『結婚の女神』 デスパレートな女たち

昨年12月には放送が終了した『結婚の女神』
ここではおよそ2ヶ月遅れでリビューを終えたところ。

このドラマでナム・サンミは昨年の大晦日の
SBSドラマ演技大賞の長編ドラマ部門で、
最優秀演技賞を受賞しました。

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また、浮気の夫と夫婦を演じた、
チャン・ヨンナムの熱演は周知のこと。
ドラマの夫婦2人揃って、長編ドラマ特別演技賞でした。

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チャン・ヒョンソン(写真右)

同じく、
長編ドラマ優秀演技賞では、ジヘの夫を演じたキム・ジフン

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キム・ジフン(写真右)

寄せるさざなみのように
じわりじわりと満潮を迎えるようなドラマだったので、
地味な展開でした。でも、さすがドラマです。
描かれた女性たちだけでなく、男たちも
極限まで追い詰められて絶望というのでしょうか、
デスパレート(desperate)でした。

このKJではドラマを通じて
アジアの文化を考えることをテーマにしているのですが、
今回のドラマでは非常に多くのことを考えされられました。
身近な「結婚」だけでなく、そこに「富裕層」の財閥が絡んで、
普通の人々の普通のドラマではなくて、
社会のトップ1%に属する財閥グループの思考形態が異質。
むしろ非常識だったと思います。
とくに、
シニョングループのカン・マンホ会長夫人(ジョンスク)や
夫がフランスからなかなか帰って来ないセギョンの母親。

誤解なきよう、これはドラマです。
多少ともシオモニ世代は上からの目線が強いのですが、
あそこまで個人のプライバシーには入り込まないらしいです。
ただし、その傾向は広く残っている…。

また、ヘジョンが言ったように、
夫のテジン(ファミリーの次男)よりは「テウクはまとも」
だったとはいえ、検事という社会的な地位もあるのに、
結婚を通して「女を奪う」とか、
所有権があるような言動は異常だと思います。
法を守る立場の人間として、どこか屈折していました。

(ドラマ1年後のこと)
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法とモラルの観点から見ると、次男のテジンも異常。
さらに、モラルのことを言えば、スンスの母親のこと。
浮気した次男のスンスを庇って

「男は何人もの女と浮気するものだ」と言い、

むしろ
義理の両親、夫、息子を捨てて行ったウニを責めました。
愛する息子チャンウのことを置いて出て行ったウニですが、
その選択に至るまでの夫スンスの言動を責めるべき。

スンスの母親やカン会長夫人のジョンスクのことは、
世代間のギャップとして捉えるくらいで無視。
ドラマの視聴では無視して来たのですが、訳が辛い。

「シオモニに意見を述べるのか?!」

と堂々と主張するからますます腹が立ちます。

ところで、こうした
現代では非常識とも思える人々がなぜ存在するのか?
そう思うと、文化や制度面での進化のことを思います。
もちろん全ての文化や制度を欧米流に変える必要はない。
しかし、あれこれ疑問があるなかで、
あれこれ考えているうちに、「進化」とは…?

一例ですが、今回はその文化やモラルに基づいた
「姦通罪」をウィキペディアやその他のネットで調べてみると、
いまだにイスラム圏や儒教文化圏では
根強く姦通罪が残っているようです。

法律は国際的なスタンダードや文化の変化を
後追いするように制定されていくものだと思っていますが、
イスラム圏やアジアに残る姦通罪は、もともと
女性にだけ適用される法律だったそうです。

日本では第2次世界大戦の後に廃止されたものですが、
韓国ではこの2010年ころから、
憲法裁判所で廃止の方向が決まったようです。
もちろん男女平等の精神から、
女性だけへの適用から
男性にも適用するとの進化は既にあったのですが…。

そもそもは
結婚外での異性間の付き合いは倫理・モラルの問題。
そこまで法的な制限を加えてきたことには
人間への見方が「性悪説」だからだと思います。
性善説の立場からは廃止して、
個々人のモラルに訴えるべきではないでしょうか?

夫婦が別姓の韓国なのですが、『相続者たち』では
キム・タンが庶子(非摘出子・婚外子)であると
宣言するには勇気が必要でした。
日本では婚外子の相続権は嫡子の2分の1のです。
ネットで調べると韓国ではこの規定がないようですが、
戸籍には「婚外子」と記載するような制度が残っているようです。
ただ、日本も韓国もその割合は2%程度で、
婚外子の割合が多いのはスウェーデン55%、
フランス53%、デンマーク46%(2008年)。
そして、
2011年になって大阪高等裁判所は
婚外子への差別がある民法の規定が
憲法違反だと判決を出しています。

そうしたことから、そもそもの憲法の精神にも思いを馳せますね。
日本国憲法だけでなく世界的なスタンダードが大切!
独立した個人は自由で、
それぞれが幸福を求める権利を唱えています。
また男女は平等と、基本的な人権を唱えています。
しかしながら、先に述べたように、
法律では「やってはいけないこと」を細かく規定する。
そうしたように、大きくは自由を認めつつも、
結局は細部では「性悪説」でダメ出しをする法体系だと思います。

これは人間の大きな発想、心の自由を認める一方では、
制限もあるということだと思いますので、
法を犯してはいけない。これはあたりまえ。

でも、個々人が頭の中で考えることは自由でしょう?
ということで、ファンタジーも含めて、
理想のドラマが展開できると思います。
ヒョヌは言いました。

「結婚という名の下に、人の心までは所有できない」

です。

ドラマから考えさせられてきたことを
少し角度を変えて長々と書いていますが、
これは『結婚の女神』の制作意図を振り返るための
前提・背景だと思っています。

(舞台となったチョンダムドン)
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制作発表の時を振り返れば、

