夜のクラブ in 映画『ベテラン』

7月のカレンダーが届きました。

2016カレンダー7月A
(produced by nana)

夜のクラブ in 映画『ベテラン』

百想芸術大賞でノミネートされた2015年の映画『ベテラン』
リュ・スンワン監督が受賞している他、主人公のファン・ジョンミンがノミネートされました。

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(ファン・ジョンミンとユ・アイン)

・映画部門脚本賞

クァク・ギョンテク、ハン・スンウン(極秘捜査)
リュ・スンワン(ベテラン)
シン・ヨンシク(ドンジュ)
アン・グッチン(誠実な国のアリス) <受賞>
チェ・ドンフン(暗殺)

・映画部門監督賞

リュ・スンワン(ベテラン) <受賞>
オ・スンオク(無頼漢)
オ・ミノ(内部者たち)
イ・ジュニク(ドンジュ)
チェ・ドンフン(暗殺)

・映画部門男性最優秀演技賞

ベク・ユンシク(内部者たち)
ソン・ガンホ(サド)
ユ・アイン(サド)
イ・ビョンホン(内部者たち) <受賞>
ファン・ジョンミン(ベテラン)

・映画部門最優秀作品賞

4等
内部者たち
ドンジュ
ベテラン
暗殺 <受賞>


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(ソン・ヨンチャンとチョン・ホジン)

この映画後に、チョン・ホジン(李成桂:イ・ソンゲ役)とユ・アイン(李芳遠:イ・バンウォン役)が、ドラマ『六龍が飛ぶ』の6人の龍のうちの2人を演じることとなりました。

(警察署長)
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1.ストーリー

物語の始まりは、カンナムにビルを持つ大手商社(シンジン物産)の子会社の不正な貿易から。
ベンツやポルシェなどの高級車(中古)の走行距離などを不正に偽装・改装して、プサンの港からロシアに輸出するところからです。
これを摘発するのは、ソウル警察庁に属する、広域捜査隊の強力(カンヨク)第2班。

(警察の食堂・ランチタイム)
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(広域捜査隊の隊長)
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(写真右は最終場面で、殴り合った二人を強力班のメンバーが抱き起すところ)

その摘発の過程で、シンジン物産の子会社の賃金未払い問題が浮上。
輸送を受け持つトラック運転手などの従業員が親会社への直訴を行うものの、シンジン物産の室長(チョ・テホ:役ユ・アイン)と秘書たちが暴力で押し返し、事件へと発展。
瀕死の重傷を負うのがチョン・ウンインが演じるドライバー。

(チョン・ウンイン、ファン・ジョンミン、ユ・アイン)
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(ドライバーの家族)
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ストーリーは複雑ではありません。
シンジン物産の会長の後継者・御曹司が有名人をあつめて、覚せい剤パーティを行うという情報により、強力第2班が捜査に踏み込みます(# カンナムの夜を脚注しています)。

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(ユ・アインの愛人役はユ・イニョン)

2.クライマックス

映画の終盤は迫力満点のカーチェイスと…、

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ファン・ジョンミンとユ・アインの対決・格闘がカンナムの大通りや商店街で繰り広げられます。

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# 賑やかな商店街での殴り合いが見ものではありますが、
この映画では拳銃を使ったり、殺人がない点が良かったと思いました。

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# 最近の映画・ドラマの潮流

韓国で流行りのチキンとビール(メクチュ)でチメク(치맥)。
新宿・新大久保にも新しく出店があります。
手軽な資本だからでしょうが、背景には早期退職制度があることも現実のようです。
小企業の経営は楽ではなく、食堂の浮き沈み・入れ替わりも多いと聞きます。
他方では、
このところの映画やドラマでは、シンデレラストーリーの時代が終わって、財閥=悪のイメージが強くなっていると思います。
とくに、ファミリー経営の大手の企業。
御曹司チョ・テオ(役:ユ・アイン)は「俺たちの税金で国も動く」と言っていますが、多額の税金逃れは当たり前のことだと思います(例えば“パナマ文書”にあるように合法的であるとは思いますが)。

他方の強力班の刑事ソ・ドチョル(役:ファン・ジョンミン)の家族は住宅ローンの返済で生活は楽ではない。
捜査から逃れようとしたシンジン物産が、ドチョルの妻(障害者のための福祉事業に従事)には高級バッグに札束を入れて渡そうとしたシーンもありました。
しかし、彼女は「バッグと札束を見て、動揺した自分が恥ずかしい」と正直、かつ正義感の強いところを夫に話します。

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# カンナムのナイトクラブ

カンナムの高級クラブは私たち庶民とはかけ離れた産業社会。
ソウル・カンナムや赤坂の韓国クラブには社用族(接待)のサラリーマンも多いのですが、目立つのはやはりスポーツ選手や芸能人です。

お金持ちの彼ら(富者:プジャ)が入ってくると、あっという間に女性やウェイターたちがたくさん取り囲みます。
シャンペンやチップなどで、彼らが使うお金がお目当てだから、従業員たちの目の色は変わります。
若い芸能人やスポーツ選手たちは、さらに高級なナイトクラブで遊んでいるようです。
深夜になると、口外できないプライベートな世界が繰り広げられることは想像がつきます。

(ドチョルが初めて案内されたカンナムの高級クラブ)
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(個室に入ると…)
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(チョ・テホが「こんな遊び」と悪びれるシーンでは、女性の胸に氷を入れたり、バナナを口に押し込みます)
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ただし、映画にあるようにポイントは「麻薬」です。
ハラスメント・性犯罪は立件が難しいものの、「麻薬の使用」についての警察・検察の“捜査令状”は次に“逮捕令状”に発展します。

以上はちょっと生々しい話になりましたが、これはタブロイド版の新聞やゴシップの週刊誌にあるような安っぽいフーゾクの世界ではなくて、ちょっとお金持ちの世界です。
しかし、理性を失った感情だけの世界のようです。

富者(プジャ)に知って欲しいのは京都の旦那衆のこと。
芸妓(げいこ)見習いの舞妓(まいこ)たちをご贔屓にして、立派な芸妓までに育てる彼らのスポンサーシップだと思います。
源氏物語のようですが、紳士の品格を保った“茶屋”遊びの世界は粋なもの…。

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ファン・ジョンミンの映画は2作目でした。
次は別のサイトに投稿した、映画『国際市場で逢いましょう』の紹介記事です。
こちらの方がおススメです。
https://minnakorea.jp/blog/20160102-155.html

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「百想芸術大賞」とユ・アイン×シン・セギョン 

プロペラのようなモミジの実
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(先月末)

# 今年の百想芸術大賞では様々な部門で『六龍が飛ぶ』がノミネートされていました。
中でも、TV部門男性最優秀演技賞では、ノミネートされた次の5人から、

ナムグン・ミン (リメンバー)
ソン・ジュンギ (太陽の末裔)
ユ・アイン (六龍が飛ぶ)
チョ・ジヌン (シグナル)
チュウォン (ヨンパリ)

受賞したユ・アイン

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1.授賞式の際などのユ・アインに関する記事

# ユ・アインは着飾った言葉を選ばず、本音でシニカルにインタビューに答える人なので、むしろ分かりやすくて好感が持てます。
今回の授賞式の際の記事を二つ。

① TV部門の男性最優秀演技賞は、SBSドラマ「六龍が飛ぶ」主演のユ・アインだった。
「僕が受賞の感想を述べると、大きな騒動になることを自分自身もわかっている。面白いではないか」とし、「台本をもらって台詞を覚えるたびに本当に幸せだった。僕はこうだから俳優なんだなと思った。どうして脚本家の先生はこのような偉大な台詞をくださるのか、どうしてこのような瞬間に僕を追い込めるのか、と地獄のようでもあった」と、
いつものユ・アイン節で会場を沸かせた。
(2016年6月4日10時28分配信 (C)WoW!Korea)

② 俳優ユ・アインが、長い受賞所感を残した。
ユ・アインは3日午後、ソウル・回基洞(フェギドン)の慶煕大学の平和の殿堂で進行された「第52回百想芸術大賞」で、ドラマ『六龍が飛ぶ』でテレビ部門の最優秀男優演技賞を受賞した。

ユ・アインは「舞台を見守ってソンソンカップル(ソン・チュンギ、ソン・ヘギョ)を座らせておいて行こうとしたのにこの賞を受けるのがきまり悪い」とし、
「僕が受賞所感をすれば騒動になる」と受賞所感騒動を言及した。

彼は「他のものを離れて全50話の時代劇をやりながら、たくさんの悩みが頭をかすめたがその悩みが恥ずかしい悩みだったようだ」とし、
作品をとりかこんでいるにせ物に対する話に別に集中したくなかった。そのような考えが自分自身に恥ずかしかった。とても誇らしい作品だった」とやはり所信をこめた所感を伝えた。
(イノライフ・エンタメニュースから)

# 「にせ物に対する話に別に集中したくなかった」とありますが、彼の生真面目な性格の一部を表すようです。
例えばドラマではプ二との雪合戦のシーンがありました。
シン・セギョンは子供っぽい役柄を演じてみようと思ったものの、実際の撮影では自然と、ありのまま楽しめたといっていました。
しかし、ユ・アインは子供っぽさには戻れなかったのかもしれません。

# 6人の龍のうち3人がフィクションの龍だったドラマなので、史実とフィクションとの境界線を引こうとしたのかもしれませんが、ラブコメもラブロマンスは全部がフィクションなので、「そのような考えが自分自身に恥ずかしかった」とするのも正直で良いと思いました。
“気付くのが遅かったんじゃない?”とも言いたいです。

