逆賊 第23話(上) クマのようにトラのように

# 父親・アモゲは、ギルドンに対して“国王から剣を授かるような大将軍”になることを期待しました。
しかし、豹変してしまった燕山気のことは、“もはや国王とは呼べない”と思うギルドンでした。
第23話は牢獄から逃亡したギルドンと仲間たちから始まります。

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REBEL: Thief Who Stole the People
https://www.youtube.com/watch?v=zriRcKnlU5g

逆賊 第23話(上) クマのように強く、トラのように素軽く

♪ 秋の愛は美しい…

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つわりのために声を詰まらせて退席する楽師

「たくさんの楽師を呼んでいますから、
 妊娠したままで宮中に入った者もいます」

「…?」

「しかし、歌は素晴らしいですよね?」
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「ただし、私は子供まで呼んだつもりはない。
 子供が生まれ次第、別れさせよ。
 赤ん坊は埋めてしまえ」
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山中に連れられて行く母親と赤ん坊

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「…」
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「仕事は終えたか?」

「ええ、新生児はすべて埋葬しました」
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内侍がやって来て、
「チョナ!牢獄が壊されています」

「?!」

「早朝に何ものかが侵入して壊されました」

「私がその者を逮捕する!」
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狩場のあたり

「ジャウォン!こっちだ!」
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数人の手勢で捜査する燕山l君でしたが、内侍などのお付きの者はギルドンカンパニーに引き離されます。
そして二人だけになったギルドンと燕山君

「おい! イ・ユン!」
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# イ・ユンというのが燕山君の名です。
李㦕(りっしんべんに隆:ユン;융)です。

「ま…、まさか、お前は?!」

「ははは~」

「私を殺す気なのか?!」
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ギルドンは左手だけで大きな岩を揺さぶります。

「さあ、どうだろうか?
 これからは、王が苦しめた百姓たちがどうするのか見ていろ」

「…」

「また会おう…」
big stone

「ホン・ギルドン…、奴め!」
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キム・ジャウォン(金子猿)

「チョナ、どうか殺して下さい。
 お守りできませんでした」

「お前はまだ盗賊のホン・ギルドンとの関係があるのか?」

「チョナ~、もしも私を疑うのでしたら、
 ここで死んで忠義を示します」
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ノクスが来て、
「お怪我ですか?!」
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# いつも心配に思うのですが、バイオニックパワーを使うとしばし気を失うギルドンです。

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夢に現れるカリョンと巫女

「カリョン…、会いたかった…」

巫女

「あなたの妻のことは心配いらない。
 時が来たら再会できる」

「…」

「あなたの父親が聞きたいと望んだが、
 あなたの人生のことには答えを与えなかった」
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「では、逆に俺が質問する」

「…」

「俺はどんな死に方をするのか?」

「それは良い質問だ。
 この私に大きな木の根を求めて探しに来なさい」

「大きな根の木…」
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ギルドンは仲間を連れて大きな洞窟の中に入ります。

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「!」
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「あなたは…」
(ギルドン)

「ええ、待っていました」
(巫女)

「この人が今日にもやって来ると言っていた方ですか?
 あなた達がホン・チョンジなのですか?!」
(村人たち)

「そうです。
 この人こそが私が言っていた待ち人、万能の子です」
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歓迎を受けるギルドン・カンパニーの面々

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「ここは、たくさんの民百姓が住める大きさですね…。
 ここに“私の民たち”を連れて来ても良いでしょうか?」

“あなたの民”なのですか?」

「あ…、そうでなく…」

「もちろんです。
 あなたの民たちこそ来るべきところです」

「…」
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傷の手当てをするノクス

「ホン・ギルドンが牢も門も破って脱走したのですか?」

「しかし…、
 私は骨を折られて立ち上がることもできないところを見たのに…、
 なぜあのように元気なのか…?」

「…」

「あれこそ本当に万能の子なのか…?」

「チョナ。
 たとえ万能の子であっても、数万の兵を倒すことは不可能です」

「そうだな…。私にはそれだけの兵力がある」
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ギルヒョンと燕山君

「チョナ…、ホン・ギルドンが逃亡したのですか?
 いったいどうやって…?」
(# ギルヒョンは嬉しそうです)

「しかし単なる盗賊だ。
 一度はそなたが逮捕したから、もう一度連行してくれ」

「ええ、必ず!」

「ただし、ホン・ギルドンが生きたままで逃亡したことは庶民には知らせるな。
 生きていると知れば民百姓はまた“万能の子”だと言い出しかねない」

「ええ、必ず逮捕します。
 民には“すでに死んだ”との噂を流します」
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町中には“ホン・ギルドンと仲間たちは、罪を死で償った”との公示。

「ついに死んだ…。
 おめでとうございます。
 亡くなってしまった…」

「そうだ。これが朝鮮だ。
 何と良き日なのか!」
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他方カリョンも知り、涙…。

「ソバニム…」
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キム・ジャウォン(金子猿)

「チョナ、ホン・ギルドンを捕まえるのはたやすいことです」

「どういうことなのか?」

「ホン・ギルドンは捕らわれた多くの仲間を残したままです。
 多くの民がまだまだ残されています」
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ヨンゲは百姓たちを連れて来ます

「ご無事で何よりです」

「ここは…?」

「ええ、官軍には見つからない場所です」
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「…」
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「本当に俺を待っていたのですか?
 なぜですか?」
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「あなたは万能の子だからです」

「いいえ、他の者よりも少し強いだけです」

「万能の子はただ強いだけだと思っているのですか?
 強さはあなたの一部です」

「では何が…?」

「私に質問しないでください。
 強さだけがあなたの真髄ではありません。
 あなたはあなたを民に示すことです」
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「ギルドンや。
 これで安心だから、カリョンのところに行ってくれ」
(ソブリ)

「…」
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しかし、カリョンはいません。

「…?」
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「荷造りして出かけわよ」
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モリがチュウォン君の屋敷に帰るのを待って、
「お前なのか…?」
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「俺たちの…、俺のカリョンを…?」

「妻を失くしたのか?」
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…カリョンや。
待っていてくれると思っていたが…、
いつも同じところにいてくれると思い込んでいた…。
なんと思いやりのない亭主なのか…。
カリョンや。
今でも待っているよな…?
俺を信じているか…?

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「甲子士禍:1504年」により、絶対王として全権を掌握した燕山君。
王朝建国の際に鄭道伝(チョン・ドジョン)が作りあげた組織(下図)と、その組織の権限を手中にしていた士林派を排除することに成功しました。

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(『六龍が飛ぶ』より)

この「甲子士禍」はおよそ7か月に亘るもの
燕山君にとってはうるさい存在の司諫院、弘文館が廃止されます。
また、成均館(最高学府:ソンギュンガン)や寺院などを酒食の場にしたり、馬屋に改造してしまうなどを行いました。
これは、外戚であった任士洪(イム・サホン)との共同作戦によるものです。

以上を、絶対王権VS密本として
(密本はこのドラマ『逆賊』にある守貴単のように、朱子学の急進派で、鄭道伝の思想を継ぐ組織)、燕山君が言っていた“儒教本来のものではない”と捉えていました。
しかし、民からのハングルでの投書が増えると、ハングルの使用を禁止するなど、庶民への暴政まで振るうように豹変しました。

他方では民心が離れ、各地でクーデターの企てがあったとされます。
ホン・ギルドンだけではなかった…。
そして、2年後には「朴元宗(パク・ウォンジョン)の乱」または「中宗反正」と呼ばれるクーデターで廃位されるに至ります。
燕山君が30歳の時でした。

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逆賊 第22話(下) 剣を授ける者

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(2017.04.24)

逆賊 第22話(下) 剣を授ける者

キム・ジャウォン(金子猿:宦官)

「チョナをたしなめるのではなく、
 なぜ、助長するのか?
 良家の娘たちを呼び寄せて…、
 その責任はどうするつもりなのか?」

「長く仕えていながら、
 なぜチョナのお好みを知らないのですか?」

「…」
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# この金子猿は忠臣であったがために、クーデターで死罪となります。

