び兵力を集めて我々を攻撃するように命令した。
 すぐには攻撃ができないものの、準備をしておかないといけない。
 香州は標的だ」

「本当に…?
 では、王に対してどのように説明するのですか?
 この香州は決して反乱軍の砦ではないということを説明しないといけません」
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そこでギルドン

「何も王に納得をしてもらう必要はない。
 我々が国王をすげ替えるのです」
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騒然となる中、

「…」
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「確かにこの香州の人々のことが、
 “反乱軍”と呼ばれることを恐れていることは解っています。
 しかし、
 王が勝手に反乱軍だと決めつけて官軍を送り込んだだけです」

「確かに…」

「そうか…」

「そうです。
 このままでは王はまた名目を立てて反撃に出るだけです。
 それであれば、我々は心を決めて、
 むしろ“逆賊”であると覚悟を決めるべきなのです。
 これこそが香州が生き延びる道です」

「…」

「私たちは新しい王を擁立すべきです!」
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「そうだ! 新しい王を迎えよう」の声を聞いて、

「…」

…もうこの人は私のソバニムを超えた。

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二人になって、
「ソバン…」

「言いたいことがあるだろう?」

「何を?」

「言ってくれ」

「ちょっと…、王と戦うと言うから、
 ソバンは凄いと…」

「それで?」

「素敵だわ」

「それで?」
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「ちょっと怖くなったわ…」

「何も恐れるな。
 俺たち二人は決して、もう決して離れることはない」
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「…」
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夜の宮殿

# 戦場での敗北の屈辱は、燕山君のことを恐怖やストレスとして、大きな波のように襲って来ます。
自分をコントロールできなくなり、逃げ場を失い、酒に浸るだけ…。
耳に響くのは“イクァリの春”の大合唱…

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「静かにしろ! 黙れと言ったぞ!」
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刀を振り回す燕山君

「チョ~ナ~、どうか我を忘れないで下さい!
 チョナは偉大なる亡き成宗の子供です!
 この国の尊敬を集める高貴なお方です!」

「…」

「恐怖を与える者たちをチョナの手で一掃して下さい!
 何を恐れるのです!
 何を心配するのですか?!」

「…。は~はははぁ~。そうだな!
 私は奴らの舌を切って、
 この国に恐怖を与えるつもりだったな…」
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「そのとおりで、それを成したのです」

「しかし、甲子(カプチャサファ:2年前の1504)に、
 反対する者たちを一掃したというのに、
 まだ私を嘲る奴らがいる…」

「…」
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「どうやって奴らを封じ込めるのか?!
 私の恐怖をどうやって払うのか?!」

「チョ~ナ~!」

「…」
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ノクスはチマの中に入れます

「!」

「チョナ、もう…。
 何も聞かないことです」

「ああ、ああ~」

「今夜はここまでにして、皆さんはどうかお帰り下さい」

「…」
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帰宅したソン・ドファン

「トゥクチェや」

「…」

「解っているだろうが、
 私は理想の王を作るために人生を尽くした。
 しかし、わずかな下賤の者たちのために台無しのようだ。
 こんなことが…?」

「…」

「香州を何とかできる者は誰なのか…?」
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「?!」

「ピョンソン君…」
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カンパニーの戦略会議

「“王の暗殺は前代未聞ではない。
 私に従う民百姓は集まってくれ”と書いてあるが、
 こんな檄文が広まっているのか?」
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「それだけじゃないぞ、
 全羅道や慶尚道ではもう決起の準備があるそうだ。
 既に香州での噂が全国に広まっている」
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「さあ、もう不可能はない。
 我々の手で王を降ろそう。 
 無血の革命だ」

「ああ、俺が間違っていなければ、
 必ず王に近い功臣が我々を訪ねるはずだ」

「民心があれば俺たちは勝てる」
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…余 平城(ピョンソン)君 朴元宗(パク・ウォンジョン)は…

「ピョンソン君がギルドンに会いたいそうだ。
 もしも民の心が我々に賛同するならばだが、
 彼も強い味方になる」
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矢文

「来ました!
 手紙の返事が来ました!」
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「ピョンソン君・パク・ウォンジョンが会いたいそうだ。
 ピョンソン君は正論を述べていたために京畿道に流されていたが、
 そこでは慕われている人だ。
 ピョンソン君の姉が燕山君に暴力を受けたとの噂もあって(#)…」
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# 野史に残る背徳行為で、姉とは月山大君(成宗の兄)の妻です。
つまり燕山君は伯母を宮中に呼びつけたそうです。

その前にソン・ドファン

「我々でチョナを守ろう」

「…」
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ギルドンとウォンジョン

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「チョナは、再度ヒャンジュモク(香州)に兵を出すと命じた。
 この前の戦いには驚かされたが、
 正規の訓練を受けていない者たちが再度官軍に勝てるとは思えない。
 分かるだろう?」

「…」

「私に強力な兵力だけを渡して、
 その他の者たちには船を用意するから逃げてくれ。
 そなたも朝鮮から逃れてくれ」

「…」

「これが流血を最小限にする道だ」

「嫌だな」

「では再度戦争するつもりなのか?
 香州の者たちが殲滅されるぞ」

「しかしその前に、
 あなたの兵が全滅するとは考えないのですか?」
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イルチョン

「ここでの戦いは国中に広まっていて、
 官軍がどのように敗北して、
 国王がどうやって逃げ出したかを知らない者はいない。
 民百姓たちの間での噂では、
 “香州の民がひとたび立ち上がると国中の民が、
 まるで野火のように広がり、立ち上がる”と言っている。
 つまり、国王に従う者たちも排除されるということです」