また、50話に及んだ『六龍が飛ぶ』を終えて、シン・セギョンンがユ・アインの出演作の幅の広さについて述べています(後段に紹介します)。
要は、脇役も悪役も、格好悪い訳も、映画やドラマの全てにチャレンジする彼の姿を一言で、やっぱり「モッチンネヨ(格好良いです)」と。
あの不評の『ファッション王』でコンビを組んだシン・セギョンにとっては、久々の共演だったのですが、「安心して“オッパ”の指導に従った」旨を述べています。
ただし彼は“神経質”だった。

歴史上の登場人物だけでほとんどを描いたのは『華政』くらいで、『根の深い木』だって、チャン・ヒョクとシン・セギョンが演じたフィクションが良かったからこそ、第4代王・世宗を引き立てて、百想芸術大賞(2012年)を得たのだと思います。
ともあれ、「そのような考えが自分自身に恥ずかしかった」と公言するユ・アインらしさでした。

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2.シン・セギョンが語るユ・アイン、ピョン・ヨハン、ユン・ギュンサン

シン・セギョンは20代の女優の中でもいろんな意味で独特な位置にいる。
普段から本をたくさん読むことで知られている彼女は、女優の中でも異例の“インタビュー語録”が影響を与えているほど、筋が通った話しぶりで有名だ。
さらに、韓国芸能界において20代女優の人材不足が叫ばれる昨今、彼女はドラマ・映画で共通に喜ばれる顔でもある。
「善徳女王」から「根の深い木 -世宗大王の誓い-」「六龍が飛ぶ」まで、キム・ヨンヒョン&パク・サンヨン脚本家コンビと三作を共にし、シン・セギョンは二人の“ミューズ”となった。
誰かにインスピレーションと才能を吹き込む“ミューズ”になるということは、どんなに美しいとしても、同時にきついことだろうか。
今やっと20代半ばを超えたシン・セギョンは、信じることで自身の芸術家たちの呼びかけに応えた。

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―「六龍が飛ぶ」の放送が終了した。

シン・セギョン:
すがすがしい気分だけど、寂しい。
(イ・バンウォン役のユ・アインは「すっきり98%、寂しさ2%」だったという言葉に) 私はすっきり90%、寂しさ10%かな(笑)

―全50話の大作「六龍が飛ぶ」は簡単ではない挑戦ではなかったか。

シン・セギョン:
本当に簡単ではなかった。
まずとても長かったし、体力的に生きるか死ぬかという問題ではなく、精神的に正気を保っていかなければならないと思った。
撮影中に気が抜けてしまいそうな瞬間もあったけど、現場で他の俳優の皆さんに会えば、私とは次元の違う苦労をされていて、自分が気を抜いている場合ではなかった。

―キム・ヨンヒョン、パク・サンヨン脚本家とは三作目になるが、プレッシャーはなかったか。

シン・セギョン:
プレッシャーがなかったと言えば嘘になる。
三作目というのも大きな意味があるけれど、プニというキャラクターの説明を聞きながら、プニについて愛着が抑えようもなく大きくなって、上手く演じ切りたいという欲が生まれた。

―同じ脚本家とずっと作品を作るのは長所も短所もありそうだが。

シン・セギョン:
まだ良くない点は見つけられていない。
私は年輪を少しずつ積み重ねてきた訳じゃないし、まだ道のりは長い。
ただ長所は分かる気がする。
キム・ヨンヒョン、パク・サンヨン脚本家が描く女性のキャラクターはこういう女性だという確信はある。

―「六龍が飛ぶ」の中で唯一の女龍だったプニの活躍が視聴者の期待に及ばなかったという評価もあったが。

シン・セギョン:
良く思わない声があることも知っていた。
プニというキャラクターを通じて、脚本家たちが伝えたいメッセージと形があったのに比べて、私が持つ器が小さいと思った。
とにかく私が説得することに失敗したと思う。

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―イ・バンウォン役のユ・アインとは二度目の共演だが。

シン・セギョン:
(ユ・アイン)兄さんは何も変わっていなかった。
まったく同じで、変わらずセンスもあってかっこいい人だ。
本当に良かった。
私も人見知りする方なので、新しく仕事を始めると、親しくなってお互いを把握するまで時間がかかるけれど、ユ・アインさんとはそういう必要がなかったから楽で良かった。

―シン・セギョンから見たイ・バンウォンはどうだったか。

シン・セギョン:
いわゆるドラマに登場する男主人公らしくはなかった。
ユ・アイン兄さんがかっこいいと思う理由は、そのようなことを恐れないことだ。
いつも一人の女性を愛し、いつも正しく、良いことだけを追求する俳優じゃないところがかっこいいと思う。
だからユ・アインが表現するイ・バンウォンがより魅力的だったと感じる。
台本のテキストだけ見れば、イ・バンウォンは赤だけど、ユ・アインは青で、それが合わされば紫になり、私はそれがかっこいいと思った。
脚本家さんが創造したイ・バンウォンもかっこいいけれど、ユ・アインとイ・バンウォンを別々にして考えられない。
結論としては、イ・バンウォンはかっこいいということだ(笑)

ユ・アイン
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―共演したユ・アイン、ピョン・ヨハン、ユン・ギュンサンの長所を挙げるなら?

シン・セギョン:
三人が持つ魅力があまりにも違うので楽しかった。
ラッキーだった(笑)
ユ・アインさん兄は繊細で、ピョン・ヨハン兄さんはしっかりしていて、ユン・ギュンサン兄さんは優しい。
現場の雰囲気はこの上なく良かった。

ユン・ギュンサン
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―では、短所を挙げるとすれば?

シン・セギョン:
(考え込んで)(ユン)ギュンサン兄さんは優しすぎるのが短所だ。
いつも細かいところまで気遣っているから疲れたと思う。
俳優同士だけに優しくして終わるんじゃなくて、私と一緒に行動するスタイリスト、メイクの子たちまにも気を配ってくださって、現場でギュンサン兄さんが現れると皆表情が明るくなった。
(ユ)アイン兄さんはセンスがあり過ぎるのが短所だ。
二人の感情が一緒に盛り上がるシーンなのに、プニの感情を私が把握していないことまで、アイン兄さんが把握している時があった。
自分が恥ずかしくなったので、それが短所だ(笑)
(ピョン)ヨハン兄さんは、目がとても叙情的だ。
感情をつかむのが早くて。
フルショットの次にバストカットの撮影があったんだけど、俳優の持つオーラ自体がとても叙情的で、いろんな感情を持っている空気があって、初めから感情を使い果たしてしまう。

ピョン・ヨハン
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―プニとして一番良かったシーンはどこか?

シン・セギョン:
序盤の顔に泥を塗って登場していた時、その一瞬一瞬がすごく良かった。
ドラマを終えてから、その姿で記憶されたいと思った。
泥塗りして出ていた時がとても楽だった。
心をある瞬間放ってしまえばいいので、とても楽だったし、メイク直しもたくさんしなくてもいいので良かった(笑)
他の服を着れば、心構え、身だしなみが服によって変わるように、プニのキャラクターを固める上で、扮装の助けをたくさん借りた。

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―記憶に残っている台詞は?

シン・セギョン:
一つはプニのキャラクターを表す台詞で、「生きていれば、何でもするのだから(# 脚注あり)」という台詞が印象的だ。
最近の台詞の中では、「結局この時代の民は、何もできないってことですね」という台詞だ。
演じている瞬間にも心に響いた台詞だった。

―六龍の中で唯一の女性キャラクターだったプニを演じながら、どんなことを感じたか?

シン・セギョン:
プニがまさに希望だということを悟った(笑)
プニは政治的目的を成そうというんじゃなく、自分が守ろうとする人たちを守ることが人生の目的である人物だ。
希望がなくとも、希望として捉えようとするプニは、人々に希望を失わせないことが目的だった。
すなわちプニが希望だということを悟った。

―シン・セギョンは世界観が連結される、「根の深い木」と「六龍が飛ぶ」のどちらにも出演した俳優でもある。そのような点から結末がより特別だったのではないか?

シン・セギョン:
その通りだ。特別だった。
撮影しながらも感じたことだけど、プニがそのように乱世を経ながらも、死なずに生き残ったことが幸いだと思うし、世宗イ・ドを見て希望を迎えた気分だった。
本当にじ~んとした。

―実存の人物ではないプニは、表現する上で難しくはなかったか。理解できない部分はなかったか。

シン・セギョン:
プニは脚本家さんが書いてくれた文章がすべてだった。
泥塗りをしたプニがとても好きで、愛着が大きかっただけだ。
文字を通してプニについての考えを具体化させ、創造しただけであって、大変だったり悩んだりすることはむしろずっと少なかった。
記憶に残る部分がないのを見ると、理解できない部分は特になかったのだと思う。
この作品は台本が遅れたこともなかったし、プニが持つ目的自体、ブレるようなことがなかったので、納得できない状況はなかった。
幸いだった。

―キャラクターは初めに意図した通り、上手く仕上げられたと思うか。

シン・セギョン:
よく歩いてきたと思う。
私が上手くやったんじゃなくて、プニがよくやったのだ(笑)
私たちの作品はキャラクターがたくさん登場して、多様なストーリーが調和をとり、上手く重ならなければならないけれど、プニは上手く歩いて来たと思う。
プニは他のキャラクターたちと密接に関係を結んでいる人物である。
それが難しくもあるし、興味深い点でもあるけれど、それでも上手くやったと思う。私じゃなくてプニが(笑)