「人生は選択の連続であって、それは自分の心の中で、
 容認、満足するしかない」

脚本家チョ・ジョンソンの言葉です。

彼女は自分の言葉をヘジョンに言わせました。
ヘジョンは最初に切り出した離婚を断念して
ファミリーに戻ってきて、
他方では離婚するジヘに対して、

「人生は選択の連続だけど、
 お互いにその選択を尊敬しあいましょう」と。

さらにはジヘを若いと思っていたけど、考え方を尊敬し、
見習いたいとも言いました。

(ヘジョンとジヘ)
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もっと進んで、ヒョヌの母親には、

「結婚する前は2人だけでいいけど、
 結婚したらお互いの家族がある」と、

現実を示し、それでもセギョンを愛するのかと…。
ヒョヌは、拘置されている間にこれまでを振り返って、

「自分の判断はオモニにですら罪を犯したと思う」

と答えています。

(受賞したヒョヌの母;キム・ミギョン)
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私にはヒョヌにとっては母親が「結婚の女神」であって、
そして
彼女に導かれて、ジヘと再開させるという
天にいる「運命の女神」が微笑んでくれたのだと思っています。

OSTで流れる歌詞は、
♪ 若い時には若さの意味を知らず
 愛している時には
 それがあたりまえだと思った
 でも振り返ってようやく
 若さも愛も 
 とても貴重なものだったと気がづいた…

そうですね。
人生も結婚もリセットは簡単じゃないですね。

(受賞したウニ;チャンヨンナム)
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『結婚の女神』
결혼의 여신
キョロネ ヨシン


OSTで流れる歌詞は、
次のサイトでも楽しめます。

http://www.youtube.com/watch?v=MutJNqKnG_c

♪ 若い時には若さの意味を知らず
 愛している時には
 それがあたりまえだと思った
 でも振り返ってようやく
 若さも愛も 
 とても貴重なものだったと気がづいた…

タイトルの「結婚の女神」…?

なぜ、こんなタイトルにしたのかは、
制作陣に聞くしかない。そうなのですが、振り返ると、
人は何かと考えて行動するものの“困った時の神頼み”

縁結びの神、運命の神、チャンスの女神、
はてまた戦いの女神(アテナ)とさまざまな神…。

ドラマの主題は、

「人生は選択の連続であるものの、
 しかし後悔するのでなく、自分で納得すること」
(脚本家の言葉)

できれば決断すると同時に、後は幸運を願いたいもの。
幸せな結末を
よりたくさんの人(可能ならば私も)が得られますように!

『相続者たち』のタンの兄のウォンは、
タンの所に戻ってくるようにと、ウンサンの背中を押しました。
その際に、

「遠い先が見えないときには明日のことを考えるように」と。

本当に選択は難しいですね。
ただ
一生懸命にそれぞれの環境に合わせて考えるしかない。
そして結果を恐れても仕方ないような気がします。
考えた自分のことを信じ、納得したいと思います。

# 視聴したドラマが重かったのですが、
 これからアップの『温かい一言』も、もっと重いです。
 しかし、これもSBSの局制作ドラマなので、
 テーマが一貫していると思います。
 恋愛・結婚→浮気・離婚…と、後者に焦点です。
 でも、タイトルが示すように「温かい一言」とは?
 今度は「結婚の女神」の次の夫婦の話。
 温かい「夫婦の一言」を探って行きたいです。

 なお、3月からの視聴ドラマはJYJのユチョン主演です。
 早く、重いテーマの荷を降ろして、楽しみたい…。
 これが本音なので、
 次は軽くやりますから、今度は軽く読み流してください。

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ヘジョンとジヘ
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結婚の女神 最終話 (下) 一緒に歩きましょう

# エンディングはチェジュドでした。

ジヘは辿ってきた道を引き返します

「結婚って、素晴らしいわ。 
 最初は一人の男と
 30年も40年も一緒で暮らせるのかと疑問だったわ。
 でも、一緒にいるとあっという間に時間が過ぎていくわ」

「ちっ」

「もういつの間にか10年経ったわ。
 きっと、飽きてきて別れると思っていたわ。
 でも、娘を見ていると、また新しい感情が湧き出てくるわ」

「…」

「だから、きっと私たちはこうして暮らして行くんだわ。
 だからかしらね? 
 年寄りは、たくさん子供を生めというのだろうね?」

「…」

「ジヘや!大丈夫なの?」

「大丈夫よ」

「まさか、
 このチェジュドの小路で変な考えを起こさないわよね」

「変な考えって何よ?」

「…」

「ただ…、
 私の今までとこれからの人生のことを整理してみたいのよ」

「よく解るわ。
 でもね! この女(キジベ)に言うけど、
 あんまり深刻に考えてはいけないよ!
 もっとラフにね! 大まかでいいのよ」
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「…」
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チェジュドの小路

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フランスから帰ったセギョン

「オモニム! セギョンです」

「オモ、いつ帰ってきたの?」

「今です。先輩は先週帰って来たでしょう?」

「お~、そうだけど、どうして知っているの?」

「私がパリの父親の家に住んでいたときだけど、
 イタリアにいる先輩を何回か訪ねたからです」

「なんていい子なこと。あんな悪い男に会いに行くなんて…」

「何度か食事して、たくさん話もしましたよ。
 先輩だって私だってたくさん傷はありましたから」

「でもよくやったわよね」
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「先輩はチャニョン設計の社長に迎えられますよね」