「…」
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「民百姓たちは賢い。決して暴君には屈しない。
 よく考えて欲しい。
 今の王と共に狩りを楽しんでいた者達、
 詩を朗読していた者達、
 王に媚を売っていた者達が生き延びられると思いますか?」

「俺も付け加えておくが、あなた達が生き延びる道はただ一つ。
 王を廃位に追い込むことだけだ
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「何だと?!」
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「良く考えて欲しい。
 あなたは生きたいのか死にたいのか…」
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士林派(サインバ)の逆襲を恐れる高官たち

「全羅道のユ・ビンから連絡が入った」

「慶尚道のチョ・ユンソンからもだ」

「イ・ジャンゴンは脱獄したぞ」
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「みんなきっと香州に向かったはずだ」

「2度の士禍(サファ)で流刑の者達が集結し始めたよおうだ」

「その1498年と1504年で生き延びた我々が次に狙われる。
 チョナに知らせよう」

「あれ以来狩りもせず、宴席も開かずに隠れているようだが…」
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# 返信の矢文には、「朴元宗」の名に「平城君」と冠が付いています。
しかし、世宗(第4代)まで遡っても平城君という名前(記録)はありません。
追尊またはフィクションだと思います。
ただ、朴元宗の姉は世祖の長男の月山大君の妻なので、名家だったのでしょう。
もともと朴元宗は武官です。

# 2度の“士林派”の士禍(サファ)

(1)戌午士禍(ムオサファ:1498)の結果

故・金宗直(キム・ジョンジク)
「剖棺斬屍刑」(# 字のとおり棺を開けて首をはねる刑)

金馹孫(キム・イルソン)
権五福(クォン・オボク)
権景裕(クォン・ギョンユ)
李潟(イ・モク)
許磐(ホ・バン)
「陵遅処斬」(# 処刑後、体を切断)

その他
姜謙(カン・ギョム)、鄭汝昌(チョン・ヨチャン)、李守恭(イ・ソゴン)他6名が流刑。

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李守恭(イ・ソゴン)

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(士林派の若手のチェ・ムンなどが進出していました)

なお、李克墩(イ・グクトン)と魚世謙(オ・セギョム)は既に史草を既に目にしていながら報告していなかったとして、他の2名と合わせて責任を取らされ、免職・左遷されています。

(2)甲子士禍(カプチャサファ:1504)」の結果

死罪;
成宗の側室だった、巖(オム)氏と鄭(チョン)氏(および2人の王子)
官僚の尹弼商、金宏弼たち10余人

「剖棺斬屍刑(墓を暴いて斬首)」;
韓明澮、鄭汝昌、南孝温など

尹氏の廃妃に賛同した者;
洪貴達、金処善、李元など26人

その他、燕山君の行動を諫めた者:
2名が斬首と流刑

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逆賊 第29話(上) 夫婦と兄と妹

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逆賊 第29話(上) 夫婦と兄と妹

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戦場に残された女官たちも門の中に入って来ます。

「兄さん」

「オリニ。
 友達が宮中に残ったと言っていたよな」
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オンランたちはサンファ(オリニ)がいるので驚き

「!」
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「!」
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ギルドンも血を流して気を失ってしまいます

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ギリ山の巫女は、
「何をしているのですか? 手伝いなさい!」

「はい」
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「早く傷口に包帯を巻いてくれ」

「!」

「…」

「い、いったい誰なのか…?」

「サンファの友達のオンランです」

「私はぺギョンです」

「あ~、どうも矢を受けたように胸が痛むから…」
(ヨンゲ)
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「死ぬかと思った」

「だがもう少し生きていられそうだな」

「お前は簡単には死なないさ」

「アイゴ~、痛い」

「極楽に送ってやろうか?」

「アイゴ!」

「ははは、ブタは極楽には行かない!」
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すぐに漢陽にも官軍が敗走したとの噂が広まります。

「百姓たちでしょう? どうやって勝ったの?」

「知らないの?
 あのホン・チョンジがいたからなのよ」

「噂ではホン・チョンジが百姓たちを引き連れて、
 今度は漢陽を攻撃するするらしいわよ」
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「香州のことを聞いたか?
 香州の百姓たちは官軍と戦って勝ったんだ。
 香州は反乱軍の配下に収まったぞ」

「え?!」

「大きな声を出すな。
 だから、もう鷹狩にはタカを出さなくても済むそうだ。
 男も女も狩りの手伝いはしなくて済むそうだ」

「本当か? や~、まるで極楽だ」

「そうじゃないさ。
 犠牲も払ったそうだ」

「いや、俺だって命を投げ出したい」
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官僚たちも
「これまでにない出来事だ」
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「…」
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戦闘と“イクァリの春”の歌が脳裏から離れません

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「ジャウォンや!」

「ええ、チョナ」

「変な夢だ…。
 私が百姓から追いかけられていた…。
 王衣を脱いで私が逃げたのは夢なのか?」

「チョナ…、どうか…、どうか」
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「ええ、チョナ。それは夢です」
(ノクス)

「…」
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「悪夢です。 どうか休んで下さい」

「…」

ノクスは燕山君に膝枕を…、涙が…

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ノクスがうたた寝をしている間に、燕山君は庭に出て刀を振り回しています。

「ノクスや…」

「?」

「どうも夢ではなかったようだ」

「…」

「まったく、夢ではない! あ~!」
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チョンハクとパク夫人は両班に仕える奴婢(官婢)とされます。

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「オモニ!」

「奴婢だと…。
 どうかいっそ殺して下さい!」
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堂上会議

