『記憶』 15年前からの点と線 

ajisai kinou
(2016.06.12)

15年前からの点と線 (1)無罪の立証

『記憶』の脚本に流れた次の点。
・テソクのADと家族・同僚たちの愛情
・ジンとソンファのラブライン
・短期的に解決できたものの、次々に起きた問題・事件
そして、
・15年前のひき逃げ事件
・15年前の“希望スーパー”殺人事件

非常に軽快にストーリーは流れたと思います。
しかし、なかなか事件を解くカギが見つからなかったのが、“希望スーパー”殺人事件でしたので、この件について「無罪」判決と「真犯人」の推理について2つに分けて整理してみました。

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(希望スーパー)

1.伏線

15年前の2月に起きた“希望スーパー”殺人事件の伏線として、テソクの前に二人の登場人物が現れました。

・ヤン・スンオク
 家庭内暴力を振るう夫にアルコールを飲ませ、
 心臓麻痺を誘発させました。

・キム・チャンス刑事
 ヤン・スンオクはチョン・ミンギュという息子の名前を告げ、
 キム・チャンス刑事の名刺をテソクに渡しました。
 15年前からの事件を追いかけている刑事です。

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(キム・チャンス)

それに、テソクのメモリーに貼りついたピエロのお面(クォン・ミョンス)。

2.第15話と最終話での「無実」の証明

(1)チョン・ジン弁護士が探し出した二人の青年

・チョン・ジンのお手柄は、
 キム刑事から届いた事件の記録のコピーから、
 15年前当時は12歳と7歳だった少年の目撃証言を発見。

そして、まずは当時12歳の青年を探し出して、事件記録にもなかった“クォン・ミョンスが両手で(お札)を抱えてスーパーから出てきた”ことと、“バットは持っていなかった”ことを聞き出しました。

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(2)第1回公判でのこと

キム・チャンス刑事が15年前の殺人事件は、
 “捜査が不十分”であったことを訴えます。
 また、その5年後に現れたチョン・ミンギュ(麻薬所持容疑)を、
 ハン・ジョンウォン(当時の検事)が不起訴にしたことを証言。

・次いで証人台に立ったのは当時7歳だった青年
 “2m近い背の高い男がバットを持って、
 もう一人の男と共にスーパーから出てきた”ことを証言。

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(2)第2回公判でのこと

ハン・ジョンウォンが喚問され、
 10年前のチョン・ミンギュの不起訴は、
 “自らの判断で不起訴にした”と証言。

その理由は2点。
15年前当時の“検察を庇う”ことと、“麻薬の常用者の証言は確証にならない”というもの。

しかし、外圧があったのではないかと指摘するテソク。
さらに、テソクの「なぜ麻薬の常用者を追及せずに、わずか3日間の拘留で釈放したのか?」という質問には、ジョンウォンは答えられませんでした。

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3.「無罪判決」

以上までの証言で、殺人犯が別にいるのではないかとの推理が成立。
つまり、クォン・ミョンスの容疑を立証することはできず、裁判長は、
疑いは完全には晴れないが、(証拠不十分のため)法に基づき無罪」と判決を下しました。

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15年前からの点と線 (2)真犯人の推理

テソクの当初の目標は達成できました。
しかし、次は“完全無罪”への推理。
チュ・サンピル記者とキム・チャンス刑事にとっても、真犯人を暴くこと、検察に再捜査させることが課題です。

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そこで、完全無罪を獲得するために、名探偵ホームズことパク・テソク弁護士とホームズの相棒ワトスン君ことチョン・ジン弁護士の推理が始まります。

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(チュ・サンピル記者)

1.“希望スーパー”殺人事件の性格

事件の捜査を難しくしたのは、
まず①犯人のシン・ヨンジンには殺人の動機がなく、ただ単にカッとなって店のアジュンマをバットで殴り殺したこと。
つまり、通り魔的・行きずりの犯行だったから、人間関係のもつれ、怨恨などを紐解く材料がなかったこと。
ついで、②凶器が発見されていないこと。

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(1)チョン・ジン弁護士の推理

・キム・チャンス刑事が届けた、
 15年前の捜査記録の中から、
 少年たちの証言を読み凶器がバットだと推理。
・ついに見つけた当時12歳と、
 当時7歳の目撃者の青年から、
 犯人たち2人のうち“2mもある背高い男が、
 バットをもってスーパーから出てきた”と聞き出しました。

(2)パク・テソク弁護士の推理の材料

・テソクが得たUSBを抜き取ったのは、
 シン・ヨンジンの手の者と解ったこと。
・凶器のバットが現場に残されなかったことから、
 犯人にとっては持ち帰るほどに貴重なバットであったこと。
・なによりも、
 シン・ファシク会長が事件の「再審」を阻止するため、
 テソクに大金を手渡そうとしたこと。

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(3)そして、少年探偵パク・ジョンウ

・インターネットで、
 ②の凶器を特定できる写真と記事を発見しました。

このバットは2000年の韓国シリーズの記念として2001年の2月に、選手から球団オーナーのシン・ヨンジンに渡された“青いバット”で、その時の記事です。

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つまり、大切なバットのコレクションの中から、“記念の青いバット”が処分されて無くなっていることから、逆に凶器としての推論が成り立った。

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しかし、以上は真犯人がシン・ヨンジンではないかという推論なので、これでは証拠不十分。
ドラマでは描かれてはおらず、結末だけが流れましたが、
実際に事件現場にいた義弟のチャ・ウォンソク医師の証言を得ること。

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さらにはバットを処分したキム秘書の証言を得ること。
この2つの点を検察・カン・ユビン検事が追及することで、完結すると思います。

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いくつかのラブショット

テソクがADをテレビ番組で公表して、事務所に帰るとソンファが親指を立てて、笑顔で迎えました。

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テソクが独立することを見越して、ソンファは新しい事務所を探していました。

「契約書にサインするだけです」
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ジンに続きソンファが申し合わせもなく順に、“太善法務法人”向けに辞表を出しました。

ジンが言うことには、「ここに自分がいることはできません」
ソンファは、「パク弁護士には私が必要だからです」

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ヨンジュはウンソンに、
「私には家族があるけど、ドンウ オンマは一人でしょう?
 大丈夫ですか?」

大丈夫です…
 …。」
ep-15 1

テソクが録音していた言葉を聞いて、靴を持って駆け出したヨンジュでした。

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それを見つめるジンとソンファ

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「…」
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# 英語のsomething から来た、“ソム”。
友達以上、恋人未満のハングルの新語(2年ほど前)でしたが、テソクはこれに気付きました。
でも、“コピー用紙とソンファの肌触り”はジンとソンファだけに通じるトリビアなセリフでした。

ドラマの放送を終えて

レストランの前のチーム・テソク
uchia 1

同じくレストランの前で
uchia 2

撮ったのは俳優の誰かでしょう。
(レストランでの“打上げ”の中)
end 2

end 1

監督です
end 3

「記憶」ユン・ソヒは“イ・ソンミン先輩のおかげで演技に臨む姿勢が変わりました”
Kstyle エンタメ News より)

女優ユン・ソヒにとってtvNドラマ「記憶」は、人生のターニングポイントになった作品だ。

素晴らしい先輩たちから演技を学び、雰囲気の良い撮影現場で働く楽しさも感じたからだ。
さらに、最後の撮影現場で誕生日を迎えるという意義深いこともあった。
「撮影現場で誕生日を迎えましたが、とても幸せでした。私の人生において最高の瞬間でした。その日が最後の放送であり、天気も良かったんです」

ユン・ソヒは「記憶」で、テソン法律事務所の秘書ポン・ソンファ役を演じた。
抜群の美貌にスマートさまで兼ね備えているため近づき難いが、知って見れば純粋な姿もある魅力的なキャラクターだった。
特にパク・テソク(イ・ソンミン) の傍で彼を積極的に支持し、サポートする姿は頼もしかった。

「私とイ・ソンミン先輩、2PMのジュノ兄さんまで。私たちは現場で“3人組”と呼ばれました。それくらい親しくて気楽な関係を築くことができました。特にイ・ソンミン先輩が先に話しかけてくれ、いたずらもしてくれてとても良かったです。イ・ソンミン先輩は現場を代表するキヨミ(可愛い人) です。俳優たちやスタッフたちをいつも盗撮したり、冗談もよくおっしゃっていました。このようにイ・ソンミン先輩と共演し、演技を学ぶことができたことは幸運でした。『記憶』が終わったらどこで演技を学ぶのか、心配になるぐらいでした。本気で『私がイ・ソンミン先輩のマネージャーになりたい』と考えるぐらい。ジュノ兄さんと密かに、イ・ソンミン先輩の感情演技を盗み見て『最高だ』『すごい』と感心したことも多かったです。それにいつもおどけていても、撮影が始まればたった1秒で演技に集中し、感情移入する姿を見てびっくりしました。完全に現場を圧倒する方です」

ユン・ソヒは「記憶」が自身の人生を代表する作品だと話す。
演技に臨む姿勢が変わり、真面目になったという。体が辛くても更にもう一踏ん張りして、演技に対して悩み勉強する態度を学び、現場でより繊細に反応することができた。
ユン・ソヒは、すべてがイ・ソンミンとパク・チャンホン監督のおかげだと強調した。

「ある日、監督が私に突然『ソンミンは、素晴らしいだろう?ソンミンみたいな俳優は居ないぞ。君にとって幸運だ。僕も今までの人生で、現場であのような俳優に出会ったことがない。現場をあのように引っ張る能力を備えた俳優も少ないが、後輩をこれほど激励する俳優もいないだろう』と話してくださいましたが、その話に共感します。それほど素晴らしい方です。実は私は初め、監督からたくさん叱られました。演技力が足りなかったからです。久しぶりに演技したためかたくさん緊張し、リハーサルの時にも指示を上手く理解することができなかったです。しかし、そのような状況でも監督は私に信頼と確信を与えてくれました。イ・ソンミン先輩も私に、演技について助言してくれました。イ・ソンミン先輩が後輩のために力を尽くしてくださったんです。とても感謝しています」

ユン・ソヒが、今まで演技をしながら無駄な心配と雑念で大変だったとしたら、今回「記憶」を基点にして多くのことが変わった。
ひたすら自身の演技だけに集中することができる能力が生じ、自身の将来に対しても前向きに考えるチャンスができたからだ。

「今後、演技についてもっと勉強するつもりです。まずは、イ・ソンミン先輩が勧めてくださった本を読んで、演劇映画科の学生のように着実に勉強してみたいです。私の悪い癖を直すには、多くの時間が必要なのでもっと努力します」

KAIST(韓国科学技術院) 出身でさらに有名になったユン・ソヒは当分、学業よりは演技活動に集中する計画だ。
「今がきちんとした出発点だ」と話したユン・ソヒは、休息を取りながら次回作を検討する予定だ。

1 yun
元記事配信日時 : 2016年05月10日10時59分 記者 :
チョン・ウォン、写真 : ソン・イルソブ
MYDAILY |2016年05月28日12時39分

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(ちょっとだけ付録)
2015年の映画『MEMORIES(メモリーズ・刀の記憶)』から、ジュノとイ・ビョンホンのカットを3枚。
高麗時代の武士の映画です(せつなかったです)。

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記憶 最終話(下) 絶望を希望に変えて

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記憶 最終話(下) 最後は希望(The end is HOPE.)

