大君 第20話(1) 雲の墓標

黄菊3
(2018.07.01)

大君 第20話(1) 雲の墓標

「ルシゲ!」

「ルシゲ!」

「ギドゥク!御医を呼べ!」
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「…」
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「出血多量です」
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(以下の動画です↓)
https://www.youtube.com/watch?v=f-P8utJ3J5U

「ルシゲは野獣のように強いんです!
 人じゃないんです! 救って下さい!」
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「気が付いたか?」

「大丈夫か?」

「怪我しないようにと言ったじゃないの…」
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「…」

「しゃべらないで良い。力を使うな」

フィの手を取って、文字を書きます

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「…美しいフィ…。
 媽媽の名前です」

「…」
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「字を習ったのだな…」

「…」
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「ルシゲ…」

「ルシゲ…」
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「何もできなかった…。
 3年も俺に従って来て…」

「美味しい物を食べて欲しかった。
 チマチョゴリも着せてあげたかった…」
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「俺たちは辛さだけしか分かち合えなかった…」

「媽媽のことばかり考えていて、
 何も与えることができなかった…」
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「…」
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「…」
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大王大妃殿に帰って来たスンピョン君でした。

「オマ媽媽…」

「いつのまにか背も高く、大きくなったわね」

「叔父上と叔母上がたくさん食べさせてくれたんだ」

「叔母上なの?」

「ええ、綺麗な叔母上です」
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オ・ウルウォンとユン・ジャジョムを案内するホン尚宮

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「北の門の方なら壁を越えられます。
 チョナの秘密の出入り口もあります」

「チョナをどうしようか?」

「チョナを確保できれば、軍を再起できます」

「中殿媽媽は?」

「宮中に入ったら二手に分かれて救い出しましょう」
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チンヤンとウルウォン

「隠れて住めと言うのか?
 誰も私の味方はいないというのか?」

「チョナ。先のことをお考え下さい。
 生きている限り…」

「今度は私の生命の危機なのか?」

「…」

「宮中を離れたとしても、戻れるだろうか?」

「…」

「ウンソンとスンピョンがいる限り、戻れるわけはない」

「チョナ!」

「ウンソンさえいなければ良いのだ。
 ウンソンさえいなければ、幼子と大王大妃は私とは戦うことができない」

「しかし、義禁府の長官が軍を征圧しています。
 内禁衛の者たちもあちらに付いています。
 信用できる者はいません」

「これまでも誰も信用はしていない」
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逃避するナギョム

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「これは反逆ではなく、戦争だ。
 ウンソンさえ殺せば逆転できる」
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ユン・ジャジョムはジョングクに切られます

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別れ

「中殿は妊娠中だ。ホン尚宮に従え」

「チョナがいないと、子供の将来は無意味です」

「そなたは私にたくさんの恨みがあるはずだ。
 一つ一つ晴らしてやる」

「ここを出て行くのは私には無意味です。
 チョナの同志として、チョナの女として生きていきたいのです」

「そなたが私を励まし強くしてくれた。
 コマウォッソ。
 また会うまで元気で…」

「…」
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# 英文サイトには視聴者からの次のようなコメントがたくさんありました。
WHY DID THE WRITERS HAVE TO KILL ROO SI GAE?!?!?!?
https://www2.dramacool9.io/grand-prince-episode-20.html

儒教では、亡くなった人の身体は地に帰り、その魂は天に昇ると言います。
また、位牌はその人の魂を偲ぶシンボルだと思います。
昌慶宮(チョンギョングン)の南側に位置する宗廟(チョンミョ)には、
李氏朝鮮の歴代王(二人を除く25人)と、家族の位牌が祭壇に並べられているとのこと。

しかし、女真の公主とは言え、朝鮮では名もなきルシゲ(ROO SI GAE)です。
彼女の魂は天高く雲の墓標となって、
フィとジャヒョンの幸せを見守るのだと信じます。

ルシゲ サランハムニダ!
合掌

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大君 第19話(4) 重い刀

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(2018.07.10)

大君 第19話(4) 重い刀~正義の刀と不正義の刀

宮中に入って来たウンソン

チンヤンは、
「諦めろ! 私には勝てない!」

「…」
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しかし、
「いいや、兄貴のお陰で強くなった。
 全てを明け渡せ!」

「王座なのか? 女なのか?
 お前には渡さない」

「全てを渡せ!」
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「お前には私を切ることはできない!」

「!」

(# まずは動画をご覧ください)
https://www.youtube.com/watch?v=HnZdzMT6tzw

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傷を負うフィ

「!」
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しかし、フィの方が武術でも上回りました。

「…」
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「…」
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「彼を監禁しろ!」
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他方では、中宮殿に向かうジョングク

