お金の花 第1話(4) 運命のように君を…

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(2017.11.02)

お金の花 第1話(4) 運命のように君を愛してる

大統領候補選挙
新大韓(シンデハン)党内での大統領候補選出の結果が報道されています。

…羅(ナ・ギチョル)議員が37.5%で、李(イ・チョンヨン)議員が46.4%でした。
その結果、イ・チョルヨンが新大韓党の大統領候補となりました。

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「アッパ…」

「…」
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「きっとアッパは結果に怒っているわよね…」

「…」
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(モヒョンの弟)

マランとピルジュもテレビでニュースを見ています。

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次の行動に移る時…。

「…」
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そのころブチョンは、グループの案内係(ユン・ソウォン)とヨットハーバーで密会

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「…」
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マランはナ・ギチョル議員をチョンアのビルに呼びます

「お久しぶりですね、チョン理事」

「福祉基金の創設の時以来ですね。
 2年前でしたね?」

「そうですね」

「ビルの勝手口からのご招待ですみません」

「この人の案内で問題ありませんでした」

「どうか心配なさらずに。
 彼は私の目となり耳となってくれている者です。
 私はもう一人のチョン・マランだと思っています」

「お一人でも十分なほどなのに、また一人いるのですか?
 フェアプレイにしましょう」
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ピルジュは退席

「イ対抗議員よりもあと10分の1ほど多くの選挙資金を使っていれば勝てたと、
 人が噂していますね」

「それは橋の下の川の流れです」

「イ・チョルヨンの選挙対策委員長のポストをお受けになるのですか?」

「どうでしょうか…?」

「…」

「その件で呼んで頂いたのでしょうか?」

「正直ゲームをしませんか?
 あなたの心配事と、私がここにお呼びした理由を…?」

「では私の心配事とは?」

「5年後には、
 “お金なしで、私は大統領になれるのだろうか?”
 ということではありませんか?」

「…」

「では、私の真実がお解りですか?」

「どうでしょうか…?」
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「私は、義理の弟のチョン・ソンマンからチョンアグループを取り戻して、
 息子に後継ぎをさせたいのです。
 どうか、ナ議員が息子が信頼できる人になって欲しいのです」

「…」

「であれば、5年後にこの国の大統領にします。
 娘さんには息子をデートに連れ出して欲しいのです」

「モヒョンは財閥の御曹司との結婚は嫌がっています。
 どうやって、二人を結び付けるのですか?」

「何も知らない振りをしていて下さい。
 私に全てを任せて下さい」

「…」

「急すぎるでしょうか?
 二人が深く愛するように仕向けます。
 議員と奥様とのように…」

「…」

「大統領になった後は引退してゆっくりして下さい。
 ブチョンは大統領の義理の息子になります」

「…」
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マランとピルジュ

「さあ、座って」

「…」

「これまで、ブチョンだけでなくて私の人生も救ってくれたわ。
 これからのこともお願いするわ」

「ええ」

「こうして一緒に食事するのは本当に久しぶりだわね」

「…」

ブチョンが来て、
「オンマ。 
 なぜ呼んだのですか?」
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「なぜそんなに深刻な顔をしているのか?
 デイル物産の売却を急がせたのか?」

「デイル物産は手放さない」

「そうだろうと思った。
 計画があるのだろう?」

「ピルジュの計画はあなたの結婚だわ」

「え?!」

「2週間後にはナ・モヒョンとの付き合いを始めましょう」

「え?! 俺が何を?!」

「…」
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「ナ・モヒョンとは誰のことなのか?!」

「お前が愛して結婚する相手だ。
 ナ・ギチョル議員の娘だ」

「信じられない! 
 いい加減にして、自分こそ結婚しろ!」
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「ブチョンを説得してきて欲しいわ」

「いいえ、難しいです」

「え?!」

「ブチョンが本当に求めてこない限り、説得できません。
 私はこの件は止めにします」
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マランとブチョン

「あいつの冷徹さは許せない。
 追い出してくれ」

「追い出すタイミングは私が決めます」

「…」

「カン・ピルジュがいなければ、
 あなたにはチョンアグループを手に入れることはできないわ!」

「オンマ!
 オンマの息子はそれほど馬鹿ではありません。
 ピルジュがいなくても自分でやれます!」

「いいえ、彼こそがあなたの右腕となって柔軟に事を裁いて来ました。
 あんな男には巡り合うことはもうできないわ」

「彼は俺の右腕ではありません!
 俺を見下している!」

「でもあなたの従事で、あなたが主人だわ」
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無心園(ムシムウォン:会長の私邸)を引き払ったピルジュ

「ヒョンはこれからどうするのか?」

「野鳥の監察にでも出かけるさ」

「アイゴ~、もうすでにナ・モヒョンのために山ほどの鳥を観察して来たくせに…。
 まだ飽きないのか?」
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「いいや、これからは野鳥ではない。
 ナ・モヒョンだけだ…
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プサン行きのKTX

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ブチョンが追いかけてきます。

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「ナ・モヒョンとの結婚の手助けをしてくれ」

「…」
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次の第2話を見ていて分かったのですが、
ブチョンの従弟のチャン・ヨチョンの父は現社長のチャン・ソンマンで会長の次男だと思います。
(チャン・グクファン会長のアレンジでヨチョンは新聞社のイ会長の娘と結婚しています)
また、死去した会長の長男がチャン・スマンで妻がチョン・マラン。
この二人の息子がチャン・ブチョン
です。

こうして、第1話の冒頭でのシーンにあったように、謎は主人公のカン・ピルジュの過去
ピルジュは孤児院で育ち、ブチョンの身替りになって刑務所に入り、出所後にチョン・マランに引き取られてブチョンと共に成人しています。
さてさて、本名が分かりません。

運命の竹?

ドラマ『紳士の品格』での第1話は、ソ・イスの赤い毛糸のワンピースの毛糸がほどけるところからでした。
運命が“赤い糸”で演出されるのはどこの国でも一緒なのでしょう。
ただし、前回アップしたドラマ『王は愛する』ではワン・ウォンの母の元成公主のセリフは次でした。

「運命とは、(からまる糸ではなくて)真っ直ぐに天に伸びる竹
“竹の向こうには誰がいるのか?”
それを人と人との出会いだと表現しました。

どうも今回は後者のようで、
・カン・ピルジュには刑務所を出た後に出会った少女がいた。
・ナ・モヒョンには中学校時代に出会った少年がいた。
それぞれの“運命の竹”がしっかりと地面に根を張っているような予感がします。
そんな第1話でした。

https://www.youtube.com/watch?v=U6bRukfcUf0
(Touch Me by DOORS)
♪I’m gonna love you till the heaven stops the rain.
I’m gonna love you till the stars fall from the sky,
 for you and I.