シン会長に会いに来たテソク

カバンも携帯もガードに預けさせられます。

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「クォン・ミョンスの無実を晴らすためにも、
 副社長とチャ医師には証言をして欲しいからです」

「ヨンジンを法廷に立たせるということは、
 もっと別の動機を持っているのじゃないか?」

「ははは、どういうことでしょう?」
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「もう15年前のことだ。 放っておけ!」

「もしかして、
 行方不明のチョン・ミンギュが死んでいると思いますか?」

「…」

# 小切手が入った封筒のようです。

「これは何でしょうか?」

「それだけあれば、
 太善(テソン)法律事務所よりも大きな事務所を構えることができる。
 君との付き合いは長いから分かるだろう?
 これからも私の味方であって欲しいからだ」
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# テソクはジンが用意した腕時計でビデオを撮っています。

テソクにはもう欲はないと、
「私が、アルツハイマー病だということを忘れていませんか?
 私はただ、失った過去を取り戻したいだけです」

「…」
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裁判の日の朝

「アッパ~。今日はいつもよりもかっこいい」

「今日は大切な裁判だからさ」
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「私も裁判を見に行きたい!」

「今度、オンマが連れていくわ」
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「ヨボ…」

「…」

「きっと上手く行くわ。 ヒムネヨ(頑張って下さい)」
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再審法廷でのジョンウォンの証人喚問

「検事だった頃、
 麻薬所持で逮捕されたチョン・ミンギュを釈放しましたね。
 本当でしょうか?」

「はい」

「あなたは捜査の過程で、
 チョン・ミンギュが“真犯人を知っている”と言っていたことを、
 知っていましたか?」

「はい」

「ではどうして無視したのですか?」
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「チョン・ミンギュの証言には信憑性に欠けていたからです」

「なぜ信頼に欠けると判断したのですか?」

「麻薬の常用者だったからです」

「麻薬の常用が…」

ここでテソクは言葉を失います

「…」
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「弁護士…?」
(裁判長)

「…」

「大丈夫でしょうか?」

「あ~、はい。 大丈夫です。
 麻薬の常用者と言いましたね。
 ではなぜその件を追求しなかったのでしょうか?」

「…」

「もしかして、外圧を受けていたのではありませんか?」
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「意義あり!」
(検事)

「続けて下さい。答えて下さい」
(裁判長)

「事件を担当した検事たちのためにとの、
 私の判断でした」

「“検事たちのため”とはどういう意味ですか?」

「無実の者を刑務所に入れている事実、
 また、別に殺人者がいることを知りたくなかったからです。
 殺人事件当時の検事たちのために私は望まなかったからです」

「刑務所に入っている者が無実だったことを知っていて、
 また、
 他に真犯人がいたはずであることを認めるのですね?!」

「…。そのとおりです」
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最終弁論

「希望と言う言葉は、前向きな言葉として記憶すべきです。
 しかし、容疑者にとっては希望が絶望に変わっていました。
 “希望”商店街にラーメンを買いに行っただけで、
 人生を棒に振ったのです。
 もちろん、被害者の女性を見て見ぬ振りをして、
 お金を盗んで逃げたことには罪があります。
 しかし、自分の母親にはお金がなかったために、
 手術を延ばしていたからです。
 このために、もう15年もの実刑判決を受けて、
 刑務所に入れられていたのです。
 15年もの収監とはあまりにも重い刑罰です」

「…」
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「彼の家庭が貧しくなかったら、権力者の息子だったら、
 彼の人生はもっと変わったものだったでしょう。
 初審の際に最後まで弁護できなかった私も、
 ここにお詫びして許しを請いたいと思います」

「…」
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「救いを求めて泣く貧乏人の声は、
 誰も聴きたくはありません。
 容疑者の希望を奪った私も含めて、
 正義を守り、権力者と闘うべき職務の、
 検察側にも警察にも責任があります」

「…」

「原告の希望を奪った我々の責任は拭えません。
 どうか殺人者としての扱いは撤回して下さい。
 我々は、再度原告に希望を与えることができます」

「…」

「裁判長には、正義と真実にて裁きをお願い致します」
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裁判長が下した判決

「15年前の希望市場での殺人事件との関連した、
 原告クォン・ミョンスの容疑はすべて晴れたわけではありません。
 しかし、第3の真犯人がいる可能性が高いと判断できます。
 刑事法325条による判決を下します」

「…」
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「元・被告の現・原告は“無罪”です

「!」
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「…」
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「…」
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拍手が法廷に響きました。

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裁判が終わり

「チュ記者さん!」

「?」

「パク弁護士が手渡して欲しいとのことです。
 必ず返して下さいね」

ジンが用意していた腕時計です(録画機能が付いています)。

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事務所に戻って
「よくやりましたね」

「それだけか?」

「馬鹿なことは考えないで下さい」
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# 事務所の名前は“弁護士パク・テソク法務事務所”でした。

「!」
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そこに、キム弁護士がネット情報

「いったいどうしてここに来たのか?」

「これを見てくれ」

腕時計に記録されていたビデオがネットに流れていました。

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「どうだ? 驚いたか?」

「…」
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ファン・テソン会長とイ・チャンム代表

「シン・ヨンジンの逮捕は時間の問題でしょう。
 シン会長も取り調べられるはずです」

「…」

「オモニだって心の準備はできているでしょうね」

「心の準備とは?」

「シン会長もオモニも、
 シン・ヨンジンが犯した罪を知っていましたからです」

「…」
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「検察はミスター・ホに圧力をかけるはずですから、
 カン・ヒョンウク殺害のことも表に出ると思います」

「いったい何を…」

「すべてが私のためだと言ったではないですか。
 私と法務法人のために犠牲を払ってもらう必要があります。
 オモニが責任を取って下さい」

「…」
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シン・ヨンジン副社長室に検察の捜査の手が入ります。

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逮捕されたシン・ヨンジン

「これは陰謀と罠です。
 真実は警察が明らかにするでしょう」
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夜になってシン・ヨンジンの秘書からUSBが届き、それをハンガンに投げ捨てるイ・チャンム

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夜の漢江の水面を背景に、その日のネット記事が流れます。

…クォン・ミョンスの誤認逮捕

…殺人容疑の再審は無罪…

…事件の真犯人は財閥の息子

…シン・ヨンジンは希望商店街で起きた殺人事件で起訴

…太善法務法人のファン・テソン会長は…。

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トイレには矢印に沿って歩くテソク
見つめるのはジョンウ…。

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小箱の中身

「心の準備はできていたものの、
 このところ症状が重くなったようです」

「再審のことでストレスがかかっていたからだろう」

「無理は解っていながらも、
 あれは彼にとってはとても重要なことでした。
 止めることは不可能でした」
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「疲れが溜まると症状が重くなるから、
 頭の健康のためにも、まずは体を休めることが大切だ」

「ええ、これから休暇を取ってもらいます」

「そうだ。
 この小箱はテソクが君に渡してくれと頼んでいたものだ。
 きっと今よりも悪くなった時のためのものだと思う」
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ヨンジュは家に帰ってから箱を開けます

…ソ・ヨンジュッシ…。
 私のこの声を聞くころまでには、症状が悪化して、
 君の顔すら分からなくなるかもしれない。

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…最初にレストランが分からなくなった時には、
 人生の絶望だと思って、
 世の中を恨み、希望を失いかけた。
 しかし、驚くかもしれないが、
 アルツハイマー病のお蔭もあったと思うようになった。

…君がいること、子供たちがいること、
 家族がいるからだろうと強く思うようになった。
 このことには感謝しないといけない、
 コマウォ。

…ここの中(USB)には、
 預金や貸したお金などの権利書などが入っているので、
 全ての権利を君に譲る。
 それに今後のための私の保養所の契約書もある。

…君に出会えたことは私の人生のすべてだ。
 ヨンジュッシ サランへ

「…」
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そして、靴を持って駆け付けたヨンジュでした

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「こんな格好で歩き回っていたんだな…。
 わざわざ持ってきてくれなくても良かったのに…」
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「…」
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「…」
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「…」
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「…」
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休みの日になって…

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ドンウの木の前には″ドンウの椅子”

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「君の子供たちは美しい」

「ジョンウとヨヌよ、ヨボ」

「…」

「私だわよ…」
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「そうだった…。 ソ・ヨンジュッシ」

「ええ、パク・テソクッシ」

「しばらく我を忘れて、どこかに行っていたようだな…」

「でも、こうして戻ってきたわよ。
 もうすぐドンウ オンマとカン検事も到着するわ」

「んん…」
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「…」
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…人生は予期せずに不運に転じる。
 しかし、全てが終わりだと思っていた絶望が終わる瞬間に、
 また新しい人生が始まる。
 私の最後の望みは、家族と友人たちへの愛を忘れないこと。
 そして、きっと忘れないと信じている。
 ジョンウが“正しいことは不滅だ”と言っていた。
 今、私は以前よりも幸せのようだ。
(テソク)

# 最後の画面の字幕(右下)
…最後は希望です
 できる限り幸せになって下さい。

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(ドラマ『記憶』 おわり)

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放送が終わってからというもの、どうやってブログを“締めくくろうか…?”と思っても、書く言葉が出てきませんでした。
簡単に“言い表わしてはいけないのでは…?”、他方ではそんな気分にもなった素晴らしいドラマでした。

次の記事とキム・ジスの言葉で十分だと思います。
いつだったか、チ・ジニがインタビューに際して、“一番新しい作品が、これまで一番の作品だったと言えるように演技したい”と答えていました。

私の気分は次の絵の感じです(先週土曜日の空)。
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女優キム・ジスが『記憶』放送終了の所感を伝えた

キム・ジスは7日に放送終了したtvN金土ドラマ『記憶』にてアルツハイマーを煩うパク・テソク(イ・ソンミン扮)の妻ソ・ヨンジュ役を演じた。
キム・ジスは記憶を失っていく夫を見守る妻の複雑な感情を繊細に表現したことはもちろん、心の傷を包み込む温かな台詞と演技で多くの視聴者の胸を締め付けた。

キム・ジスは9日、所属事務所ナムアクターズを通じて、
「常にどんな作品であれ、最後の撮影を終えれば数日間は実感が沸きません。すっきり寂しいという表現がぴったりですが、本当の本心は少し悲しいようです」と寂しさを表現した。

続けて「『記憶』はとても優しいドラマです。いつまたこのような温かく純粋な感動を与える作品を作ることができるかという思いになります。最高の演技呼吸を合わせてくださったイ・ソンミン先輩とすべての俳優たち、スタッフの方々そして『記憶』を愛してくださった視聴者の皆さんに感謝します。家族、友人たちとともに幸福な5月となりますように」と放送終了の所感を伝えた。

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スタートゥデイ:ハン・イング記者
2016-05-09

# 『記憶』で一緒に共感して戴いた方々、朝から、そして深夜にクリックを戴いていたようですね。
PCの向こうからの応援の拍手とクリックに感謝申し上げます。
カムサハムニダ!

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https://www.youtube.com/watch?v=Ac4o36WnPTM

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(ちょっと気になっていた“事件の謎解き”を明朝アップします)

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記憶 第16話(中) 公訴時効

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第16話(最終話:中) 空よりも大地よりも愛しています

早く帰ったテソク

「アッパ! 
 あれ? 熱はないわね」

「え?」

「“アッパは頭が痛いんだ”と管理人さんが言っていたけど…?」
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「アッパの今日のテレビは最高だった。
 かっこ良かった(チンチャ モチッソヤ)!」
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「この絵だよ!」

…アッパ、オンマ、空よりも大地よりも愛しています

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「上手い絵だな…」

「2時間かけて描いたのよ」

「コマウォ」(チュ!)