「あなたはチョナの明るい表面だけしか知らないようだわ。
 チョナの深層にある心理が見えていないようだわね」

「…」

「チョナは王族を追い出したのです。
 チョナに酒をこぼした両班たちを追放したのです。
 あなたと私にもあり得ることでしょう?」

「…」

「生きていかないといけません。
 もしも間違いを犯すとチョナだって終いには…、
 私たちだって殺されるわ」
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…生き延びなくては…。
彼を救うためにも…。

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楽師(妓生)たち

「この国の平和を祝って大きな祝宴が開かれる。
 これまでの準備が無駄にならないように、
 失敗は許されない」

「は~い」
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平和の祝典

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ノクスが自ら演出したドラムの音が宮廷に響きます。

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「そうだ!これだ!
 これこそが王にふさわしい祝いだ!
 これこそが朝鮮の響きだ!」

「チョ~ナ~。
 何百年も待った平和の祝宴でございます!」

「…」
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https://www.youtube.com/watch?v=MYT4paeimog&t=14s
https://www.youtube.com/watch?v=LhlzN9R_UoI&t=1s

そこに悲鳴声
血染めの王の衣服が…。

「いったい誰の仕業なのか?!」

「わかりません。
 ちょっと席を立っていた時のことです」

「いったい王衣に誰が?!」

「…」

ムチ打たれる宦官

「投獄しろ!」

「…」

…チョナ。
どうか、毒に覆われた王衣に包まれませんように、
どうか、壊れた御輿でお怪我なさいませんように、
どうか忠臣たちに反逆を起こされませんように、
ご幸運を…。

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今度は御輿の踏み台の足が外されていました。
転落…!

「いったい誰の仕業か?!」
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…クン・オルシンとその仲間の目から逃れられますように…。

「…」
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燕山君とノクス

「多くの臣下を断罪したから、
 今度は神が私に罰を与えているのだろうか…?」

「天の神を恐れるのですか?」

「…」

「チョナは天の神が遣わした王なのに、
 何を恐れるのですか?」
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「そのとおりだ。
 民百姓は万能の子が天から遣わされたと言うが、
 私だけが神の子だ。
 ホン・ギルドンなどとは比較にはならない」
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内侍

「明日はホン・ギルドンを狩り場に連れ出してくれ。
 しばらく狩猟から遠ざかっていたからな」

「…」

「明日はノクスと楽師たちに狩りを見せつけてやる」
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翌朝のこと

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「さあ逃げて見ろ」

「…」
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「さあ! 早く逃げろ!」
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「!」
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動物のように扱われるギルドン

しかし、野で聞いた声…。

「イングニム(王様)が怖いわ…。
 夜に出歩く姿が見られたそうだわよ」

「外に男がいる女官たちや、
 妊婦を外に追い出せとのことだったわ」

「なぜなの? 妊婦が連れ出されるの?」

「ええ、何をお考えなのか分からないわ」
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「…」
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「イングニムが怖いわ…」
(オンラン)

「泣かないで。
 あんたが泣くと私まで貰い泣きしそうだわ。
 私もイングニムが怖いのよ」
(オリニ)

「オリニ…」
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兵士たちの網にかかるギルドン

「もう捕まったのか?」

「オリニ…」

「今頃になって泣いているのか?」
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「オリニや…」

「怖いのか?!
 万能の子が怖がっているのか?」

「…」

「そんなことで国や民百姓を治めようとでも言うのか。
 機会を与えよう。
 この世を見る機会を与える。
 この国を治めるということがどんなことなのか知らしめてやる」
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「…」
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漢陽の町を引き回されるギルドン

「娘を返して下さい!」
(百姓)

「…」
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…兄貴…、オリニを見たぞ。
オリニがイングニムを怖いと言っていたぞ。
俺もチュウォン君や盗賊たちとの争いで血を流した。
たくさんの両班の足をくじいたが、
その怒りよりも、今はなぜか悲しい。

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…馬や家族を失った民百姓の涙が、
オリニやカリョンの…、
それにソブリ兄貴の涙のように思える。
俺は怒りっぽいのに、
なぜ怒りが悲しみに変わるのだろうか…?
ソン(ギルヒョン兄貴)、なぜ心が痛むのだろうか…?

…チョナ。あなたは天高く、光まぶしいところにいるというのに、
なぜ見えないのですか?
この地上で起きていることがなぜ見えないのでしょうか?

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「私は他の人間は信用しない。
 この権力だけが私の道だ。
 私は政治家だからだ。
 ずっと以前のことだが、
 人間は圧政によって治めることができることを知った。」
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ギルドンはアモゲの「王から剣を授かるような大将軍になるのだ」の言葉を思い出します。

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「アボジ…。
 俺は剣を授かる者の代わりに、
 剣を授ける者になろうか…?
 どう思うか…?」
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ドラマの大きな転機となりました。
これが史実なのか不明な点も多いのですが、
“民を愛し、民から慕われる…”
燕山君はそのような国王にはなれなかったようです。
まだ若かったからでしょうか?

ギルドンが提出した守貴単の「行録」の内容は蓋をされました。
「臭い物に蓋をする」国王の行為に、ギルドンもギルヒョンも見切りを付けました。
そこで、勢力図が明らかになってきました。
“燕山君+外戚官僚+守貴単”
VS
“ホン・ギルドン+民百姓”


なお、小説「洪吉童伝」は時代の背景が第4代王・世宗なので、今回のドラマとの不一致があると思います。
参考までにウィキペディアでは次のように書かれています。

「国王は洪吉童の力を認め、兵曹判書(国防大臣)に任命しようとするが、洪吉童はその要請を断って、部下とともに新天地を求めて海を渡り、栗島(ユルド)国にたどり着き、その地の王族を征服して、やがて身分差別のない理想郷を作り上げた。
バージョンによっては、栗島にたどる前に、猪島(ヂョド)で怪物の退治で二人の妻(鄭氏と白氏)を得る話もある」

(第1話のプレリュードから)
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逆賊 第22話(中) クンオルシン!立つのだ!

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(早朝のマーガレット:2017.04.23)

逆賊 第22話(中) クンオルシン!立つのだ!

守貴単

「チョナには今回、我々のことを聞いて頂いた。
 これもご夫人のお陰だ」

「いいえ、師匠のお言葉のとおりです」

「これからが大切だ。 我々の忠誠心を示そう」
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チュウォン君

「なぜギルドンを殺さなかったのか?」

「一度は命を救ってくれたからです」
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強制収容

「これからここの村がチョナの狩場となる。
 村人は出ていけ」
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反論する村人はこん棒で殴られます。

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監獄

「私は他人を信用しない。
 しかも人はもともと悪人だから、
 力で抑え込まないといけないと思う。
 私は政治家だからだ」

「…」

「人は私が幼い時に母親を失くしたからだと言うが、
 そうだな…。
 やはり母のことは哀れに思う。
 しかし、ただそれだけの理由ではない。
 人は権力で抑え込まないと統治できないことが現実だと気付いた。
 2000年も前の孔孟の思想を説教して、
 私に進言する者たちはおかしいと思う」

「…」

「みていろ。
 これから私がどうやってこの国を治めるのかを…」

「…」
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看守もギルドンに同情します

「ギルドンが目を覚ましたということは本当なのか?!」

「ああ、この目で確かめた」

「ギルドンは生きているぞ!」
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「ホン・ギルドンが目を覚ましたそうです」
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話を聞いてノクスも駆け出しました。

燕山君は矢をつがえて…、

「ははは、こうして生かしておく方が面白い」

「はい、チョナ」

「これまではトラやクマを檻にいれて狩りを楽しんだが、
 これからは奴を使う」
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「!」
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与えられた粥を手で食べるギルドン

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ノクスは木のスッカラク(スプーン)をあげます

「コンファ…」
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涙を見せますが、
「コンファはもういないわ。
 あの人が去ってからは、コンファは死んだ…」

ギルドンはソブリが作った銀の髪飾りを見て、チャン・ノクスだと解ります。

「…。
 イング二ムの女になったのだな…?」

「生きていて良かったわ。
 チョナは今、とても怒っている。
 しかし、あなたが害を与えないなら、いつか救うわ」

「…」

「もうこれからは、お互いに知らないことにしましょう」
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強制労働を課せられている仲間

「生きているなら、そのうちにここに来るさ」
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「みすぼれた奴が来るぞ…」