「もっと兵を集めて香州に派兵せよ。
 香州に生きている者も、草木も全部一掃するのだ!」

「…」
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パク・ウォンジョン

「そうします、チョナ。
 ただし、もう少し馬を養う時間を下さい」
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「チョナは再度攻撃するつもりか?」

「しかし、そうなると国中が騒ぎ出すぞ」

「香州の者たちは死傷しているから、
 以前の勢いはないはずだ」

「しかし、ホン・ギルドンはまだ残っている。
 奴がいる限り、百姓たちの戦意は変わらない」

「…」
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ギルドンとカリョン

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先に目を覚ましたギルドン

「なぜこんなに長く寝ているのか?」

「…」

「俺のことを恨んでいるのか?」

「…」

「俺を一人にして、一生悔やんでいろと言うのか?
 この世を捨てないでくれ。 
 悲しすぎるだろう?」

「…」

「俺のことを許さなくても良いから、
 どうか目を覚ましてくれ」

「…」

「だから、俺のところに戻ってくれ」

カリョンの指が微動します。

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薬草を摘むオンランたち。

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オンランは山小屋に倒れていたモリを見ます
しかし、オリニにも何も言いません。

3211k_20170519192142021.jpg

また寝てしまったギルドンは、カリョンの涙で目を覚まします

「ソバン…」

「これは夢か…、夢だったら目を覚ましたくない」

「…」

「永遠にこのまま夢を見ていたい…」

「…」

「死んでもいいから、このままでいたい」
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「…」
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「私だわよ、ソバン…」
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「カリョン…、カリョンなのか…」

「…」

「カリョンなんだな!」

「会いたかったわ…、ソバニム…」
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「…」

「…」
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「…」

「…」
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みんなの前に顔を出すカリョン

「お~!」
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「へへへ…、
 おしゃべり女が戻って来たわ」
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「ははは、カリョンや。
 きっと目を覚ますと、俺は言っただろう?!」

「ええ」
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「アイゴ~、顔をよ~く見せてくれ…」
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「…」
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(オンランとモリ)
https://www.youtube.com/watch?v=IMgvcfthz-0

(目を覚ましたふたり)
https://www.youtube.com/watch?v=QN_7waEWnr8

第2話からのこぼれ話
千宇文(せんじもん)のことー

行商に出て稼いだアモゲが、ギルヒョンとギルドンにお土産を買って来ました。

「これからは自由に勉強できるぞ」
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それに、「今日からは両班のように白いご飯だ」

「!」
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「両班のように、夫婦は一緒に食事するんだ」
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ウィキペディアによれば、
「子供に漢字を教えたり、書の手本として使うために用いられた漢文の長詩である。
1000の異なった文字が使われている」
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南朝・梁 (502–549) の武帝が、文章家として有名な文官の周興嗣 (470–521) に文章を作らせたものである。
周興嗣は,皇帝の命を受けて一夜で千字文を考え、皇帝に進上したときには白髪になっていたという伝説がある。
文字は、能書家として有名な東晋の王羲之の字を、殷鉄石に命じて模写して集成し、書道の手本にしたと伝えられる。
王羲之の字ではなく、魏の鍾繇の文字を使ったという異説もあるが、有力ではない。
完成当初から非常に珍重され、以後各地に広まっていき、南朝から唐代にかけて流行し、宋代以後全土に普及した。

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逆賊 第28話(下) ソバンが帰ったぞ

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(京都駅から撮影:2017.05.01)

逆賊 第28話(下) カリョンや、ソバンが帰ったぞ

ギルドンの叫びに胸を熱くする仲間たち

「この俺の身体に流れる熱き高貴な血は、
 お前たちのような両班よりも優れている!
 この戦場で戦うには十分すぎるくらいの血が流れている!」

「…」
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「…」
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「いったいお前たちにはどんな血が流れていると言うのか?!」

「…」

「俺と一緒に立ち向かうことができる奴は、
 そこにはいるのか?!」
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https://www.youtube.com/watch?v=5dELxqIfAYI

「ホン将軍こそ我々の味方だ!」
3133_20170510231456c20.jpg

「俺の血もホン将軍と同じだ!」
3133b_20170510231310fa3.jpg

「俺も同じだ!」

「俺はホン将軍と共に戦う!」

「ホン将軍は民百姓のための将軍だ!」
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気勢を上げるギルドン軍団

28 2yyy
https://www.youtube.com/watch?v=g_ZLlgItPrM

「ありがとう!」

「…」

「さ~て、これが最期のようだ…」
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「お前には王が後ろ盾していると思っているようだな。
 しかし、俺の後ろ盾が誰だか分かっているか?!」

「…」
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「この百姓たちが俺の後ろについているんだ」

「…」

ギルドンは刀をモリの首に…

3133h_20170511001136e49.jpg

そして勢いよく飛び出して行くギルドン軍団

しかし、チョンハクが、
「遊びは終わった!
 矢を射ろ!」
28 2z

ギルドン軍団は矢に追われます

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「退却だ!」
28 2zz

そして現れたのはチュウォン君が率いる守貴単(スギダン)の兵士たち

「ホン・ギルドンの首を取れ!」
(チュウォン君)
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しかし、スギダンの兵士たちは弓を逆方向に向けます

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スギダンの兵士たちの矢は官軍を射抜き、官軍の大砲はスギダンの爆弾で潰されます

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3134_20170511001906220.jpg

ここで形勢は一気に逆転

「ホン将軍!
 俺たちはあなたの味方です!」
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「!」
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「ここで変わった。
 万能の子の濡れた翼が、百姓たちの息で渇いた」

「…」
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「俺たちにかかって来い!」
(ギルヒョン)
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モリとギルドン