「アッパ! 病気にならないでね! 
 解った?!」

「ああ、解った」
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太善法務法人を退職

「後は私が片付けます」

「んん。 みんなに挨拶は要らないかな?」

「私はすぐに追いかけます」

「私もです」
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「お元気で…」

「Every day is good day! 」
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記者二人がイ・チャンムを取材

「息子さんは間接的には犠牲者とのことですが…」

「息子は長いこと鬱の状態でしたから、
 罪の意識があったようです。
 そのために精神分裂のようです。
 警察も認識しています」

「では、カン・ヒョンウクさんの事件とは無関係と言うことですね?」

「勿論です」

「では最後に、犠牲者のご家族に一言をお願いします」

「子供さんを亡くしたご両親には、
 心よりお悔やみ申し上げます。
 できる限りのことをしたいと思います」

「…」
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“ドンウの木”とウンソン

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「…」
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15年前の“希望スーパー”での殺人事件:第一回公判

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キム・チャンス刑事

「10年前、麻薬所持と麻薬の売買で逮捕された、
 チョン・ミンギュの件で聞きます。
 彼が希望市場での殺人事件を目撃したというのは事実でしょうか?」
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「勿論です」
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「では、その後あなたはどうしたのですか?」

「管轄の警察に報告しました。
 そして、高等検察庁に事件を取り上げてもらうように依頼しました。
 しかし、起訴は取り下げとなりました」

「麻薬の所持、売買が不起訴となったのですか?」

「ええ」

「では、当時に不起訴とした検事は誰なのか覚えていますか?」

「ええ、現在のテソン法務法人のハン・ジョンウォン弁護士です」

「ではハン・ジョンウォン弁護士の証人喚問を申請します」
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次にジンが発見してきた証人

「男が二人、事件の現場から出てきました。
 その一人は2m近くもある背が高い人でした」

「その他に何か特徴がありましたか?」

「野球のバットを持っていました」

「背の高い男がバットを持っていたということですね?」

「ええ、それに高級車に迎えられていたので、
 裕福な人だと思いました」
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「異議あります。
 目撃者は当時7歳です。
 すでに証言は無効でもあります」
(検察側)

「その通りです。
 しかし、警察はその当時の子供の証言を無視したことが問題です。
 無視しなければ、
 容疑者が15年もの長きに亘り刑務所に入ることはなかったと思われます」

「未成年の証言は無効だということを知らないのですか?」
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「そんなことを議論しているのではありません。
 ただ、我々は真実に目を開くことの重要性を述べているのです。
 私の15年前の証言を無視して事実に背を向けてきました。
 検察も警察も、私にもその責任は大きいと思います」

「法廷の侮辱です」

「いいえ、弁護人は反省しているように思えます。
 どうぞ続けて下さい」
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(裁判長)

テソクは女優のナ・ヘミンの証言により、シン・ヨンジンとチャ・ウォンソクの喚問を請求します。

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「なぜ私が喚問に応じないといけないのか?」とシン・ヨンジン

「応じないと疑われる」

「ではカン・ヒョンウクを殺したように、
 パク・テソクを殺してくれ」

「!」

「俺はUSBを持っているんだぞ!」

「あれは“ひき逃げ”以外のことは何の証拠にもならない」
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当時の希望スーパーでの撲殺事件とピエロの装束のシーン

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(希望スーパーの看板)

(シン・ヨンジンがバットで殴り倒すシーン)
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そして第1発見者のチョン・ミンギュ

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(客引きのバイトのためのピエロの装束でした)

シン・ヨンジンはキム秘書に、
「このバットを処分してくれ」
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弁護士パク・テソク法務事務所

「これだ」

「?」

「この写真は15年前の、
 希望スーパーでの殺人事件と同じ2001年2月の撮影だ」

「あ…、
 どうやってこの写真を見つけ出したのですか…?」

「ジョンウがインターネットで検索したそうだ」

「私よりも有能ですね…」

「お前の言う通りだ」

「…」
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ソンファ

「冷たいお茶をどうぞ…」

「何かと仕事が多くて申し訳ないが…?」

「いいえ、新しいオフィスで興奮しています。
 それに、ここの事務所のペーパーは、
 私の手よりも柔らかくてスムースですからね!」

「ははは、ユーモアのセンスが磨かれたな?!」

「へへへ。 
 あれ、これはシン・ヨンジンですね」
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「ああ、そのバットが凶器のようだ」

「2001年の2月に希望市場での殺人、
 当時までは彼が留学中で…」

「つまり…?」

「殺人の時効はまだ成立していないということです」
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「2年間の留学期間は時効から差し引かれる」

「留学ね…」
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そこに、スンホからの電話

「どこなのか?」

「あちこちです」

「ちゃんと食事しているのか?」

「…ネパールに行きます」

「え?」

「…。 やりたいことがあります」

「…」

「弁護士…、お元気で」
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「イ・スンホでは?」

「ああ」

「…」
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「カン・ヒョンウクを殺した犯人はまだ口を開いてはいませんよね?」

「ああ、きっと口は割らないだろうな」
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クラブ経営のミスター・ホとカン・ユビン検事

「ひと月前のことだが、
 お前のところの若い者がカン・ヒョンウクを拉致したよな」

「その通りだが、俺がそんなことを自白するとでも?
 一番困るのはあの人だ。
 せっかくここまで来たんだから、酒でも飲んで帰ってくれ」
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そこに他の検事たちが入って来て、
「風俗営業と麻薬取引容疑だ。
 捜査令状だ…」

「!」

「今日は捜査令状だけだが、今度は逮捕令状を持って来るから、
 待っていてくれ」
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イ・チャンム代表が、
「すぐに検察に話を付けるから心配するな」
と電話しているところに、

ジョンウォンが入って来て、「クォン・ミョンスの件で法廷に立たないといけませんから」と後任の弁護士の推薦リストを提出して辞意

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「忙しかったから、少し休養してくれ。
 また待っている」

「もう期待しないで下さい」

「…」
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「お傍に仕えることが出来なくてすみません」

「結局は誰も傍にいてはくれないのだな…」
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夜中、家の中のトイレが分からなくったテソク

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「どうしたのか…」

「大丈夫だわよ。 ついて来て…」

「ははは…」

「待っているわ」

「あ~、大丈夫だから、ベッドに戻っていてくれ」
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トイレの外で…。

「…。 う…」
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翌日の事務所

「やはり予想通りでシン・ヨンジンとチャ・ウォンソクは、
 仕事を理由に喚問に応じません」

「…」

「弁護士?」

「どうも再審はお前がリードした方が良さそうだ」

「どういうことですか?」
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「これまでお前の方が頑張って資料を集めたから、
 私が進めるとむしろお前の考えを損ねる可能性がある」

「…いいえ、弁護士が最後まで担当して下さい」

「いや、もう自信がないんだ」

「お辛いのは分かりますが、
 これは最後までやって下さい。
 クォン・ミョンスの無実と、
 シン・ヨンジンが犯人だと立証できた後は、
 ファン・テソンを法廷に引き出せます」

「だからこそ、お前にやって欲しいのだ」

「嫌です。
 弁護士が最後までやることで、本当の偉大さを示して下さい。
 ドンウのためにもやり通して下さい」
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空よりも大地よりも…
自然と人とのかかわりを大切にするキム・ジウ作家らしいですね。
今回は娘のヨヌの絵の中で使いました。

前作『発酵家族』では姉妹の名前が“宇宙(ウジュ)”と“江山(ガンサン)”、レストランの名前が“天地人”。
そして、
「お月様も、星も、流れ星も、雪も雨も、みんなオンマなのよね」、
両親から捨てられた少女が母を慕うセリフでした。

「きっとオンマは見てくれているわ」と、ウジュとガンサン。

ところで、ジンとソンファのドラマでの配役設定のこと。

ジンのこれまでのセリフの中で、ソンファからの「なぜこの事務所に就職したのですか?」に、
お金のためだ
「正直ですね」

ジンは司法試験に合格後、法務研修所ではトップの成績。
つまり、判事(国家公務員)を目指せたのですが、家庭の事情から(高給取りの)法律事務所に入ったのでした。

ソンファは「姦通罪反対運動に署名しました」というように、女子大の法学部出身で、司法試験を受けています。
ただし、一度の不合格で事務所の事務員として就職。
「私は法律を信じません。でも正しいことを信じます」と。

3人の大ベテラン俳優と監督の指導のためか、ジュノもユン・ソヒも顔を崩す一瞬の演技ができています。
顔を作ろうとすると演技が不自然になりますからね。
これからも格好良さとか美しさにこだわらない、自然な演技で味を出して欲しいです。

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記憶 第16話(最終回)(上) ドンウの許し

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第16話(最終話:上) ドンウがあなたの“希望”になって欲しい

TV放送局の企画に反して、ADの公開という勇気で、ソウルに喝采をもたらしたテソク。
息つく間もなく、今度はスンホが自首したとのキム・チャンス刑事からの連絡。
急ぐテソクは、同じく警察に向かうイ・チャンム代表とエレベーターホールで…

「あなたは、父親ですよね?」

「…」

「まだ遅くはありません。
 スンホには、父親としての正しい対応をお願いします。
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カンナム西署のチェ刑事とイ・チャンム

「手を尽くしました。
 しかし、もう他の管轄の刑事たちがここに来ていますから、
 私には監視の目が鋭くなっています」

「記者は?」

「ええ、ネットの記者が詰めています」
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イ・チャンムは取調室にいるソンホに会います

「…」

「話はありませんから、どうかお帰り下さい」

「私の話をよく聞くんだ。
 お前はこの数年、精神分裂症に悩んでいる。
 つまり、正常ではないということだ」

「…、今度は分裂症ですか…」

「親友の自殺によって、平常心を失った。
 だから、ひき逃げの犯人だとの幻想を抱くようになった。
 しかも、ヒョンウクを殺したと思うようになってしまった。
 解るか?」

「ふ~、僕が殺しました」

「そんな嘘を誰が信じると思うのか?!」

「本当です」

「そんな馬鹿な。
 ここからは48時間以内に釈放する」

「どうかパク・テソク弁護士を呼んでください。
 僕は弁護士にしか話をしたくありません」
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取調室を出て、チャンムはチェ刑事に、
「1時間以内に精神分裂症だとの診断書を送付するから…」

そこにテソクが現れて
「スンホと個別に面会します」

「まだ捜査中だ」
(チェ刑事)