「…」

「ギルドンじゃないか…?」

「…」
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「イルチョン兄貴…」

「クンオルシン!立つのだ!早く!
 立ち上がって下さい!」

「…」

「俺たちのクンオルシンに触れるな!」

「…」
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「立ち上がって下さい! 
 クンオルシン!」

「…」

「泣くな、みんな! 
 きっとギルドンは再起するさ…」

「…」
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堂上に犬

「誰が連れて来たのか?」
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「ところで、先日は庭園にイノシシが出たそうだが、
 誰もそのことには触れなかった。
 なぜなのか?」

「チョナ。 どうかその者を処罰してください」

「不忠です!」

「…」
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イノシシが出たということで、庭園の管理者は晒し首

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「…」
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王命

「最近はどうも妓生や楽師に優秀な者がいない。
 国中の美人を集めろ」

町に集められた妓生たち。

「チョナが歌と踊りが上手な妓生を集めているからよ」

「…」

「あんたにも才能が有れば宮中に上がれるわよ」
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「ソバニム、私はイング二ムに会うわ。
 もしも王があなたを殺したのなら、
 必ず仕返しするわ」
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「これだけなのか?」

「ええ、官妓を国中から集めましたが、
 まだ足りませんか?」

「…」

「両班だって妓生だって、
 王の者という点でには何も変わらないわ。
 誰だって楽士になることはできるわ」

「そうだな」
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# 早くギルドンにバイオニックパワーが戻って来てほしいです。

Give and Take

ネットから得られる情報は、いつも無料でテイク&テイクなのでありがたいです。
しかし、私たちの人間関係ではテイク&テイクとギブ&ギブではいかにもバランスが悪い。
人間関係が崩れる時だと思います。

この『逆賊』での燕山君は、国の富も百姓も食料も全部自分の物だと、その絶対王権を振りかざしています。
これも“テイク&テイク”だと思います。

しかし、第4代王・世宗(セジョン)は、民のためにほぼ独自でハングル文字を研究・創製して、国民に“ギブ”を行いました。
国民から税金を取り立てる一方、国民への慈しみでの還元でした。
“テイク&ギブ”の徳政だったと思います。
人とは結局は実利的なので、恩を仇で返す王は存命できないと思います。

そして、ギルドンの兄・ギルヒョン

パク・ハソンの名で科挙に合格し、1498年の「戌午士禍」で功績を認められました。
あれから6年が経った(「甲子士禍」)ことになります。
ブルーの官服を着ているので、たぶん正三品の令監(ヨンガム:堂上官)にまで出世したのだと思います。
しかし…。
すでに忠誠心は薄れ、燕山君とはどのような決別が描かれるのかが楽しみです。

# 第23話は5月1日からアップする予定です。
https://www.youtube.com/watch?v=dnIidhH4kPY

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逆賊 第22話(上)1504・甲子士禍(カプチャサファ)

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逆賊 第22話(上) 1504年の甲子士禍(カプチャサファ)

「私の夫は言っていました。
 チョナの母君は息子のことを案じながら亡くなったそうです」

「…」

「チョナのことを…、“ペクドル”と…、
 チョナの名前をつぶやきながら亡くなったそうです」
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「そうなのか…。
 私のことをペクドルと呼んでいたのか…。
 そうか…」

「…」

「私のオモニが付けてくれて…、
 呼んでくれた名前なのだな…」
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ソン・ドファン

「チョナ。
 いったい誰が父君の成宗を制したのでしょうか?
 チョナの母君に賜薬をするなど、夫婦でありながら、
 過酷な死を与えたのは父君の成宗です。
 ただし、その成宗の忠臣という者たちが、
 政争の末に廃妃への賜薬を求めたのです」
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ドファンとギルヒョン

「そうだ。
 チョナは母の廃妃のために復讐を決断した」

「…」

「その廃妃からの手紙を焼いたのがホン・ギルドンの父親だと聞いた。
 何とも変な運命の一致…」
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駈けだすギルヒョン

燕山君が来て
「お前の父親が主人の両班を殺して、
 私の母の手紙を奪ったそうだな?
 脅しに使うために?」

「…」

「お前の骨肉の出所が分かった。
 まずは殺して晒し者にする」

「…」
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そこにはカリョンも来ます。

「オラボニ…」
2200d_20170415022644411.jpg

刀を抜く燕山君

師匠から聞いて駆け付けたギルヒョン

「チョナが盗賊ごときに手を下してはなりません。
 刀を下さい。私が代わって…、やります」

「…」
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ギルヒョンが刀を振りかざすと…、

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「そうだな。
 これから盗賊に哀れみを施したり、
 水を与える者がいたら投獄せよ。
 ここで野垂れ死にするのを見届けてやる」

「…」
2200e_201704150237249b7.jpg

…ギルドンや…、耐えてくれ。
必ず救ってやる。

「…」

…必ず救う。

何も言わないギルドンですが、ギルヒョンとは目と目で会話して、涙を見せました。

2200h_20170415023721380.jpg

カリョン

「ソバン…、私だわよ。
 オラボニ…、一緒に家に帰ろう…」

「…」
2200m_20170415023719e0a.jpg

二人のアジュンマを哀れみをみせます。

命令によって3人は投獄されます。

2200k_201704150237205b0.jpg

「オルシン! 
 ここから出して下さい!」

他の看守が来て、

「どうしたのか?」

「ホン・ギルドンに水を与えようとした女たちです」

「明日までだ。 明日は釈放しろ」

「ここから出して下さい!」
2200n_201704150252045ab.jpg

ギルヒョン

「チョナ。
 ホン・ギルドンをそのままにしておくと、
 万能の子だということで、
 百姓たちがどのような態度に出るか分かりませんから、
 投獄して、他の目的で使うべきだと思います」

「…」
2200p_201704150252032a1.jpg

気を失ったギルドンは投獄されますが、庶民たちは死んだと誤解。

カリョンには、
「遅かったようだな。
 ホン・ギルドンは死んだ」

「…」
2211_201704150252024c6.jpg

ギルヒョンは、
「どうか、生かしておいてくれ」と看守にお金を掴ませて頼みます。

「え?!」

「チョナは他の目的に使うとのことだ。
 もしものことがあればチョナが怒る」
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堂上会議

「先日の宴では私からの酒をこぼして、
 私の服を汚した者もいる。
 礼判!そなたもその一人だったな!
 しかも、玉座を濡らした」

「はい、チョナ」
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「私が若いからと、馬鹿にしたな?」

「いいえ、チョナ。
 決してそんなことではありません」

「イ礼判は私の衣服を汚し、玉座を濡らした!
 これは大きな不義だ!
 直ちにとらえて尋問しろ!」
2211c_20170415025159c46.jpg

「問題はあんなことではなくて、
 廃妃に賜薬したことが原因のはずだ」

「成宗の王命に従っただけだ!」
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連座で廃妃に係った官僚たちが拷問に掛けられます。

2211g_2017041502561012f.jpg

自ら手を下す燕山君

「このことを他言したものは同じく罰する」

「はい、チョナ。ご心配なく…」

「いや、違う。
 このことは配下の官僚たちにも伝えろ」

「…」

「棒を持て!死ぬまで叩け。
 もしも生きていたらお前たちを叩く」

「チョナ…」

「袋の中の者はお前たちのオモニではない」

「…」
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# この内侍(宦官)のこと(注記)

「私の母の廃妃と賜薬に関与した者はすべて逮捕だ。
 イ・セジュワとユン・ピルサンは死罪だ!」
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「墓を暴いて首をはねよ!」

剖棺斬屍刑

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# キム・ジャウォンの部下の内侍(宦官)のこと。
この若い宦官は史実に残る金処善(キム・チョソン)だと思っています。
燕山君を諫める宦官を射殺したとの記録がありました。

<1504年の「甲子士禍(カプチャサファ)」>

「戌午士禍(ムオサファ:1498年)」は世祖(セジョ)のクーデターと魯山君とのことが原因で、士林派が処刑されました。
それから6年後のことです。
ドラマでは守貴単(スギダン)のソン・ドファン(仮想の人物)が燕山君を焚きつけていますが、史実では一人の堂上官(タンサングァン:正三品以上)の密告です。
堂上官の中でも王の外戚関係(宮中派)と勲功家臣(府中派)が分かれていて、外戚の任士洪(イム・シホン)が廃妃・尹氏にかかる事実を暴いて、関係者たちのことを燕山君に密告したことが原因です。