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お金の花 第1話(3) 財・政界とマスコミ

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(2017.11.18)

お金の花 第1話(3) 政治権力とお金と報道の力

チャン・グクファン会長の邸宅(御殿)

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「野生の高麗人参はゆっくり食べないといけません。
 その後は休養ですから、1時間くらいでしょうか…」
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ブチョンと母親、それにピルジュが来て…。

「野生の人参なの?」

「兄が苦労して採取して来たのですよ。
 100年もの、だから会長は120年も長生きするでしょうかね?」
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ミズ・ハン。裸で放り出されたいのですか?
 私はあなたの兄さんのことなど興味ありません。
 それに、あなたが、
 グループの一員としての態度を取るのも許せません。
 ただ、亡くなったシオモニが尽くして来たから黙っているだけです。
 子供を育てることができるだけでも感謝すべきだわ」
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「会長は高麗人参を食べています。
 噛むのに30分、その後の休養が1時間かかります」

「待ちますよ!」

「何をやっているのか?」
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「お茶を用意しなさい!」
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ヨチョンが来ます。

「時間通りに来ました」

「早かったな」

「あ~、クンオモニもいらしていたのですか?」
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「“アンニョンハセヨ クンオモニ 元気でしたか?”
 そう言って先に挨拶するべきでしょう?
 分かるかしら、ヨチョン?」

「ええ、すみませんでした」

「…」
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「俺には声も掛けてくれなかった…」

「重要な点は運命づけられていることだ」

「?」
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「え?!
 ヨチョンにデイル(大一)物産を譲るのですか?
 あの会社は亡くなったアボジが私に譲ってくれた会社です」
(ブチョン)
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「私の両親が相続税を支払っているのです、アボ二ム」
(ブチョンの母親)

「であれば、これまでの利益で会社を買い取ってくれ」
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「ハラボジ!」

「私が5歳の時にブチョンの父親は亡くなっています。
 計算できる金額でもありませんから」
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「…」
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会長とピルジュ

「なぜ黙っているのか?
 まだブチョンの味方なのか?」

「考えてみます」

「勝ち馬に乗るべきだ。
 ブチョンには勝ち目はない」

「そうだとは思いません」

「やあ、年寄りを馬鹿にするのか?」

「いいえ、ソンニム(先人)」

「あいつはまだ15歳の子供みたいなもんだぞ。
 ようやくお前のお陰で学校を卒業したばかりだ。
 亡くなった常務が拾ってくれたからなのか?
 ブチョンの身代わりになって刑務所にも入った。
 お金のためなのか?
 であれば、持ち逃げすることだってできたはずだ」
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ブチョンとヨチョン

「やあ、お前はハラボジの話を断りもしなかったな?!」

「最初から会社はヒョンの物ではなかったからだ」
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「なぜ助けないのか?!」
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「俺は勝ち馬の味方することにした」
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「!」
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この喧嘩は最後にブチョンが勝ちます。

過去の思い出

ブチョンが学校でいじめに遭っている時に、ピルジュは助けに駈けつけました。

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そして、ピルジュはブチョンに、
「友達になってくれ…」
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そして、翌朝のこと(チョンアグループ)
チャン・ソンマン社長

「お出かけですか?」

「スウォン(京畿道・水原#)の工場を視察に行くところだ。
 デイル物産のことはヨチョンから聞いた」

「…」

「会長が推し進めても、一晩で解決するようなことではない。
 失望してはいけないぞ」
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# 『イ・サン』(王朝・第22代王)が遷都を考え、水原(スウォン)に華城(ファソン)を建設しました。

「あ~、携帯を車の中に忘れた…」と言いながら、ブチョンはエレベーターを出て、グループの案内係の女性と資料室で密会。

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「…」
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会長の屋敷
(ブチョンの母親のチョン・マラン理事の部屋


「アボ二ム、どうしたのですか?」

「ああ、中で話そう」

「…」
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「君には率直に言いたい。
 この家を出て欲しい。
 ヨチョンを父親の後継ぎにするからだ。
 いずれ会長も継いで欲しいから、ここで鍛錬を積ませるつもりだ」

「アボ二ム…。それは出来ません」

「すぐにでも出て欲しいと言っているのだ。
 時間はあるから、準備して別の場所を探してくれ」

「ブチョンの父親を突然死させておいて、
 その後には私とブチョンを追い出すつもりなのですか?」

「いやいや、道端に放り出すと言っているのではない」

「アボ二ム!
 考えて下さい。
 ソンマンを社長にしたのもブチョンが成長するまでのことだったでしょう?
 チョンアグループは最年長の孫が引き継ぐ予定でしたよ?!」

「いやいや、落ち着いてくれ」

「アボ二ム。 
 もうブチョンは32歳です」
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「それは身体だけだ。
 心は小さいし、能力にも欠ける」

「なぜブチョンのことが気に入らないのですか?!
 欠点を教えて頂くなら、私が正します」

「やあ、今は21世紀だ。
 ユチョンが一緒に住んでも良いと言っても、
 マランの方がストレスになるだろうから、
 出て行ってくれ」
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厨房での家政婦とミス・ハンの会話

「きっとここの後継ぎになりますよ…。
 でもなぜだか会長の気持が解りません…?
 家長として世継ぎするのは長男の息子さんですから…」

「こんな大きなチョンアグループだから、
 血筋よりも能力主義なのよ」
(ミス・ハン)

「チョンアの大きなレストランのオーナーになった上に、
 まだ何か欲しいのですか?
 夜のお楽しみもご一緒だとか…?」

「…」
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夜になってピルジュは知ります。

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「会長は、すぐにでも出て行くようにと奥様に申されました」

「…」

「私だって御傍にいることすらできなくなります。
 会わせる顔がありません」
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マランは部屋をロックして閉じ籠っていました
しかし、彼女の秘書と家政婦とピルジュとは目と目で合図。
秘書は鍵をピルジュに渡します。

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マランの部屋に入って、
「ブチョンの婚姻を進めます。
 ナ・ギチョルは大統領候補になります。
 江原道(カンウォンド)の会長の土地は…」

「高速道路のインターチェンジから遠いところだったわよね」

「インターチェンジを新たに作ることで問題は解決します。
 前政権は車の往来が少ないので見向きもしませんでしたが、
 ヨチョンの義理の父親が…」

「ええ、ハンミン日報のイ会長が動かしたのよね?」

「ナ議員に政治資金を与えて、
 会長の夢だったチョンアタワーの建設許可を得ることです」

「チョンアタワー?!
 高速道路のインターチェンジ建設許可のことよりも大きな手柄になるわ」

「…」

「もっと早く言ってくれなかったの?」

「準備が完了するまでは黙っていることにしていました」

「この婚姻でチョンアグループは大きな展開になるわ」

「今後30年で1000億ドル以上の利益となるでしょう」
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「娘さんの調べは終わったの?」

「ええ」

「問題は?」

「彼女がソゲッティングを好まないことです。
 愛する男と結婚したいということです」

「そんな女を家に迎えるというの…?
 ではどうするの?」

「私が二人の場を作ります」

「できるの?」

「不可能でもやってみることが私の仕事です」

「ブチョンが最近会っている女はいるの?」

「いいえ」

「…」
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政界と財界と報道陣がそれぞれのルールを守っていれば良いものの、それぞれに属する人々の数が大きいので、誰かがルールを破る。
古今東西の歴史の裏側で起きていることですね。
チョンアグループの会長は政治とお金と報道を手中にしようとしています。