「私は、15年前に死んだパク・ドンウの父親で、
 さらには、殺されたカン・ヒョンウクの弁護士だ」

テソクとスンホ

「もう逃げはしません」

「それで、カン・ヒョンウクを殺したのか?」

「彼はひき逃げのことを知って、僕を脅しました。
 だから衝動にかられて殺しました」

「…」

「…」

「いいや、お前はヒョンウクを殺してはいない」

「僕が殺しました」
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「いい加減にしろ。
 お前が殺人現場にいたということは証明が不可能だ」

「ではそれを見せて下さい」

「お前の電話やCCTVの録画記録で解る」

「僕は監視カメラのない場所にヒョンウクを呼び出しました」

「私がそんなことが嘘の証言だということを証明する」

「なぜそんなことをするのですか?!
 僕が殺したと言っているのに?!」

「なぜなら、それは真実ではないからだ」

「…」

「心からドンウのひき逃げのことを謝罪したいならば、
 目を逸らさずに、その事件を直視するべきだからだ」

「…」

「自分をごまかしてはいけない。
 よく考えてみろ」

「…」

「お前がやったことをだ!
 何て気弱な奴なのか?!」

「…」

「もう過去を捨てずに、
 自分のこれからの人生のためにも、
 過去の真実の記憶を思い出して、それを認めることだ!
 罪を認めるということは、許しを得るということではない!」

「…」

「ただし、許しを得るためには、
 お前が一生涯に亘って罪の意識を持ち続けることだ!」

「…」

「そして、最後まで辛い思いをすることだ!」

「…」

「最後までお前のことは見ている。
 どんな生き方をするのか…」

「…」

「それに、どのような謝罪をするのか…」

「…」

「謝罪して、どのように前に進むのか…、
 それを、見ている」

「…。チェソンハムニダ(もうしわけありません)。
 チョンマル(本当に) チェソンハムニダ…」
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チョン・ジンは“希望”市場での殺人事件の目撃者を引き続き求めて、新たな目撃者を訪ねています

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「いいえ、一人ではありません。
 現場からは2人が出ていきました」

「僕が“野球バットで殴ったのですか?”と聞くと、
 違うと言いました」

「でも、背の高い方の人が野球バットを持っていました。
 とても背が高い人でした」
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「顔を覚えていますか?」
(ジン)

ジンが会っている二人の15年前は、それぞれ7歳と12歳だったので、母親からの制止もあって、また、警察からは証言も無視されたとのこと。

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記者たちが集まっている事務所のビルのロビー

「パク弁護士! 
 なぜアルツハイマー病の公開をしたのですか?!」

「…」

周囲の声でストレスが高まります。

「…?」
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マスコミがテソクのことをさらに追いかけようとする時、手を握って、その場を救うのはテソクの父親

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ようやく我に返ったテソクでした。

「…」
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「…」
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同時にチュ・ヨンピル記者の“黄色い天使のひき逃げ事件”の記事がネットに流れ、他のマスコミでも報道が広がります。

…ついに15年前の事件をイ・スンホ容疑者が自白…。

「…」
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心配したヨンジュから
「大丈夫なの?
 記者たちから問い詰められているでしょう?」

「ああ、大丈夫だが、
 まさか家にも押しかけてはいないか?」

「電話は多いけど、電話には出ないことにしているわ」

「今日はジョンウには塾には行かないように言ってくれ」
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ジョンウが学校から帰って来ました。
「オッパ!」
(ヨヌ)
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ジョンウは、
「アッパには、会いたいと伝えて欲しい」
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「ジョンウがアッパに会いたいと言っているわよ」

「ああ、早く帰るから…」
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ソンファやジンも明らかになった記事を読んでいます。

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ファン・テソン会長とイ・チャンム代表

「もう“ひき逃げ”のことを覆い隠すことはできないわね」

「…」

「でも幸いにもスンホがすべての罪は自分にあると白状したから、
 あなたは大丈夫だわ。
 この際、遅くならないうちに事故のことは“知らなかった”と発表しなさい。
 それに留学のことはキャンセルしなさい。
 逃亡しているように思われるわ」
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「逃げ出しているのはスンホではなくて、
 オモニと私のようですね」
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テソクは母親の店に寄ります

「オンマにとっては自慢の息子でいたかったが、
 こうして公になってしまうとオンマには負担になるな」

「何を言い出すの?
 オンマにとってはいつも元気の源の自慢の息子なのよ。
 今日のテレビは、これまで以上に自慢になったわよ。
 隠すことは無いわ。 良くやったわね」

「…」

「私の息子は世界一だわ…」

「今度生まれかわるとしても、オンマの息子でありたい…」

「…」

「俺は病気にはなりたくない。
 オンマのためにも健康でいたい」
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立ち聞きしていて涙を流す父親でした。

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ウンソンは拘置所にスンホを訪ねます

「私はあなたを憎むわ」

「…」

「許すこともできない」

「…」

「15年もあなたのことを憎みながら探して来たんだわ。
 でも、あなたは私が憎むには値しない弱虫だっただけなのね」

「…」

「頭にくるくらいだわ」

「チェソンハムニダ」

「さらに憎むべきことは、あなたにとっては、
 ドンウのことが心の傷にはなっていないことだわ」

「…」

「でも私は、ドンウがあなたの傷ではなくて、
 希望になって欲しいと思う
 あなたは私たちの痛みを拭い去ることはできないけど、
 私たちのドンウがあなたの“希望”になって欲しい。
 いつもドンウのことを思って、
 社会に出て、あなたの役目を果たして欲しいわ」
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「…」

「それが、ドンウがあなたにあげる“機会と許し”だわ

「…」
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オフィス(イ・チャンムの執務室)

ジョンウォンは、
「これからどうするの?」

「もう、時効だし、殺人は偽証だから、
 すぐに釈放されるだろう」

「?!」

「今は騒がしいが、人はすぐに忘れ去るものだ。
 少しだけ気分が良くないが、一杯飲むか?」

「カン・ヒョンウクの殺人事件は、あなたのお母様の指図なの?
 スンホのことを守るだけで疲れていたので、
 あなただとは思えないわ」

「外でのクライアントとの約束を果たすから、
 しばらく君がこの事務所内は仕切ってくれるかな?」

「…」

「ハン弁護士…」

「飲みすぎないように…」
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泣いていても解決しない。
恨みは許すことでしか解消しない…。
これが韓国ドラマの一つの大きな心理描写だと思っていつも視聴しています。

ナ・ウンソン判事はテソクと離婚した後に弁護士・判事になった(ドラマの設定)のですが、その間の息子・ドンウの悲劇をどのようにして乗り越えて、“許す”のか気になっていました。

それに今日のワンシーンですね。
エレベーターが脇役でした。
記者たちに取り囲まれて立ちすくむテソクの手を取って、父親(パク・ミョンチュル)がテソクをエレベーターに押し込みました。
父親の微笑みと息子・テソクの泣き出しそうな顔。
主演・父親、助演・テソクで、脇役がエレベーターと…、素敵な演出とカメラワークの一瞬でした。

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記憶 第15話(下) ホームズとワトスン

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(photo by nao: end of May @ saitama)

記憶 第15話(下) 平等の権利のための闘い

証言記録調査と新たな証人探しで、ジンはパク・テソクの片腕としての力量を発揮。
ついに、15年前の希望スーパーでの殺人事件で冤罪となった“クォン・ミョンス”を救うことになります。
また“バットを持った犯人を見た”という第2の目撃者とその友達を見つけたようです。

「クォン・ミョンスさんが“希望スーパー”から出てくるのを見たのですね?
 本当ですか?」

「ええ、彼はよくピエロの仮面と服を着ていましたから、
 確かです。
 彼はピエロのコスチュームで
 ナイトクラブの客引のバイトをやっていました」
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「その商店街から出てくる時に、何か武器になるような物で、
 たとえば野球のバットとかステッキなどを持っていませんでしたか?」

「いいえ、そんなことはありませんでした」

「しかし、
 どうしてそんな15年も前のことを覚えているのですか?」

「彼は胸のあたりに何かを両手で抱えていて、
 警察でも話をしたからです

「それは。
 記録には書かれていなかったが…」

「あ~、あの時の刑事たちはクズですよ。
 当時私は12歳でしたので、
 私の話なんて聞いてくれなかったのです。
 それに、
 刑事たちはミョンスを犯人扱いにしかしていなかったようです」
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「…。
 もしも、チョン・ミョンスさんの再審が開かれるとすれば、
 証人となって戴けますか?」

「もちろんですよ」

「コマスミダ」
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テソクとジン

「凶器が野球のバット…?
 あり得るな」

「ええ、検死報告では被害者の“頭部の傷跡が円形”だったのです。
 シン・ヨンジンはいつもバットを振り回していますから」
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「え~と、誰だったか…?
 イギリスの推理小説に出てくる探偵で…?」

「あ~、シャーロック・ホームズですね」

「そうだ。
 お前はまさにシャーロック・ホームズだ」

「へへへ、実は、
 私は(お付の)“ワトスン”のファンなのです」

「OK、ではワトソン君。
 当時の野球バットがまだ残っていると思うか?」

「んん~、きっと処分しているでしょうね」

「そうだな。
 たとえば、クォン・ミョンスがバットを持っていなかったとすれば、
 バットは店の中に残っていた…」

「そうですね。
 しかし、店の中からは見つかっていません」

「ということは、
 警察の捜査報告は“穴だらけ”だということだな」

「YES!」
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「では、クォン・ミョンスの無実を明らかにするには、
 シン・ヨンジンが真犯人だという証拠を探さないといけないな。
 それに、カン・ヒョンウクのガールフレンドがくれた、
 あの…あれ…」

「USBですか?」

「そうだ、それだ。
 USBはどうもシン・ヨンジンたちに抜き取られたようだ」

「え?!」

「私の車の後を付けていた、代表が雇ったゴロツキたちは、
 私のことを見失ったと証言しているからだ」

「…」

「そのUSBを手に入れて、
 シン・ヨンジンがイ・チャンム代表を脅す…。
 そんな可能性があるから、
 そこを掴むことができれば、我々の大きな前進だ」

「どうやって調べるか…」
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「ワトスン君! それが君の仕事だ。
 今日は家族と夕食だから帰る」

「どうぞ」

「ワトソン君も今日はこれまでにして、
 たまには彼女に美味しいものをご馳走してくれ」

「え?!」

「良いことはやれる時にやってやるんだぞ。
 後悔するぞ!」

「そんな…?!
 解りました…」
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ソンファ

「リマインダーはメール入れておきました。
 明日また電話をします」

「コマウォ」

「いいえ、そんな…、気を付けてお帰りください」

事務所の雰囲気はテソクのADの噂でひそひそ話

「無視して下さい」
(ジン)

「んん」

「…」

「今夜はワトスン君と外食したら楽しいぞ」

「ワトスンとは…?」
(ソンファ)

「また明日…」
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「チョン弁護士がワトスンですか?」

「んん~、ふふふ」
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「笑い顔を見せないで下さい」

「どうして、いけないのか?」

「あまりにもキュートだからです」
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早く帰ったテソクと家族と義母のディナーが終わり、テソクが義母を外まで送ります