「んん、そのようだわね」

「今日は先輩は会社ですか?」

「いいえ、旅行に出たわ」

「オモニム。実は私は結婚します」

「そうなの? どんな相手なの?」

「先輩にも紹介したから、先輩も知っていますよ」

「からかわないで欲しいのですが、男を変えました」

「分かっているわよ。からかうことはしないわよ。
 何が良かったの? 男を変えたことで…? 
 よくやったわね」
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「でも、私は…。
 オモニムのことをこれからずっと
 お世話をしていたいと思っていたんですよ。
 気持ちは分かりますか?」

「そうね。私だってあなたのことはずっと思っていたわよ。
 ありがとうセギョン。
 それに、本当に悪かったと思っているわ」

「オモニム。私もオモニムにはずっと感謝しています。
 このたびは本当にありがとうございました。
 挨拶に行きます」
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セギョンの新しいお相手

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部屋に入ってきた母親は、
いきなりセギョンのことを叩き始めて、

「いったい何でまた連れてきたの?! この女!」
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SBCのラジオ番組

# きっとSBSの
 バラエティ番組のMCの2人ではないでしょうか?

「今日はCul2をお呼びして
 結婚のことについてお話を聞いています。
 2人は結婚していますよね」

「ええ、そんなことは聞かないでください」

「なぜですか?」

「私は…、もう結婚しません」

「私もです」

「なんでそんなことを言うのですか?」

「もっといい女は現れないじゃないの?」

「私もそう思う」
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「…」
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「でも、
 もっといい女が好きになってくれるのではありませんか?」

「この人はなんてことを言い出すのか…?」

「ははは、では御二人とも
 2度目の結婚は思い浮かばないと言うのですか?
 それでは、
 Cul2の御二人の結婚観はいかかでしょうか?」

「女というものはより多くのお金が欲しがるからです」

「今度はビルを欲しがると思います」

「あ~、御二人とも何てこと言い出すのですか?
 冗談でしょう?」

「そんなことはありませんよ~」
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2人は再びイ・ジュンソプ画伯のわらぶき家を訪ねます。
 
(ヒョヌのナレーションが流れます)

…お元気ですか? 
 あなたのことを思うと心がいっぱいになります。
 もしも事が上手くいかないならば、
 それに煩わされないで下さい。
 私はあなたの美しい心が傷つかないようにと願っています。
 仕事をしている間はいつも
 あなたのことをどうしたら幸せにできるのかと考えています。
 会いたいです。
 そして、ずっとあなたとキスしていたいです。
 あなたは私だけの心の中の天使です。
 あなたにいくつもの長いキスを送ります。
 どうか幸せに温かく受けとってください。

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(次いで、ジヘのナレーション)

…あなたの心からの愛を思い、私の心は喜びに満ちています。
 馬鹿な私は、今、こうして離れ離れになって
 あの時は、
 どれほどまであなたからの愛が必要だったのか、
 私が知らなかったことが 解りました。
 それに私の体の細胞の隅々まで
 あなたを愛していたことが分かりました。
 送って頂いた写真が本当に嬉しいです。
 私はあなたの素敵な唇が好きです。
 でも、
 そのやせこけた頬はどうしたのですか?
 何かあったのですか?
 そちらの食事はどうなんですか?

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♪ こだまのように 私の心に響き渡る
 空っぽの心が満たされる
 私の心の中 それはあなた
 You are my love.
 私と一緒に私の心の中に残る
 震える心の底から
 いつも最後に叫びたい名前は あなた
 My all.

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♪ きっともう二度とないでしょう
 あの日私の傷を拭い去ってくれたのは
 あなた…

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こちらはウニ
ニューヨークのジソンからの電話のようです。

「ええ、キムチは届いたの?」

傍でスンスが中国語で話しているので、
「静かにして欲しいわ!」と…。

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そして再会するふたり

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「…」

ふたりが再開したときの最初の言葉は同時に…。

「ここにどうして?」
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ジヘから口を開きます。

「元気でしたか?」

「ええ。ジヘさんは?」

「ええ、ちょっと問題があって…」

「分かっていますよ」

「…」

「だから来たのですか?」

「…。ええ」

「…」

「ちょっと、これからのことを考えてみたいと思って…」
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「いいじゃないですか。
 僕も同じことを考えてみたくて来たんだ」

「…」

「一緒に歩きましょう。歩きながら一緒に考えましょう」

「…」

「一緒に歩いていると、
 何か思いつくことがあるかもしれませんね?
 一緒に歩くこの道で…」
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ヒョヌは今度は積極的に手を差し出し、
ジヘと一緒に歩こうとします。

「…」
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「…」
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「…」
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♪ 私たちのことは まるで過ぎ去った瞬間のよう
 あなたを見たとき 私の心がときめいた
 私は密かに あなたを見つめていた
 私がずっと待っていたのは あなたへの愛だったようです
 知っていますか
 隠しても 隠しても 隠しきれない私の心のときめき
 あなたは私の心のなかに歩み寄って 
 そして私の花になる
 現実ではない 知らないと そんな振りをして隠しても
 いつも いつも 私の心はあなたへと向かう
 
 まるであなたが私に近寄ってくるような
 夢のような私の愛 あなたは私の運命 
 Living my life

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『結婚の女神』
결혼의 여신
キョロネ ヨシン


『結婚の女神』の最終話での2人のナレーションは、
それぞれ、イ・ジュンソプ画伯夫婦
(奥様は日本人:戦禍の中で日本に帰国)の
往復書簡にある実際の手紙の中からの言葉です。
2人はこの手紙はラブレターだと第1話で会話しています。

私は、これまでの韓流ドラマの正義の「義」は
私利私欲にとらわれずに
社会正義を追求する姿だと解釈しています。なので、
たくさんの物語のヒーロー、ヒロインは
それぞれに義を追及し、私たちの心を刺激してくれます。