これは燕山君と任士洪が、勲功家臣(府中派)と士林派を追放し、同時に勲功田などを取り上げて財政の一助にするという目論見。
(KJS「孫から頭突きされた大妃」参照)
http://jumong007.blog133.fc2.com/blog-entry-3171.html

この結果はおびただしい断罪でした。

死罪;
成宗の側室だった、巖(オム)氏と鄭(チョン)氏(および2人の王子)
官僚の尹弼商金宏弼たち10余人

「剖棺斬屍刑(墓を暴いて斬首)」;
韓明澮、鄭汝昌、南孝温など

尹氏の廃妃に賛同した者;
洪貴達、金処善、李元など26人

その他、燕山君の行動を諫めた者:
2名が斬首と流刑

ただし、勲功家臣(府中派)も黙ってはいませんでした。
この2年後にクーデター(中宗反正)を起こします。
第23話からでしょう。

# ひとつ大切なポイントを歴史・ドラマファンの方にお伝えしておかなければならないと思います。
この「甲子士禍」はおよそ7か月の長期に亘る事件だということです。
上記は公式な『朝鮮王朝実録』での記述だけで、実際を記す野史が他にもあると思います。

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逆賊 第21話(下) 母からの伝言


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(2017.04.16)

逆賊 第21話(下) 母(廃妃・尹氏)からの息子への伝言

弟を救いたいものの手が出ないギルヒョン

…ギルドンや、生きるんだ。
俺が必ず救ってやる。

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牢獄

「ギルドンが生きていることだけでも良いことさ。
 良かった…」

「…」
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「私は生きていたいと思った。
 もしもギルドンが負けたら私は生きていられると思った。
 しかし、私は何と馬鹿な男だ…、アイゴ~。
 なんて馬鹿な…」
(イム・ジャチ)

「…」

「アイゴ~、何て馬鹿なことを思ったのか…、アイゴ~」
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「…」
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「…」
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城門の外

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「ホン・チョンジの身体はバラバラだ。
 俺はホン・チョンジは万能の子だと思っていたが、
 そうではなかった…」

「ええ、万能の子なんてこの世にはいないのよ」
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ギリ山の巫女の言葉

…この世に英雄が産まるのかということではない。
天がこの世に英雄を遣わすというわけでもない。

「…」

…そなたは血の気が無くなるほどの強い望みを持つ男だ。
その強さがそなたの身体を砕くことにもなる…。

アモゲの言葉

…ギルドンや…、お前は普通に死んでいくとでも思っているのか?

「…」
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# 自助努力をしろとの巫女とアモゲの励ましの言葉だと思います。

財政難

官僚たちは、
「もしも戦争や内乱でも起きたら、
 それに対応するだけの財政資金がない」

「しかし、チョナには聞く耳がない…」
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堂上会議

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「チョナ、盗賊を首尾よく逮捕されました。
 しかし、盗賊の逮捕と祝宴での費用のために、
 国庫が厳しくなっています」

「しかも、楽士たちへの褒章が多くて、
 賄いきれません」

「庭園には狩りに使う鷹と猟犬が多すぎます」

「外部の者や宦官(内侍)ではなくて、
 もっと官僚たちの言葉を聞いて下さい」
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ソン・ドファンと隠密

「何だと?
 私のことを部外者だと言っているのか?
 彼らには部外者がどんなものかを見せしめる」
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水を与えようとする庶民たち

「クンオルシン!
 どうか目を開けて下さい!」
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「クンオルシン…」
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「ホン・ギルドンは死んだのですか?」

「いやまだ生きているが、あのままでは死んでしまう」

「私が連れ戻すわ」
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ノクスは雑用係の二人を呼んで

「あんた達はホン・ギルドンが生きているのか確かめて来なさい」
(ウォルハメ)

「なぜ、盗賊に興味を持っているのですか?」
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「早く行きなさい!」
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「怖い」というオンランですが、「生きているわ…」
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「…」
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燕山君に師匠が合わせるのはパク夫人

「私のオモニの手紙を持っていたのか?」

「手紙は不貞のやからに持ち去られましたが、
 この夫人の記憶ははっきりしています」
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パク夫人は覚えていた記憶で手紙の内容を伝えます。

「“私はチョナのご寵愛を受けて、王子を出産しました。
しかし、側室の陰謀によりチョナの心が変わり、
私はチョナに捨てられた。

しかも、私が宮廷に残した大君(元子)は不可思議な事件で死んだ。
ではいったい誰がこの王子を守ってくれるのだろうか?
宮中の逆賊たちが王子の命を守ることができるのだろうか?

私は王子を守るために立ち上がろうと思う。
王子は世子となるべきであり、
将来はこの国の1000年の安泰のために王になるべきだ”」
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「手紙も持たずに、
 私に罠をかけるつもりなのか?」

「チョナ。私は手紙は持っていません。
 記憶だけです。
 しかし、私の夫はチョナの母君を救おうとしたのです」

「…」

「だからこそ、
 私の記憶をチョナにお伝えしたかったのです」
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「手紙の最期には、
 “ペクドルの母”と書いてあり、
 “尹氏”との母君の署名がありました」

「ペクドル…なのか…」
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「そうか…、
 ペクドルと言うのが私の幼名だったのか…」
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水を与えるオリニ

「水も与えられないなんて可哀想だわ。
 きっと喉が渇いているはずだわ」
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「喉が渇いたまま水も飲めずに死んでいく人は、
 とても悲しいわ」

「…」
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「…」
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(第21話のおわり)
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第9代王・成宗(燕山君の父)の2番目の正室・尹氏(廃妃)は名家から側室となり、先の正室が亡くなったその年に正室に冊封されて、燕山君を産んでいます。
今回のドラマでは元子(ウォンジャ:王の最初の息子)がいたとのこと。
つまり、燕山君には兄(尹氏の側室時代の息子)がいたということです。
廃妃・廃位の母と息子なので、その記録には多くの謎があるものの、「朝鮮王朝実録」には兄の存在の記録はありません。
ただ、KJS“三つ子の魂百まで(http://jumong007.blog133.fc2.com/blog-entry-3179.html)”に書いたように、燕山君はすべて何も知らされずに成人しています。

「ペクドル」という幼名には母親の愛、そして無念を込めて“百歳まで生きますように”の意味だと思います。

ちなみに、燕山君に何人の子供ができたのか不明で、記録に残っているのは5人の名前と、ノクスの連れ子の男子一人だけです。

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逆賊 第21話(中) イチゴのキス

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逆賊 第21話(中) イチゴのキス

「国庫の破たんの際には禁酒令で救ってもらいました」
などと、ギルドンを弁護するキム・ジャウォンでもありましたが、燕山君には伝わりません。

「ホン・ギルドンは潰す。
 大衆の目前で潰す。
 力はないということを見せしめる」
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燕山君は自分への忠誠を確かめるために毒が入った粥を届けさせます。

「ホン・ギルドンとは過去に共謀していなかったことを証明すべきだ」

「…」
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「どうしてここに…?
 チョナが見たら怒るのでは?」
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「その心配は要らない。
 私はチョナの大切な配下だからだ」

「ちょうど腹が減っていたから…、
 ありがたいです」

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「会った時から思っていたが、
 お前のような生き方がしたかった。
 しかし、宦官としてチョナの配下だったから、
 今も仕方ない人生を送っている」

「サンチョン・ナウリ…」

「すまない」

「…?」

「本当にすまない(チャムロ ミアネ)」

「…」
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モリ…

「その男が盗賊仲間を逮捕することに力を貸したのか?」

「ええ、この者は私の家臣です。
 チョナがお困りの問題があったので、
 この忠臣が働いてくれました」
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モリの力がギルドンに対抗できるのか、石臼

モリは石臼を割ります

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ノクスを連れて、この男は万能の子だと人は言うが、確かめてみたい。
(# 弱らせた上で、モリとの対決をさせるつもりのようです)

「!」
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ギルドンは薄ぼんやりと見えるノクスの顔を見て、

…コンファ…。(声には出ません)