自害しようとするモリに、
「子供じみたことをするな」

「?!」
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「俺は生きる。お前もだ」

「!」
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# 何度も許されるモリでした。

チョンハクもギルヒョンの刀に脅されて、
「見ていろ!きっと! 
 きっと!」

「…」

「王を捕えろ!」の声

「いったいどういうことなのか?!」

「…」

「なぜ私に歯向かうのか?!」

「チョナ! お逃げ下さい!」
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王の身代わりはチュウォン君(影武者)

「上手く敵から逃れることができたら、
 チュウォン君の罪は帳消しにする」
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「はい、チョナ。 必ず守ります。
 必ず敵の目を眩ませます」
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そして、
「守るんだ、私を!」

しかし、
「王ではない。 帰るぞ!」
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現れたのはスギダン(守貴単)

「落ち着け…」

「俺たちは、牢獄から出ることができるならばと、
 この世に復讐することを誓った」
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「なぜ私なのか?!
 私の他に狙う奴らがいるはずだ…」

矢を受けて倒れるチュウォン君

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ソン・ドファンが出てきます。

「守貴単の者たちの真実を知らなかったようだ…。
 最初から朝鮮に背を向けて無視、否定している。
 誰も上の者たちを信用はしてはいない。
 だから彼らを一端投獄して、
 私は朝鮮を守ろうとしたのだ。
 あなたは彼らに武器を与え、そして奪った」

「…助けてくれ」

「…」

「助けて…」

「…」
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戦いに勝ったギルドンカンパニー
捕虜も増えます。

オンラン

「この女たちは王から褒美を貰い、
 贅沢をむさぼっていました」

「…」

ギルヒョンはオンランに目を留めます。

「…、ちょっと待ってくれ」

「…」
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「みんな大丈夫か?」
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「官軍は去ったぞ!討伐軍が去った!
 俺たちが勝ったんだ!」
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「ホン将軍!」

「…」

「俺たちは勝ったぞ!」

「…」
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城内で父親や夫を待っていた子供や女たち

そしてジャチやオリニも…。

「みんな無事に戻ったぞ」

「ありがとう、コマウォ!
 ギルドンとギルヒョンは?」

「ギルドン オラボニ!」
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「県令…、カリョンは…?」
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「カリョンは今、自分と戦っている」

「…」

「私は、きっと勝つと信じている」

「…」
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「カリョンや。 戻ったぞ」

「…」

「ソバンが帰って来たぞ」

「…」
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「俺が…、帰りが遅くなってすまない」

「…」

「胸が痛む…。すまなかった…」

「…」

「カリョンや。きっと目を覚ますよな。
 そうだろう…?」

「…」

「起き上がって、俺のことを叱ってくれ!
 カリョンや。 すまなかった…」
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「…」

「ソバンが帰って来たんだ」

「…」

「あ~、カリョンや…」
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# 鍵コメさんへ
コメント欄もご参照ください。

# ワン拍手さんへ
毎朝、PCの向こうからの拍手の音が聞こえるようです。
コマスミダ!
https://www.youtube.com/watch?v=eA6Amvr-kAw

「ヨクジョク(逆賊)ファイティン!」
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「最後まで応援してください」
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「アンニョンハセヨ」

「アンニョ~ン」
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逆賊 第28話(中) 熱き高貴な血

紫蘭は群生し、花は3~4センチなので目立ちません。
しかし、花弁をよ~く見ると、やはり“蘭”です。
siran2.jpg
(2017.05.15)

逆賊 第28話(中) 熱き高貴な血

(矢を向けるギルドン)
https://www.youtube.com/watch?v=NFUnZI45OLE

「ギルドンや!」

「ギルドン!」

「!」
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ギルドンの矢はカリョンの胸を射ます。

「!」
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「…」
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「!」
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「!」
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…カリョンや…。

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そして、ギルドンが発した声

「この国の官軍は民百姓を殺してはならない!
 この国の王は民百姓を殺してはならない!
 彼らはもう、百姓のための軍でもない!
 王のための軍でもない!」

「…」

「奴らを殺せ!」
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「…」

「みんな聞いたか?!
 これが我らのホン将軍が選んだ道だ!
 さあ、行くぞ!」
(ソブリ)
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「…」
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城門を出るギルドン軍団

「チョナ!
 ホン・ギルドンは妻を殺しました。
 戦うつもりです!」

「…」
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勢いに乗るギルドン軍団

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退く官軍

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「カリョンを降ろしてくれ!」

カリョンを奪還

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燕山君

「女を奪われるな! 女の身体を取られるな!」

「…」

「大砲を放て!」
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「…」
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「蛮族たちを出せ!」

「…」

「これは楽しくなりそうだ!」
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「…」
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「恐れるな!
 俺たちは命を懸けているんだ。
 雇われ者たちとは違う!」
(ギルヒョン)
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形勢はギルドンたちに有利でしたが…。
燕山君は、

「大砲を放て!
 逆賊も蛮族も皆殺しにしろ!」
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ギルドンは皆を城門に戻します

「退却してくれ!」

「ははは!
 自分の女を殺して、結局は何を得たというのか?!
 我々には歯が立つまい!
 ははは~」
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ギルドンは仲間と村人を退却させて一人で蛮族と戦い、次々と敵を倒します。

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ノクスは安堵の微笑みを…。

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ギルドンが一人で戦っているところを見る官僚たち。

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# 見ている官僚の中に朴元宗(パク・ウォンジョン)がいます。