(今日の会話で解った登場人物と家族関係)

ブチョンの母親のことを、
チャン・グクファン会長が“チョン・マラン理事”と呼んでいました。
(マランは会長の長男(死去)と結婚して、ブチョンの母親)

・現在の社長はチャン・ソンマンで、
会長の次男でしょう。
会長のことを“アボジ”と呼んでいました。

・そして、会長の亡くなった奥さまはハン・○○。
(マランが“シオモニ(姑)”と呼んでいました)
その妹なのでしょうか(その家族の一員でしょうか)、ミズ・ハンが会長のお世話をしています。

・ここまで分からなかったのはヨチョンの両親のこと。
義理の父親がハンミン日報のオーナーのイ・○○会長なのですが、ヨチョンがチャン・グクファン会長のことを“ハラボジ”と呼んで、チャン・ソンマン社長が会長を“アボジ”と呼んでいるので、ヨチョンは社長の息子。
また、ヨチョンはブチョンよりも先に結婚しているようです。

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お金の花 第1話(2) 仕掛け人たち

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(キンカンの実:2017.11.19@nagasaki)

お金の花 第1話(2) 仕掛け人たち

チョンアホテル

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「…」

「オンマ…。私にステーキをご馳走してくれるの?
単にパートの講師になっただけなのに…」

「お~、素敵なホテルで最高のステーキをご馳走するわ」
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「いいえ、今日は私がご馳走するわ」

「…」

「オンマ。 
 来た以上は帰れないから、好きなものをオーダーしてね」

「悪いから、安いものにするわ。
 高いからもったいないわ」

「とにかく私が注文するわ」
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ソゲッティング

「アボジがスウェーデンに福祉政策の調査に行った時に、
 韓国の教授に会ったのよ」

「あ~、引退してからは韓国に帰っていらっしゃるとか…」

「ええ、その教授の甥っ子さんだわ。
 では…」
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# オンマはソゲッティングを仕組んでいたのでした。
紹介(ソゲ)からソゲッティングと言います。

「うちのアッパの評判を聞いて結婚を求めている人がいると聞いていました。
 政治家と金持ちの家族同士のソゲッティングだとか言っていたけど、
 結婚はカップルよりも両親同志にとって重要のようですね。
 私は本当に嫌なのです。
 今日はステーキが目的ですからね。
 今日は私が奢りますから、どうか召し上がって下さい」

「…」
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「どうぞ乗って下さい」という相手に、これも断るモヒョンでした。

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「お~、オンマ」

「私に恥かかせはしなかったよね?」

「ええ、私がステーキを奢ったわ」

「何の話をしたの?」

「初恋のこととか…、私の中学校でのことなんか…」

「話しではあんたのことを気に入っているとのことだから、
 たびたびデートに外出してみたらどうなの?」

「忙しくないの? 電話切るわ」
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ピルジュとブチョン

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「やあ、元気ないな!
 刑務所で殴らでもしたのか?」

「…」
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ピルジュはホテルで聞いた会話が忘れられません。

「あの子の名前はチョ・イノです」

「私は中学校時代に好きだった女の子のことは、
 もうあまり覚えてはいません。
 あなたはきっととても好きだったのですね?」

「“好き”という言葉は適当ではなくて、
 ただもう一度、例えば“運命のように”
 もう一度は会いたいという気持ちです」

「…」
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モヒョンの部屋

…チョ・インホ(イノ)

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ピルジュと部下とはナ議員、ナ・モヒョン、チャン・ブチョンの動向を追いかけています。

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(モヒョンの父親)

ナ・ギチョル議員は大統領候補に選ばれると思うか?」

「…」

「兄貴、これをどう思うか?
 ナ議員の娘とチャン・ブチョンはお似合いだと思うか?」

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「ああ、そうなるようにしないといけないだろう」

「そうだな。結婚させないとな…」
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キム・ユチョルのDNA鑑定はどうだったのか?」

「チャン・ククファン会長とキム・ユチョルの血縁関係はない。
 キム・ユチョルは病院を歩き回っていたが…、
 それに会長のDNAが改ざんされているかもしれないが、
 どこの病院であっても結論は同じだと思われる」

「…」
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チョンアグループの会長室

…インターチェンジが完成後のチョンアグループの土地資産評価

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「インターチェンジが出来たら、
 10kmのランプが2kmに短縮することになるから、
 我々の土地価格は40倍に跳ね上がるという見積もりです、アボジ。
 孤立していた土地がついに日の目をみます」

「よくやった」

「いいえ、アボジ。
 ユチョンの義理の父親のハンミン日報のイ会長が手助けしてくれたからです。
 世論を集めて、前政権の時の決定を覆したからです」

「孫は、チョンアグループの将来ために良い結婚に恵まれたもんだ」

「会長のはからいで良い娘さんが嫁いだものだと思います」
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ビルから飛び降りようとするキム・ユチョル

「チャン・ククファン! 顔を見せろ!
 出て来い!」
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ピルジュが現れて、「後で会おう」と記者の二人を退かせて…

「あれが、チョンアグループ会長がお気に入りの、
 カン・ピルジュ弁護士ですか?」

「ああ、会長の犬だ。
 何でも言う通りに働く狩猟犬だ」
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「キム・ユチョルさん」

「なぜ電話に出なかったのか?
 チャン・ククファンが仕事に復帰した日には、
 屋上から飛び降りると言ったはずだ。
 信じないのか?」
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「いいや、だから助太刀に来たんだ」

「やあ、やあ! 近づくな!」
「…。 お金はたんまり貰っているだろう?
 だから、チャン・ユチョルではなくて、
 キム・ユチョルという名で豊かな生活ができる。
 何を不公平だといえるのか?
 会長が聞くと怒るぞ」

「…しかし、アボジだ。
 なぜ関係を隠すのか?」

「DNA検査を行ったところ、
 会長の息子ではないことが判明した」

「検査結果を改ざんしたのか?!
 もう一度試して欲しいんだ!」

「アイゴ~、キム・ユチョルさん…。
 無駄ですよ。
 何度試しても結果は同じだ」
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隙を見てフェンスの内側に引き戻します。

「…」

「キム・ユチョルさん、他に欲しいものがあるのか?」

「…」
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カンナムの大通り

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カンナムのクラブ

「…」

「これがチャン・ユチョルの飛び降り未遂現場の写真だ。
 写真のメモリーチップと交換のことを話そう」
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ピルジュは記者を殴り倒して…。

「…」

「交換にこの写真をお前の娘と妻に送りつけようか?
 お前の会社の編集長は、
 グループからずっと資金援助を貰っているんだぞ」
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ピルジュと部下(ヨンゴと呼ばれています)は会長の孫(チャン・ブチョン)とナ・モヒョンとの縁談をまとめようとしています。