「!」
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チュウォン君

「大勢が集まっている中でギルドンを殺すのだ」

「…」

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「カリョンや…」

朦朧とする中でカリョンを思うギルドン

「オラボニ!」

「?」

「私に月と星を取ってくれるかしら?」

「ああ、もちろん。
 月と星を全部取ってやるさ」

「じゃあ、あのイチゴを取って頂戴」
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「…」

「…」
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イチゴをくわえて、カリョンはギルドンに口を出します。

ギルドンは周囲を見渡して、
「カリョンや…」

「…」
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https://www.youtube.com/watch?v=gK90lfK1Dvk

ジャウォンも哀れみを見せます。

「チョナは、お前が勝負に勝ったら生かしておくと約束してくれた」

「…」

「だから必ず勝つのだ」
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ハンターたち

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「チョナ! 
 これは人狩りと同じではないでしょうか?」

「ああ、今日は人狩りだ。
 狩人を出せ!」

「…」

「始めろ!」

「!」
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連れ出されたギルドン
(意識が朦朧とする中での戦いが始まります)

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大衆は「ギルドン!立ち上がれ!」の声援

「ホン・チョンジ!ホン・チョンジ!」の声援で一人ずつ倒すギルドン

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そしてモリ…。

「モリとの対決は互角だ」
(燕山君)

「…」

「…」
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ギルドンカンパニーの面々6人も引き出されます

「お前たちは私の配下の百姓なのか?
 それともあいつの配下なのか?」
(燕山君)

「…」
(ギルヒョン)
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「そうだな。答えを急ぐことはない。
 ただし、戦いが終わったら、
 お前たちがどんな人間なのかが解るだろう」
(燕山君)

「…」

「今日、ホン・ギルドンが死んだらお前たちを釈放してやる」

「…」

「どうなのか?
 お前たちは生きていたいだろう?」
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「…」
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「ギルドンや! お前は生きるんだ!」
(イルチョン)

「ギルドンや!お前は勝つんだ!」
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「ホン・ギルドンが生きるなら、
 こいつらを殺してもよい」
(燕山君)

「立ち上がれ!ギルドン!
 立つんだ!」
(カンパニーの仲間)

「そうだ。生きるんだ…」
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「なぜまだ力が残っているのか?」

「チョナ。 薬がすぐにでも効きます」
(モリの短刀には毒薬を塗っていました)

「…」

「小さな傷でも効果がでます」
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「俺にはお前と戦う理由はない」
(ギルドン)

「だから俺はお前が嫌いなんだ」
(モリ)
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モリは留めを刺すことができませんでした。
過去に一度、助けてもらったことがあったからです。

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「チョナ。民百姓たちが見ています。
 ここで彼を生かすことで、
 民百姓はチョナの優しさを知るでしょう」

「…」
2123k_20170414180305c8a.jpg

「そうだな。
 これでホン・ギルドンが万能ではないことが解ったろうな」

「ええ、チョナ…」

「良し!分かった! 
 その代わりにホン・ギルドンの骨を折って、
 門の外に晒せ!」

「…」

「それに、モリは私の意に反したから、投獄しろ」
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「…」
2123m_20170414180304a5b.jpg

「…」
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小説「洪吉童伝」(作家:ホ・ギュン)の舞台背景は第4代王・世宗の時代を想定したもの。
そこでは、名君の世宗はホン・ギルドンを配下の国防大臣(兵曹判書:大監)に採用しました。
しかし、
このドラマでは“本格的な時代劇にする”とPDが発表したように、ホン・ギルドンが実在した時代に合わせて第10代王・燕山君の時ですから、小説どおりには行きそうにもありませんね。

今日の残酷な仕打ちを受けるシーンにカリョンがいなくて良かったと思う反面、一部始終を妹のオリニが見ていました。
さらには、兄ギルヒョンの辛い思いも分かります。
燕山君への評価が①勉強嫌い、②暴君、③酒池肉林との、これまでの歴史的な評価の中でも、今回のドラマは②暴君に焦点が当たっているようです。
しかし、
そんな燕山君をさらに堕落させたと言われる、チャン・ノクスに対するMBC(局・作家・PD)の評価は違うようです。
妓生としての芸術面を高く評価していること。
もう一つは、本当に王を“愛したのか?”のようです。

側近の心が離れてますます孤立化する燕山君と、
接近する“守貴単”が怖い存在となるようです。

「筍とつくね、わかめの煮物」
(APBさんからのお便りです)
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初物のタケノコ、
掘りたてをもらったので茹でました。

わかめは大阪湾産生わかめを茹でました。
潮の匂いの茶色い生わかめ。

分厚い茎を切り離して沸騰した湯に入れると瞬時に鮮やかな緑に変わります。
この瞬間が楽しいです。
理科の実験みたいです。
せっかくの緑が、煮過ぎて茶色にまりました。
手間がかかりますが、自分で下ごしらえすると、
季節の移り変わりを丸ごと味わえた気がします。

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逆賊 第21話(上) 花冷えのころ

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(ヤマザクラ)

逆賊 第21話(上) 花冷えのころ

# 内侍府(ネシブ)は王の秘書である宦官が総監督。
大監クラスの従二品は尚膳(お膳の字)とあるように、大切な王の御膳の毒味をする女官が付いています。

燕山君とキム・ジャウォン

「尚膳(サンソン:秘書役)。
 私が王子だった頃、
 そなたは朝鮮国内中を旅して面白い出来事を話してくれた」

「…」

「不死鳥や龍のことだった。
 それに背骨に羽根の骨が付いている万能の子供のことだが、
 ありえないことばかりだ」

「もちろんです。
 すべては民百姓たちの空想の話です」

「解っている。
 しかし、百姓たちが万能の子を期待しているのはなぜか?
 なぜ、盗賊と万能の子供との関係があるのだろうか…?」
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盗賊の首領として自首したギルドン

「チョナ。この男が盗賊のホン頭目です」とのギルヒョンの皮切りで尋問が始まります。

燕山君は興味深々なので、ギルドンの周りを歩いて直接対話

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肩に触れて、
「お前は強い男だと聞いている。
 しかし、なぜ親近感を覚えるのだろうか?」

「ええ、以前は“足踏み台”のパルパンという名前で、
 活彬亭(ファルビンジョン)の摂待係としてお会いしました。
 私はホン家のホン・チョンジというチョナの国の民百姓です。
 本名はホン・ギルドンです」

「…?」

「チョナにはお渡したいものがあります」
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「…」
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ギルヒョンが用意していたものは「行録」

「行録…?」
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官僚たちも知らない秘密の記録…

「?」
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「何でこんなことをするのか?!」

「いや、この国のためです。
 女や庶子に思い知らせるためです」

「しかし、庶子の踵を切るなど、けしからん!」
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ギルヒョン

「ホン・ギルドンが成敗しているので、彼らは怯えています。
 それに外敵から国を守ってくれたから、
 (ギルドンには)少しの猶予は与えても良いのではないでしょうか?」

「確かに評価すべきだ…」

「…」
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牢獄にはカンパニーの面々が繋がれています。

「俺がここから出してやるから、兄貴たちは心配するな」
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ギルドンとギルヒョン

「ソン!」

「聞いてくれ。
 臣下たちが記録(行録)を読んで問題視してくれている。
 チョナも外敵から守ったことを評価してくれた」

「兄貴のお陰だ」
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「それで、チョナが“行録”に怒るのは良いものの、
 お前がパルパンと言ってチョナを偽ったことが後を引くぞ」

「兄貴…、チョナが“行録”に載っている者たちを罰してくれて、
 それにオリニを探し出してくれさえすれば、
 俺はどんな罪も受けるつもりだ」
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「ギルドン…」

「しかし、チョナが行録に載っている両班たちを処罰しないようならば、
 俺はこの国の王としては認めない」
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ギルヒョンは行録のリストから調査を進める一方、銀山を提供したギルドンたちのことを国家への忠臣として認めるように要請しています。

「ですらか、チョナ。
 ホン・ギルドンには剣を与え、
 我々の国境の守備をやらせて下さい」

「そうか…。
 国境の守備隊として死んでもらうということなのか…?」

「そうです、チョナ。
 先王の成宗も罪人を国境の警備に当たらせました」
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再び臣下を外して直接対話