「…」
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「今だ! 大砲だ!」

大砲が放たれ、ギルドンは爆風で倒れますが、立ち上がります。
そこに現れたモリ

「…」
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「お前は、お前の女と共にここを去るべきだった」

「…」

「だったら、お前も女も生き延びることができたはずだ」

「…」

涙を見せてモリは、
「しかし、この戦いに勝とうと負けようと、お前は死ぬことになる」

「…」

再度、刀を取るギルドン

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燕山君

「さて…、ノクスや。
 今度はどっちが勝つと思うか?」

「…」

「もう一度ホン・ギルドンを生かしておくと思うか?」

「チョナ。
 私はただ強いものを選びます。
 この時こそ、チョナの方がホン・ギルドンよりも強いことを示す時のようです」

「ふん…。この二人の一騎打ちには誰も手を出さないようにしろ。
 良い機会だから、皆も楽しもう」
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カリョンの容態

「不思議なことに、
 もう死んでいてもおかしくないのに…?」

「…」

「急所にもっと近かったら…。
 しかし、もう体力が限界だ…」

「…」

「目を覚ますのかどうか、私にも分かりません」
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「カリョンや。
 ギルドンは今、お前の所に戻るために戦っているんだ。
 お前も戦いに勝つんだぞ…。
 俺たちの大切なおしゃべり女だから、
 起き上がってくれよ…。
 そして小鳥のようにさえずってくれ…。
 良いか?!」
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ギルドン軍団もモリとギルドンの一騎打ちを見守るしかない…

「…」
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ギルドンが肩を刺されて喜ぶ燕山君と心配するギルドン軍団

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「ホン将軍! 頑張って下さい!」

「強く! 強く!」

「頑張って下さい!」
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そこで“イクァリの春”の合唱が始まります

♪ 春が来た喜びも我々は言葉にしない
 氷の卿が怖いから微笑むだけ
 太陽が昇っても夜明けの喜びは口にしない
 夜の怒りが怖いから微笑むだけ
 へへ~や
 ホホ~や
 表の扉を大きく開けて…
 へへ~や
 ホホ~や
 身を切る寒風は吹き止むさ…

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官軍の中にも同調して歌う者たちがいます。

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「ふふふ…、歌を歌っているのか…?」
(燕山君)

「…」
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朴元宗(パク・ウォンジョン)

…彼らは本当に死を恐れてはいないのか…?

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高見の見物のソン・ドファン

「気勢だ…、百姓たちの勢いが違う」
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燕山君とチュウォン君

「チュウォン君。
 そなたが連れて来た兵力は、
 一度は守貴単(スギダン)に投獄されてい者たちだったとのことだな?」

「ええ、チョナ」

「では、ホン・ギルドンに最期の留めを刺してくれ」

「…」

「ホン・ギルドンはスギダンに囚われた百姓たちを救うのに必死だからな。
 しかし、奴はそのスギダンに殺されるとは思ってもいまい」

「チョナ。
 必ずギルドンの首を取って差し出します」
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一騎打ちが続く中…、

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「お前たちは、一度はこの国に反抗して逮捕された者たちだ。
 しかし、私がお前たちには生きる機会を与えた。
 死をも恐れずに戦い、
 ホン・ギルドンの首を取れば、チョナも免罪にしてくれる」
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ギルドンはモリとの一騎打ちに勝ちます

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そこに現れたチュウォン君と守貴単の兵士たち

「香州の百姓たち! 良く聞け!
 反乱軍の中には両班もいる。
 お前たちが“ホン将軍”と呼ぶ男には身分証すらないことを知っているのか?!」
(チュウォン君)

「…」

「その男は奴婢の子だ!」

「…」

「ははは~」
3124p.jpg

「ははは」

…ホン・ギルドン…。 馬鹿な奴だ。
 お前について来る者たちがいるとでも思っているのか?
 お前は奴婢の子だ。

3125a.jpg

「奴のオヤジは、私が子供の頃には私の家の床掃除をしていた奴婢だ!
 そんな奴に従うのか?!」
(チョンソク)

「!…」
3125b.jpg

ギルドンは喉をからしながら大声で叫びます

「そのとおりだ!」
3125c.jpg

「俺のアボジは奴婢だった。
 そして俺はアモゲという名の奴婢の息子だ!
 しかし、俺の身体に流れるアモゲの血は、
 誰よりも熱く、誰よりも大切な高貴な血なのだ!」

「…」

「この俺の身体に流れる熱き高貴な血は、
 お前たちのような両班よりも優れている!
 この戦場で戦うには十分すぎるくらいの血が流れている!」
3125d.jpg


「いったいお前たちにはどんな血が流れていると言うのか?!」

「…」

「俺と一緒に立ち向かうことができる奴は、
 そこにはいるのか?!」
3125e.jpg
https://www.youtube.com/watch?v=5dELxqIfAYI

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「朝鮮王朝実録」での張緑水(チャン・ノクス)は、生年月日は不詳です。
ただ、燕山君に歌と踊りを認められて寵愛を受けて側室になった際には、連れ子(男子)がいた記録が残っています。
これは野史ですが、燕山君よりは10歳ほど年上だったということと、両班の妾との間の娘で、王族に仕える男性(奴婢)と結婚した際の子だったようです。

彼女はそこには留まりませんでした。
天賦の歌と踊りの才能と自らの上昇志向により、まずは妓生となり、その才能が宮中にまで届くようになりました。
他の王の時代ならば、そんなことがあったのだろうか?
そう思うのですが、
すぐに破格の従四品・淑媛(スグォン)の品階を貰いました。

ドラマではもう淑容(スギョン)と呼ばれる従三品なので、尚膳(従二品)の金子猿(キム・ジャウォン)との格差は縮まっています。
ちなみに、史実としての側室としては栄寿(娘)を産んだことで昇格したのではないかと推測されます。
なお、連れ子も敦寿という名を貰っています。