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呼んだタクシーを待っている際に、

テソクは、
「私のことで心配させてすみません」

「あなたの間違いではありません。
 あなたこそ誰よりも辛いはずだわ」

「いいえ、ヨンジュが一番辛い時だと思います。
 これから症状が悪化して行くはずだからです」

「…」

「それで、お願いがあります」

「…」

「もしも私にその時が来たら、どうかヨンジュと一緒にいて下さい。
 私と一緒なら、
 ヨンジュの方が長い苦しみに耐えないといけなくなります」
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「…。あなたは酷い人だわ。
 まだ始まったばかりの病気に、もう諦めてしまったの?
 ヨンジュと子供たちのために、忍耐強く頑張ると言えないの?」

「…」

「なぜそんな弱気なことを言いだすの?」

「いいえ、諦めたわけでは…」

「私の娘、ヨンジュはあなたと最後まで一緒にいる覚悟ができていると思います」

「だから、むしろお願いしているのです」

「いいえ、あなたはヨンジュのためだと言うけど、
 私はヨンジュを説得することはできません。
 だから、家族のために頑張りなさい!」

「…」

「あなたが挫折する場面なんか、
 ヨンジュと家族のためにも、私には見てはおれません!」
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テソクの手をとって、
「私にもお願いがあるわ」

「…」

「父親を知らずに育った一人娘のヨンジュのことを、
 いつまでも守って欲しいわ

「…」

「幸せにして欲しいのよ」

「…。 ええ、きっとそうします」

「私はあなたのことを病人だとは思わない。
 慰めもしないし、哀れみもしない」

「…」

「私の(義理)息子、テソク。
 …、抱きしめさせて…」

「…」

「…」

「チェソンハムニダ…」
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ヨンジュとテソク

「オンマは気に障ることを言わなかった?」

「んん~、
 俺のことを“世界で一番の息子”だと言っていた」

「ソルマ(まさか)~」

「チンチャヤ(ほんとうさ)」
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「お茶でも入れましょうか?」

「ちょっと話しておきたいことがあるんだ」

「どんなこと?」

「もうこれからは俺の病気のことは隠さない。
 でも、きっと君も子供たちも、外部から傷つけられると思う」

「そんなことは心配要らないわ。
 他人が何と言おうとも、私は傷付かない。
 子供たちには私の方から言っておくわ」

「ジョンウには学校の送りのときに伝える」

「分かったわ。
 それよりも、あなたこそ弱音を吐かないでね。
 自信を持って良いのよ」

「もちろんだ。
 パク・テソクはまだまだ元気に生きている
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翌朝のジョンウとテソク

「ジョンウや、アッパが病気だということは話したよな」

「ああ」

「そのためにジョンウが怒ってしまうようなことがあり得る。
 病気が知れたら、お前の友達もきっと質問してくるはずだ」

「…」

「アッパは有名人だからな」
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「別に怒るようなことはないさ。
 聞かれたら答えるさ」

「でも、あまり自慢になる話ではないよな」

「アッパは単に病気だ。
 決して悪いことをしてはいないじゃないか」

「…」

「何もないさ。 心配するな」
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いよいよライブ番組が始まります

「座っていろよ。 気になるじゃないか」

「だって、これからライブショーですから…」
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テレビ放送

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…セロ歳から100歳までのためのショー、“青年の森(youth consultation show forest)”は5周年を迎え、今日は特別番組をお送りします。
これまでお送りしたトピックスの中からトップスリーを選び、ゲストの方々にお話を聞くことにしました。

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封筒の中に入っている質問状を開き、アドリブでまず回答する企画になっており、テソクがトップバッターでした。

テーマは…、
未成年者の犯罪に対する法律は、現状のままで良いのか?

「…」

テソクが暫く言葉を失うのでTV局は慌てます。

「とても大きなことなので、
 パク弁護士も回答にお困りかもしれませんね?」

「…」

しかし、気を取り戻して、
「今日は今から、私が記憶障害を患ったことを先に話します
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家でテレビを見ているヨンジュは、
「!」
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予定にないアドリブが始まったので驚くTV局ですが、ディレクターはライブの継続を指示

「継続しろ。 顔にズームをあてろ」
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「アルツハイマー病はどなたもご存じのはずです。
 まだ初期段階なのですが、
 すでに、
 駐車したスペースを忘れることがしばしばです」
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# ジョンウも見ています。

街にも放送が大写しです

「最初私は、記憶を失ったことで絶望しました。
 しかし、ある時から私は解りました。
 アルツハイマー病だと知らまいままに、
 健忘症や記憶喪失として生きていたとすれば…。
 ちょっとオーバーかもしれませんが、
 私が忘れてしまっていたことや忘れかけていることが、
 なぜなのかと、
 その理由を知らないままに生活したと思います。
 そして、私は有名弁護士としての仕事に猛進し続けたでしょう」
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「しかし、面白いことに、
 自分がアルツハイマーだと診断を受けた途端に、
 記憶が鮮明に蘇って来ました。
 たとえば、自分のミスを隠すために、あえて忘れていたことです。
 15年前のこと、
 19歳のクォン・ミョンスという名前の若者が殺人の容疑で誤認逮捕されました。
 私の無責任と無視により、彼は34歳になり、しかも、まだ収監されています。
 15年もの間、彼は無実を訴え続けていますが、誰も聞き耳を持ちません。
 おそらく殺人の目撃者もいるでしょうが、今でも法の外で生きているはずです」
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「大韓民国憲法第…」

「…」

「第…。 突然記憶が出て来ません…」

「…」

「!
 “大韓民国憲法第11条、法の下では全ての市民が平等である”」

「!」

「法の下では市民は平等なのに、
 大韓民国の市民クォン・ミョンスは、平等の扱いを受けませんでした。
 すでに手遅れですが、
 この若者が“平等の権利”を得るための方法を私は探します。
 アルツハイマー病を患ったことから、この件が頭から離れなくなりました。
 クォン・ミョンスさんには、この間の思い出は何もありません。
 彼が得ることができなかったこの間の記憶のことを思うと、
 本当に申し訳ないと思います」
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放送が終わり、ジョンウはじっと空を見つめています

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同じ様に、ヨンジュを空を…

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シン・ヨンジンとチャ・ウォンソク

「番組を見ましたか?」

「何の?」

「パク・テソクのことで、インターネットにもアクセスが殺到している」
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オフィスに戻るテソクに、社員は温かいお辞儀

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ソンファ

「問題なかったか?」

「弁護士を探す電話が殺到しています」

「お断りを上手にやってくれ」

「ええ、了解。
 それに弁護士(ピョノサニム)…」

「?」

「!」
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ジン

「大失態ですよ」

「放送局は俺を訴えるかな?」

「でしょうかね。
 放送局は大変な視聴率を得たようですよ。
 パク弁護士の失態のお蔭で、
 希望スーパーの殺人事件が注目を浴びることになりました。
 クォン・ミョンスさんの再審の手続きがすぐにでも終わりそうです」
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イ・チャンム代表

「(スンホが)ロスに到着していないとは、どういうことか?」
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キム・チャンス刑事からスンホが自首したとの連絡

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チェ刑事はイ・チャンムに、ひき逃げ事件だけでなく、“カン・ヒョンウクも殺した”と言っているとの連絡。

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(第15話の終わりの画面)
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今日最初に出てくる青年がチョン・ミンギュではないか?
テソクがヤン・スンオクから“息子を探しだして下さい”と依頼された件での約束も果たせる…?
私は最初、そう思ったのですが、どうも第2の目撃者だったようです。
目撃者の名前が出てくると確認もできたのでしょうが、次のサイトで何度か確かめようとしてもセリフには確たることはありませんでした。
http://dramacool.de/memory-korean-drama--episode-15.html

ただし、ストーリーではついにテソクとジンとの推理が一致。
最終話で事件が解決します。

この『記憶』のテーマは第一に、ADと闘うテソクと、彼を包むファミリーや同僚・友人の愛でしょうから、第2のミステリーの部分の詳細に重きを置くわけにもいかなかったのではないかと思います。
APBさんとの情報交換(コメント欄)にて、このドラマが20話から16話に短縮されたことを初めて知って、
“なるほど…”と分かった次第。

ドラマの放送を短縮するにあたり、ミステリーの部分でも、クォン・ミョンスの“無罪を晴らし、彼の15年の苦難”を救うことが大切であって、“希望スーパー事件”の真犯人と黒幕を暴くことは画面と字幕だけというカットになったと思われます。
野次馬的ですが、私は事件の謎解きも楽しんでいるので、この点はなんとか今週にまとめます。

最終話を前に事件だけでなく、様々な心を繋ぐシーンが重なりあって、第15話もたくさんの良いセリフばかりでした。
やはり、ストーリーはテソクの“TV番組でのADの公表”が一番の盛り上がりでしょうか?
是非セリフを楽しんでくださいませ。

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記憶 第15話(中) 野球バット

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(photo by nao : end of May @ saitama)

記憶 第15話(中) 野球バット

カンナム西警察署

テソクは15年前のカン・ヒョンウクの診断書の写しをチェ刑事に見せながら、「再審の請求と、警察内部の監査を要請した」と。

「受理されるとでも思っていますか?」

「たとえ、警察内部が腐敗していようとも、
 この世はあなたのような人ばかりではありません」

「…」

「カン・ヒョンウクの遺書が偽造だという証拠を持っています」
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キム・チャンス刑事からはカン・ヒョンウクが吊られていた木の枝から何らかの物証が得られたとの連絡

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さらにチュ・サンピル記者

「カン・ヒョンウクの自殺に関する記事を書きたいのですが、
 何らかの助けになると思いませんか?」

「いいや、チュ記者には、
 15年前の“希望スーパー(マーケット)”での殺人事件の記事を書いてほしい」

「?!」
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ジンは、キム・チャンス刑事から届いていた15年前の希望スーパーでの殺人事件の記録(コピー)を読んでいます。

…私はとても怒っていたので、
 彼女を脅すためにバットを手にして…。

…静かにするようにと、
 バット振ると老婆が血を流した…。

野球のバットを振る練習中のように…。

「ここだ!」
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# どうも、残されていた子供たちの証言記録のようです。
ただし、無視されていた記録のようです。

シン・ヨンジンとチャ・ウォンソク医師(義弟)

「証拠がないから決して俺たちだとはバレないさ」

「“俺たち”ではなくて、ヒョンニムだろうに…」
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「チャ博士…、来週は病院に戻すから準備してくれ」

「え? 戻れるのか…?」

「ああ、今度は内科の部長にするから」

「内科部長?」

「ああ、韓国グループの最若手の義理の弟じゃないか…」

「まさか、口封じのためでは?」
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「は~、まさか~、
 チャ博士がそんなことをするとは思えないが…?」

「兄貴は私を信じていないから…」

「俺が信じていないのはアルコールだ。
 だから、禁酒だな。
 …、それに薬(ヤク)も…」
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そこに、キム秘書が来て、パク・テソクのADの記事がインターネットに流れていると…。

「テ~バク(やった)! ADで良かった!
 お互いの罪が暴かれなくなった」と喜ぶシン・ヨンジン

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テソクのスマホにアラーム(スケジュールのリマインダー)が鳴ります。

…裁判所の前にいつもいる、クォン・ミョンスの祖母に会うこと

「アンニョンハセヨ 私のことを覚えていますか?」

「忘れるものですか。
 あなたは孫を捨てて、逃げ出した弁護士さんですからね」

「すみません」

「孫の再審を引き受けるそうですね」

「はい」
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「私はどうだかと思いますが…、
 ミョンスがそう決めたのなら、どうか宜しくお願いします」