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―プニも貧しい人々を代表するキャラクターだったが、とりわけシン・セギョンは「涙が出るほど貧しい」「誠実で真面目だけれど貧しい」庶民派キャラクターでよく登場するタイプだ(笑)

シン・セギョン:
貧しいキャラクターに魅力を感じる訳ではないけれど(笑)
女性なら能動的で、積極的なタイプに惹かれる。
でもある状況で勝ち抜いて、最後まで放さずに歩んで出ていくイメージを与えるためには、貧しくて辛い状況に置かれてこそ説得力がある。
だからじゃないかな(笑)

―シン・セギョンにも辛い時期はあったか。

シン・セギョン:
すごくたくさんあった。
すべて良い思い出で経験だけど。
すぐに忘れてしまう性格でもある。
仕事をしているとジェットコースターに乗っている気分だ。
すごく満足していても、翌日すぐやめたくなったり。今はとてもすっきりしていて、すごくいい(笑)
最高に良かった時は演技をしながら何度かあったけど、最近は5~6話のプニを見た時だ。
何かすべてがタイミングがぴったり合う、魔法のような瞬間というか。食い違う時もたくさんある。
私はこういうことを意図して演技したのに、テレビではそういう風に見えなかったり、私は満足してるのに視聴者はそういう風に見ていなかったり、あるいは私はOKではなかったのに、時間のせいでそのままにしてオンエアされて、良い反応をもらったり、そんな場合もある。

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―プニと似ている所はあるか。劇中の状況にシン・セギョンを照らし合わせてみるならば。

シン・セギョン:
私はプニみたいには生きられないと思う。
だからよりプニが貴くて大切だ。
プニは苦労は買ってでもすると感じる時がある。
それはプニが馬鹿だからじゃなくて、本当にそういう意識をもって生きる人は多くはない。
普通じゃないけど、簡単ではない道だ。
プニは広い門をそのままにして、狭い門に行く。守りたい人がいるから。
でも私だったらそういう風には生きられないと思う。

―俳優の道もそんなに楽な道ばかりではない。シン・セギョンを支える原動力は何か。

シン・セギョン:
作品によって違うと思う。
自らを支えようと、気丈に立っていようと探求して見つけていると思う。
時には視聴者や観客の拍手喝采などにもなり得る。
今回の作品は現場で出会う人々だった。
嘘じゃなく本当だ(笑)
「六龍が飛ぶ」は本当に角のある人が一人もいない、本当に幸せな現場だった。

―今のシン・セギョンはどのような道を歩いているのか。

シン・セギョン:
少しずつ積み上げているようだけど、誤答ノートのように私の目に見える欠点、また聞こえてくる欠点などを繰り返さないように、一歩ずつ直そうと思う。
進んでいる過程だと思う。
私はゆっくり進む過程の方が重要だと思う。

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元記事配信日時 : 2016年04月04日18時07分
記者 : チャン・ジンリ、翻訳 : 前田康代
10asia
2016年04月30日18時17分
写真=NAMOOACTORS

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# 脚注
「生きている限り、何かこの世の役に立つことをしたい」
これが実際のセリフの意味だったと思います。
フィクションの龍と史実の龍、そして太宗の息子の第4代王・世宗にも使わせたセリフでした。

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# ユ・アインの話題の映画でもあった『思悼(サド)』(世子)を明日からアップします。

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「百想芸術大賞」から 映画『暗殺』の紹介

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今月はじめの「百想芸術大賞」では以下の部門での選考があって、それぞれが受賞しました。

部門名

それぞれ映画とテレビ番組(備考)
大賞 1
作品賞 1 (TV部門はドラマ、芸能、教養各部門の3つ)
監督賞 1
最優秀演技賞 男1女1
主演男優賞 1
主演女優賞 1
新人演技賞 男1女1
芸能賞 男1女1
脚本賞 1
新人監督賞 1 (映画のみ)
人気賞 男1女1 (一般からの投票で受賞者を決定)
(功労賞は該当者がある場合のみ)

# ノミネートされていた作品や俳優などから、私が注目していた部門は以下です。
ワールドワイドに、ブロガーからの投票があっても良いのに…と思いました。
この映画はお勧めです。

・TV部門脚本賞

キム・ウンスク、キム・ウォンソク(太陽の末裔)
キム・ヨンヒョン、パク・サンヨン(六龍が飛ぶ)
キム・ウンヒ(シグナル) <受賞>
イ・ウジョン(応答せよ1988)
ヤン・ヒスン(ああ、私の幽霊様)

・映画部門脚本賞

クァク・ギョンテク、ハン・スンウン(極秘捜査)
リュ・スンワン(ベテラン)
シン・ヨンシク(ドンジュ)
アン・グッチン(誠実な国のアリス) <受賞>
チェ・ドンフン(暗殺)

・TV部門演出賞

キム・ウォンソク(シグナル)
シン・ギョンス(六龍が飛ぶ)
シン・ウォノ(応答せよ1988) <受賞>
イ・ウンボク、ペク・サンフン(太陽の末裔)
チョン・デユン(彼女は綺麗だった)

・映画部門監督賞

リュ・スンワン(ベテラン) <受賞>
オ・スンオク(無頼漢)
オ・ミノ(内部者たち)
イ・ジュニク(ドンジュ)
チェ・ドンフン(暗殺)

・映画部門男性最優秀演技賞

ベク・ユンシク(内部者たち)
ソン・ガンホ(サド)
ユ・アイン(サド)
イ・ビョンホン(内部者たち) <受賞>
ファン・ジョンミン(ベテラン)

・同上女性最優秀演技賞

キム・ヘス(チャイナタウン)
イ・ジョンヒョン(誠実な国のアリス)
チョン・ドヨン(無頼漢) <受賞>
チョン・ジヒョン(暗殺)
ハン・ヒョジュ(ビューティーインサイド)

・TV部門男性最優秀演技賞

ナムグン・ミン(リメンバー)
ソン・ジュンギ(太陽の末裔)
ユ・アイン(六龍が飛ぶ) <受賞>
チョ・ジヌン(シグナル)
チュウォン(ヨンパリ)

・同上女性最優秀演技賞

キム・ヒョンジュ(恋人がいます)
キム・ヘス(シグナル) <受賞>
ラ・ミラン(応答せよ1988)
ソン・ヘギョ(太陽の末裔)
ファン・ジョンウム(彼女は綺麗だった)

・TV部門ドラマ最優秀賞

彼女は綺麗だった
シグナル <受賞>
六龍が飛ぶ
応答せよ1988
太陽の末裔

・映画部門最優秀作品賞

4等
内部者たち
ドンジュ
ベテラン
暗殺 <受賞>

ノミネートされるだけでもそれぞれ光栄だったと思います。
今日は、先日視聴した2015年の映画『暗殺』(映画部門最優秀作品賞)を一部紹介します。

映画『暗殺』は、韓国が日本に併合された1910年の翌年から、1945年の独立・開放までが歴史の舞台。
臨時(疎開)政府が大陸北部の浙江省・杭州にあったころの、親日派と抗日派の大陸と半島の裏舞台での戦いです。
終盤の銃撃戦はソウル(当時は京城)の三越百貨店で繰り広げられます。

(今でも残されているソウル(京城:けいじょう)駅の駅舎が写ります)
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(当時の三越百貨店の2Fが“結婚式の式場”の舞台でした)
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主演のチョン・ジヒョンは双子の姉妹(チョン・ジヒョンの1人二役)の妹役で、韓国独立軍のスナイパー。

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昨年のKstyle エンタメ Newsでは次のように報じられました。

「暗殺」(監督:チェ・ドンフン、制作:ケイパーフィルム、配給:SHOW BOX)は、1933年の上海と京城(現在のソウル)を舞台に、暗殺作戦のために集まった独立軍と臨時政府の隊員、そして殺し屋まで、祖国も名前も容赦もない彼らの異なる選択と予測できない運命を描いた作品だ。

今回公開されたキャラクターポスターは、作戦を繰り広げる緊迫した瞬間を捉えたドラマチックな表情や彼らの絡み合った関係を予告する台詞が加わり、映画に対する好奇心を刺激する。

対立状況に置かれた暗殺団のリーダーであり、信念の独立軍狙撃手アン・オクユン(チョン・ジヒョン)の緊張感あふれる眼差しは、一触即発の状況を予告する。

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また正面に銃を向けている二つの顔を持つ臨時政府の隊員ヨム・ソクジン(イ・ジョンジェ)は不安げな表情で彼が直面する切羽詰った状況を暗示しており、関心を集めた。

# 二つの顔を持つ…、つまりダブルスパイです。
ヨム・ソクジンは抗日活動家だったのですが、破壊工作の際に逮捕されて、日本軍のためにスパイとして独立軍に潜入。
日本の憲兵隊に情報を流すのが彼の仕事となってしまいました。
クライマックスはハワイ・ピストルと独立軍狙撃手のアン・オクユンとの対決となります。

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両手に拳銃を持って狙う上海の無法者ハワイ・ピストル(ハ・ジョンウ)は、冷徹なカリスマ性と揺るぎのない眼差しで圧倒し、ハワイ・ピストルの影の司令官であるオ・ダルスは「ターゲットはまさに金」という信条を持った人物で、特有の雰囲気を見せる。

# この二人が狙撃手のアン・オクユンを支援します。

(オ・ダルスとファン・ドクサム:チェ・ドクムン)
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(速射砲: チョ・ジヌン)