# 過去のドラマの収納場所について

長編ドラマの収納は4~5話くらいが一枚のロールペーパーに、
“巻き絵”のように入っています。
①“最終話”の画面のどこもクリックせずに、
②ただただ下までスクロールすると、
③色の薄い文字で<ホーム><次のページ>と出ます。

④「六龍…」の場合は“第47話(下)”まで下り、
⑤<次のページ>をクリックすると、
“第47話(中)”のページが出ます。

要はトイレットペーパーを横に何本か並べたような構造です。
第1話にたどり着くには手間がかかりますので、
辛抱強さが必要ですね。

(例)
tugino page
# 上の写真の<ホーム 次のページ>>の、次のページ>>をクリックして下さい。

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逆賊 第28話(上) 王の耳を噛んだ女


# 放送は終了しました。
どうぞコメント欄も目を通して下さい。
(APBさん コマスミダ!)
私の方からは最終話の最終画像とビハインドです。
最強のギルドンカンパニーとギルドン軍団の兄弟姉妹たちです。
https://www.youtube.com/watch?v=QGooV0FH9WE
https://www.youtube.com/watch?v=iLeimcKr0VY

siran1.jpg
(紫蘭:2017.05.15)

逆賊 第28話(上) 王の耳を噛んだ女

王の耳を噛んで投獄されたカリョンは、投獄された後に人質となって、丸太に高く吊るされました。
「私のために引き下がるようなら、
 もう二度と会わないわ!」

「門を開けないとこの女を殺す」
(チョンハク)

そして次に燕山君は
「あ~、何とも胸を打つ場面だな…。
 女を降ろせ」

「え?!」
3100_20170511013612bf4.jpg

「見たいものは全部見た。
 ちょっと知りたいことがある。
 ホン・ギルドンはどんな顔をしているのだろうかな?」

「…」
3100a_20170511013610d78.jpg

「俺が行く。 行かないと…。
 俺がカリョンを連れ戻す」
3100c_20170511013608079.jpg

「ギルドンや。
 一人で行っても官軍たちには一人では無理だ。
 行っても殺されるだけだ」
(ギルヒョン)

「いいや、行かないと…」

「お前が死ねば、俺たちも死ぬことになる。
 この村人たちを見るんだ!」

「…」
3100b_2017051101360909e.jpg

村人たちは初めてカリョンのことを知ります。
「あの女性はホン将軍の妻なの?」

「ホン将軍!」

一端降ろされたカリョン

「…」
3100d_20170511013607032.jpg

燕山君とカリョン

「どうなのか?
 お前の夫に会った気分は…?」

「私の夫がこれくらいで引き下がるとでも思っているのですか?」

「ははは、お前の夫は混乱していただろうな。
 分からないか?
 おそらく怯えていただろう」

「…」

「混乱を極めたると、人は間違いを犯すものだ。
 お前も夫もそのうちきっと崩れる」

「…」

「ふっふふ…」
3100e_201705110136065b0.jpg

ノクスとカリョン

「この世は本当に公平にできている。
 あんたは愛したし、私はこの世を頂く。
 これが我々が選んだ道だ」

「スギョン(淑容)…、コンファ姉さん…」

「…」

「コンファ オンニ!」
3100ee_2017051101451356d.jpg
# “コンファ”は、カリョンと一緒に妓楼・タンヘジョンで働いていた時のノクスの名前

テントの外で守備のモリ

「コンファ オンニ!」

「…」
3100f_20170511014512199.jpg

香州城(ヒャンジュソン)

「ホン将軍は投降するだろうな?」
 女房が崖っ淵だらから、きっとな…」

「では俺たちはどうなるのか?」

「ホン将軍が捕らえられたら、
 きっと我々も殺されるだろうな」
3100h_201705110145104cd.jpg

「…」
3100g_2017051101451103d.jpg

ソン・ドヒョン

「は~、香州には初めて来た。
 お前もだろう?」

「…」

「この地が血の海になるのか…、
 見ものだ…」
3100k_201705110145080d7.jpg

徴兵を進めるチョンハク

「チョナの命に応じて、
 この狩場に狩人たちを連れて参りました」

「チョナ。
 さらに10人力の蛮族も連れて参りました」
3100kk.jpg

「あの者たちは?」

「チョナ。
 守貴単(スギダン)に一度投獄された者たちです。
 武器が使える者たちを選りすぐって連れて来ました。
 全員が命を捧げる覚悟です」
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# スギダンはチュウォン君が譲り受けています。

「イ・ユンめ…、あんなに兵を集めて…。
 たかが香州の百姓たちを殲滅するということだけに…」
3100n_20170511015209ee4.jpg

燕山君が集めた兵力が既に2倍、「いや3倍だ」と、「チョナは全員を殺せと命令したそうだわ」と村でも噂が広まります。

3100p_2017051101520853b.jpg

「食料は一週間しか持たないし、血も流したくない。
 しかし、生きるか死ぬかは次の問題だとして、
 門を開けて戦おう。
 そしてホン将軍は解放してあげよう」
3111_20170511015207880.jpg

「そうです、ホン将軍。
 我々が道を空けますから、どうか奥方を連れて逃げて下さい。
 そして、もう香州のことは忘れて下さい」

「…」

「私たちはこの香州で生まれたので、
 この香州を守って死にます」

「…」
3111a_20170511015206e28.jpg

カリョン

カリョンはギルドンのことを思っていました。
「道しるべの石のように重いでしょう?」

「いいや、羽根のように軽いさ」

「チッ! 私は岩のように重い女だわよ」
3111b_201705110152052d5.jpg

「いいや、背負って空も飛べるさ」

…チュ!