「自分の全てを尽くします」
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イ・チャンムと母のファン会長

「確かに飛行機に乗せました」

「それで静かになって、そのうちに時間が解決します」

「しかし、スンホは私の事を恨むでしょう」

「それも時間が解決するでしょう」

「いいえ、そうは思いません。
 私だってオモニのことを愛せないと思います」
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パク・テソク弁護士がアルツハイマー病(AD)ではないか?”との情報がネットで広まっています。
早速、噂話が大好きなキム弁護士がジンのデスクに…。

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カン・ユビン検事もウンソンに尋ねます。
ウンソンは否定はしませんでした。

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チュ・サンピル記者からはシン・ヨンジンとイ・チャンムが面会していたこと、「フレンドリーではないようでした」との情報

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また駐車スペースを忘れたテソクでしたが、車のキーのスイッチを押して音とランプで位置を知ります。
そして、向かったのは拘置所。

「衝突の後は逃げたから、見失った」との言葉で、テソクはUSBを奪ったのは、シン・ヨンジン副社長の配下だと知ります。

# 後に解りますが、ミスター・ホ(始末屋)たちを雇っていたのはファン会長で、USBを抜き取ったのはヨンジンのキム秘書でした。

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怒るソンファ

「噂を広めたのはキム弁護士でしょう?!」

「ウっ!」
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テソクが事務所に戻ると、オフィスの雰囲気がいつもと違います

「クォン・ミョンスの件での目撃者には会ったのか?」

「弁護士、事務室の中で話しましょう…」
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ジンとテソクが話をしようとしているところに、ウンソンから電話

「心配で電話したわ」

「なぜ…?」

ウンソンから記事のことを聞かされて戸惑うテソク

「コクチョンハジマ クェンチャナ(心配ない 大丈夫だ)」

「あなたは上手く処理すると信じているわ。
 それに、今日スンホがLAに飛んだのよ…」
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ジンとソンファを前にテソク

「タブロイド版を読んだのか?」

「ええ」

「パク・テソクも有名になったもんだな」

「噂ですから、すぐに消えます」
(ソンファ)

「しかし、噂は事実だ」

「…」

「クェンチャナ! 
 いつかは来ることだが、ちょっと早かっただけさ」

「ええ…」

「私は大丈夫なんだが、
 妻や子供が辛いと思うと…。 それが心配だ」
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家ではヨヌがカーネーションの折り紙

「ハルモ二、オンマを産んでくれてありがとう」

「お~、コマウォ!」
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「さあ、パクサム。 
 私の部屋で遊んでいなさい…」

「なんでパクサムなの?
 また豆のように小さいから“コン(豆)”とか、
 “リンゴ”って名前にすればいいのに…。
 私はリンゴ・スター(ビートルズ)のファンなのよ」
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ヨンジュは、今夜はテソクが前回のお詫びに寿司を買ってくるから「一緒に食べましょう」と。

そこにヨンジュの旧友から“AD記事”についての電話

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ハン・ジョンウォン弁護士

「クォン・ミョンスの再審は本当にするつもりなの?」

「んん」

「でも再審請求は受理されないわよ」

「いいや、無実だという証拠を集めているところだ」

「無実でも検察は受けないわよ」

「ああ、検察や警察は誤認逮捕のことで名誉を失うことを恐れるからだ。
 誰かが職を失うかもしれないからな」

「よく解っているじゃないの」

「もちろん解っているさ。
 それに、当時関与した検事仲間たちを庇うために、
 君がチョン・ミンギュを釈放したよな」

「否定はしないわ」

「?!」


「それよりも、あなたは大丈夫なの?」
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「何が?」

「再審が受理されても、あなたが担当できますか?
 検事はあなたの病気を逆手に取るわよ」

「そんなことは問題じゃない。
 問題は無実の人が刑務所にまだ監修されていて、
 犯人がのびのびと生きていることだ」

「止めることはできないようだわね。
 幸運を祈るわ」

「もしかして、釈放後のチョン・ミンギュがどこにいるのか、
 君は知っているのじゃないかの?

「10年も行方不明ということは、
 たぶん亡くなっていると思わない?」

「?!」
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偽の遺書や取り上げられなかった少年の証言など、警察と検察が富者に操られていることが判明しました。
なお、チョン・ミンギュは(事件から5年後)にキム・チャンス刑事により麻薬所持で逮捕された…。
しかし、本当に麻薬を常用していたか?
つまり、証言が有効かどうか?
そして、ミンギュは消されたのか…?
ここの点は明確なセリフがないので、よく解りませんでした。
ただし、当時はハン・ジョンウォンは検事で、背後には大先輩の検事だったファン・テソン現会長がいた…。

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記憶 第15話(上) ふたりの辞表


ラズベリーの収穫は今月末あたりでしょうか。
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(photo by nao: end of May @ saitama)

もう既に桑の実(マルベリー)はジャムのようです。
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(photo by APB @ wakayama)

記憶 第15話(上) ふたりの辞表

テソクはUSBを盗まれたものの、スンホを前に3倍の焼酎のショットで、事件の真犯人のことは諦めないと宣言。

「…」
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連絡が取れなくて心配していたジンに、テソクから電話

「他にも方法があるから落胆しないで下さい。
 キム・チャンス刑事からは電話がありました」
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「頼みがある。
 既に廃棄されているかもしれないが、
 ヒョンウクの15年前から診断記録を手に入れてくれ。
 運転できる状態でなければ、遺書は偽物だ」
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「しかし、それを西署のチェ刑事に見せると、
 再捜査をしないかもしれませんね」

「とにかく確証を得ることしか、勝つ道はない。
 何をされようとも、公正な戦いをする」
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同じく心配していたソンファ

「どこなのですか?」

「心配は要らない。
 パク弁護士の声は以前のようにしっかりとしていた」
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USBを手に脅すシン・ヨンジンに、イ・チャンム代表はもう時効の事だと。
反対に“希望”商店街での殺人事件を引き合いに出します。

「韓国エネルギーグループの相続者が殺人を犯したとなれば、
 大衆は黙ってはおかない。
 これからの人生は刑務所だろう」

「ヒョンウクの殺人者も同様だ」

「その録音だけでは、単に時効の成立となるだけだ」
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「自信ありそうだな?」

「どちらが先に倒れるか、見てみるか?」
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(その前の会話)
ファン・テソン会長とイ・チャンム代表

「シン・ヨンジンが脅すのですか?
 希望市場の犯人はシン・ヨンジンです。
 シン社長も副社長も私には返せないような借りがあるのですよ。
 数年後に目撃者が現れたのですが、それをもみ消しました」

「では検察にオモニが賄賂を出したということですか?」

「検事だって、もう知りたくはなかったからです」
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シン・ヨンジンとイ・チャンムを追いかけているチュ・サンピル記者

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イ・チャンムは息子のスンホを米国に出国させようとしています。

「一番早いLA行きの飛行機を予約してくれ」
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深夜の1時になっても連絡が来ないので心配なヨンジュ
ウンソンから電話

「ジョンウ アッパと連絡が取れなくて、
 私も心配なので電話しました。
 実はこのところ様々なことがあって、
 彼らとは簡単な取引ができないからなのです。
 テソクさんだって、病気と闘っていますからね。
 ジョンウ オンマも知っている方が安心だと思って電話したんです」
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「わざわざ電話ありがとうございます」

「いいえ、では…」

「ドンウ オンマ。
 ドンウ オンマは大丈夫なのですか(クェンチャナヨ)?
 ドンウ アッパには私がいるし、
 子供もいますけど、ドンウ オンマは一人じゃないですか…」

「…」

「お辛いでしょう?」
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「クェンチャンスミダ(大丈夫です)」

「ドンウ オンマは素晴らしい人ですね。
 私にはとうてい耐えられないことです」

「…」

「食事を抜かないで下さいね。
 それに辛い時にはいつでも電話ください」

「コマウォヨ…」
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ヨンジュの温かい言葉に涙ぐむウンソンでした。

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テソクが帰宅

「寝てなかったのか?」

「帰りを待ってたわ」

「心配じゃなかったか?」

「いいえ、
 携帯を使ってあなたの居場所がいつも解りますからね」

「…」

「長い1日だったわね。
 疲れたでしょうから、休んだら?」
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「毎日毎日が奇跡のようだ。
 お前と子供たちが傍にいるなんて…、
 この数日がまるで奇跡のように思える」

「…」

「コマウォ」

「ナド コマウォヨ」
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翌朝

イ・チャンムは「とにかく全部調べ直して見つけ出せ!」と。

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# イ・チャンム代表は15年前のシン・ヨンジンの殺人のことは詳細を知らないようです。
シン会長とファン・テサン会長、それに一部だけはハン・ジョンウォンが知っている…。

テソクが入って来て

「代表が言ったようにカン・ヒョンウクだって誰かの息子です。
 あなたは自分の大切な息子を守る為に、
 誰かの大切な息子を殺しました。
 貴重な生命の事です」

「何を言い出すのか?!」

「しかし、最後まで騙し続けるのは不可能です」

「気でも狂ったのか?」

「今まで以上に頭はクリアです。
 どうも核心に迫ったようです」
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「“恩を仇で返す”つもりなのか?」

「ははは」

「復讐心で目が眩んでいるようだな。 
 少し休養が…」

「誤解しないで下さい。
 復讐ではありません。真実を立証しているのです。
 それにもう復讐は終わりました。
 あなたは自分とスンホのための監獄を作ったようなものです」

「馬鹿なことを言うな」

「スンホに復讐したのは私ではなくて、あなたです。
 口に出せないように仕向けて、
 スンホを監獄に入れたのは、あなたです」

「お前はクビだ」

「私を雇ったのはあなたですが、辞めるのは私の決断です」

「…」

「私がこれまでに準備を進めたことをよく見ておいて下さい」
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ジンが病院から戻って来て
「カン・ヒョンウクは背骨を折って、ベッドの中でした。
 運転どころか、トイレに行くことも難しい状態でした」
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「チョア」

「…」

「ところで、クォン・ミョンスの再審の資料はどうした?」

「裁判所に提出しましたが、受理されるかどうか分かりません」

「別の方法も既に考えている」

そこで、ジンは“辞表”を出します。

「…」

「僕には弁護士が決断されたことが分かりますから、
 理解できますから、これは先に僕の分です」
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「私のためにこんなことをしてはいけない」

「私は弁護士がここにいるからこそ、ここにいるのです。
 もうここに残る理由はありません」

「契約金が決めた期間だけでも終了しろ」

「弁護士は僕にはお金を貸してくれないのですか?!」

「え~?! ダメだ!」

「では、僕に新しく契約金を支払って下さい」

「いやだ…」
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ソンファが入って

「これをどうぞ」

「何か?」

「新しいオフィスのレンタル契約書です。
 あとは弁護士のサインを戴くだけです。
 敷金もレンタル料も完璧です。
 もちろん立地場所も良いです」

「ポン秘書…」

「新しいオフィスは、以前は弁護士事務所だったところで、
 弁護士が判事となったから明け渡すとのことでした。
 調度品もそのまま使えます」

「いつこんな準備を…?」
(ジン)