ただし、そんなドラマと違って、
『結婚の女神』のヒョンウ(ヒョヌ)とジヘは、
むしろ運命に翻弄されて、
自らの力で運命を切り開いたとは思えません。

しかしながら、
ヒョヌは、
「結婚と言う名の下で、人の心までは所有できない」、
さらには「セギョンを愛してはいない」と考えつつ、
自分の心に反する婚約を取り下げました。

一方のジヘは離婚を切り出すものの、
父親や世間一般が言う「結婚という現状」を
何とか全うしようと葛藤を続けました。
そして、最後には彼女を解放するテウクでした。

36話を通じて、結局は
そんな「純粋さを求めて生きる」2人に、
結婚の女神が微笑み、
再びチェジュドでの
再開のチャンスを与えてくれたのだと思います。

「結婚の女神」という
ジヘの作品の中身は知りようもないのですが、
このドラマ36話が凝縮されているのかもしれません。

さて、これまでも
結婚の女神にはモデルがいるのだろうか?
あるいは、神というからには実際には存在しないのか?
そう思ってきてはいるのですが、私は
ヒョヌに対してずっと疑問を投げかけてきた
母親のことを思っています。

「それで良いのか?」とヒョヌの心を導いたのだと思います。
しかし、ジヘにとっては会ったこともないヒョヌの母親です。
これからジヘが会うことができることを祈っています。

(明日は角度を変えて、このドラマの背景を
 韓国の法制度などを考えてみようと思います)

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これまで何度も途切れながらのブログでしたが、
最終36話まで、応援してくださり、ありがたいです。
たくさんのクリックに、本当に、本当に、
心から御礼を申し上げます。
チンシムロ カムサトゥリムニダ

結婚の女神 第36話 (中) 「結婚の女神」の出版

# 私用により遅くなっていた『結婚の女神』最終話です。
『結婚の女神』ファンの皆様には、
 いつもながらのマイペースKJをご容赦いただきたいです。

# 今週日曜日の空です…が、どこでしょう?

indnesian sky
(Indnesia バリ(bali)のbig sky; photo by nao)

こちらは2013年の冬のソウルの空でしょう…。

<1年後のこと>

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ジヘの出版記念サイン会

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「カムサ~ムニダ」
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テウクもサインを貰いにやって来ました。

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「…」
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「これは何がテーマなのか?」
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「結婚した女性のことよ。
 だれが一番いい結婚をしたのかっていうことだわ。
 誰が“結婚の女神”なのかだわ。
 いくつもも疑問に答えて
 選択をしていく女性たちのことを本にしたのよ。
 おそらく、こんな私を皮肉っぽくとらえた作品だわ」

「ははは、面白そうだ」

「なぜこのサイン会を知ったの?」

「実は君のことを、人を使って見張らせていたからだ」

「あ~、なんて下品なことなの…」

「まだ、男はいないようだな」

「…」

「ははは」
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「あなたには女性はいないのかしら…?」

「まだいない。君と同じだ」

「…」

「実は今日は見合いなんだ。以前は断っていたが、 
 アボジが勧めるから従った。オモニも推薦している」

「じゃあ、行かないと…」

「嫌なんだ」

「なぜ?」

「彼女はフルートの奏者だ。
 俺はフルートの音色が嫌いなんだ。わずらわしい」

テウクは今でもジヘには戻ってきて欲しいと、
未練に思っていると告げ、
ジヘは「すまなかった」と言いますが、

「ははは、冗談だ。
 俺には君を引き止める勇気がなかったからだ」
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それに、テウクは検事を辞めて、
グループの役員として
父親を支援することになったと告げます。

ジヘは、

「これまでに出会った男の中では一番クールだった。
 私の不満はあなたではなかった」と…。

今夜はフルート奏者には会いたくないから、
一緒に夕食をしたいと誘うテウクですが、
ジヘはチェジュドに行くからと断ります。

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インチョン空港

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イタリアから帰ったヒョヌ

旧事務所の後輩のナヨンが迎えます。

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こちらはジョンスク

慢性の病気だということで、予定よりも早く出所。

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ヘジョンとテジン

「アイゴ~、
 なんで俺がこのままでオンマが先に出所したのか?」

「あなたには義母と違って慢性の病気がないからよ」

「そんなものは見せかけだろう?」

「ええ、家族も大韓民国の全部も知っているわ。
 でも私たちにはお金があるからできるのよ」
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そう言って
ヘジョンは“結婚の女神”の本を見舞いに差し出します。

「私も読んだけど、なかなか面白かったわ」
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# 帰るヘジョン
 振り向いて見た刑務所の入り口の掲示です。

 夢があれば またやり直せる
(If you have a dream, you can begin again.)

テウクに挨拶して、
自分の車で帰るジヘに電話が入ります
ジョンスクからです。

「あんた!ソン・ジヘ!」

「どなたですか?」

「この本に出ているのは
 以前のあんたのシオモニのことじゃないの? 
 私がいない間にいつの間にか息子を離婚させたわね! 
 私が黙っているとでも思っているの?!
 今は病気で刑務所を出ているから、会いましょう!
 それよりも、
 うちの家族にはこれまで離婚はありえなかったのに、
 その上にこんな本を書くなんて、この本を全部読んで、
 もしも一行でもうちの家族に触れるようなことがあったら、
 訴えるから!
 刑務所で豆のご飯を食べれば正気に戻るわ!」
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「…」
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ジヘは電話を切り、
ハンガンに架かる橋のたもとで車を止めて、

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携帯電話を川に投げ捨てます。

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「…」
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後輩が後を経営しているミンホ建築・設計事務所

残ったミンホ事務所のスタッフで
新しい図書館の設計・建築を行ったと、案内。

「ここは私たちの会社の図書館にもなっています。
 先人は亡くなったのですが、
 たくさんの建築関係の本や資料を残したんです。
 うちのエンジニアもよくここで勉強していますよ」
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電話が入ってきたので後輩は出て行きます。

その際に新聞を読んで待っているヒョヌは、
記事の中に、
ジヘが睡眠薬の飲みすぎで昏睡状態になったとの、
あのスクープ記事に目が留まります。

ジヘの意図とは違って、新聞記事は、
…シニョングループの義娘がクスリで自殺未遂!