(家族関係)
ナ・モヒョンの父親は次期大統領候補を狙う議員。
なので政界と産業界の縁談となる“予定”。
なお、モヒョンの母親は食堂の女将で、弟が手伝っていました。
両親の職業がアンバランスの感じもありますが、これまでのドラマでも普通のこと。
親子4人の家族です。

昨日の(1)でブチョンの母親が登場。
名前はチョン・マラン
夫は会長の長男で、既に死去しています。

また、ブチョンの従弟のヨチョン…。
ヨチョンの義理の父親がハンミン日報のオーナーのイ・○○会長…。
では、ヨチョンの本当の両親は誰?
どうも謎ですが、現社長(会長の次男)のようです。

ともかく(1)の冒頭にあった“川に落ちる母子のシーン”がこれからの謎解き。
ピルジュの過去を解くカギのようですが、何とも残酷な予感…。

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お金の花 第1話(1) チョンアグループの犬

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カン・ピルジュ(役チャン・ヒョク)
ナ・モヒョン(役パク・セヨン)
チャン・ブチョン(役チャン・スンジョ)
イ・スンジェ、イ・ミスクなど
(脚本:イ・ミョンヒ、演出:キム・ヒウォン)

お金の花 第1話(1) チョンアグループの犬

カン・ピルジュナ・モヒョンの写真を見つめています。

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「…」
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ピルジュの過去の記憶

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写真に向かって…。

「…」
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自然保護区

「生息地に帰ってきた渡り鳥たちは、
 午後は眠り、日が暮れると飛び回ります。
 みんなは声を潜めて、
 音を立てないように近づいて下さいね」

「は~い」

「では私たちに付いて来て下さい」
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「名前は?」

「クォン・ソンジョンです。質問があります。
 鳥たちは大きな声で鳴いているのに、
 僕らは大声を出してはいけないのですか?」

「人の気配や足音に気付くと、
 鳥は危険を感じて飛び立つのよ。
 シベリアから渡って来て疲れているのに、
 私たちの声がすると休む間がなくなるのよ。
 だから静かにしてあげましょうね」
100d_20171114154325d1b.jpg強調文

「鳥は群れをなして飛ぶから、簡単には疲れないのだ。
 ナ・モヒョンさん」
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(カン・ピルジュ:役チャン・ヒョク)

「あえて太陽の方向に向かって写真を撮ることでダイナミックさが出るのよ」
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「…」
100ff_20171114154321f3b.jpg
(ナ・モヒョン:役パク・セヨン)

カン・ピルジュの執務室

ピルジュな盗聴した音声を聞いています。

…オンニ。今日の写真はピントがぼけているわ。
大型のレンズで撮っているお人が羨ましいわ。

…あの野戦帽(ネイビーハット)を被っている男の人のこと?

…あの人が撮った写真を見てみたいものだわ。

「…」
100g_20171114154320373.jpg

「お~い、カン・ピルジュ」

酔ってやってきたのはチャン・ブチョン(役チャン・スンジョ)
ピルジュが開いていた資料を見て、
「裁判の前の準備中だな」

「…」

「あ~、ありがたいことだ」

「感謝はしらふの時に言ってくれ」

「あ~、しかし人は酔った時に正直になるもんだぞ」
111_20171117200517853.jpg

「あんな言い方をしなくても…」
111a_20171117200516218.jpg

検察庁

「スリッパが必要かな?」

「…」
111aa_201711172005144e0.jpg

「…。久しぶりだな。
 なぜ担当でもないのにここにいるのか?」

「弟のチョンア自動車への就職ではお世話になり、
 感謝の言葉もありません」
(検事の助手)

「そう言うと、人は裏口斡旋だと思うかもしれないぞ」
(ピルジュ)

「さて、これからの計画は?
 どうして欲しいのか?」
(検事)

「拘置して欲しい」

「無敵のカン・ピルジュ弁護士が拘置所入りなのか?」

「報告書はもっともらしい。
 どの判事(裁判官)が俺の令状の担当をするのか?」
111b_2017111720051204c.jpg

検察庁を出るとマスコミ

「拘束されるのが解っていたのですか?」

「…」
111c_2017111804410239f.jpg

チャン・ブチョンと母親

…検察はチャン・ブチョン常務を証人に召喚するようです。
常務はチャン・ククファン会長の孫です。
先取特権を得て不法な利益を得た疑いのようです。
この件は、
チョンアグループの戦略・企画チームに属するカン・ピルジュ弁護士が、
自ら検察庁に出頭して自白したことにより明らかになりました。

「何とも感動的な話だな…」

「こんな事のために彼をあなたの傍に付けておいたのよ」
111d_201711180441010af.jpg

拘置所にブチョンが来て、

「しっかりと食べているのか、ヒョン?」

「…」

「ははは、笑ったな?!
 俺がどれほど役に立つのか分かっているようだ」
 俺の重要性が分かっただろう?
 この冷淡な男にとって…」

「…」
111dd_20171118044100e33.jpg

「なぜここに来たのか知りたいだろう?」

「…」

「やるべきことをやるためだ」

「…」

「酔ってない時に感謝しろと言ったから感謝するためだ」

「どういたしまして」
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「さあ、これが好みの酒だ」と焼酎をカバンから出して、
「お蔭でハラボジの信用を失わずに済んだようだ。
 あの傲慢で頑固なチャン・ヨチョンは、
 なんの前触れもなくお前に汚名を着せた。
 欲心の塊だと…。
 そうでもないのになぁ」

「いや、俺は欲望の塊だ。
 頭の先からつま先まで欲心だ。
 知らなかったのか?」

「また皮肉なのか…」

「…」

「他人はお前のことをチョンア・グループの犬だとののしっているが、
 心配は要らない」

「…」
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ピルジュとブチョンの過去(酒酔い運転のブチョン)

ブチョンに追突されたピルジュの兄貴分の車

「…」

「…」
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(高校の制服を着たままでの酒酔い運転でした)

「知りたいのはお前の両親の電話番号だけだ!」

「…」

「親が引き取りに来たら息子を手渡してお金を貰うだけだ」

「…」

「そして、ピルジュは父親の薬代を貰うだけだ」

「…」

「泣くのは止めろ!」
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ピルジュの兄貴分が外に出た間に、
「聞いてくれ。
 チョンア自動車を知っているだろう?」

「ああ」

「アボジがオーナーなんだ」

「?!」

「ここから逃がしてくれたら、
 山ほどお金を差し出すから…」

「じゃあ、電話してここにお金を持ってくるように頼め。
 ヒョンはすぐにでも開放するさ」

「俺が一番憎んでいるのは従弟のチャン・ヨチョンだ。
 あいつに知れたら大変な問題になる。
 あいつは死ぬまで俺をいたぶるだろう…」

「じゃあ、そいつの前で辱しめられなければ良いということだな?」
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ピジュが連れ出しますが見つかります。

「!」

「いったい何をしているのか?!」

「!」
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ピルジュはブチョンを庇って兄貴分ともみ合います。
その間にブチョンはピルジュの腰からナイフを取って…。