「私を騙した上で今度はホン・チョンジと偽っている。
 これでは普通なら生かしては貰えないだろうに…?」

「…」

「しかし、なぜ危険を冒してまで自首して来たのか?」

「ええ、私は賤民として、
 踏み台として生きることから始めました。
 そして今は盗賊で、いわば“虫けら”です」
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「しかし、チョナはこの美しい国の頂点に即位して、
 輝かしい光の元にいます。
 私のような虫けらは、
 チョナにお話しをすることなど不可能でした。
 命を懸けてお話しをします」

「命を懸けるのか…?」

「国内を歩いてまわり、スギダン(守貴単)のことを知りました。
 彼らと両班は庶子の踵を切り、奴隷の民百姓の目を突き、
 舌を切り取るような集団です。
 これがこの国のためだという言い訳です」

「…」

「それだけでなく、仕事に送れた奴婢たちや、
 食べ物を調達できなかった百姓を百叩きの刑にして死なせました」
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ギルドンはこれまでの義賊としての活動の理由を話しました。

「チョナは最高の地位を得て、
 光で目が眩むような高い地位を得ています。
 しかし、民百姓の生活を理解していないと思います。
 最下層のことが見えれば、どうするのかが分かると思います」

行録を読む燕山君

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「ギルドンや。
 チョナは行録を細かく読んで下さっているぞ」

「チョナはきっと俺たちの味方をしてくれるさ!」
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ソン・ドファンを呼んで

「チョナ。
 私は末裔たちの勇気ある行動の記録を残したつもりです」

「…?
 私は“徳”ということを解いたつもりだ。
 決して、つまらない“恨みつらみ”の仕返しのことを意味したのではない」

「…」

「しかし、そなたは盗賊の逮捕に協力してくれたから見逃そう」

「ソングニマング…」

「いや、こんな記録は文章には残すな!
 ここまでにしろ!」

「…」
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新しい行録のコピーを貰うギルヒョン。

「お前がいかにして盗賊のホン・ギルドンを逮捕したかを書いている。
 ホン・ギルドンは我々“守貴単”の敵だからだ」

「…」
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「それにチョナの敵でもある。
 孔子が2000年も前に書いた内容を人々は理解していると思うか?」

「…」

「私は、そのためにも記録を残す。
 これから1000年もの将来のためだ」

「…」
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ノクスと燕山君

「まさか盗賊と直接に対話されるとは思いませんでした」

「そうしたかったからだ」

「それで、今はどのようなお考えで…?」

「…」

「忠臣たちの話を聞くと、たとえ盗賊だとは言え、
 外敵から国を守ったから命だけは救おうとのことですが…?」

「死ぬべきだ」

「…!」
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「外敵から国を守ったし、銀山を提供したが、
 チュウォン君の件では私を騙した。
 しかも奴は私に、命題を課したようだ」

「…」

「盗賊のくせに民百姓のことを大切に思っている」

「…」

「だから百姓たちは奴のことを、
 “万能の子が現れた”として尊敬している」

「立場をわきまえない人ですね」

「…」

「しかし、簡単に殺すのはもったいないですね?
 例えば、彼には本当に力があるのか、
 大衆の目前で確かめてみたらいかがですか?」

「?!」

「爪があるトラなのかどうかを…」

「…」
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# ノクスは10歳以上も年上です。
しかしどうも、燕山君(ヨンサングン)には愛のレッスンが届かない気配です。
さらにはギルドンからの課題も解けないようです。

次は紀州・和歌山からの春の温度を感じるお便りです。
(以下、by APB)

<紀州の花便り>

慈尊院
  
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高野参詣道の入口に建つ、
弘法大師の母公ゆかりのお寺。





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7月にはジューシーな甘い桃が特産。

今はその花盛り。

桜よりピンクが濃く可愛いです。

車窓に次々にピンクに染まる桃畑が現れます。
遠景のソメイヨシノ。

そして大石早生などのスモモでしょうか。

すこし緑のかかった白い花。
手前は桃。
停車して道路わきから撮りました。

桃源郷

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紀の川の堤防に沿って
紀の川市桃山町
「安楽(あら)川の桃」で有名です

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ファーマーズマーケットふうの丘にある“ムリーノ”の「野菜で旅するランチプレート
今日の行先は韓国。

フルコギごはん・紀の川野菜キムチ・季節の野菜揚げ・農園サラダ(チョレギサラダ)・スパイスを使ったカラフルピクルス・野菜スープ(春菊,セロリ、玉ねぎ,黒ゴマ)&ドリンク

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逆賊 第20話(下) 兄貴たちを連れ帰る


hon gildon
https://www.youtube.com/watch?v=m7I0xPK47rs

逆賊 第20話(下) 兄貴たちを連れ帰る~ギルドンの作戦とは?

ギルドンとチョンハク

「今日はお前を逮捕する!
 チョナに差し出す!」

「…」

ギルドンは帯紐を解いて手に巻きつけながら

「分かっている。
 皆には親兄弟や子供などの家族がいることを知っているが、
 傷を負わせることを覚悟してくれ」

「捕まえろ!」
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増強された官軍を相手に孤軍奮闘

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見ていた村人はギルドンに逃げ道を案内して、人垣を作って官軍の行く手を塞ぎます。

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「…」
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広がる噂話

「聞いたか?
 50人もの官軍だってホ・チョンジを捕えられなかったそうだ」

「え!?」

「ホン・チョンジが官軍の武器を払いのけて逃亡したんだ」

「…」
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「一人で100人の官軍を相手にしたの?」

「本当に?」

「もちろんだわ」

町を歩くカリョンは
「それで捕まったのですか?
 ホン・チョンジが捕まったのですか?」

「ホン・チョンジが誰だか分かっているの?
 どうなったのか分かるかい?」

「?!」

「捕まるわけはないわ!」

「!」

「官軍相手に逃亡したのよ。
 あなたもホン・チョンジを応援しているの?
 好きなの?」

「あ…」

「きっと好きなのよ!」

「…」
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燕山君も町の噂を聞きます

「ホン・チョンジ?」

「どれくらい強いか知っているか?」

「ホン・チョンジは万能の子だ」

「アイゴ、そんな男がいるのか?」

「大変な数の官軍と一人で戦ったんだ」

「それで?」

「知っているか?
 万能の子が大人になると、
 歴史を転覆する逆賊になると言われているんだ」

「ああ、俺も聞いたが、
 ホン・チョンジは蛮族の侵入も防いだそうだ」

「俺は王の顔よりもホン・チョンジの顔を知っているぞ」

「ははは、や~、ホン・チョンジって凄いな!」

「!」
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ソン・ドファン師匠

「師匠。一度チョナに会わせて下さい。
 チョナには言いたい事があります」

「奥様。今はその時ではない。
 思うに、奴は逮捕できないような凄い男だ。
 意気揚々としているところを罠に嵌めるのだ。
 何か尻尾を掴んだと言っていたようだな」

「ええ、モリが掴みました」
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燕山君と師匠

「民百姓が盗賊を尊敬しているようだな」

「ええ、そうです。
 金には興味がないようですが、
 この国の根幹に触れようとしています」

「私に教授する気なのか?」
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「お教えするのではなく、お守りしようとしています」

「…?」

「チョナ。
 ホン・チョンジの仲間や内偵している者をまず逮捕して、
 その後に誘き出して下さい」

「内偵?」
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まずイム・ジャチが逮捕されます。

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次いで、活彬亭の妓生たちが連行されます。

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そして、待ち合わせ場所に集合していたヨンゲ、イルチョン、セグルとクッセが官軍に囲まれます。

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先にモリに捕まっていたソブリとオプサン

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カリョンが町で…

「!」
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ギルドンのモンタージュと公告

…我々はホン・チョンジの密偵と盗賊仲間を逮捕した。
ホン・チョンジは自首しろ。

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カリョンがギルドンの無事を祈るところにギルドンが帰宅

「カリョンや…」

「オラボニ…」
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「やあ、小説よりも料理の方が良いな」

「何を言うのよ…」
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カリョンが町の公示のことに触れると、
「カリョンや。
 食事の後には兄貴(ソン二ム)に会う予定だ。
 兄貴たちが待っている」

「そうね…。解っているわ。
 ソブリさんたちを救うためだわよね」

「…」
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「でも私はどうしよう?」
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「アイゴ~、まったく…」