また他の記事では、
…シニョングループの義理の娘は、結局は離婚…

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ヒョヌはまずSBCに電話します。
しかし、ジヘの後輩のスタッフは、

「オンニは携帯に出ないのですか?」

「ええ、
“この番号は使われていません”としか返答はありません」

「それはないわ。
 オンニの新作の本の発表サイン会の時の前後には
 通じていましたよ…」

「では、もしもジヘさんから電話があったら、
 私の電話番号もお伝えください。
 私も電話番号を変えたばかりです」
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出版記念を開いた書店でも
ソン・ジヘ作家とは連絡がとれないとのことでした。

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親友のヨンスとその夫のテヒョンの娘の
テスクの1歳の誕生パーティです


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「今日はこの私たちの
 カフェへの道を見つけて来た人たちに、
 ミニコンサートを開き、心より感謝を申し上げます。
 私ことチョン・テヒョンはミュージシャンとして、
 またこのカフェのオーナーとしてだけではなくて、
 父親として、今日はとても大切な日なんです。
 うちの娘のテスクが1歳の誕生日なんです! 
 皆さん!」
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「お~!!」

「ロックンローラーには子供はいらないと、
 そんな考えでしたが、私たちのテスクが生まれてからは、
 私の人生はまったく変わり、
 そしてまた一段と成長したような気がします。
 このチョン・テヒョンの娘の名前は
 チョン・テスクなんですよ!みなさん!」

「ははは~」

「すみませんでした。
 ともかく、この1歳の誕生日に歌います!
 拍手を!」
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♪ 私たちのことは すぐに消え去る
 一瞬のきらめきのようだと思っていたけど
 あなたを見た時 私の心はときめいた
 そして 私は密かにあなたを見つめていた
 きっと私はこんな愛をずっと待っていた
 分かりますか?
 どんなに隠そうとしても 心がときめきます
 あなたは私の心の中に入り そして花になります
 嘘だと 知らない振りしても 心を隠しても
 私の心はいつの間にか あなたへと向かいます
 My love あなたは私の夢のようにあらわれて
 Always あなたは私の運命のように living my life
 In my heart!

♪ チャルジャラ ウリ アガ~
(眠れよ 我が娘よ~)
 大きな草原を前に 大きな山陰で
 星と子羊たちと一緒に みんなで眠ろう
 月と星が きらめく光を…

<OSTと子守唄です>

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『結婚の女神』
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キョロネ ヨシン


最終話では、「1年後」と、よくあるパターンのエピローグ。
ジヘは作家としてデビューし、初版本のサイン会でした。
その本のタイトルは『結婚の女神

イ・ジュンソプ画伯のチェジュドでの妻との愛の人生と
素朴な暮らしを綴った本から始まり、
ジヘの「結婚の女神」と、
2冊の本がプロローグとエピローグです。

「結婚の女神」にはモデルがいるのでしょうか?
もちろん、作家が登場人物の中の誰をモデルにして、
このドラマを書いたのかということですが…。
ジヘはどうも結婚で成功した女性のことのようです。
先に書いたように、
ヒョヌの母、
そしてジヘの姉(ジソン)の存在が大きかったと思います。
もちろん女神と言うのは架空の神様なのでしょうが…。

昨年3月のこと。
朝日新聞の週刊「アエラ」には次のような記事がありました。

“「結婚」で幸せになれるのか”
 それは人生のリスクかセーフティーネットか…
(2013.3.11 「アエラ」朝日新聞出版)

ドラマが終わったら引用してみます。

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(いよいよ明日の最終話のラストシーンより)

これまでの皆様からの応援のクリックに感謝申しあげます

結婚の女神 第36話 (上) SF & NY

# 昨夕は近所の寿司チェーン店の前には列ができていました。
 コンビでも“恵方巻き”の予約販売。
 節分を祝い、幸福を祈る関西の節分の風習のようですが、
 すっかり関東にも根付いているようです。
 なぜイワシを焼くのか? 
 特にイワシの頭を焼くと臭いがきついので、
 それで邪気を払うとか…。
 豆を炒る(魔目を射る)とかとか、
 節分にまつわる昔からの言われがTVで流れていました。

 ところで、昨日までは旧正月の名目で、このところの
 休暇の私ユーモンはセンターコラムには執筆してませんでした。
 それにもましていつもながらですが、
 コメントへの返信もせずにミアネヨ。
(すみませんではなくて、「私が悪かった」と言え!
 とも言われています。
 これは映画「7級公務員」でのことですが…)

 前置きが長いですね…。

 実は新しいコメントが届いています。
 
 小説「シンイ」でまた新しい発見があるようです。
“ウンスの爪”です。高麗でのウンスの爪が伸びないようです。
 なんだかミステリアスですが、
 訪問者のみなさまは検討がつきますか?
 私はすぐに検討がつきました。
 小説「シンイ」にはどのように書かれているのか、
(恥ずかしながら)本を読んでいないので(私には)、
 分からないのですが、この連絡を頂き、
 新しい「タイムスリップの謎」を加筆できそうです。