「こっちも…」

…チュ!
3111bb.jpg

「…」
3111bbb.jpg

そこにモリ

「お前の夫には、
 お前ではなくて香州の村人を選んで欲しいのか?」

「…」

「はっ! だからお前もお前の夫も嫌いなのだ」

「…」
3111c_20170511015834e9f.jpg

「お前たち夫婦は馬鹿で向こう見ずだからだ。
 いかに怪力であっても、
 王を負かすことは不可能だと思わないか?」

「…」

「見てみろ。
 たった一つの王命で、あんなにも多くの兵力が集まった。
 これが権力というものだ」

「…」

「必ずお前の夫を捕らえて、手柄を立てる」

「…」

「しかし、本当に願うのは、
 お前の夫がお前を連れて、
 俺の目の前から消えてくれることだ」
3111d_201705110158323fe.jpg

村人たちの結論

「この香州の出身でもないのに、
 俺たちのために来てくれたので感謝する」

「…」

「今から俺たちが道を空けるから、脱出して下さい」

「…」

「これが我々香州の民百姓の結論です」

「…」
3111e_2017051102032783a.jpg

ギルドンは立ち上がって、
「ええ、それが皆さんの総意ならば、
 私はここから出て、命拾いします。
 しかし、その前に、
 ここで最後の温かいご飯を香州の皆さんと分け合って食べたいと思います」

「…」
3111ee.jpg

最後の温かいご飯

3111f_20170511020325f28.jpg

「僧侶は死んだら極楽浄土に行くのか?」

「…」

「俺も行きたい。
 しかし、たくさんの人を叩きのめした…」

「俺たちは行くことはないさ」

「そうだな…」

「仏陀は決して理不尽じゃない。
 俺たちが香州で…、
 香州で死んだら俺もお前たちも大歓迎されるさ。
 さあ、もっと食べてくれ。
 痩せないようにな!」
3111ff.jpg

「可愛いヨンゲよ。
 死ぬときは一緒だよな」

「…」

「分かったか?」

「ああ」
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ジャチはご飯をソブリに分けます。

「アイゴ、何でそんなに親切なのか?」

「俺は戦うのは苦手だ。
 …、つまり役立たずだ」

「アイゴ、そ、そんな…、そんな辛いことを…」

「さあ、もっと食べてくれ…」

「アイゴ…」
3111h_2017051102171346a.jpg

家族に別れを告げる村の男たち

3111k_20170511021712127.jpg

そして、村人たちは、

「ホン将軍!
 俺たちが道を空けます!」

「どうかご夫人を救って下さい!」

「ホン将軍!
 これまでありがとうございました!」

「ご夫人を救って下さい!」

「ホン将軍!
 ありがとうございました」

「…」
3122_201705110224054b4.jpg

「さようなら、ホン将軍!」

「…」
3122a_2017051102240472d.jpg

そこにカリョンの声

「ソバ~ン」

「!」
3111m_20170511021711980.jpg

「皆の者!
 皆は王の戦士たちだ!
 王の権威を見せる時が来た!
 ふふふ…。
 女を髙く吊るせ!」

「…」
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王の耳を噛んだ女

「私が見えるかしら?!」
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「諦めないで!」

「…」

「私のために引き下がるなら、一生恨むわ!」

「…」

「一生責めるわよ!」
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「…、あ…」

「ソバ~ン!」

…カリョンや。
俺も一時(いっとき:2時間)もすればお前の所に行くからな。
一時だ…。

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「…」
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ウィキペディアには次のように書かれています。

1506年9月2日に勲旧派勢力(# ①)の朴元宗(パク・ウォンジョン)、成希顔(ソン・フィアン)、柳順汀(ユ・スンジョン# ②)らが企てた宮廷クーデターによって燕山君は失脚し、江華島に配流、王位を剥奪されて燕山君に封じられた。
この時、任士洪(# ③)、金子猿(# ④)、更に燕山君の寵姫である張緑水(チャン・ノクス)は反対勢力の手によりそれぞれ斬首刑となっている。
また正妃慎氏も同時に廃位され、残された王子たちは全て処刑され、更に残された王女たちは全て奴婢にされた。

# ドラマから上記の注を付けます。
① 勲旧派(または府中派)とは政府内組織の高官たちのこと。
その反対勢力は王や王妃の外戚官僚たちで、宮中派とも呼ばれました。
利害の対立、とくに勲旧派は財政難のために勲功で得ていた田畑を多く取り上げられていました。
② 柳順汀は士林派(朱子学・穏健派)
③ 任士洪(イム・サホン)は燕山君の外戚
④ ドラマにもあるように、金子猿(キム・ジャウォン)は内侍(宦官)

# なお、参考のドラマとして『王と姫』、『王妃チャン・ノクス』が挙がっていました。
それぞれ10年以上前の作品です。

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逆賊 第27話(下) ソバニム!

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(2017.04.29@nagasaki)

逆賊 第27話(下) ソバニム!