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警察

「誰に刺されたのか?
 二人とも刺したとは言っていない」

「…。
 カン・ピジュが刺した」
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「ヒョン…。 気でも狂ったのか!?
 俺は刺してはいないぞ!
 刺したのはあいつじゃないか?!
 ヒョン!」
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迎えに来たのは父親のようです

「…」

「…」
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(過去の件と現在の拘置とが交錯するシーン)

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拘置所から出所
ブチョンの母親と秘書が迎えます。

「ご苦労様でした」
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「外は寒いのになぜ奥様を連れて来たのか?」
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豆腐を出して、
「まだ温かいと思うけど…」

生姜をトッピングして、
「金の豆腐だわ。全部食べて下さいね…」

「…」
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「チョンア・ホテルには連絡しておきました」

「出所の最初の夜は悪運を拭うために、
 外に泊まるのが良いわ」
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こちらはナ・モヒョン

「どうしたの?」

「あ~、科学のクラスを連れて渡り鳥の観察に行くつもりだわ」
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「なるほど~。 良く働くわね。
 ところで義理の弟とデートしてみない?
 以前に話したわよね」

「え~、でも…、
 紹介(ソゲッティング)にはあまり興味はないから…」
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「じゃあ、学校の周りをうろつかさせるから、
 運命の出会いになるかどうか試してみるのも良いわよ」

「んん~、
 どうもあなたの策略に引っかかりそうでわね…」
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“チョンアグループの犬”と言われているものの、この犬は狩猟犬。
ハンティングの前に身を低くして獲物を狙っているように思えます。

複雑な家族関係が一つの謎

(二つのライン)
①チョンアグループの会長:チャン・グクファン→息子(死去)→孫のチャン・ブチョン
(ブチョンの母を演じるのはイ・ミスク)

②チョンアグループの会長:チャン・グクファン→息子(次男?:グループの役員)
義理の父親(ハンミン日報・イ・○○会長)→孫のチャン・ヨチョン

③ブチョン(常務)とヨチョン(常務)はいとこ同士。
(②と③の関係がまだ不明)

カン・ピルジュ(弁護士)はグループの戦略・企画・法務室の常務です。
ナ・モヒョンは中学校の科学の教師。

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明日からは『お金の花』

明日からは『お金の花』をアップします。
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『お金の花(돈 꽃)』
当初の情報では、“MBC土日の放送で、11/4スタート、全50話の予定”とありました。
しかし、第1話をみると一話が1時間でしたので、25話程度かと思います。

二つのKstyke News(エンタメ)より

(読み合わせの際)
MBC新週末ドラマ「お金の花」(脚本:イ・ミョンヒ、演出:キム・ヒウォン) の台本読み合わせ現場を盛り込んだ写真が公開された。

最近、京畿道(キョンギド) 一山(イルサン) で行われた台本読み合わせにはキム・ヒウォン監督、イ・ミョンヒ脚本家を皮切りにチャン・ヒョク、パク・セヨン、チャン・スンジョ、ハン・ソヒ、イ・ミスク、ソヌ・ジェドクなどの出演陣たちが多く参加し、ときめきいっぱいのスタートを知らせた。
台本読み合わせを始める前に、
キム・ヒウォン監督は「キャスティングしたかった俳優の方々と一緒に作業することになって嬉しい。これからは僕だけ頑張ればいいと思う」と感想を伝えた。

劇中、孤児院出身からチョンアグループの戦略企画室法務チームの常務まで上がった人物カン・ピルジュ役を演じるチャン・ヒョクは、特有のカリスマ性と吸引力ある演技力を誇示し、視線を引き付けた。
パク・セヨンは、運命的な真の愛を夢見るキャラクターのナ・モヒョン役を、チャン・スンジョはお金と女性を全て手に入れたが、グループの承継のためナ・モヒョン(パク・セヨン) との結婚を選択する財閥3世チャン・ブチョン役を演じる。
ここにイ・スンジェ、イ・ミスク、ソヌ・ジェドクなど、ベテラン俳優たちまで合流し、見事な演技で雰囲気を盛り上げた。

「お金の花」の制作陣は「俳優全員がキャラクターと100%のシンクロ率を誇示しながら、シナジー(相乗効果) を発揮している。
多彩な個性とカリスマ性を備えた彼らの見事な演技に期待してほしい」と伝えた。

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元記事配信日時 : 2017年10月12日09時57分
記者 : パク・ユンジン

(キャスティングの際)
MBC新週末ドラマ「お金の花」(脚本:イ・ミョンヒ、演出:キム・ヒウォン) に俳優チャン・ヒョクと女優パク・セヨンがキャスティングされた。
「お金の花」は、お金を支配していると錯覚して生きるが、実はお金に飲み込まれてしまった人々の話を描く作品だ。
チャン・ヒョクは男性主人公のカン・ピルジュ役を、パク・セヨンは女性主人公のナ・モヒョン役を引き受ける。

チャン・ヒョクが引き受けたカン・ピルジュは、孤児院出身で、チョンアグループの戦略企画室法務チームの常務まで上がった人物だ。
カン・ピルジュは、迅速な頭脳の回転に正確な業務処理でチョンアグループの核心人物だが、その一方で“チョンア家の犬”と呼ばれ妬みと嫉妬を受けるキャラクターだ。
パク・セヨンが演じるナ・モヒョンは、環境運動家で中学校の科学の先生だ。
良く笑い、他人の言葉をしっかり聞いてあげる人物だ。
遊ぶことも大好きな自由な性格を持つ者で、運命的な愛を夢見るキャラクターだ。

ドラマの関係者は「チャン・ヒョクとパク・セヨンは作品に対する熱意が溢れ、今後の撮影にも期待される。
助演たちの演技も期待してほしい」と関心を持ってくれることを頼んだ。

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元記事配信日時 : 2017年09月29日10時20分
記者 : キム・ヘイン
翻訳 : 前田康代

(左上はチョンアグループのチャン・グクファン会長を演じるイ・スンジェ
 右上は会長の孫のチャン・ブチョンを演じるチャン・スンジョ)
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(ハン・ソヒとパク・セヨン)

(制作発表時)
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mf pjoto2

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チャン・ヒョクはこのKJSブログの右上のカラムにあるように、ブログを始めてからのファンです。
http://jumong007.blog133.fc2.com/blog-entry-356.html
また、パク・セヨンは、『信義』では高麗第31代・恭愍(コンミン)王の王妃・盧国(ノグク)公主でした。

pak seyon

# 昨日まで帰省していました(ソラシドエア)。
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東洋の磁器の原点

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高麗時代の『王は愛する』でしたので、たくさんの白磁や青磁がドラマを飾っていました。
寒くなる前にと思い、先週は東京国立博物館の東洋館に行ってみました。