「…」

「トラに出会うよりも、お前の泣き顔を見る方が怖い」

「…」

「カリョンや。俺はすまないとは言わない。
 決してお前に申し訳ないようなことはしないからだ」

「…」

「だから泣かないでくれ。
 待っていてくれ。
 俺は兄貴たちと一緒に帰って来る

「…」
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「行って来る」

「んん…」
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「…」
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ギルヒョンとギルドンの待ち合わせの場所

「ソン」

「ギルドナ…」

「…」
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# ギルドンは兄のギルヒョンを“ソン”と呼んでいます。
ソンには「선배(ソンベ:先輩)」のように先に生まれた人の意味があります。

明国に向かう船を見つけた」

「ソン。 俺は自首する」

「駄目だ。 絶対にダメだ」

「ソン…。 これから言うことをよく聞いてくれ」

「…」
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堂上会議

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「チョナ。 盗賊の一味を逮捕しました」
(チョンハク)

「それで…、
 超人と言われているホン・ギルドンを逮捕したのか?」

「その件は…、まだ…」

「では頭目は逮捕できなかったということか?!」

「…」

「は~」
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そこにギルヒョン

「チョナ!
 パク・ハソンが報告に参りました」

「?!」

「チョナ。
 盗賊の頭目を逮捕いたしました
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「!」
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宮廷に連行されたギルドン

「…」
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オリニとオンラン

「何があったの?」

「あの男は、盗賊のホンという頭目だわ」

「んん、そうみたいわね。でもなぜ?」

「なんとなく、悪い気がするわ」

「盗賊だから悪いと思う必要はないわ」

「…」

「でもそうね、私もなぜか親しみを感じるわ…」
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化粧と飾りつけのノクスの前で

ウォルハメは、
「アイゴ~、花のようです」
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やって来た二人に、ウォルハメが、
「遅いじゃないの!」

「盗賊が逮捕されたので見ていました」

「盗賊とは?」

「盗賊たちの頭目のホンが逮捕されました」

「聞くところでは、
 盗賊のホンには超人的な力があるそうです。
 万能の子が生き延びたそうです」
(オリニ)

「でも私は、そのような人が逮捕されるなんて、
 なんとなく喜べません」
(オンラン)
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「!」
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駈けだすノクス

「…」

「…」
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燕山君はギルヒョンを連れてギルドンの前に現れます

「王のお出まし~」

「…」
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「チョナ~。
 この男が盗賊の頭目のホンです」

「…」
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「挨拶しろ!」

「…。 チョナに申し上げます。
 ホン家のギルドン、ホン・ギルドンと申します。
 お見知り置きを!」

「…」
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# 強い恐怖やショック・ストレスで、オリニは兄のギルドンのことを忘れているようです(記憶障害?)。
でもギルドンは明確に覚えています。
妹との再会と抱擁にはしばし時間を要するようです。

このドラマの脚本・演出の作風は先に伏線を敷かずに、後になって、
実はこういう計画でした
というスタイルなので、なかなか先が読めません。

また、第1話では、30話全体を通してのプレリュードがありましたよね。
これも、既に放送が第20話まで進んだにもかかわらず、答えが出ていません。
これは視聴者への宿題”だと言われているような気がします。
これから、ギルドン+ギルヒョンの作戦・戦略と燕山君とのビッグディール(大きな取引)となります。

# 上記のように“ソン”には「선배(ソンベ:先輩)」のように、先に生まれた人の意味と書きました。
ただし、現在はソンニムと言うと、店に来る“お客さん(손님)”のこと。
要するに「先人」のことなのですが、古い呼称だと思います。
『六龍が飛ぶ』ではイ・ジラン(元・女真族の首長)が仁義を交わした兄のイ・ソンゲ(後の太祖)のことを「ソンニム」と呼んでいました。

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逆賊 第20話(中) 長かった旅路

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(今週のハナモモ)

逆賊 第20話(中) 長かった旅路の果てに~兄弟の再会

ギルヒョンが率いる官軍に取り囲まれて、ギルドンは官軍を引き付けて仲間を逃がします。
ソブリはいつものところで「また会おう」と。

「クンオルシン。 ご安全に!」
(ヨンゲ)
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しかし、ギルヒョンは別行動で…。

「…」

「…」
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「!」

「!」
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ギルヒョンは副官からギルドンを庇います

「違う!あいつではない」

「でも見ました!」

「違う!」

「ナウリ。 きっと奴です」

「違うと言っている。
 私に従えないのか?!」
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ギルヒョンは再度戻って二人は再会
ギルドンのことを呼ぶギルヒョンの声にギルドンが現れます。

「ソン…」

「!」
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「本当にギルヒョン兄貴なのか?」

「俺の弟…。ギルドン…」

「ソン…」

「ギルドンや…」

「アボジは…、生きていたんだぞ…。
 兄貴もアボジも生きて…」
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「なぜ捕盗庁の…?」

「ギルドン、後で話をしよう。
 俺が官軍を連れ出すから、
 お前はここでは戦ってはいけない。
 解ったか?」
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早速副官は上層部に報告

「ちょっと変でした。
 確かに奴だったと思うのですが、
 “違う”と言い張っています」

この件が燕山君にも伝わり
「目の前にいたのに取り逃がしたのか?」

「すみません、チョナ。
 次は必ず首を取って来ます」

「そうなのか?確かなのか?
 噂ではお前が逃がしてやったとのことだぞ」
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ギルヨンを呼び止めるチョンハク

「お前は変わったな。
 キム・ドクヒョンの件で俺を訴え、
 今度は盗賊を逃がしてやった。
 なぜだ?」

「お前が職権を乱用したからだ。
 俺は盗賊ではない者を逃がしただけだ」

「変わったな。
 以前のお前とは違う。
 お前の祖父(# 脚注)のことを裏切ってまで、
 チョナに気に入られようとしていたのに?」

「ああ、祖父を裏切ってまでも確かにチョナに気に入られようとした。
しかし、今は自分の魂は裏切らない」

「…」

「それよりお前だ。
お前の魂は、本当のお前のものなのか?」
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ギルヒョンはジャチに会って、カリョンがギルドンを待つ家に案内して貰います。

「挨拶するか?」

「いいえ、会うのは次にします」
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「ギルドンが結婚したのですね?」

「ああ」

「ギルドンがチュウォン君を流刑にしたのですね?」

「ああ」
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「何も知らずに、私が何も知らないままに…。
 ギルドンは一人で苦しんでいたんですね…。
 私は宮中に入るためだけに、
 自分のためだけに勉強していた…」
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(漢城府の中の)捕盗庁

「考えがあるから兵士を全員呼んでくれ」とギルヒョンが言うところに、チョンハクが入ってきて、
「チョナから捕盗庁の責任者に任命された。
 ここを降りてくれ」
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「そんな馬鹿な…」

「チョナはお前のことには落胆しているそうだ」

「…」

「いつまでもチョナのお気に入りでいられるとでも思っているのか?
 わざと逃がしたとは思ってはいないが、
 逃がしてしまったのは事実だ」
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ギルヒョンは王に会いに行きますが…、

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「しかし、王命だ!」
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町には公示

…ホン・チョンジに加担した者は逮捕する。

その貼り紙と共にギルドンカンパニーの7人のモンタージュ

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「怖いことだわね…」
と言う民衆の中で、
「捕まらないように」と願う者たち…。

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「クンオルシン。
 どうか捕まらないように…」

「…」
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お尋ね者となった7人はそれぞれに避けながら集合地点に向かいます

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しかし、オプサンの父親が住む家がモリに監視されていたことから、オプサンとソブリがモリに捕まります
そこはみんなの集合場所でした。

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ギルヒョンとギルドンの再会でした。
お互いに生死が分からないままだったので、間を取り持ったイム・ジャチの役目が大きかったですね。

# 「祖父のことを裏切ってまで」のセリフのこと。

ギルヒョンは、“韓国版忠臣蔵”にあたる12人の忠臣の中の、
パク・ペニョンの孫(下記*)としてパク・ハソンを名乗っています。
1453年のこと。
第6代王・端宗(タンジョン)(魯山君:ノサングンのこと)は、まだ12歳でした。
叔父にあたる第7代王・世祖(セジョ)(首陽:スヤングンのこと)が領議政(首相)となり、その圧力で廃位に至ります。
歴史家はこれをクーデターと見ています。