さてさて、結婚の女神 最終話(上)です。

ジソンの涙を昨夜の公園で見て、動き出すチャンス

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まずは長男懐柔

ゲームルームで遊んでいる息子を連れ出して…、

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「オンマに報告だ」

「アッパ、それだけは…!」

「どうしてなのか? オンマが怖いのか?」

「ええ」

「オンマがこんなところを見つけたら
 どうなるのか分かるだろう?!
 …、俺だって時々怖いんだが…」

「…」

「キョンホや、俺が思うに、
 オンマからブツブツ言われないほうが
 自分から勉強したいと思うのじゃないか?
 どう思う?」

「んん」

「やあ、キョンホや。
 ブツブツ言うオンマがいない
 夢の世界のことを想像してみないか?」
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次は娘の懐柔

まずはアイスクリームで…。

「ワッフルも早くお願いしま~す!」

「やあ、ミンジュや。
 毎日アイスクリームとワッフルを
 食べていける暮らしをどう思う?」

「んん、毎日食べたいわ」

「そうだろう?!
 毎日学校に行く前に、
 アイスクリームとワッフルが食べたいだろう?」

「んん」

「学校から帰っても
 アイスクリームとワッフルを
 食べられる暮らしをどう思うか?」

「おお!」

「いや、ダメだ。
 オンマがいる限りそんな暮らしはダメだ。
 見つかったら大変な騒ぎになる。
 俺がインスタントの食べ物ばかりを食べさせるから
 太るだけだって、文句を言われるな~」

「そうなのよ。
 だからオンマのそんなところが嫌いなのよ」

「アッパも食べ物のことで
 オンマがブツブツ言うのが嫌いなんだ!
 俺だって、
 アイスクリームと
 ワッフルを作る機械を家に置きたいんだ」

「え?! 本当なの?!」

「でも、オンマがいるからダメなんだ…」

「…」

「でも、オンマがニューヨークに行ったら、
 買ってあげる」

「!!」
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仕上げは母親を…

母親には焼酎を振舞いながら、

「正直言って、
 ソン・ジソンと一緒の生活には疲れるんだ」

「そうなの…?」

「ああ、ソン・ジソンと言う女は、
 俺のオンマの言うことは
 1%だって聞き入れないからだ」

オンマと一緒に生活するほうが食事も美味しいからとか…。

チャンスは家族をうまく誘導して
ジソンのニューヨーク行きを支援!
(# ジソンとはしばし離れて暮らすのも、
  本心なのかも…?)
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ヘジョンとジヘ

「どうしているの?」

「とりあえず、何もしていません」

「あなたの選択だから、
 私からは何も言うことはないけど…」

「アボニムとオモニムはどうしていますか?
 出て行くときには挨拶する時間もなかったから、
 悪い気がして…」
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「アボニムはジャカルタでの国際会議に参加の後は、
 スイスで休養しているわ。
 オモニムと夫は刑務所で3年間の刑だわ。
 毎日毎日、あれを持ってこいとかで、
 私をいじめているわ」

「ヒョンニムは苦労していますね。
 私は逃亡したみたいで、申し訳ない…」

「いいえ。
 誰にも言わないで欲しいけど、
 問題の原因は全部選択にあるわ
 私が家に戻った時だって、
 あなたはあまり何も質問しなかったから、
 感謝していたわよ。
 若いのに、他人のことを気遣ってくれるし、
 賢い人だと思ったのよ。
 私も見習うつもりだわ」

「…」

「私も何も質問はしないし、これまでもそうだったけど、
 お互いの選択を尊敬していきましょう
(let us respect each other's decisions)」


「ええ、分かりました」

そこで、ヘジョンは切り出すのは覚書のこと

義理の姉妹だとはいえ、ファミリーの保護のために、
公私を問わず
これまでのことは他言しないという覚書です。

「あなたは作家になるとか、
 放送やインタビューの機会があるでしょうから、
 これからの家族を守るためなのよ」

「…」

「ごめんなさい。こうするしかないのよ」

ジヘは、一瞬ためらいを見せますが、
すぐにサインします。

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「それで、本当に慰謝料は受け取らないの?」

「はい」

「アボニムは受け取るようにと言っているわよ。
 明洞(ミョンドン)にあるビルだわよ」

「アボニムには申し訳ないけど
 とても感謝しますと伝えてください。
 アボニムにとっての私は不愉快だったかもしれないけど、
 私のことを可愛がって頂きました。
 グループの広報誌の仕事も頂き、
 それだけでも嬉しかった…。
 私の方こそ、家を出てテウクさんを傷つけたのに、
 慰謝料なんて受け取れません」

「…」

「誰かが誰かを慰めるなんてできるのでしょうか?
 しかもお金で…?
 それはいつまでも
 お互いを傷つけあうようなものだと思います。
 私は自分のことは自分で治して行きたいと思っています」

「そうだわね。あなたらしいわ」

「…」

「私たちの違いは心情だわね。そうだわよね」

「生きる道が泥沼の中で見つからなくても、
 信念を持つことが大切だわよね」

ヘジョンは2人の生き方は違っても、
こうして離れ離れになっていくものの、
少しでも理解し合ったことが良かったと…。

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「ヒョンニム…。
 いつの日か青春時代に戻れたとしても
 嫌だと言っていましたが、今は良くわかります」