また、新興武官学校の最終メンバーというプライドを持っている生計型独立軍の速射砲(チョ・ジヌン)は余裕のある笑みを浮かべている。
一方で、ただ歴史に自分の名前を残したいという目標により、両手に爆弾を握って作戦に飛び込んだファン・ドクサム(チェ・ドクムン)は高い緊張感を漂わせ、予測不可能な状況に対する好奇心を刺激する。

「タチャ イカサマ師」「チョン・ウチ 時空道士」「10人の泥棒たち」のチェ・ドンフン監督と、チョン・ジヒョン、イ・ジョンジェ、ハ・ジョンウ、オ・ダルス、チョ・ジヌン、チェ・ドクムンら出演陣との出会いだけでも期待されている「暗殺」は韓国で7月に公開され、1933年の上海と京城の様子を繊細な描写と壮大なスケールで再現した多彩な見どころ、そして強烈なドラマを披露する予定だ。

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元記事配信日時 : 2015年06月16日08時41分
記者 : キム・ミリ

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(記事のつづき)

今年の上半期は洋画の勢いによって停滞していた韓国映画の反撃を知らせた「暗殺」は、今年公開された韓国映画の中で最高のチケット予約率(54%)と最高のオープニングスコア(47万7600人)はもちろん、歴代韓国映画の作品別デイリー最多観客数2位(95万639人、7月26日)、歴代韓国映画の作品別週末興行ランキング2位(244万3171人、7月24日~26日基準)となる記録を打ち立てた。
また公開第1週目の週末は連日24時間おきに100万人の観客を動員し、今年公開された韓国映画の最短期間突破の記録を塗り替える勢いを見せた。

# この頃の歴史はブログでは書きにくいので、避けて通るか、やはり向かい合うか…?
まだ決めていません。
1910年~1945年の35年間とその前の日清戦争後の、合わせて50年ほどの日韓の歴史には、民族間の言語・文化や慣習の尊厳を無視したことが多々ありました。
“人は生まれながらに平等で、幸福を求める権利を有する”という両国の憲法の精神で、未来志向が大切だと思います。

(南大門の方から見た修復されたソウル駅舎)
souru eki
(昨年の冬に撮影)

# この映画『暗殺』は韓国併合後の抗日運動の一部を描いたもの。
その前の<朝鮮王朝>末期に起きた、東学運動について現在調べているところです。
これは内政の民主改革を求めた半島南部での思想家と農民軍の話。
この民主化運動が後の抗日運動にも引き継がれたと考えているからです。
どんな映画があるのか、ドラマが制作された・されるのか?
これから今年の後半の<王朝絵巻 シーズン7>の下調べをしたいです。

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2016・今年の百想芸術大賞

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(2016.06.01)

Kstyle エンタメ Newsからです。

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(今年のMCの二人です)

「第52回百想芸術大賞」は6月3日午後8時30分、ソウル慶熙大学平和の殿堂で開催される。

今年の百想芸術大賞は、韓国大衆文化が韓国を越えて世界で注目を浴びているだけに、候補者・候補作による競争が激しい。
TVドラマ作品賞部門にはMBC「彼女は美しかった」、SBS「六龍が飛ぶ」、tvN「応答せよ1988」、tvN「シグナル」、KBS 2TV「太陽の末裔」など、韓国国内外で大きな反響を呼んだヒット作がノミネートされた。
バラエティ作品賞部門にはJTBC「冷蔵庫をお願い」、SBS「同床異夢、大丈夫、大丈夫」、MBC「マイ・リトル・テレビジョン」、tvN「俳優学校」、MBC「僕らの日曜の夜-覆面歌王」など、芸能界の流れを変えたヒット作が候補に挙がった。

演技賞部門にはナムグン・ミン(SBS「リメンバー」)、ソン・ジュンギ(KBS 2TV「太陽の末裔」)、ユ・アイン(SBS「六龍が飛ぶ」)、チョ・ジヌン(tvN「シグナル」)、チュウォン(SBS「ヨンパリ」)とキム・ヒョンジュ(MBC「恋人います」)、キム・ヘス(tvN「シグナル」)、ラ・ミラン(tvN「応答せよ1988」)、ソン・ヘギョ(KBS 2TV「太陽の末裔」)、ファン・ジョンウム(MBC「彼女は美しかった」)などが候補者となった。
トレンドや人気に偏らず、大衆文化の需要層が広く共感する作品、役者および演出家が候補に挙がった。

映画部門も激しい戦いが見込まれる。
観客動員数1000万人を突破した大作や、動員数では惜しかったが作品性で高い評価を受けた映画が作品賞・監督賞・シナリオ賞部門の候補に挙がった。
昨年の夏に相次いで1000万人を突破した「ベテラン」「暗殺」は作品賞・監督賞・シナリオ賞のすべてにノミネートされる快挙を成し遂げた。
今年はとりわけ新人監督賞部門で火花散る戦いが見込まれる。
キム・ソンジェ(「少数意見」)、アン・グクチン(「誠実な国のアリス」)、チェ・スンヨン(「水色(スセク)駅」)、ハン・ジュニ(「チャイナタウン」)、ホン・ウォンチャン(「オフィス」)が候補者として名を連ねた。

また、最優秀演技賞部門にはペク・ユンシク(「インサイダーズ/内部者たち」)、ユ・アイン(「使徒」)、イ・ビョンホン(「インサイダーズ/内部者たち」)、ソン・ガンホ(「使徒」)、ファン・ジョンミン(「ベテラン」)とキム・ヘス(「チャイナタウン)」、イ・ジョンヒョン(「誠実な国のアリス」)、チョン・ドヨン(「無頼漢(ならず者)」)、チョン・ジヒョン(「暗殺」)、ハン・ヒョジュ(「ビューティーインサイド」)らが受賞を巡って競うこととなる。
その他の部門別候補は公式サイトで確認できる。

今年の授賞式では、大衆文化を愛する観客と作品の意味を振り返り、初めて映画部門作品賞GV(観客との対話)イベントも準備した。
「4等」「インサイダーズ/内部者たち」、「同舟(The Portrait of A Poet)」「ベテラン」「暗殺」の映画部門作品賞候補の5編は、5月9日から20日までソウル市三成洞(サムソンドン)にあるMEGABOXのCOEX店で上映される。
その後、該当作品の監督および制作PDと共にするGVイベントを行う。
さらに、5月第2週から1ヶ月間MEGABOX COEX店に百想芸術大賞の歴史を振り返る展示ブースを設置する計画だ。

第52回百想芸術大賞は韓国のJTBC、JTBC2と中国の動画サイトiQIYIで生中継される。

元記事配信日時 : 2016年05月02日10時15分
記者 : ユン・ジュンピル、
翻訳 : 前田康代

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今年は、TV『六龍が飛ぶ』や映画『思悼(サド)』でのユ・アインの受賞を期待しています。
その他、KJSでも取り上げたい『暗殺』などの映画も多々。
『インサイダーズ』は見たいです。

APBさん  naoさん
みなさま アンニョンハセヨ


実は気付いてみるとKJSのBログを書き始めてまるまる6年です。
大人の6年はわずかこと(流されて)かもしれませんが、例えば小学校の1年から6年生、中学校の1年生から高校3年生、などの期間を思えば人の成長が早い時ですよね。

KJSがどれくらい進化したのかは不明なれども、少し前の『信義』や最近の『密会』そして『記憶』では、作家たちの作風・脚本での進化を感じます。
テーマは違っても、見ていると、音楽(「密会」)やミステリアスなこと(「記憶」)、時空を超えた世界(「信義」)など、日常的ではないことに視聴者は新味を感じて、人の心がダイアモンドのカットのように多面体なことにハッとさせられるのではないかと思います。

ただし、あんまり考え続けると耳から煙が出そうなくらいに頭が疲れるから、「007」や「ミッションインポッシブル」のように、胸がすくようなスッキリとする映画を見たいと思っていたら、『技術者たち』でした。
後味も気持ち良いです。

そんなこんなで、この6月は次にどのドラマを見ようかと…。
ただし、いつもながらケアレスミスとか自分の思い込みが間違った理解もあるので、まずは今回の『記憶』を丁寧に、後悔しないようにアップしたいと思っているところです。

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パク ジニ

# 右上の俳優・脚本家リンクを
 徐々に更新していく予定です。
 左コラムでは「韓流ドラマ制作事情」です。
 まずは何と言っても朴真嬉ssi

パク・ジニ

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『ジャイアント』より

朴真嬉(Park Jin-Hee)
1978年1月生まれ

*印は左のコラムをクリックしてください。
 ドラマをアップしています。

2011『発酵家族』(jtbc)*
2010『ジャイアント』(SBS)*
2010『まだ結婚したい女』(MBC)
2007『銭の戦争』(SBS)
2006『戻ってきて!スネさん』(SBS)
2002『君に出会ってから』(MBC)
2001『ストック』(KBS)
2001『遠い路』(SBS)*
2000『怒った顔で振り返れ』(KBS)
1999『友情』(KBS)
1999『カイスト』(SBS)
1998『幸福を作ります』(KBS)
1998『憎くてもかわいくても』(SBS)
1996『スタート』(KBS)

「郵便局員」(『遠い道』
イビョンホンと共演した年末特別ドラマ)
「銀行員」(『銭の戦争』)
「文具デザイナー」(『ストック』)
「レポーター」(『まだ結婚したい女』)
「銀行家」(『ジャイアント』)
「料理士」(『発酵家族』)

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『ジャイアント』より

以上などの職業を演じています。

1.ホテ君を救うシーン

「暗くて分からないわ」

「もう少し探そう」

「ええ」

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「あ!私の車だわ」

カンサンは
ホテが乗っていった車を発見
すぐに工場跡地に駆けつけて、

「誰かいますか!?
 ホテ君!」
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「イ・ガンサン?」

「ホテ君!
 そこにいるの?」

「ああ、俺だ!
 ここだ!」
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「ちょっと待って、ここを開けるわ!
         来て!サムチョン!」
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扉の向こうのホテが見えます。

「…」
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…ホテ君

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ホテにも
扉の向こうのカンサンが見えるようです。

「…」
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…イ・ガンサン

…ホテ君

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「…」
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サムチョンが大きな石で鍵を壊し!