第7代王・世祖は燕山君の曽祖父ですから、
科挙試験の際に、ギルヒョンはこの件をクーデターでなく“禅譲”として回答しました。
これがまず燕山君に気に入られた一因です。

12人の忠臣とは以下で、第6代王・端宗(タンジョン)に忠誠を誓い官職を辞した6人(処刑)と生涯官職に就かなかった6人です。

死六臣(サユクシン)

ソン・サンムン
ハ・ウイジ
イ・ゲ
*パク・ペンニョン(朴彭年)
ユ・ソンウォン
ユ・ウンブ

生六臣(センユクシン)

キム・シスプ
ウォン・ホ
イ・メンジョン
チョ・リョ
ソン・ダムス
ナム・ヒョオン

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逆賊 第20話(上) 劇作家カリョン

先週のハナモモ
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逆賊 第20話(上) 劇作家カリョン

宮中で出合ったジャチとギルヒョン
(ギルヒョンには、4年以上前の出来事での苦渋しか記憶にはありません)

「待て!」

「なぜ私の名を呼ぶのか?!
 アボジのことを裏切ったくせに!」

「…」
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「その上に、私の弟たちの命までも失うことになったのに…。
 それで宮中で働いているのか?!」

「そうだ。 あの時はそうだった。
 ギルヒョンがここに…。
 聞いてくれ、アモゲ!
 お前の子供たちが生きているぞ!」
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「アボジの名前を呼ぶことができるのか?!」

「ギルヒョンや…。
 ギルドンが待っている。
 お前に会いたいのだ。 知らなかったのか?」

「ギルドンはどこにいるのか?」

「今は分からない」

「また私を騙すのか?!」

ギルヒョンはあの時の裏切り以降、ミ・グモク(ウム・ジャチ)に会っていないので、ジャチの話を信じることができませんでした。

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久々の帰宅

「まだ車人(コイン)のことを知っている人には出会ってはいないので、
 家系図を探っている」

「ともかくは、漢陽を出るからまずは、カリョンに会って来い」

「その必要はない」

「いいや、みんなで行動すると目立つから、
 お前は一人で帰れ」
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走り出すギルドン

「待っているからな!
 忘れずにすぐに戻って来い!」

「しっかり食事するんだぞ!」
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カリョンは小説の執筆中

…琵琶の音色は私の琴線に触れる。
そして踊る妓生たち…。

「わ~、オモ! とても面白いわ!」
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そこにギルドンの足音なのですが…。
カリョンはこん棒を持って…、
「誰なの?!
 出て来なさい!今なら許すわ!」

「イムジャ…、ただいま」

「!
 オラボニ…」
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「たくさん話したいことがあったのよ」

「全部聞いてやるから、話してくれ」

「でも顔を見たら全部忘れたわ。
 オラボニにはシッケ(コメのジュース)と、
 ご飯を用意しておかないといけないと思っていたわ。
 でも出かけている時に帰って来たら困るから、
 ずっとこうして待っていたのよ」

「あ~」
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「ちょっと待っていて…。
 食事の準備をするわ。
 退屈しのぎに私の小説を読んでいて頂戴」

「いや、退屈じゃないから…」

「!
 とても面白いから是非読みなさい!
 驚かないでよ!」

「?!」

「あんまり驚かないでね!」

「イムジャ…」

「へ…」

「は~」
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…私の胸はドキドキと…

「あ~、一行読んだだけで眠くなる…」

寝てしまうギルドン

「ソバは疲れているのね…」
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# 旦那様をソバニムと言うのですが、ため口で略しています。

ひと眠りしたギルドンは起きて来て、
「寝ている場合じゃないんだ」

「え?!」

カリョンを引き寄せます

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「カリョンや。
 しばしばオリニを探すことを忘れてしまう。
 馬鹿だな…」

「…」

「変なことばかりが起きる。
 例えば凍ったスグリの実を納めなかったというだけで、
 体を痛めつけられて血を流す男もいる。
 国境の近くの人々は馬が足りないと言われて、
 蛮族から痛めつけられる…」

「…」

「俺は不思議に思うのだが、
 そんなにも痛めつけられた人々が怒りも見せずに、
 ただ泣き寝入りするだけなのだ。
 そんな可哀想な人を見ていると怒りがこみ上げて来て、
 オリニのことは忘れてしまう。
 この世の全部をひっくり返してやりたい」

「オラボニ…」
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「県令たちは言い訳ばかりして、
 “王の要請だ”と言って王に責任を擦り付けている。
 よく解らないが、
 本当にそれが王命と言うのならば、
 俺は王に直接会って、本当なのかどうか聞いてみたい」

「あんまり考え込まないで、オリニを探し出して、
 あのチュウォン君とは別の世界で生きていきましょうよ。
 あまり怒りすぎないで、
 これまでのように少しずつやっていくのが良いじゃないの…」

「そうなのか…?
 これまでのようにゆっくりと一緒に生きていく…」
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ギルヒョンはこれまでのギルドンが出没した村の地図から、今度は漢陽の近くの3か所の村に現れると推測しています。

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ヨンゴンジェ(年健材)

「ここがヨンゴンジェだ。
 スギダン(守貴単)がいる」

「行こう」
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村での騒ぎ

「どうしたのか?」

「突然利息を吊り上げられてしまいました。
 マンウが支払えないということで、
 牛を一頭持って行かれたんです。
 牛がいないとなるとマンウは生活できません」

「文句言っても解決にはならんのに…」
(ソブリ)

「…」

「なぜ笑っているのか?」

「…」

ギルドンは乗り込む算段でした。

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長利所(チャンリソ)

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「利息を上げたのは王命なのでしょうか?!」

「牛を返してください。
 10年働いて買った牛です」

「もう死んだ牛だ!」

「あなた達が強引に連れ去ったからです!
 弁償して下さい!」
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抗議した村人は叩かれて死亡

「ボクマンや!」

「百叩きで死んだのではない。
 持病のためだ。 そうだろう?!」

死因までを押し付ける県令でした。

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居酒屋で話を聞いて、
ここもスギダンが抑えているところだ

ギルヒョンも兵を連れて来ます

現れたギルドンカンパニー

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「いったいお前たちはどれほど借りたいのか?」

「ところで、利息を支払わないとどうなるのですか?」

「土地を売れば良い」

「足りなければどうなりますか?」

「親族が支払えば良い」

「それでも足りなければ私も叩かれて死ぬことになりますか?」

「…」
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「私のことも持病で死んだと言うつもりなのか?!」
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「正直に言え!
 お前の友達は病気で死んだのか?
 それとも叩かれて死んだのか?!
 何かあれば、
 ホン・チョンジが裁きに来たと言えば良い」

「土地を取り上げられると言われたからです」
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そこにギルヒョンが官軍を連れてやって来ます

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# このドラマの登場人物(脇役たち)の名前は、過去の実在の人々の名がもじってあります。
「朝鮮王朝実録」で調べているうちに、脚本家(ファン・ジニョン作家)のウィットを感じます。
そこで、作家カリョン。
「ホン・チョンジ伝」を書いているカリョンには、脚本家の思いが託されているようです。

こぼれ話

昨日は“いわゆる両班”のことに触れました。
その際に調べていたことから以下の“こぼれ話”です。

めざせ“9級”公務員ということで『一人酒男女』では鷺梁津(ノリャンジン)の予備校が舞台でした。
<朝鮮王朝>での9品階(正・従あわせて18品階)の伝統でしょうか?

原則3年に一度の<朝鮮王朝>の科挙試験の中でも、“文科”はエリートの中のエリートの登竜門で、両班の嫡子しか受験できませんでした。
記録では、初代・太祖~第9代王・成宗の間に科挙試験に合格した者は約1800名。
その後、
第10代王・燕山君~第14代王・宣祖の間に科挙試験に合格した者が約2350名で、
王朝27代王の時代(518年)での合計は約1万4600名です。
この他に武官と専門官の科挙試験があり、正三品あたり(令監:ヨンガム)以上まで昇格すると、彼らも両班と呼ばれます。

両班の子は両班ですが、その妻の祖父までが両班に仲間入りするし、もちろん子供も両班ですから、両班階級と王族を合わせると、増殖して人口の1割ほどに達したようです。

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