東洋の磁器の原点~古代のアート

昨年は日本で初めての「磁器」が佐賀県・有田市で焼かれて400年目でした。
豊臣秀吉(安土桃山時代)の半島侵略(文禄・慶長の役:韓国では壬辰・丁酉の倭乱)の際に日本に来た陶工たちが日本でも完成させた技術によるものでした。
江戸時代初期のことです。
原料となる長石の鉱山を発見し、粉砕してパウダー状にしたものを成形し、1000℃もの熱で焼いたものです。

ドラマ『王は愛する』では王室・貴族や豪族たちが白磁や青磁の食器を使っていました。
韓半島に「磁器」の技術が伝わって、盛んに生産されるようになったのは“高麗”の時だったからです。
およそ1000年前です。

(高麗の青磁:東京国立博物館にて)
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1.大陸・景徳鎮

大陸での磁器生産は1000年以上も前のことで、今でも有名な産地が江西省・景徳鎮です。
宋時代に磁器の生産が盛んになり、北宋の皇帝真宗が、1004年に年号の“景徳”を地名として、この地に授けたことにより、景徳鎮と呼ばれるようになりました。
景徳鎮で作られていた磁器の原料はカオリン(kaolinite)で、景徳鎮付近の高嶺(カオリン: kaoling)が由来です。

(長石が故熱高圧で変質したものが写真左のカオリンです。
 右は長石)
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景徳鎮から世界各国に向けて磁器が輸出されました。
思いを馳せると、北宋の皇帝が自らの年号を地名として与えたということは、磁器による経済・産業発展がもたらした富が大きかったからでしょう。
また、景徳鎮は南京の南西に位置するので、南京経由で日本にも輸出されたと思われ、日本では輸入した磁器を“南京焼き”と呼んだそうです。

(景徳鎮の磁器:東京国立博物館にて)
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keitoku2.jpg

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もともとの景徳鎮には官窯(かんよう)と民窯(みんよう)がありました。
宗・元・明・清の時代を通じて、宮廷ご用達の窯が官窯で、一方の民窯からは国内向けのみならず、海外向けにも生産されていました。
さらに、人気だったのでしょう。
引く手あまたの需要に生産が追いつかなくなり、窯の官と民の区別は無くなりました。
これにより、民窯には実用とアートが発展し、景徳鎮の磁器が世界における地位を確立することになりました。

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2.東京国立博物館・東洋館

時代は2000年も遡って、粘土を成形して焼いたのが土器でした。
韓国半島は高句麗の前の三韓時代で、大陸は“漢”の時代。

(三韓時代の青銅製の薫炉・香炉)
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(トップには鳳凰)
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(統一新羅の頃の土器)
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『善徳女王』でも『王は愛する』でもイヤリングが目立ちました。

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(下のネックレスも含め、いずれも統一新羅時代の装飾品です)
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KJSでは『華政』を視聴しつつ、「磁器」の製造について詳しく記事にしました。

http://jumong007.blog133.fc2.com/blog-entry-2544.html

http://jumong007.blog133.fc2.com/blog-entry-2580.html

長石(結晶は石英:酸化ケイ素:SiO₂)などなど、地表を覆う土や石の主成分はケイ素(シリコン:元素記号Si)で、その純度を99.999…まで高めたのがシリコンウエハー。
私たちの生活に欠かせない電子機器の心臓部、あるいは頭脳となっている集積回路の基盤はシリコンウエハー(半導体)です。
地球に一番多い原料が古代から未来までを切り開いているように思えました。

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関西に渡来した豪族

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(夏の柿の実)

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(11月になってからの実)

関西に渡来した豪族

1.広隆寺と秦氏

半島から4世紀から5世紀にかけて渡来した有力な豪族に、漢(あや)氏と秦(はた)氏の一族がいました。
それぞれが奈良と京都に一大勢力を築き、とくに京都の秦氏は養蚕・機織り、農業灌漑の技術を伝播し太秦から嵯峨野にかけての農業用地開発と産業を発展させました。

京都・右京区太秦(うずまさ)の広隆寺は、603年に秦河勝(はたのかわかつ)が聖徳太子から賜った仏像を本尊として建立した京都最古の寺だとのこと。

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(最初の本尊の弥勒菩薩半跏思惟像)
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ウィキペディアによると次のとおり。

創建当初は弥勒菩薩を本尊としていたが、平安遷都前後からは薬師如来を本尊とする寺院となり、薬師信仰とともに聖徳太子信仰を中心とする寺院となった。
現在の広隆寺の本堂に当たる上宮王院の本尊は聖徳太子像である。
『日本書紀』等に広隆寺草創に関わる記述があり、秦氏の氏寺であることは確かだが、弘仁9年(818年)の火災で古記録を失ったこともあり、初期の歴史は必ずしも明確ではない。

秦氏は、秦(中国)から渡来した漢民族系の帰化人といわれ、朝鮮半島を経由し日本に渡来したという。
葛野郡(現・京都市右京区南部・西京区あたり)を本拠とし、養蚕、機織、酒造、治水などの技術をもった一族であった。
広隆寺の近くにある木嶋坐天照御魂神社(蚕の社)や、右京区梅津の梅宮大社、西京区嵐山の松尾大社(ともに酒造の神)も秦氏関係の神社といわれている。
なお、広隆寺近隣には大酒神社があるが、神仏分離政策に伴って、広隆寺境内から現社地へ遷座したものである。

(本尊は常に公開されていないので、“薬師如来像”は次なのかな?
 検索して想像しているところです)
yakusi.jpg

(飛鳥~白鳳時代の系図は次のとおりです)
https://ja.wikipedia.org/wiki/舒明天皇

また、794年に平安京遷都がなされた背景には、桓武天皇が秦氏一族が持つ財力に頼ったという推測が十分に成り立つと思われます。

第50代・桓武天皇)
hakuhoujidai.jpg

2.平安京

この5月1日に京都市・平安京創生館を訪ねました。
(平安京創生館:中京区丸太町通七本松)
以下はKJSからの抜粋です。

794年に平安遷都を行ったのは第50代・桓武天皇でした。
http://jumong007.blog133.fc2.com/blog-entry-3232.html

# ウィキペディアでは次のとおり。
第50代・桓武(かんむ)天皇(在位:781年~806年)は、白壁王(後の光仁天皇)の第1王子として737年に産まれた。
生母は百済系渡来人氏族の和氏の出身である高野新笠。

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館内の展示でまず目を引くのは1000分の1の平安京の復元パノラマ(その4分の1)です。

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平安京の広さは東西に4.5㎞、南北に5.2㎞、したがって23.4㎢の縦長の長方形でした。
中国の長安を参考にして作られたとされていますが、防衛上の外壁はありませんでした。
ちなみに、長安は東西に9.7㎞、南北に8.7㎞、したがって84.4㎢の横長の長方形で、平安京の3.6倍の面積

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(平安京・豊楽殿:国家の祝宴のため) (白河・法勝寺の八角九重塔:鴨川の東)
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(出土した瓦)
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(当時の女房装束:十二単と束帯)
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(当時の庶民と貴族の食事)
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ソウル特別市と東京23区