「あ!」
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「良くここが分かったな!」
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「ホテ君は、もう、
 イ・ガンサンからは逃れられないわよ!」
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「大丈夫なの?
 ケガはないの?」

「ホテ!」

「ケンチャナ~(大丈夫だ)。
 コマプタ(ありがとう)。
 コマプタ、イ・ガンサン」
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2.最終話

「ここで何しているのですか?」

「ああ、料理士さん。
 いらっしゃい」

「ソンウさんはどこでしょうか?」

「出かけているが、すぐに戻るらしい」
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「…」
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愛した人の竹林

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ふたり

「素晴らしい!」

「何が?」
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「山…、河…、木、風、空気。
 いつも身近にあるから、
 気にしないが…」

「…」
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「…」
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「…」
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「…」
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「…」
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「…」
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「…」
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「…」
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…人生には山もある。谷もある。
 しかし、
 いつもそばには誰かがついているから、
 恐れることはない。

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やはり、問題は主人公の死

やはり問題は主人公の死

23日の夜はショックでした。
その日のニュースに呼応するように
今夜もイノライフ・エンタメNEWSでは、
以下の記事が掲載されています。

******************************

以下はイノライフの25日の記事です。

韓国ドラマの主人公らが相次いで死んで、
視聴者から反感を買っている。

最近、テレビ局3社の月火と水木ドラマは
順番に最終回を迎えながら、
主人公らの運命に視聴者の関心が寄せられている。
特に制作スタッフには結末に対して
秘密厳守が守られるものの、
視聴者が憶測だけが氾濫し、
結末に対してより期待感が高まっている状況だった。
しかし、偶然なのか、必然なのか、
ほとんどのドラマは主人公の死で幕を閉じ、
視聴者を失望させた。

SBSの月火ドラマ『ファッション王』が代表的だ
アメリカへ行ったカン・ヨンゴル(ユ・アイン)は、
怪しい男に銃で撃たれて死ぬ。
理由もなく、突然の展開に視聴者は驚き、
結末に対する意見が飛び交った。
制作側は「視聴者の推測に任せる」と沈黙を守った。
裏切られたと誤解したカヨンがそそのかした
「シン・セギョン犯人説」。
シン・セギョンが出演するドラマの主人公らは
全員死ぬということから始まった
「必然的死亡説」など、笑えない憶測が流れた。

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『The King 2 Hearts』
チョ・ジョンソクの死によってファンが衝撃を受けた。
ウン・シギョンの死は『The King 2 Hearts』で
一番インパクトがあるシーンだった。
主人公のイ・ジェハ以上に愛された
ウン・シギョンのキャラクターは、
ジェシン(イ・ユンジ)との恋の行方も
サッドエンディングで幕を閉じ、
視聴者の目頭を熱くさせた。
ウン・シギョンの死は感動的ではあったが、
逆にドラマへの集中力が落ち、
葛藤の中、死で処理されて展開が
むなしくなったという指摘もあった。

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『赤道の男』もイ・ジュニョクの最後を死で飾った。
大どんでん返しを繰り返し、
復讐劇を続けてきた『赤道の男』は
ジャンイルの突然の自殺で終了した。
『赤道の男』は『屋根部屋の皇太子』に
水木ドラマ1位の座を奪われ、
最後まで有終の美を飾ることはできなかった。

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このような急な主人公らの死は、
最終回を目前にし、
結末と視聴率にこだわりすぎる
現在のドラマ風土との関連がないわけではない。
作家は結末を書いた台本を渡す直前まで
視聴者の反応と希望を確認して
最高の結末を描こうと努力する。
もちろん、視聴者の反応と関係なく
最初から自身の構成を押し通す場合もあるが、
ほとんどの場合、
視聴者の反応と希望から結末が考慮される。

このため、作家は
いわゆる「メンタル崩壊」を体験し、
結局、もっとも手軽で衝撃を与えられる死によって、
性急に締めくくることになる。
しかし、このようにはかない結末は
視聴者にも「メンタル崩壊」を与えている。
切迫して進んでいたストーリーが
死によってぷっつり切れながら、
ドラマへの集中を邪魔して結局、視聴者は
「せっかくここまで見たのに…」
と怒りまで感じることになる。

視聴率中心の風土の中で、
結末が迷宮入りした時は
“死だけが最善”という選択が残念でならない。

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『ファッション王』クリックありがとうございます


# まったく、同感です。
『アイリス』でも同じでしたが…。
 だって、純愛文学でもない、エンタメですよ。
 主人公を死なせる必然性は全くないと思います。
 
 子供の時に
「フランダースの犬」で泣いた記憶が蘇ります。
 そんなことを望んではいません!
 みんなを幸せな気分にして欲しいです。

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『ファッション王』

酷評の『ファッション王』ですが…




1.酷評

『ファッション王』への酷評は次のように
3日のイノライフのエンタメニュースに掲載されています。

『ファッション王』は
 {ユ・アイン}、{シン・セギョン}、{イ・ジェフン}、
 {クォン・ユリ}など、
 若手俳優の熱演にも毎回10%台進入に失敗し、
 一桁視聴率に留まっている。
 現在最大の問題は、
 遅々として進まず食傷ぎみのラブストーリー。
 若い四人の男女のすれ違う愛は、あまりにもお決まりだ。

 ヨンゴル(ユ・アイン)は
 ジェヒョク(イ・ジェフン)と一緒にいる
 カヨン(シン・セギョン)に怒り、
 恨みと嫉妬に満ちた視線を送りながらも
 カヨンの愛の告白を受け入れない。
 ジェヒョクもアンナ(クォン・ユリ)が
 ヨンゴルのファッションショーを手伝ったことに怒るが、
 カヨンにひかれる心も隠さない。
 カヨンはジェヒョクと一緒にいながらも
 ヨンゴルの話に涙を流し、
 アンナはジェヒョクに愛されず挫折しながらも、
 ヨンゴルを訪れるカヨンに不快な視線を向けてしまう。
 
 愛は元々複雑で幼稚で決まりきった話とはいえ、
『ファッション王』で続く四人のお決まりの恋愛模様に、
 もう視聴者たちは疲れた様子。

先月開かれた記者懇談会で
ユ・アインは
自分が演じるヨンゴルについて
『なぜカヨンを愛さないのか、
なぜアンナを愛さないのか深く悩んだ』と語った。
俳優まで
“なぜ愛さないのか”悩まなければならない。
しかし視聴者にはお決まりのラブストーリー、
それ以上でもそれ以下でもない
この時代錯誤的なラブストーリーをどうすべきか。

『ファッション王』では、
 欲望と愛で綴られた2012年版
 『バリでの出来事』を見たかった。
 しかし『ファッション王』に見られる愛が
 2012年式の愛なら、しない方が良い。

『バリでの出来事』『星に願いを』
『愛はあなたの胸の中に』の
 イ・ソンミ、キム・ギホ作家と、
『不良カップル』『幻の王女チャミョンゴ』の
 イ・ミョンウ監督が製作

# この記事の最後には
 時代錯誤のラブラインとの表現がなされています。
 時代錯誤とは何のことか…?
 考えていたのですが、
たぶん。
 これはカヨンの行動ではないでしょうか?
 自己主張をするようでも結局は流されている女性。
「流される」というのは、
 権力、資金力といったものに流されるということで、
 ドラマの世界では権力や大資本は敵です。
 これが、視聴者には許されないはずです。
だって、
 ドラマにはみんなが夢を持っているからです。
 超現実的だから悔しくて、そして物足りない。
 そんな脚本ではないでしょうか。
 カヨンが
 もっと強くヨンゴルにぶつかっていく一方で、
 ヨンゴルにはくじけないで付いて行って
 成功して欲しいといういのが
 私達の夢のシンデレラドラマのはずです。

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2.これまでのまとめ

私もストーリーの展開には不満で、記事と同じ気持ちで見ています。
これまで見た第11話までは次のとおりです。

チョン・ジェヒョク(Jファッション理事)は、
欲しいものは何でも手にいる、
1000億円の資金力を持つ会長の御曹司。
これが、
中小会社がひしめくトンデムン(東大門)の
ファッション街の中で、宝石ともいえる才能を持つ
イ・ガヨン(ヨンヨン・アパレルのデザイナー)を知って、
YGMブランドとその才能、
会わせて彼女の心まで欲しがり、手に入れる。
手に入れるためには、
カン・ヨンゴル(ヨンヨン・アパレル社長)を
訴訟してまでカヨンから引き離そうと画策する。

ジェヒョクからは、
ゴミ扱いにされながらも、資金が必要だから
耐えつつ、しかし対抗心を燃やすヨンゴル。
ヨンゴルもカヨンもお互いの気持ちは解っているものの、
とくにヨンゴルは社長という立場を崩さない。
それもそのはず、
カヨンはまだ21歳の従業員。

配役は

 イ・ジェフン(ジェヒョク)1984年7月生
 ユ・アイン(ヨンゴル)1986年10月生
 クォン・ユリ(アンナ)1989年12月生
 そして、一番若いのは
 シン・セギョン(カヨン)1990年7月生