「そうよ。解ってもらってありがとう」

家まで送ると言うヘジョンですが、
ジヘはこれからアメリカに行く姉を見送るからと断り、
2人は握手して別れます。

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ニューヨークへの旅立ち

みんなを放り出して米国に行くなんて…、
そうシオモニは言いますが、
その件はもう済んだことだとジソン。

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「姉さん、これは少ないけど車代です」

「何を言うのよ。これから飛行機に乗るのよ。
 私がいない間に浮気してはいけないわよ~」

「この場で何でそんなことを…。
 もう生まれ変わったんです!」
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搭乗手続きを代行したチャンスが戻ってきて
家族の新しい第1歩…。

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ミンジョンとイェソル

「あ~、チンチャ! 
 チョンダムドンのマダムになるはずだったのに!
 なんでこんなことを…?!」

ミンジョンはイェスルに当たっています。

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サンフランシスコへの旅立ち

ウニへ電話するチョ・ピルホ(ピロ)ですが、

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ウニはジソンがアメリカに行った後の
家事の手伝いで留守。

チャンウが代わりに電話に出て、伝言をメモします。

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…ウニさん。私はサンフランシスコに向かいます。

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…私があなたを好きだったことはこれからも同じです。
 一度たりとも遊び心ではありませんでした。
 これまでの女性の中で、ウニさんは完璧でした。
 とても優しくて、とても素敵でした。
 私が好きだったわけです。

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…でも、現実に直面せざるを得ませんでした。
 あなたのことは心に留めて、行って来ます。
 これからもその優しさを持って頑張ってください。
 本当に好きでした。
 チェ・ピルホ

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チャンウのメモを折って密かにしまうウニでした。

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♪ 若い時は若さに気づかなかった 
 愛している時は愛の貴重さが解らなかった
 でも振り返れば
 私たちは若くて愛し合っていた
 いつかまたきっと会える…

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『結婚の女神』
결혼의 여신
キョロネ ヨシン


ウニとピロ

チェ・ピルホ(ピロ)が口にした
理性的なファンタジー(rational fantasy)のこと。
ピロは“アナログ”な恋愛のファンタジーを認めつつも、
結婚の相手として選ぶためには、
お金や家族などの
さまざまな現実的な要素を取り除いたところで、
相手を
本当に愛せるかということをずっと考えていた男です。
賢いピロは、
きっと“愛はファンタジーだけど、結婚は現実”
だと、“デジタル”に分析していたと思います。

一方のウニ。
既に結婚の現実を知っているので、
彼女は“夫は元気で留守が良い”といったタイプ。
俳優チャン・ヨンナムは、
超現実的で、うぶ(初心)な普通のアジュマを演じています。

夫の浮気に苦しみながらも、
自分は浮気では応酬はできません。
浮気は罪…。当たり前のことですが、
とても印象的だったのは、
ピロとのキスで「オモオモ」とたじろぐウニ。

そして、最終話では
ニューヨークに赴任した義理の姉のジソンに
なんと、キムチを送ります。
このシーンは
ヒョヌとジヘがチェジュドに行く
ラストシーンに突然のように挿入されるのですが、
この意味を考えていました。

おそらく普通の素朴なアジュマを描くために、
あえて演出された
とても短い挿入のシーンだったと思います。
ピロの理想主義の感性とウニの現実的な感性の
2つのコントラストが鮮やかだったと思います。

話は戻って、「結婚の女神」は大きな目で
人々を包みむように見つめているようです。
若者の選択を幸運に導くの運命のことを言うのでしょうか?
なぜ「結婚の神」ではなくて女神なのか?
みなさんには誰か女神のモデルがいると思いますか?

女神であるからには人ではないのかもしれませんが、
ジヘにとっての母親代わりであったジソン、
また、ヒョヌの母親の、それぞれが、2人のことを
導いてきたドラマだったと思っています。

最終話(中)は、ここから1年後となります。

明日はLee Min-Hoグローバルツアーの模様ですので、
明後日から
3日に亘り『結婚の女神』のラストシーンと感想です。

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(冬に咲く花)
冬に咲く花

# 2月が終わるまでは油断できない気温なのですが、
 昨日のソウルは10度を大きく超えていたとのこと。
 
『結婚の女神』は1月末に翻訳をほぼ終えていたので、
 そろそろ…と、
 次のために『温かい一言』を見始めています。
『結婚の女神』をより深く、えぐるようなセリフなので、
 その内容を巡ってチング(親旧)と議論しています。

取り急ぎ、ウンジン(役ハン・へジン)の妹、
ウニョン(役ハン・グル)からの旧正月の元旦のご挨拶です。

han gull

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いよいよ最終話(ラストシーンより)

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結婚の女神 第35話 (下) 再び あの場所へ…

ウニは元のアパートに帰る決断

しかし、会長から覚書にサインさせられるスンス。

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弁護士が立ち会います。

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覚書

「体の一部分とは…」

もしも再度浮気した場合には
体の一部分を切り取るとの覚書にサインをさせられます。

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会長のために覚書に署名したというスンスに、
ウニはその内容を聞こうとしますが、

「お前にとっても困る(disadvantage)ことだ」と…。

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ジソンとチャンス

ジソンは副社長から言われたニューヨーク赴任の件で悩み。
チャンスからは、家族を置いて赴任するなんて…と。

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家族も反対。

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引越しの準備で忙しいウニ…

「オモ! ヒョンニム!」

「どうなの? 引越しはどうだったの?」

「1年も貸家だったので、
 あちこち汚れているから掃除が必要だわ。
 スーパーでゴム手袋を買ってきたところよ」

「…」
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「あれ? 泣いているの?」

「私だって間違っていると思うわ。
 一番下の娘はまだ小学校で、
 長男は大学がまだ決まっていない高校生だわ。
 私がどこに行くというの?
 それに、夫とその両親…。
 新年、秋夕(チュソク)には義理の両親を祝うのに、
 私がどこに行くというの?
 行くのに自信があるというのではないけど、
 会社に断るのも悲しいわ。迷っているのよ。
 私の家族は
 いったいどれくらい私のことを変だと思うのかしら?」
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チャンスはジソンを探しています。