江戸時代初からは500年以上経ています。
東京23区は622㎢の広さで、約890万の人口です。
また、
ソウル(首都の意:王朝時代は漢陽)は、
1392年に朝鮮王朝が建国されてから今年で625年を迎えます。
ソウル特別市25区は605㎢で、人口は約1000万人です。

ドラマ『逆賊』では「漢城府」という“いわゆる都庁(機関)”がイム・ジャチとチョ・チョンハクが務める官庁でした。
漢陽は都城でもあるので、漢城府(ハンソンブ)と呼ばれていました。

(地図はウィキペディアより)
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この漢城府は、北側の北岳山(プガッサン:342m)、南側の木覓山=南山 (ナムサン:262m)、東側の駱山(ナクサン:125m)、西側の仁王山(イヌァンサン:338m)を連ねるように総延長約19kmの外壁(高さは7~8m)で囲まれた“都城”です。
面積は468㎢で20万人ほどの首都だったようです。

そして、その都城の外の南に漢江(ハンガン)が流れていました。


現在のソウル特別市は漢江の南の江南(カンナム)も含みますから、ソウル特別市(605㎢)マイナス、漢城府(468㎢)=カンナム(137㎢)。
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つまり、
1970年代から開発が進んだカンナム地区の広さは、平安京のおよそ6倍だとのイメージが湧きます。
(カンナムの大通りは片道4車線で、朝夕はこの大通りが車のラッシュで一杯になります。
写真は3年ほど前)

# なお、漢陽府を囲んでいた4つの山(内四山:ネササン)を連ねる外壁の観光コースがあります。
https://www.konest.com/contents/spot_mise_detail.html?id=7497

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百済から来た王子

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(ナンテンの実:2017.11.09)

百済から来た王子

高句麗の王族・若光とその子孫が関東に根を下ろしたように、百済の王族・豪族の一部も日本に渡り、関西(大阪)に根を下ろしました。
遡って、新羅と唐の連合軍により高句麗が滅びた話は前回でした(668年のこと)。
それよりも少し前の660年に、同連合軍により百済が先に滅びています。
しかし、残党によるゲリラ戦は各地で行われていました。

1.百済のラストプリンス

百済最後の王は義慈王(ウィジェワン)でしたが、その息子の豊(フン)(日本では豊璋:ほうしょう)と弟の勇(ヨン)は日本にいました。
ドラマ『王は愛する』では高麗の世子が元で育ったように、当時の百済の世子が日本で育っていたということです。
関係強化のための“人質”だったようです。

飛鳥時代の強大な豪族だった蘇我氏(#)が百済と日本との関係強化に努めていたようで、朝廷は豊の願いにより、彼が百済の復興のために帰国した際には5000人の兵士を随行させたとされます。
さらに、豊は2万7000の兵と400隻の軍船の援軍を得て、663年には白村江(はくすきのえ)の戦いを挑みました
結果は新羅と唐の水軍に大敗。
豊の消息はそこで途絶えます。
これが後に、高句麗王族からの使者であった若光の援軍要請に応じなかった大和朝廷(天智天皇)の躊躇の要因でした。

しかし、弟の勇(ヨン)は日本に残っていました。
つまり、百済のラストプリンスとして日本で活躍したということです。

2.百済寺の跡地

勇の曾孫の百済王・敬福が難波からこの地に移り、749年に、先祖を祀る寺として建立しました。
大阪府・枚方(ひらかた)市の案内などを拾ってみると以下です。

(公園には石碑が立っています)
百済寺公園

749年(天平21年)百済王・敬福は陸奥国産出の金を献上した功により、翌年宮内卿兼河内守に任ぜられ、以後百済王氏一族はこの中宮の地に移り住み、 氏寺として建立した百済寺跡で、寺院は11~12世紀に焼失したものと考えられるが、礎石だけはそのまま残っており、敷地全体が国の特別史跡に指定されている。

枚方市内、交野ヶ原の小高い丘の上にある。金堂とその背後の講堂、食堂を中央に、それらの東西に塔を配した伽藍様式をもち、それぞれ礎石が残っている。また中門、南門、東門、東院の跡もわかっている。

(写真の左上がお寺の東塔の跡、右上が西塔の跡
写真の左下は南大門の跡、右下は西回廊の跡)
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聖徳太子から中大兄皇子のころ
(ウィキペディアでは次のとおりです)

聖徳太子

推古天皇(女帝)のもと、蘇我馬子と協調して政治を行い、国際的緊張のなかで遣隋使を派遣するなど進んでいる中国の文化・制度を学び冠位十二階や十七条憲法を定めるなど天皇を中心とした中央集権国家体制の確立を図った他、仏教を取り入れ神道とともに厚く信仰し興隆につとめた。

(17条憲法)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%81%E4%B8%83%E6%9D%A1%E6%86%B2%E6%B3%95

(冠位12階)
制定の目的は『日本書紀』等に記されない。
よく説かれるのは二つで、一つは家柄にこだわらず貴族ではなくても有能な人間を確保する人材登用のため、もう一つは外交使節の威儀を整えるためである。

604年1月11日に初めて制定された冠位である。
大徳・小徳・大仁・小仁・大礼・小礼・大信・小信・大義・小義・大智・小智の12階の冠位が制定された。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%A0%E4%BD%8D%E5%8D%81%E4%BA%8C%E9%9A%8E

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中大兄皇子

中大兄皇子(なかのおおえのおうじ:後の天智天皇)、中臣鎌足(なかとみのかまたり:後の藤原鎌足)などによる「大化の改新」

大化の改新(たいかのかいしん)は、飛鳥時代の孝徳天皇2年(大化2年)春正月甲子朔(西暦646年)に発布された改新の詔に基づく政治的改革。
中大兄皇子(後の天智天皇)や中臣鎌足(後の藤原鎌足)らが蘇我入鹿を暗殺し蘇我蝦夷を自害させ、蘇我氏本宗家を滅ぼした乙巳の変の後に行われたとされる(ただし、蝦夷・入鹿暗殺の乙巳の変からとする場合もある)。
天皇の宮を飛鳥から難波に移し、蘇我氏など飛鳥の豪族を中心とした政治から天皇中心の政治へと移り変わったとされている。
中大兄皇子(後の天智天皇)や中臣鎌足(後の藤原鎌足)らが、蘇我氏など飛鳥の豪族を中心とした政治から天皇中心の政治へと移り変わったとされている。

(改新の4項目)
1.(公地公民制)
それまでの豪族の私地(田荘)や私民(部民)を公収して田地や民はすべて天皇のものとする。

2.初めて首都を定め、畿内の四至を確定させた。また今まであった国(くに)、県(あがた)、郡(こおり)などを整理し、令制国とそれに付随する郡に整備しなおした。
国郡制度に関しては、旧来の豪族の勢力圏であった国や県(あがた)などを整備し直し、後の令制国の姿に整えられていった。
実際にこの変化が始まるのは詔から出されてから数年後であった。