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カヨンはしっかりものだとはいえ、
まさに男を知らない、純粋な夢見るデザイナー。
学歴社会の中で高卒だという劣等感もあるのかもしれません。
ひたすら学ぶことを優先。
短気で周囲を気にしないジェヒョクの発言には、
嫌気をさしつつも、
ヨンヨンの工房の存続のために行動。
少しでも恩人のヨンゴルのためになると思うと、
金持ちのジェヒョクを無視できない。
それにジェヒョクは何かと便宜を図ってくれるし、
彼女を評価している。
しかし、
カヨンの行動には周囲で誤解が生じるのも無理はない。
ヨンゴルは宿敵のジェヒョクの所を訪ねるカヨンが理解でない。
(私も理解できないし、これが嫌です)

挙句の果てには、ジェヒョクが、
「私が好きだと告白したから、彼女はうちの会社に来た」
と言い、ヨンゴルを呆れさせる。

そんな馬鹿息子を相手に
ヨンゴルが苦労をさせられるのですが、
侮辱されて、痛い目に遭わせられて、
いじめられればいじめられるほど、
心の中に隠した爆発力は強まるはず。
他の従業員の生活も面倒みるのが社長。
資金繰りに苦しみ、
カヨンを手放せとの脅迫に耐えながら、
トンデムンで生き延びようとする姿は、
ビジネスマンとして拍手を送りたいです。

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「チョン・ジェヒョクが自分の人生の目標」、
しかも、過去はとても愛していたと言う
元の恋人のチェ・アンナ。
ニューヨークから連れ戻されて家も借りてあげてもらい、
結婚したいと言われながらも、
アンナに映るジェヒョク像は、
傲慢で、しかも、カヨンに手を出そうとする、
信頼できないファザーコンプレックスの男。
相談する相手をヨンゴルに求めるのも無理ではない。
これがまたカヨンに取っては気に入らない。

ただし、これからの1つのポイントは、
カヨンの両親から工房を奪い取り、
カヨンの生活の面倒をみたとはいえ、
チョ・ブティックのチョ社長と
その娘のチョンアへのカヨンの恨み。
これは癒せない激しいものなので、
このカヨンの「心の青あざ」が落とし穴。

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金浦空港の特設コーナー

3.しかし見どころのあるドラマ

確かにラブラインには不満が聞かれるでしょう。
ラブラインについては、
私はこんなドラマの脚本は
気に入らないと言いたいし、
見るのを止めたくなる。
そんな幼稚さを描いてもいます。
役柄も俳優もがそもそも若いのです。
演出においても、
勝手に異性の部屋に入ったりするものですから、
プライバシーとか、
女性を下に見るという非民主的なシーンがあります。
どうして若者たちは
こんな行動をするのかと言いたいのです。
しかし、
視聴者のこんな素直な直感を引き出しつつ、
ドラマを展開させる。
こうした脚本家の手法に
みんながはまっているのではないかとも思います。

私から是非お伝えしたいのは、
この『ファッション王』は
大人のドラマじゃない。
でも、
カン・ヨンゴルという
トンデムン(東大門)のサバイバーが
小さな工房から世界を夢見る姿と、行動力、
そして、
大手の奴らに負けない「ど根性」が見ものなんです。

そして、やはり今後のキーワードは、
マイケル・J・ローレンではないでしょうか?
最初にヨンゴルの持つ才能を見出したのは
マイケルですから…。

無題Ilove it

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『ファッション王』

お願いキャプテン : 勇気のセリフとチ・ジニssi



# 7年前の出来事が
 ストーリーのバックボーンになっています。
 このドラマの概要は脚注です。

お願いキャプテン

ひとり一人のセリフが20話を通じて、
起承転結を持っているよう思いました。
とてもまとまりの良い脚本だと思います。

それに、様々なことに出会った場合、
私たちは、
どのように考え、どのように行動するべきか?
そんなことも教えられたように思います。

無題102h

1.ドラマのセリフ

無題101b

そこで、いくつかのセリフを振り返ってみます。

FAのジウォン

「もし、ハン機長に話をすると、
 あなたたち二人は終わりになるわ」

と、ユンソンには過去の事故(注)のことは
隠し通すべきだと言っていたジウォン。
これには、
ユンソンが遠ざかるのを止めたいという、
未練が残っていたのではないかと思います。

しかし、
第18話からは、

「彼を愛しているから、許せないのでしょう?
 でも、
 愛しているなら理解できるはずだわ

「…」

「私は彼を失くして後悔しているけど、
 ハン機長にはそうなって欲しくないわ」

「…」

「ホン常務は先輩を自由にはしないわ。
 もう、
 先輩を救うのはハン機長しかいません!」

と、ユンソンを諦めた上で、
ユンソンを救おうとしました。

それに対するタジンの返事は、

「オンマはチェ・ジウォン・マネジャーのことを
 決して嫌いではないわ。

“誰も憎んではいけない”と教えているようです。

 許すことはできません。
 でも、よく理解できると思います


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トンスとイ・ジュリの会話

「もう来ないでくれ」

「ここになぜ来るのか分かっていますか?」

「…」

「誰のために来るのか分かっていますか?」

「…。
 今は誰のことも、目にも心にも入らないんだ」

「もしかして、ハン機長のためなの?
 ハン機長はキム機長と仲がいいのよ!」

「だからどうした?」

「あんたは管制官のプロだから、
 交通整理をしっかりして

 まっすぐに簡単な道を選ぶべきではないですか?」

「俺はプロじゃない。
 信号のない空では道を開けるが、
 人の心は開けないんだ」

見てもくれない人を愛するのは難しいわよ

「そうだ。辛い。
 だから君も止めた方がいい」

と、諦めきれないトンスですが、
最後には、

「俺の友達のハン・ダジンは、
 やはり、
 キム・ユンソン機長と一緒に
 空を飛んでいる時の方が
 最高に可愛く見えるんだ」

「…」

一緒に飛べよ
 片方の羽根が無くなっても落ちるな!
 落ちても、拾える自信はないから…」

と、引きます。
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タジンとユンソンを勇気づけたのはチェ・ダルホ

「人間も同じだ。
 愛する時も別れる時も、高温度になる。
 その熱で心は焼け付くが、
 耐える人間はさらに強くなる。
 先に進んで、もっと大きく愛するんだ

 タジンな!恐れるな!
 このエンジンのパイプを流れる
 高温のガスのように、自分の心に従うのがいい。
 きっと道が見つかる。

 道を歩くことができないなら、
 泳ぐこともできる。
 タジン!
 すべての道は繋がっているんだ」

また、

「この世にはポソンとタジンしかいない。
 お前の両親は辛い思いをさせようとは思っていない。
 見てみろ!
 あの空から見守っているんだぞ!
 両親とポソンを信じろ!」

「アッパのことが理解できないわ。
 あれしか方法はなかったのかしら?
 私は何度も恨んで、疑ったわ」(タジン)

「お前のアボジはいつだって、
 どんな状況の中でも最善の決断をしていた。
 だから、父親を恨むことは止めた方がいい」

「キム・ユンソン機長だって、
 あの事故の後はフライトの都度、
 神経を使っているはずだ。
 乗客だけでなく、過去の犠牲者だって…。
 そして、もう犠牲者が出ないようにな」

「…」

でも、
 キム・ユンソンは空を飛んでいるんだ。
 私にはそんな勇気はないから、
 私だったら、
 彼の様には空を飛べない

 もう飛行機を操縦することすらできないはずだ」

「…」

「キム・ユンソン機長…、
 彼は今も孤独で、
 辛い時間を過ごしているはずだ」

「…」

「お前の両親も、
 お前がキム・ユンソン機長と一緒に、
 大空を飛ぶことを願っているはずだぞ」

さらには、ユンソンにも、

「キム・ユンソン機長!
 タジンへの道は残っています。
 近道ではありませんが…」
無題1011e

無題131k

そして、ユンソン

ジウォンには、

すべてを彼女に話した上で、初めて
 私は彼女を本当に愛せることになる

 あの事故がなければと思うが、
 時間が経つにつれて、
 あれは忘れられないことだと思うようになった。

 もしも、
 私以外の誰かからあの事故のことを聞いたとすれば、
 もっと傷つくと思う。
 許し…、私は許されるまで、耐えていく


ホン社長には、

「すみませんでした。
 私の7年前のことで
 大きな騒ぎを巻き起こしました。
 あの事故の後、
 私は二度と操縦桿を握らないと決めて、
 マレ航空を退職し国を離れました。
 しかし、
 私は再度このように操縦桿を握っています。
 なぜかというと、
 犠牲となった人にも、
 またその他の乗客の皆様にも、
 二度と同じ被害を与えてはいけないと

 そう思ったからです」

チェ・ダルホには、

「最初はタジンがパイロットへの希望を
 失くすのではないかと恐れました。
 次には、
 私がタジンを失うのではないかと恐れました


 タジンを愛すれば愛するほど、
 時間が経つにつれて、自分が弱くなりました。
 それに、
 この事を他の誰かから聞いたとすれば
 どうなるかと考えると、それが怖くなりました」

そこで、

「キム・ユンソン機長!
 タジンへの道は残っています。
 近道ではありませんが…」


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無題pc105

タジンの愛と許し

「私はどうして
 愛した人のことを恨むのかしら?」

「…」

「オンマのことを考えて、
 アッパを恨み…。
 そして、今は…。あの人を恨んでいる」

ホン社長への次の申し出が
大きくドラマの舵取りとなりました。

「オンマとアッパを亡くしたんです。
 もう誰も失いたくないのです。
 私はあれからいつも、
 自分を守ることだけしか
 学ばなかったようです。後悔しています。
 誰かを恨むほど、 
 自分の心が痛むことが解ったんです