「携帯電話も持たずにどこに行ったのか…?」
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「24年間、いつも“あんたは狂ったの?”
 なんて自分に質問していたわ。
 ジャスダンスも習いたかったけど、
 キョンホの学費がかかる時だった。
 そんな時には
“あんた狂ったの?あんたがジャズダンサーになるの?”
 って…。
 私はそんな生き方をしてきたわ。
 結婚して全ての人生を費やしてきたわ」

「…」

「“あんた狂ったの?”いつも自分に尋ねていたわ。
 私がニューヨークに赴任するなんて、
 家族がいったい何と言い出すのか…?
 きっと“お前は狂ったのか?”って言われるわ」
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「…」
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法院(裁判所)

「待ったかな?」

「いいえ」

「なぜ提出しなったのか?」

「できなかったわ。あなたは理由が分かるでしょう?」

「分かる。それにありがたい。しかし、さあ、行こう」
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口を開くヒョヌ

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「留置されていた時は、キョンミンのことよりも、
 もっとセギョンのことを考えた」

「…」
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「なぜ逮捕されたのか?
 なぜ自分が濡れ衣を着せられたのか?
 本当にキョンミンのことであそこにいたのだろうか?
 俺は本当に
 他のことでも罪がないと言えるのだろうかと考えていた。
 いろんなことを考えたが、やはり彼らに対しては
 いろんな面で自分にも罪があると思った。
 そして、セギョンに悪いことをして
 ここに戻って来ていると思っている。
 キョンミンじゃない」

「なぜセギョンなの? なぜなの?」
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「オンマの心に対しても罪を犯したような気がする。
 セギョンのことは愛してはいなかった。
 ただ、惰性だった。
 綺麗で可愛くて、
 自分のことを愛してくれる女性が目の前にいると、
 とても便利だ。 その惰性とか便利さを、
 愛だと間違って思っていた。
 心の中では他のものを切望していたのに…。
 それは忘れられない女性だ。

 しかし、目の前に素敵な女性がいて、
 結婚の時期でもあったから…。
 だから、そのように考えたということは、
 彼女に対する罪だ。
 彼女だけでなくて自分自身の人生に対しても罪だ」

「だからセギョンには別れを言ったの?」

「ええ」

「…。悪い息子だわ。
 あんないい子を悲しい目に遭わせてしまったのよ」
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「だからだ。俺は一生彼女のことでは悔やむだろうし、
 彼女には
 俺のような男には二度と会わないようにと言った。
 セギョンは泣き続けるだけだった。
 bもう、これからは決してこんな選択はしたくない」

「…」

「言い訳や、逃げること。愛だと言い訳すること…。
 そんなことは二度としない。そんな選択もしない。
 そんな結婚もしない」

「…」

「これからは、
 ずっと一人で生きて行くことになってもいいから、
 自分の心が澄み切っている時に、
 本当に受入れることができる人だけを選ぶ。
 そうした選択だけすると決心したんだ」
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「…」
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最後の麺

「そんなに見つめないで食べてくれ」

「分かったわ。家はどうなっているの?」

「元通りにしているところだ」

「オモニとアボニムはどうなの?」

「オモニは刑務所だ。アボジは海外だ。
 俺達の離婚は誰も阻止はできない」

「テウクさん…」

「アボニムは元気だと信じている。
 正直言って困惑してはいるが…、
 一度は立ち寄ってみる」

「どうするつもりなの?」

「どうするって?
 …、しばらくはお前には会いたいと思うだろうけど、
 それが唯一の期待でもあるさ」

「それで後悔はないの?」

「なぜなのか?
 もちろん気が狂いそうなほどに後悔している」

「…」

「食べよう。
 これが俺の夫としての最後のおごりだ」
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「あ~、死にそうな気候だ。これからどこに行くのか?」

「オンニの家だわ」

「そうだろうな。そこまで送ろうか?」
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「いいわよ」

「そうだな。じゃあ、帰ってくれ。
 何か必要な時には連絡してくれ」
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「ジヘや!」

「!」
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駆け寄るジヘ

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「ミアネ!
 あなたにとっては悪い女で悪い妻だったわ」

「…」

「チョンマル ノム ミアネヨ」

「…」

「ミアネヨ テウク シ…」
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「元気で ジヘや。 
 好きな仕事をするんだぞ 幸せに生きるんだぞ」
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「…」
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そのころ、チェジュドへ向かうヒョヌ。

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セギョンには、

「もうここには来ないでくれ…」

その訳は、
逮捕された後にヒョヌが考えていたこと。

「オンマの心に対しても罪を犯したような気がする。
 セギョンのことは愛してはいなかった。
 ただ、惰性だった。
 綺麗で可愛くて、
 自分のことを愛してくれる女性が目の前にいると、
 とても便利だ。 その惰性とか便利さを、
 愛だと間違って思っていた。
 心の中では他のものを切望していたのに…。
 それは忘れられない女性だ

 しかし、目の前に素敵な女性がいて、
 結婚の時期でもあったから…。
 だから、そのように考えたということは、
 彼女に対する罪だ。
 彼女だけでなくて自分自身の人生に対しても罪だ」

(30日は
 SBSドラマ演技大賞:昨年大晦日の模様をアップします)
kim minjyon

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再びチェジュドへ(最終話より)

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