(班田収授の法)
3.戸籍と計帳を作成し、公地を公民に貸し与える。

(租・庸・調)
4.公民に税や労役を負担させる制度の改革。

# 以下は蘇我氏と皇族の関係です。
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高句麗の王族・若光 (2)

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(高麗神社の入り口@埼玉県・日高市:2017.11.01)

高句麗の王族・若光 (2)

先の神奈川県・大磯の高来(たかく)神社の“高”は、高句麗あるいは始祖の高朱蒙(コジュモン)だと思います。
高句麗人・若光についてはもう一つの物語があります。
時代は奈良時代に入ります(710年)。

716年になると、高句麗人たちの嘆願により、朝廷が現在の埼玉県あたりの武蔵国に高麗郡(現在の県にあたる格と規模)を新設することにしました。
各地に散在していた高麗人たちが集まりました。
そして、高句麗系の人々の統率には若光が郡長(知事)として推挙・任命されたとのこと。
“白鬚神社”がこの地方に点在するように、彼はすでに白鬚の高齢だったと考えられます。

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1.高麗(こま)神社

ここでいう高麗(こま)は、新羅を統合した高麗(コリョ)ではなく、高句麗(コグリョ)のことです。
つまり、紀元前に建国された高句麗から、そのシンボルの三本足の八咫烏(ヤタガラス)が埼玉県にも飛来したということ。
高麗神社の入り口の石碑にはヤタガラスのシンボルマークが刻まれています。
この記念碑や神社の案内書に書かれてあるように、若光は1799人の高句麗人を束ねて、新田開発や高句麗の技術によって産業を興したとのこと。
写真のように、現在も高句麗の衣装での祭儀があります。
また、現在の神社の宮司(第60代目)は“若光の子孫”とのこと(神社のパンフレットより)。

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この9月20日には天皇・皇后両陛下が私的行事として参拝されたとのことです。
(本殿)
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2.聖天院

若光の菩提寺が751年に建立された聖天院です。
(高麗神社からは徒歩で数分)

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日高市掲示による聖天院の縁起

続日本紀によれば、今から1,300年前高句麗滅亡によってわが国に渡来した高句麗人のうち甲斐、駿河、相模、上総、下総、常陸、下野7ヶ国の高句麗人1,799人を716年(霊亀2年)に武蔵国に移し、高麗郡を置きました。
現在の日高市は、高麗郡の中心をなした地域と考えられ、1,889年(明治29年)まで高麗郡でした。
高麗王若光は高麗郡の長として、広野を開き産業を興し民生を安定し大いに治績を治めました。
勝楽寺は若光が亡くなったあと、侍念僧勝楽が若光の菩提を祈る為に751年(天平勝宝3年)に建立しました。
若光の三男聖雲と孫の弘仁が勝楽の遺志を継ぎ、若光の守護仏聖天像(歓喜天)を本尊としました。
その後開山以来の法相宗を真言宗に改め、1,580年(天正8年)には本尊を不動明王にしました。
当代までに実に1,250年間絶えることなく継承されています。
2000年(平成12年)には、山腹に新本堂を建立し、同時期に在日韓民族無縁の慰霊塔を建立されました。
(日高市掲示より)

(若光のお墓)
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1300年もの時空を思わせる旅でした。
高麗駅までは池袋から西部池袋線で(飯能で乗り換えて)1時間弱です。
(神社まではタクシーを呼び、5分ほどでした)

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高句麗の王族・若光 (1)

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(高来神社:2017.11.02)

高句麗の王族・若光 (1)

1.そのミッション


「日本書紀」によると、日本には552年に百済から仏教が伝来。
また、聖徳太子が大切にもてなし、師匠として尊敬した慧慈(えじ)は高句麗から派遣(595年)された僧でした。
もう一人特筆すべき高句麗からの人が、666年に渡来した「若光」で、彼は高句麗の王族の一人。
当時の高句麗は新羅と唐の連合軍との厳しい戦闘状態にありました。
日本からの援軍を求めるということが彼のミッションでした。

しかし、日本の朝廷(飛鳥時代:天智天皇)は動かなかった。
それは、
663年の「白村江(はくすきのえ)」の戦いの際に、27000の兵と400軍船で百済に援軍を送ったものの、新羅と唐の連合軍に日本の水軍が敗れたという、苦い経験があったからです。

韓国半島の歴史
(出典)康煕奉(カン・ヒボン)『古代韓国の歴史と英雄』実業之日本社(2011.10)より作成

そうしているうちに、高句麗は668年に滅亡
(KJS:『善徳女王』と新羅の興亡)
http://jumong007.blog133.fc2.com/blog-entry-3398.html

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(高来神社への入り口)

若光にしてみれば帰ることができる祖国を失い、日本に住みつくしか道がなかった。
飛鳥時代の大和朝廷は、王族であった彼に官位を与えて、当時の高句麗からの戦争難民対策を命じました。
(従5位下を賜ったのは703年です)
彼は、1000人を超える高句麗からの難民となった同胞たちの中でリーダーシップを発揮し、今の神奈川県での新田開発を行います。
高句麗からの移住者は増えて、同時に若光は渡来した高句麗人たちに慕われ、その後は神として崇められた…。
髙来(たかく)神社、当時の高麗(こま)寺の縁起です。

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2.高来神社(高麗寺)
(次は神奈川県大磯町の広報によります)

高来神社の背後にそびえる山が高麗山です。
“高麗”の名の由来を探っていくと、『新編相模風土記』に「高麗の名は、古く当地辺りに高麗人が往したところにちなむ」とあり、『箱根山縁起』には「神功天皇が三韓を討った後、三韓の神を日本に還して祀ったが、その中に高麗大臣和光を当州に還し奉り、その山を高麗山と名づけた」とあります。
*三韓・・・(# 後の)百済、新羅、高句麗のこと。高句麗の高麗大神を大磯に祀った。

日本に難を逃れたてきた人も多く、その中の高句麗国の官人に 若光(じゃっこう)という人物がいました。来日中に母国が滅びたため、若光は帰国せず日本で官人となりました。
時を経て、若光一族も含めた関東の各地にいた高麗人は武蔵野国に集められ高麗郡が設置され、若光はその郡令に任命されました。
高来神社「御船祭」の木遣歌「権現丸」で「高麗国守護」が渡来して、「大磯浦の守護」となる
とうたわれることから中世以降高麗寺では、なにかしらの関係を伝承していたと考えられます。
また、高句麗からの渡来人伝承から「高麗山」の名前がついたといわれています。

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(境内の案内には)
716年、「大磯を初め各地に渡来した高句麗人が若光を郡長として武蔵国高麗郡に移され開発を命じられました」と書かれています。
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若光ゆかりの地にはもう一つ、埼玉県日高市があります。
23日にアップする若光の時代は奈良時代です(710年~)。

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JR大磯駅までは東京駅から約1時間です。
神社は小さいので、神社訪問と合せて高麗山(こまやま)へのハイキングを目的とするのが良いと思います。
地元のタクシーでは高来(たかく)神社でも高麗(こま)寺でも同じ。
「この辺りはコマと呼んでいますから…」とのこと。

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