 社長も常務も
 キム・ユンソン機長を恨むことは止めてください。
 恨むほどに、痛むのではないですか
 きっと、機長は
 お二人から愛されることを望んでいると思います。
 これまで、独りで耐えて来たんです。
 機長はこれまで一度だって社長と常務を
 恨んだことはないと言っていました」

無題pc107

キム・ユンソン機長は
いいセリフといい表情を残してくれました。
また、
普通の指導者とは違った味もありました。
厳しいのですが、
タジンにとっては伝説のヒーローだったんですね。

2.チ・ジニssiの素顔

 チ・ジニssiは、「ひたすら作品だけで評価されたい」
「自分の新しい作品が私の最高作品であることを望み、
 成長したい」
 ドラマ撮影中のインタビューでこう答えています。
 確かに
『お願いキャプテン』はチ・ジニの最高傑作のひとつ。
 セリフはなくても、表情が多くを語っていました。

 そして、“キム・ユンソン”像には、
 彼もジェラシーを感じるほどだったようで、
「くやしい」という言葉を残しています。
「ク・ヘソンさんのハン・ダジンを、
 のっぽおじさんのようによく引っ張っていく、
 そのような人です。
 しかしその方法が普通じゃない」
 ただし、
「どんな俳優にも
 大衆が願って期待する姿があります。
 しかし、
 固定されたイメージだけに縛られないよう努力している。
 私は主人公を演技した人だけのことです」

 また、彼の冷静沈着な性格のためなのでしょうか、
「私には私の家族や
 私の周辺の人々との関係が重要で、
 残りは仕事を良くするという程度の
 評価なら満足します。
 私に注がれる関心と愛情はもちろん有難いが、
 それを自分たちの周辺に回して欲しい。
 俳優が好きだということは、
 時に慰めになってくれるけれども
 幻想に近いことでしょう。
 そんなことに偏って
 自分たちの日常をかき乱してはいけないと確信します」
 と、物事や公私の分別が明確なのもいいですね。

チ・ジニssiの考え方は、
ドラマは特別な事象を題材にするから、
平凡な話であれば、何も見る必要はない。
しかし、
ドラマと現実の関係を混同してしまうことに対しては、
俳優の立場から、
役柄と自分のアイデンティティを明確に分けているし、
役柄と混同して自分のことを見て欲しくない。
また、視聴者においても、
幻想を抱くことで、俳優に対しても、
役柄に対しても、
自分の日常に差し障りがあってはならないと
述べています。

これは確かに大切にすべきことだと思います。
しかし、彼の言葉には
もっと別のメッセージもあると思います。
これは仕事しての俳優と
彼が、一人の人間としての別の時間を
大切にしているからだとも言えると思います。
とても、人生を大切に謳歌している。

こう考えたらいかがでしょうか。
私たちも、例えば9時から5時までなどの
お金を稼ぐための時間を労働時間として、
そこでは自分だけではなくて
会社などの組織に尽くし、
成果と将来の発展に寄与する。
しかし、それ以外の時間帯を自分だけ、
あるいは家族のためだけに費やす。
こうした欲張った時間の使い方は、
大変疲れるかもしれませんが、納得がいく。
満足して眠れる。
そうではないでしょうか?

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(参考:Special Thanx to Ms.Orchid;
 http://kr.style.yahoo.com/
 let-it-be-me-%EC%A7%80%EC%A7%84%ED%9D%AC-030627416.html)

注)物語

キム・ユンソン機長とハン・ダジン副機長のラブラインに、
カン・ドンス管制官と
FAのチェ・ジウォンが長く絡みました。
さらには、ウイングズエアのホン社長と娘のミジュからの
邪魔も入ります。
また、
各話の中に、キャビン内での乗客が引き起こす問題があり、
笑いと涙の中で解決していくという展開は、
よくあるドラマのパターンかも知れません。
そして、最後にはみんなが良い人で終わる…。
しかし、
第18話から最終話までの間で、
それぞれが、自分の心の整理をしますので、
ひとり一人のセリフが20話を通じて、
起承転結を持っているよう思いました。
とてもまとまりの良い脚本ではないかと思います。

第1話でのコクピットの中

自動操縦が解除されています。
pc01.jpg

そこで、オートパイロット(A/P)に、
pc02.jpg

しかし、また解除されてしまいます。
pc03.jpg

その間に、マニュアルを探すユンソンの肩が
操縦桿に触れ、機体が急降下を始めます。
「A/P」の異常でしょう。

キム・ユンソン副機長は機体が降下し始めたので、
操縦桿を引きます。
pc04.jpg

タジンの父のハン機長がコクピットに戻り、
2人の会話は、

「何事なのか?」

「オートパイロット(自動操縦)が
 加速させています」

「オーバースピードじゃないか!?
 パワーをアイドルにしろ!
 アイドルだ!」

「パワーアイドル」

「機首をあげろ!」

「機首アップ!」

この急降下の際に、タジンの母はトイレ内で腹部を打ちつけます。
そして、急に産気づき、機内でポソン(ハン・タヨン)を残し、
出血多量で亡くなりました。

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# 20話を60回に分けてアップしましたが、
 このドラマのセリフからは勇気をもらいました。
 空の勇者・ユンソンと空の女神・タジン、それに、
 空のキューピット・ポソンに感謝します。
 応援して頂いた拍手とクリックの方々にも
 心より感謝申し上げます。
 カムサムニダ!

「私はハン・ダジンだ!
    やると言ったら、やるわ!」
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チンチャ チョンマル カムサムニダ。

また、私たちも一緒に飛びましょう!

「レディプレジデント~大物」に思う

「レディプレジデント~大物」に思う

昨年末のドラマ『大物』はこのブログでも紹介しました。
そして、今年になって『大物』は、
『レディプレジデント~大物』として
日本ではDVDもリリースされました。

以前、少し触れたのですが、再度。
タイトルが軽いんです。

# 昨年末のSBSドラマ演技大賞。
コ・ヒョンジョンssiは、
1昨年のMBC『善徳女王』に続いて大賞に輝きました。
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なぜ『レディプレジデント~大物』なのでしょうか?
『大物-レディプレジデント』ならまだ解りますが、それでもどうか…?
本当に小さなこだわりかもしれないのですが、
女性というジェンダーが先に出ているからいかがかと思います。
「レディプレジデント」という
配給側が作った和製英語がメインタイトルとなって、
一般に使われることへの違和感を少し書かせてもらいます。

「女でも大統領になれる」とか「初の女性大統領」
といったニュアンスが私の琴線を騒がせるからです。

このドラマは、架空のナムヘド(南海道?)、
ナムソン(南城?)のおばさん(アジュマ)、
ソ・ヘリムが
韓国初の女性の大統領になるという近未来の架空ドラマです。

無題SBS7

テレビ局のアンカーとしてデビューするものの、
ドジがあって「ボロロ・アジュマ」という子供番組に左遷。
しかし、
カメラマンの夫が
アフガニスタン取材の際に人質なって殺害されることから、
政治に開眼。
人の命を軽く扱って、救ってくれなかった政府に反旗を翻し、
自らを政治の世界に投入。
国会議員からナムヘの道知事、
それから大統領選挙へと昇って行きます。

こんなことは普通の男性だって、
普通の女性だってまさかまさかの異例な話です。
これに女性が主人公ということで、
ドラマは興味深く展開されていきます。
でも、
これは女性だから可能だったという見方は誰もしないと思います。
また、
男性にできないことを女性がやり遂げたという見方も
是とはしたくないです。

大切なのは彼女の政治信念です。
これは男性だって女性だって
とても大切な政治の原点だということをドラマが教えてくれました。
信念は簡潔です。
「困った市民のための救いの政治」という一点だけです。

以下、私が大切にしている、
ソ・ヘリムとハ・ドヤの会話です。


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ヘリムの決断はトヤと…

「アジュマ、複雑な顔をしているな」

「大丈夫だわ」

「嘘ついているな。顔に書いてあるぞ。
 11人が無事に帰って来たことの方が大切だ」

「トヤや、私の悲しみの原因が分かる?」
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「もし、私が武力勢力の人質にならなかったら、
 もちろん、乗組員も安全には帰れなかったけど、
 あれほどのニュースにもならなかったと思うわ。
 それが、私の気持ちを複雑にしているの。
 韓国政府はあれくらいしかできないのかと思うと憎らしいわ」

「アジュマ!」

「私は、この思いを捨てられないの。
 市民も守れない国である以上、
 こんなことでは
 政治に何を求めたらいいのか分からない」

「政治は、
 一人の力では成せないことは解っているじゃないか」

「解っているわ。
 でも、マンモスのような力で政治をすることでもないのよ。
 国民のひとりひとりが
 涙を流さなくて済むようなことにするのが政治の義務だと思うの」