「一緒に見に行きませんか?」

「あ…、まだ…、どうか…」

「サインだけでも先に下さい」

「…」
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「私はじっとして家にいると病気になりますから、
 たとえ仕事が無くてもそこのオフィスには通います」

「では…、ソンファさんはここを辞める気なのか?」
(ジン)

「私はここに残ってチョン弁護士を信じろというのですか?」

「え?!」

「パク弁護士には私が必要だからです」
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そして、ソンファはピンクの封筒に入った辞表を出して、
「パク弁護士がいる間に受理して下さい」

「…」

「私の辞表を受けることができるのは、
 パク弁護士だけだと思っていますから」
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「…」
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「…」
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ジンとソンファの話に入って来るキム弁護士。

「どうして急にこんなことを…?」

「何がですか?」

「これからも同僚を続けるってことになるからだ」

「私のオフィス・ルールはまだ続きますよ」
(ソンファ)

「ルールだろうが何だろうが、俺たちはもう既に…」
(ジン)

「何を言うのですか?!」
(ソンファ)

「あ~、俺は孤独だ」
(キム弁護士)

「どうしたのか?」

「俺は無視されるし、二人には秘密があるようだし…」
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ディレクターのユンからの連絡で、5周年目の”青春の森”の企画の件

「断りますか?」

テソクは受けることにします。
ライブの企画なので心配するソンファ…。

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スンホはウンソンに電話

「話があるんです」

「すぐにそこに行くわ」
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スンホはいつのもハルモニに別れの挨拶

「しばらくはお会いできません」
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「…」
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しかし、スンホが裁判所の門で待っていると、「アボ二ムが待っています」と二人の男

「…」

「約束があるんです」

「…」
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荷物は後で送るからと、
「空港にオモニを呼んだから、すぐに出発しろ」

「これは僕の望みではありません!」
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ウンソンが約束の場所に行ってもスンホはいません。

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いつものハルモニが、「数分前に連れられて行った」と、“拉致”だと言います。

「!」
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クェンチャナヨ…、コマウォヨ…。
それぞれの状況の中での温かい一言でした。

そして、二人の白とピンクの辞表と、ソンファが準備した新法律事務所のレント契約…。
どのシーンもがドラマを見ている私たちを温かくしてくれます。

(こちらは甘く温かい写真です: バナナケーキとトッピングの桑の実ジャム)
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(photo by APB)

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記憶 第14話(下) 許しのショットグラス

ヤマボウシ
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(2016.05.20)

記憶 第14話(下) 許しのショットグラス

カン・ユビンはスンホが留学に出ることを、ウンソンよりも先にテソンに知らせます。

「…」
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ジェミンからの電話

「皮膚科の医者がMRIの結果を欲しがっているが…?」

「その件は俺が処理する」
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ジョンウォンが来たので、皮膚科の医者の知り合いがジョンウォンだったことを知っているので、テソクは怒ります

「ところで何を言いたかったのか?!」

「私はモンタージュの男をなぜ探していたのか、
 その理由が知りたいからだわ」

テソクはドンウのひき逃げ事件の犯人がスンホの親友だったことを告げます。

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シン・ヨンジン副社長のコテージは希望スーパーを経由したところにあることをジンが報告。

「正確な日時は覚えてはいないそうですが、
 その日は2月でした」

「おそらくコテージでのパーティと殺人事件は同じ日だったんだろう」

「…」

「再審の準備をしてくれ。
 殺人の凶器は見つかっていないが…」

「警察での自白の強要ですね?」

「ああ、そうだ。
 それに目撃者の証言は不確かだということだ」
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今夜は母親の誕生祝い

ヨンジュは会社に迎えに行くと言いますが、
「大丈夫さ。
 ジョンウが車のナビに登録してくれているから大丈夫だ」

「そうなの?」

「んん、息子も立派に成長したもんだな」

「そうだわね。 このところはそうだわ」

「でも、急に成長したようで心配だ」

「そんな風には考えないでよ」
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ソンファとジン資料室

「再審の手続き資料は…?」

「デスクの上に置いておきました」

「さすがだな」

「また新しい裁判でしょうからね。
 ちょっとそこをどいて下さい」
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「今夜の夕食は…?」

「いやです」

「他に約束があるのか?」

「いいえ」
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「では、なぜ嫌なのか?」

「んん~、
 女性にシートベルトをしてあげる男性は変だからです」

「どうしてそんなに忘れっぽいのか?
 なぜ俺の言葉を文字通りに捉えるのか?」

「…」
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「安全ベルトをつける…、
 そういうことは…、あ~何て厄介な…」

「私にはそんなことで厄介に思う人のことは分かりません」

「…」
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「!」
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「さて辞表を準備しないといけないな」
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「キスと辞表との関係はありませんよ」
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「そうなのか?」

もう一度!

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テソクの母の誕生日

「ハルモ二!」

「アイゴ~」

「誕生日おめでとうございます」

「おめでとうございます、オモニム」

「わざわざ来なくても良いのに…」
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テソクも間に合います。

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記念撮影

# ジョンウがまずピントをテソクに合せるシーンが素敵です。

「…」
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「…」
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「…」
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「ハルモには何を祈ったの?」
(ヨヌ)

「…」

…どうか症状がゆっくり進みますように…。
 痛みがないように…。
 死ぬときは一緒だよ…。
 どうか1日でも長く一緒に暮らせますように…

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「まるで子供のようなアボジだな…」

「…」
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警察に自首したイ・チャンム代表に雇われた犯人たち

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ヒョンウクが「借りたお金を返さないから拉致した」との自供。

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拉致と暴力での罪状に持ち込んだようです。
怒るのはテソク。

殺人罪に持ち込みたいテソクたちにとっては不満爆発!

「誰がカン・ヒョンウク殺人の裏にいるのか?!」
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チュ・ソンピル刑事は、刑事事件は刑事事件だから、彼らだって環境が変われば自供も変わるはずだとテソクを落ち着かせようと外に出ます。
見ているのはチュ・サンピル記者

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「有能な弁護士だから2~3日で釈放してくれるはずだから、自首しろ」と指示したのはイ・チャンム代表

「何ですって?!」

「…」
テソクは居酒屋でスンホを待っています。

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3杯のショットグラス

スンホが来ます

「今日は3杯だけ飲むことにした」

「…」

「一杯目は、不慮の死だった可哀そうなドンウのため」

「…」

「二杯目は、お前の親友のカン・ヒョンウクの哀悼のため」

「…」
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「私はお前が優しい男だということを知っている。
 自首する機会を失ったことも知っている。
 逃げ出そうとしていることも知っている」

「…」

「しかし、どんなに逃げても、結局は最初の振り出しに戻るだろう」

「…」

「その場所が真実だからだ」

「…」
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「世の中を騙し続けても、自分を騙し続けることはできない。
 どんなに痛みから逃げ出したくても、
 それを乗り越えない限り、痛みは消えない。
 このことは誰よりも私が知っている」

「…」

「お前が過去にどれほど苦しんだかと思うと、
 私はお前を許すつもりだが、今はそれができない。
 必ず真実を暴く」

「…」

「それがイ・チャンム代表だろうが、
 ファン・テソン会長だろうが、私は恐れはしない」
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「この3杯目は、決してあきらめないという約束だ」
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以下はソンファとジンの二人の舞台の裏話です。
ソンファ役のユン・ソヒssiがインタビューで明かしたキスシーンのこと。
監督から、“これまで経験なかったのか?!”って言われてしまった時のことです。

Yoon So Hee Reveals Behind-The-Scenes Secrets
About Kiss Scene With Junho In “Memory”


“Memory,” the tvN drama starring Lee Sung Min, Yoon So Hee and Junho, concluded on May 7 and one of its breakout stars, Yoon So Hee, has shared some new information about a hot scene from the drama.
In an interview on May 9, Yoon So Hee revealed the challenges in filming her kiss scene with co-star and 2PM member Junho. She shared, “I was worried. Since we’re so close, at first it was embarrassing but we did our best for the filming. We touched lips but the director yelled cut and asked if we’d never had a kiss before. I was really dumbstruck.”
“Junho was also just as taken aback,” she said. “We were both really bewildered but eventually, Junho said, ‘What can I do? Sohee, I’m sorry’ and did the kiss scene.”
She continued, “Although we’ve both filmed kiss scenes before, I’d never done a realistic kiss scene like this one. But once we actually did it, I think we were able to do it more confidently.
(info. by APB)

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記憶 第14話(中) 誘導尋問


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(2016.05.20)

記憶 第14話(中) ソンファの誘導尋問

イ・チャンム代表にUSBが届けられます

同時にシン・ヨンジン副社長から、
「私のプレゼントは届きましたか?」

「…」

「もう少しでパク弁護士の手に渡るところを取りあげました」

「…」

「あ~、それにそのUSBはコピーですよ」

「…」

「どう使うかは任せて下さいよね」

「…」

「とりあえず、スンホには宜しく伝えて下さい」
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スンホは次週にも留学すると…。

「スンホや、それがお前のベストの選択肢なのか?」

「ええ」
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テソクの車に当て逃げした車が見つかりますが、監視カメラのない場所に置き去りにされて、しかもブラックボックス(運転記録)は抜き取られていました。

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トランクにも何も物は残っていないものの、血痕と唾の跡がありました
キム・チャンス刑事にとっては管轄外の地区でしたが、うまく証拠を持ち帰ることに成功。

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「彼らはナム・チヨルとパク・サンヨンといって、指名手配者です。
 指紋を調べるとすぐに解ります」

「どこから来たのですか?」

「彼らは繁華街に風俗業の店を持っていますが、
 同時に事故や事件の始末屋でもあります。
 金のためなら殺人も平気で犯すクズです」

「分かっていながらなぜ逮捕できないのですか?」

「奴らは政治家や法曹界にもネットを持っていて、
 有力者が雇いあげているからです。
 しかし、今回は証拠が出て来ました」

「(カンナム西署の)チェ刑事が邪魔しませんかね?」

「気を付けていますよ」

「コマスミダ」

「どうして感謝するんですか?
 これまで逮捕できなかったのはこちらですよ。
 今回はパク弁護士のお蔭ですよ」
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「カン・ヒョンウクの髪の毛などからDNA照合をすれば分かるでしょう。
 これが検死の報告書です。
 殺人者よりも彼らを雇った者を突き止めることが重要だと思います」
(テソク)

「ええ、まずはホ・ジュンボを捕えます。
 ところでクォン・ミョンスは再審について、
 パク弁護士のことを信頼するのでしょうか?」

「ええ」

「まさか、パク弁護士がこのような…、
 ハートフルなことをする人だとは思いもよりませんでした」

「…」

「因果とか因縁というものは不思議です」

「また連絡を取り合いましょう」

「パク弁護士! 
 遅くなりましたが、ご子息の冥福を祈ります」

「コマスミダ」
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テソクはジンに頼んで、ソンファと共に仕事を依頼

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「ランチの予定は?」と誘われて喜ぶソンファ

しかし、ジンは、
「実はナ・へミンと会うんだ。
 希望市場での事件のことで、パク弁護士のためだ」

「そんなことなら最初から言って下さい」

「?」
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「公私を混同しないで下さい」
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ナ・へミンとふたり