ノクスと獄中のカリョン

「どういうことですか?
 私が使い物になるということですが、なぜですか?」

「…」

「私を切り刻んで、フンチョンたちの前に晒し者にしますか?
 ええ、そうして下さい」

「いいえ、そうではない。
 あなたを生かすかどうかはあなたの夫次第だわ」
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「ソバニム…?」

「カリョンや。
 あなたの夫は生きているのよ。

 チョナが、
 周りのフンチョンにも知らせなかったのは、
 宮中外に漏れないようにするためだった」

「淑容(スギョン)…」
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「カリョンや。
 あんたの夫は生きて、
 逆賊たちと一緒にいるわ」

「…」

「チョナは、
 あなたを戦場に引き連れて行き、
 あなたの夫の前に立たせるわ」

「…」

「ギルドンがあなたを本当に愛しているなら、
 正気を失って、戦争には負けるわ」

「…」

「愛していないなら、あなたは彼の手で殺されるわ。
 私はどちらでも構わないけど、それが終わりだわ。
 あなたの立派な愛というものが、
 結局はあなたの夫を追い詰めて死に至らしめることになる」

「淑容(スギョン)…、スギョン!」
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涙を浮かべて出て来たノクスにウォルハメは、
「何と言ったのですか?」

「…」

「なぜ涙を…?」

「…」

<香州城(ヒャンジュソン)>

「ヒャンジュモクの者ども、よく聞け!
 ヒャンジュモクへのすべての道は遮断した!
 武器を捨てて降参しろ!」

「…」

「中に住んでいる者ども、よく聞け!
 四つの道はすべて塞いだ!
 武器を捨てて降参しろ!」
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村の一人の女性から歌が流れます。
すると小さな声が徐々に大きな大きな合唱に変わります。
https://www.youtube.com/watch?v=-iLNmb-0xTg
(イクァリの春 #)

♪ 春が来た喜びも我々は言葉にしない
 氷の卿が怖いから微笑むだけ
 太陽が昇っても夜明けの喜びは口にしない
 夜の怒りが怖いから微笑むだけ
 へへ~や
 ホホ~や
 表の扉を大きく開けて…
 へへ~や
 ホホ~や
 身を切る寒風は吹き止むさ…

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この歌を聞いて、官軍の兵士も口ずさみました。

♪ へへ~や
 ホホ~や
 表の扉を大きく開けて…
 へへ~や
 ホホ~や
 身を切る風は吹き止むさ…

2733e_2017050419400205e.jpg

官軍の大砲が火を放ちます

2733f_20170504194001041.jpg

「!」
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「!」
taihou6.jpg

taihou 4

taihou7.jpg

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# ギルドン軍団に加担する無防備の女性たちも、男性と同じく官軍に切られていく戦いのシーンが悲しいです。

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パク・ウォンジョン(朴元宗)

「逆賊たちの激しい抵抗のために、
 官軍はまだヒャンジュモクには入ることができません」

「まだ門を開けないのか?」

「…」

「私も狩りに行きたいから、8道から徴兵しろ」
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<香州(ヒャンジュ)>

「門の前で、もう数日も待っている!
 なぜだ?!」

「私たちは百姓たちを甘く見ていたようです。
 良く訓練されています」

「だからどうなのか?!」
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そこに燕山君が近衛兵たちを連れて

「まだ門を開いてはいないようだな。
 ちょっと持って来たものがあるから見てくれ」

「…」

「血の匂いが気持ち悪いですね」

「そうだな…」
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モリとカリョン

「!」

「…」
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モリがカリョンの縄をほどくと、カリョンは自害しようとします。

「気でも狂ったのか?!」

「どうか…、どうかお願いですから殺して下さい」

「…」

「ソバニムには私がここにいることを教えないで下さい」

「…」

「どうかここで殺して下さい」

「…」
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一休みするギルドンの瞼にはカリョンが浮かびます。

「すぐにソバンに会えるわ。
 でも驚かないで、私の言うとおりにしてよね」

「…」

「だって、私が泣くのを見る方が怖いとソバンは言ったわよね」

「…?」

「あなたは私を泣かせないように精一杯頑張ってね」

「カリョンや…」
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「…」

「オリニや…」

「…」
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「オラボニ…、なぜ汗かいているの?」

「どうもこのところ弱気のようだ。
 オリニの友達のオンランたちも救わないといけないのに…」

「オンランの他にも助けたい仲間がいるわ」

「他にも?」

「私の友達になりたがっている人もいるのよ。
 私を見ると涙ぐむのよ。
 彼女は亡くなったご主人のために仕返しをしたいのよ…」

オリニはオンランと同様に会いたい女性がいることを…。

2734e.jpg
# カリョンのことです。

そこにクッセが来て…。
「ギルドンや…」
2734gg.jpg

「!」
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木に縛られたカリョン
(このシーンの動画)
https://www.youtube.com/watch?v=IMyLeaCLeVU

2734k.jpg

「お~い、ホン・ギルドン。
 久しぶりだな」
2734f.jpg

「!」

「…」
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「私のために引き下がるなら、
 もう会ってはあげないわ!
 もう、決して会わないわ!」
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「カリョン…」

「…」

「カリョンや!」
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「ソバン…」

「…」

「ソバン…」

「…」

「ソバン!」
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「…、カリョンや…」

「あ~」

「カリョン…」

「ソバ~ン!」
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「…」
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(第27話のおわり)
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<第1話でのドラマ全体のプレリュード>

「最後の通告だ! 門を開けろ!
 さもなければお前の女を殺すぞ!」
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「私のために止めるなら、
 私は二度と会わないわ」

「…」

「私はもう会わないわ」

ギルドンは矢を向けます。

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「ギルドな~」

「ギルドン!」
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「…」
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「…」
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# ギルドンの矢は、カリョンの胸に…。

# このドラマ・OSTの作詞・作曲およびプロデューサーのアン・イェウン
動画の中から彼女を探してみて下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=-iLNmb-0xTg
an yeun

「匿禑里(イクァリ)の春:익화리의 봄」
https://www.youtube.com/watch?v=c5BBuqCgcGk
https://www.youtube.com/watch?v=zriRcKnlU5g

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