「今度大統領に会ったら聞いてみる。
 どうしたら国民が涙を流さずにすみますか?…って」

「トヤや!私がやってみるわ」
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「何を?」

「革新党の代表として、次の…」

「何だと?大統領選挙に立候補するのか?ふぅ~」

「ええ、見込みは全くないけどやってみるわ。
 国会議員に選ばれた時から、
 言いだせなくて困っていたことがあるの。
 でも、今は言えそうだわ」

無題1970


「大統領選挙に立候補することと、

 国会議員選挙や
道知事選挙に出ることとでは訳が違うぞ。

 これは自分の人生を
 180度変えてしまうことを意味するのだぞ。

 何でそんなに難しい選択をするのか?」


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「私が逃げ出したい時には、

 いつもあんたが傍にいて守ってくれたわ。

 これまでと同じように
私を見守っていてくれるなら、

 きっと力が湧くわ」

「俺はアジュマを信じている。
 アジュマを信じているからだけど、いつも気が狂いそうだ」

「…」

「アジュマは何でも達成するから、
 今度も達成するかもしれない。
 でも、アジュマがどんどん高いところまで飛んで行くから、
 俺がついていけない。
 スカイハイまで付いていけるか自信がない。
 それが嫌で、狂いそうだ」
無題1971c

「トヤや」

「アジュマ、ここまででいいじゃないか。
 俺と、俺と二人のために…、ここではダメなのか?」

「ミアネ(ごめん)…」
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決心のスピーチ

無題1971d

「私が望む国は繁栄でも強さでもありません。
 たった一人の市民の命も不当に亡くすことは許されません。
 一人の生命をも犠牲にすることなく、
 安全を守っていく国家を作ることこそが政府の役目です。

 市民一人一人の幸せ守ることができる国を作っていきたいのです。
 そのために、
 私、ソ・ヘリムは、次期大統領選挙に立候補することを宣言します。
 そして、必ず勝利します!」
無題1971f

「ソ・ヘリム代表は選挙での勝利を信じていますか?」
無題1971e

「誰かが言いました。
 ただの人気取りで、
 “勝てる自信がないのなら、選挙に出る必要はない”
 と言いました。

 しかし、達成できなくても、5年後、10年後、
 あるいはもっと先の時代にでも、
 私の考えに共感していただく人が増えれば、
 そして、そのような人が大統領になればいいのです。
 ですから、決して私の挑戦は無駄にはなりません」
無題1972

「ソ・ヘリム代表!あなたの理想の国とはなんですか?」
無題1972b

「大韓民国に市民権を持つ、
 大韓民国の市民として考える国ではありません。
 大韓民国に市民権を持つ私たちが、
 この国を自分の国の所有者として、
 オーナーの立場で考えていくことができる体制を持つ国です。

 少なくとも、
 国家が何をやっているのか分からないままに死んでしまうとか、
 国家が守ってくれないと思いながら、
 むなしく死んで行く人がいないような国にするべきです。
 カムサムニダ」
無題1973

さて、

周囲の権謀術策の男たちの世界で、紅一点の奮戦をします。
政治の僚友のカン・テサンも
女性政治家というヘリムの立場を利用しますが、
彼女は袂を分かちます。
真の理解者は同郷のハ・ドヤ検事。
いつまでもいつまでも彼女の応援者で、
彼女が普通のアジュマに戻るまで何年も待ちます。

もちろん女性の元首というのは古今東西多くはありません。
過去からの対比では男性との数の違いがあると思います。
でも、数を挙げれば少ないかもしれませんが、
決っして、今では少なくはないし、
違和感なんてとんでもないと思います。

話しが長くなってしましましたが、結論を急げば、
政界、産業界、会社などなど、公の場所では
「男尊女卑」や「セクシュアルハラスメント」
などという差別言葉だけでなく、言葉と共に
性別による対立とか、上下関係とか、逆に性別による甘えなどが
単に言葉だけでなく、実態も含めてこの世から消えて欲しいからです。
(プライベートな男女の世界に触れるつもりはありませんが、
 私はめざしています)

市民の代表となるような人は
男性だって女性だって性別には関係ないと思います。
市民の代表とは政治家だけではなく、
弁護士、医者、会計士などなど有資格者のことで、
この社会のリーダー(エリートでもいい)と称されてもいい人々ということで、
全く、全く性別は関係ないと思います。

こんな私の感覚には、あのタイトルはマッチしないのです。
ソ・ヘリムは人間としての器が「大物(テムル)」なんです。

大統領最後のスピーチです。

青瓦台

無題2464

「愛する国民の皆様。
 もう少しで、この5年間の任期が終わり、
 大統領の職を辞さなければなりません。
 みなさまの期待や希望を
 すべて叶えることができたとは思えませんので、
 その点で不十分だったと思います」
無題2465

「大統領の功績は経済発展の度合いで評価されますが、
 実際の経済の成果は、
 みんなが働いてきた結果の産物だと思います。
 政治の役目とは、その成果を公平に分配することです。
 ですから、政治は、大統領や議会のためにあるものではありません」
無題2466

「国民の皆様の生活の向上のためにあるのです。
 それこそが政治に求められる本来の役目です。
 政界には短期的な政治上の信条の争いがあり、
 これは皆さんの生活に直結します。
 また、これが長期的には子供達の将来にも影響します。
 時代の流れによって、
 価値がなくなり見過ごしがちな法律もありますが、
 これが生活に影響することもありますので、
 注意が必要です。
 そのことを忘れないようにしなければなりません」
無題2467

「愛する国民の皆様。
 政治は腐敗だと思って、遠くから見ているのではなく、
 近寄って見てください。
 政治を見つめて、参加するのは皆様の権利です。
 そしてそれは子供達の未来を考えることになります。
 もう一度お願いします。
 どうか政治を見捨てないでください。
 そして、政治を愛してください。
 これから私はひとりの市民に戻ります。
 子供の母に戻り、普通のアジュマに戻ります。
 私と共に喜び、悲しみ、
 また、私を支持し勇気づけて頂いた皆様に
 感謝を申し上げます。ありがとうございました」
無題2468

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『負けてたまるか』は今夕です


# チーム「大物」です。
SBSドラマ演技大賞のシーン
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チャン・ヒョク (韓流ドラマ制作事情 俳優 Ⅱ)

# 先週のオ・ジホssiに続き、
 『推奴(チュノ)』のチャン・ヒョクssiです。
 昨年末は、KBSのドラマ部門・演技大賞を受賞しましたね。
 私は、『プランダン』、そして『推奴(チュノ)』で演技に感動しました。
 2作ともに、イ・ダヘとの、
 「仲がいい」先輩・後輩関係とお互いが認める共演です。
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チャン・ヒョク

無題チャン・ヒョク

『推奴(チュノ)』について…

テギルは両班と呼ばれた貴族でありながら、
召使で奴婢である女性オンニョンと恋に落ち、
やがて奴婢を追う推奴(チュノ)に身を落とす。

そんなテギルを演ずるにあたって求められたのは、
格好良さやスタイリッシュな動きではなく、
チュノとして生きていくための「粗削り」な感じや「傷」でした。

特に大事だったのが、肌の「トーン」です。
調和のとれた肌色ではなく肉体労働者のような肌の色。
加えて、生活の中で自然と鍛え上げられた肉体が求められた。
1日1日必死でなければ、チュノとして生きていくことはできませんから。
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自分が理想としたのは、肉食動物のような荒々しい体。
物語の後半でオンニョンを見つけ出すんですが、
一瞬だけ身を隠し、出ていくシーンがあります。

その場面では、ジャッカルの動きを意識しました。
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基本的に、俳優はきちんとした土台を持つべきだと思うんです。
自分が毎朝起きて運動するのは、続けていると活力が生まれてくるから。
俳優はいろんな表現をしなければなりませんが、
やっぱり「体」で表現できる部分はたくさんある。
無題cyuno10

どれほど詳細に人物を表現できるかは、体次第で変わってくると思う。
個人的には、運動していたほうがいいと思います。
もちろん、
鑑賞に堪える体をつくるというところまでは必要ないんじゃないかとは思いますが。
体は、あくまでも土台。
そこからキャラクターにあわせて作っていくことが大切です。
たとえば、「今回は太った印象に」といった場合は、
それにあわせて変えていけばいい。
大切なのは、自分なりのベースを作っておいて、
その都度変化をつけることだと思います。
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僕はもともとは、
好きな運動をするために体育大学に行こうとしていたんです。
それが、両親の影響で大学の映画科に行くことになった。
俳優になろうと思っていたのわけではないので、
僕には演技の基準となるものがありませんでした。

演技がうまいのか下手なのか、評価される機会もなかった。
120回くらいオーディションに落ちて、どんどん自信がなくなりましたよ。
だから、どん底からはい上がった時、
「俳優として生きなくちゃ」と余計に強く考えるようになりました。
無題cyuno11

# 2004年、数人の男優の兵役不正問題が発覚。
 チャン・ヒョクも入隊を余儀なくされました。

入隊したことで、観客となる人々にたくさん出会えました。
そのお陰で初心に立ち返ることができたし、視野が広くなったと思う。

入隊前は、とても理想的な俳優だったと思うんです。
役柄の性格やら何やらをいろいろ分析し、
資料もたくさん集めて理性で自分をコントロールしていた。

でも、統制することで失ったものも、たくさんあったと思います。
兵役後は、物事を理性ではなく感性で捉えられるようになりました。
観る人には、以前より豊かな感情を与えられるようになったと思っています。
軍隊生活は、俳優としての「体質改善」になりました。

俳優としての目標は、よく老いていくことです。
年を重ねていくとともにオーラを身につけたい。
僕が作り上げた表現が、観る人に共感を得られるといいと思います。
演じたい役はたくさんありますが、いまは一つに定めたくない。
これまでもそうだったように、
演じたい役は、年齢とともに変わっていくでしょうから。
無題cyuno14

最後に、俳優にとって必要なことは…

人を知ること。
演じるキャラクターを知っていくことは、友人に出会うような感覚。
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(出典)「アエラ」2010年11月8日号、朝日新聞出版

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