「子供の頃からのファンでした。
 最近はどうして女優活動をしていないのですか?」
(ソンファ)

「もう10年にもなるけど、
 良い作品に巡り合えないからなのよ」

「あ~」

「ところでなぜシン・ヨンジンのことで質問があるの?」

「それは…」
(ジン)
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(ここからは完全にソンファが仕切ります)

「私たちはシン・ヨンジンの離婚訴訟を担当していますからです」
(ソンファ)

「その件ならば、
 ト・インギョン弁護士に話が済んでいるわよ」

「ト弁護士は奥様の弁護士で、
 私たちはシン・ヨンジン副社長の弁護士なのです」

「?!」

「彼は温かくて、ハンサムで、
 まさか暴力を振うようには見えませんが、
 あなたが暴力の被害者だと聞きました」
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席を立つナ・へミン

「あ~、では何も言えないのですか?」

「彼は外見は格好つけるけど、中身は腐っているわ」

「本当に暴力を受けたのですか?」

「私が嘘を言っていると思うの?」

「いつのことですか?
 それを証明できますか?」

「!」

「…」

「出会った3日目に殴られたわ。
 冬の真っ盛りに殴って寒空に私を置いてきぼりにしたわ」

「嘘ではないのですよね?」

「チャ・ウォンソクに会えば分かるわ」

「チャ・ウォンソクですか?」

「ええ、あの日は車に同乗していたわ」

「どこに向かっていたのですか?」

シン・ヨンジンのコテージでパーティの予定だったわ」

「それだけでは信じられません」
(ソンファ)

「では調べれば分かるわ」

「そのコテージの場所を覚えていますか?」

「ジュガンドンだわ」

「キョンギドのジュガンドンですね?」
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ジンはソンファの誘導尋問に驚き、感謝

「そこは希望市場があるところだ。
 本当にシン・ヨンジンなのだろうか?」

「パク弁護士の直感ならば、きっと当たっています。
 問題は15年前なので、
 証拠が残ってはいないということだけです」

「…」

「なぜ見つめるのですか?」

「どうもパク弁護士に取り憑かれているように思える」

「お互い様ですね」

「…だな」
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帰りの車、ジンはシートベルトをつけてあげようとします

「いいですよ」

「一度はやってみたかった」

「何をですか?」

「映画でよくあるシーンだけど、
 男が女のシートベルトをかけてあげるんだ。
 そして女が“素敵”っと声を出すんだ」

「素敵ではなくて、“邪道”です」
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「本心だった。 そうしたかった」

「さあ、出発しましょうね」

「あ~、そうか…」
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代表はシン・ヨンジンに電話して、「明日にでも…」

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ジョンウォンはクォン・ミョンスの事件で心配になります

「あれは代表が検事としての最後の事件でした
 正直言ってあの件では証拠は不十分で、
 他にも目撃者が存在しました」
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# ファン・テサン会長が背後にいたと思わせるようなことだったようです。
すなわち韓国エネルギーグループとファン・テサン会長のテサン法律事務所の不正義の関係…?

「クォン・ミョンスが犯人だ」

「確信がありますか?」

「法にはグレイゾーンはない。
 白に近いならば無実で、黒に近いならば有罪だ。
 クォン・ミョンスは黒に近いグレーだった。
 検察には再審は不要だから、心配はいらない」
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チェ刑事は代表にはカンナム西区での成り行きは全て報告します。

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テソクはキム・チャンス刑事がカン・ヒョンウクの血痕などの物証を得たことをウンソンに連絡します

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しかし、電話での会話の中で「ドンウを迎えに行ってから帰る」とのテソクの言葉に、
ADの症状を実感してしまいます。

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「!
 …」
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テソクとキム・チャンス刑事が深々とお辞儀をするシーンがどういうわけか清々しい…。

旅行していて思います。
電車には日本と同様に優先席が設けてあるのですが、韓国の地下鉄などでは、年寄りへの配慮がとても行き届いていると感じます。
どの席でも若者はすぐに席を譲る…、って、見ていると気持ちが良いものです。
それに、バス通勤やバス通学の場合には、運転席の近くのドアから降車する際に、
「カムサ~ムニダ」とドライバーに丁寧に声をかけて降りる。
やはり“声を掛け合う”ということは、生活の潤滑油だと思います。

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記憶 第14話(上) 真実は残る

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(知人からの写真 @ sydney opera house)

# 後半になってますます2PMジュノ(チョン・ジン弁護士)の演技が光ります。

記憶 第14話(上) 真実は残る

殴り倒されたテソク

後を追いかけていたジンが救います

しかし、ジンのことを、
ドンウや…

「弁護士! 私が見えますか?」

「…」

「私です。チョン・ジンです」
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「…。 USB…」

「弁護士! どうしたのですか?」

「ここには監視カメラは…? ないのか…?」
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USBを抜かれてしまって、テソクは「奴らに仕返しする」と、ジンを振り切って車を飛ばします

「パク弁護士! 
 こんなことでは解決にはなりません!」

「…」

「証拠を見つけて法で裁くのです」

「いいや、俺が判断する。 法なんて関係ない!」

「それでは、彼らの思う壺です。
 弁護士が自滅するのを待っているんですよ」

それでもテソクはジンの言葉を無視して車を飛ばします。

「仕返しするなんて、
 結局は彼らと同じになってしまいます!」

「黙って見ていろ!」

「…」

「降りろ!」

「ドンウはこんなことを望んではいません!」

「降りろと言っているんだ!」

「いいえ、降りません!」
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「時間が残っていないんだ。
 こんなことが続くと、何も証明できなくなるからだ!」

「…」

「すべてが忘れ去られる。
 俺だってすべてを忘れてしまうんだ!
 記憶が消えていって、
 結局はドンウのことだって記憶から消えるんだ!」

「…」

「15年間も何をしていたのか…?
 目は開けていても…見えなかった。
 それがようやく見え始めたというのに、
 時間が残っていないのだ。
 頭も心も空になると、何もできなくなる!」
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「ドンウは忘れないでしょう。
 弁護士がドンウのためにやってこられたことです。
 これからどうやって証明するかも、
 ドンウは遠くから見ているのです」

「…」

「弁護士の記憶が…、
 記憶が無くなっても、真実は生きています!

「…」

「どんなに消そうとしても、
 海に流そうとしても、真実は消えないのです!」

「…」
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抜き取たせたUSBから声を聴きながら、シン・ヨンジン副社長はイ・チャンム代表と息子のスンホだと気付きます。

「アイゴ~、テ~バク(大当たり)だ。
 パク弁護士が聞いたろうから、きっと正気を失うだろうな!」
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冷静になったテソクはわざと当て逃げされるように、監視カメラに残るように急ブレーキをかけたことなど、これまでのことをジンに話します

「まさかスーパーヒーローでもあるまいし、
 そんな危険なことはしないで下さい!」

「お前は俺のロビンフットだと思っていた。
 は~ははは」

「ふ~。
 ところで警察からの連絡はありましたか?」

「きっとこれからあるだろう。
 捜査中だろうから…」

「…、もしかして、
 カン・ヒョンウクのガールフレンドがコピーを持っていると思いませんか?」

「!」
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テソクはすぐに彼女に電話を入れますが、携帯電話がオフでした。

「シンさんも危ない」

「そうでしょうね。連絡をとれるようにします。
 すみませんでした。 あそこに行くのが遅くなって…」

「何を言っているんだ? 謝る必要はない」

ジンは真相を知ったので、この事務所でイ代表と会うのは辛いと言い出します。

「確かにな。
 大きな恐怖を持つことは耐えがたいことだ」
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イ・チャンム代表はスンホが言っていた、“忘れようとしても、あの事故の記憶が追いかけてくる”の言葉が頭から離れません。

他方では罪悪感から逃れないスンホ

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橋の上からハンガンを見つめて、涙を流しています。

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頭に傷を負って帰って来たので、ヨンジュは驚いて
「その頭はどうしたの?」

「ああ、歩いていたら歩道が突然俺を襲って来たんだ」

「冗談を言っている場合じゃないわよ」

「真実だ。
 最近はアスファルトだって生きているんだ」
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テソクのために父親が持って来た“お菓子”

「…」
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「明日はオモニムの誕生日だわよ。
 仕事が終わったらオモニムのレストランに来てね」

「来てもらえば良いのに…」

「いつも遠慮して来てはくれないからよ。
 明日は他のことは忘れて、オモニムのことを考えてよね」
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ヨンジュは夕食の支度をしますが、寝てしまうテソン

ヨンジュも寝てしまいます。
そっと腕枕をしてあげるテソクでした

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翌朝のジョンウ

「アッパ、なんだか緊張しているようだな」

「そんなことはないさ」

「僕の学校と塾の位置はGPS(カーナビ)に登録しておいたからね。
 それに1番は家で、2番はおばあちゃんの家。
 3番が学校で、4番が塾なんだ」

「それで…?」

「それで、アッパの新しい携帯の位置を追跡できるように
 ソフトをダウンロードした」

「じゃあ、どこにも自由には行けないな」

「ああ、アッパは逃亡できないということだ。
 すぐに捕まるさ」

「アッパは決して逃げない」

「ふふふ…」

コマウォ…
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キム・チャンスからの希望市場での事件簿が昨日届いたことを忘れていたテソク。
ジンとソンファは庇って、「パク弁護士は忙しいから、先に読んで調べていた」と。

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先に読んでおいてくれと頼んでいたことすら忘れていたテソクでした。

「再審の事由が見つかり次第、報告します」

「ああ、頼む」

「ちょっと、来てくれ」

「…」
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ジンはこっそりとテソクに腕時計を渡します
# おそらくGPSでの追跡ができるとか、
録音・録画ができるとかの、多機能の時計を調達したようです。
この時計での録画が最後の決め手にもなります。

「お~、お前はクールだな。
 さすがに私の影武者だ」
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遅く出社したイ代表

「珍しく遅いですね」

「ああ、昨夜は飲み過ぎたようだ。
 その額の傷はどうしたのか?」

「どうも悪い奴に殴られたようです」

「殴られたとは、いったいどういうことなのか?」
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「この数日は誰かが後を追跡していました」

「いったい誰が…?」

「ご存じでしょうに…」

「シン・ヨンジンだろうか?」

「ははは」
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テソクはスンホの親友が死んだので「スンホはどうしていますか?」と切り出します。

「スンホはパク弁護士にすまないと思っているようだ」

「いいえ、私ではなくて、
 カン・ヒョンウクに対してそう思うべきでしょう」

「…」

「スンホがもっと早く動いていたら、
 カン・ヒョンウクは自殺しないですんだはずです」
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USBがシン・ヨンジンから届きます

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海や川のある風光明媚な都市は夜景も綺麗ですね。
(南半球の都市・シドニーはこれから冬に向かうんですね)

王朝時代から近代に亘り、ソウルの中心は漢江(ハンガン)の北側だったのですが、1970年代からソウルオリンピック(1988年)にかけて、江南(カンナム)が大開発されました。
スンホが立つハンガンの大橋などたくさんの橋が架けられ、首都の機能が南に移っているこの頃です。

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