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ホン尚宮の知らせて驚くナギョム

「!」
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「…」
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フィとチンヤン

「殺せ」

「傷つけたくはない」

「…」

「生きて罪を償って下さい」

「お前も王になりたいのか?」

「世の人々が兄貴のように生きたいと思うのですか?」
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「人はより高い地位を求めるものだ」

「兄貴には解って貰おうとしてきました。
 何度も何度も考えて来ました」

「人は傷つけられると恨みを持ち、見下されると見返したくなる」

「…」

「少女のヨンヒが死んだとき…」

「あれは事故だ」

「兄貴は自分の罪を認め、許しを乞うべきだった。
 伯父が良からぬ勇気を植え付けた時は、
 距離を置いて、王室を守るべきだった。
 我々の兄の王が幼い世子の行く末を守るように頼んだ時は、
 兄のことを尊敬し、遺志を守るべきだった。
 弟の恋人を欲しくなったとしても自制心を働かせるべきだった
 それが人間というものだ!」

「お前には何の欲望もないのか?
 お前の潜在意識は分かっている」

「その通りだ。俺にも欲や嫉妬がある。
 他人から俺の汚い面を見られるのは怖い。
 だから自制しているんだ。
 これが人の道だからだ!」

「自制したら消えるというのか?」

「兄貴には自分が欲しい物があると、
 別人になるのが分からなかったのか?」

「…」

「俺が罠にかけられた時には、同時に兄貴が可哀想に思えた」

「…」

「兄貴の人生は全くの孤独だ!」
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「兵曹長も来る頃だ。
 兄貴の配下の者は全員逮捕して監禁してくれ」

「はい!」

チョン尚宮に、
「内示(大王大妃の命令)は準備できていますか?」

「…」

「中宮殿に行って、どうか先王を守って下さい。
 軍を護衛に付けます」
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「ト・ジョングクと一緒に中宮殿に向かいなさい」

「…」
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「他の人達はどうなったの?
 ルシゲは?」

「…。オマ媽媽と一緒しなさい。
 すべてが片付いたら後で行く」

「…」
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正門の前

ユン・ジャジョンとオ・ウルウォンが官軍を連れて戻ります

「反乱により、門を開けることはできません」
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「?!」

「…」
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ソン・オク(領事)も戻り、
「武器を降ろせ!宮殿を攻撃する気なのか?」
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大王大妃は中宮殿に行き、
チンヤン大君の時代はもう終わりました

「ウンソン大君が生きて帰って来たとでも言うのですか?」

「もう世は変わりました」
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「チンヤン大君の欲心があなたを破滅させたのよ」
(ジャヒョン)

「チンヤンを罰するまで、中殿は中宮殿に軟禁させなさい」
(大王大妃)

「もう解ったかしら?
 あなたが好きだった中宮殿は監獄に変わったわ」

「…」
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正門の前に立ったウンソン大君

「私は先王と共に宮廷に帰って来た。
 皆の者は大王大妃の命令を聞くのだ!」
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「…」
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(大王大妃の内示)

…チンヤン大君、イ・ガンを廃し、先王を復位させる。
すべての官僚たちは元に戻り、国家と先王に忠誠をつくせ。
チンヤン大君に従事した者は反逆者と見做し3代に亘り国家と断絶する。
罪人は速やかに罰する。

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ソン・オク

「これは大王大妃からの命令だ。
 我々はこれから、明国の使節団を受け入れるから、
 王位を確固たるものにし、
 朝鮮の民の団結をしめすことにする」

「…」
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ウルウォンはルシゲに刀を向けて

「この女を殺させたくなければ、チョナを呼べ」

「刀を降ろせ!」

「ルシゲをどうするつもりか?!」

「チョナを呼べ」
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「彼女に触れるな! 俺の人だ!」

「…」

「内禁衛将は王室への忠誠心を示せ!
 すでに兄貴は廃位されて罰を受けるのを待つだけだ!」
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ルシゲはフィの方に走り出しますが、ウルウォンの刀が先に動きました。

「!」
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「ルシゲ!」
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「…」
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(第19話の終りのシーン)
https://www.youtube.com/watch?v=hLiNz9Vx7cE

「ルシゲ!」

「ルシゲ!」
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ドラマ『信義』でのチェ・ヨン(将軍)のセリフを思い出しました。

(後の妻:ユ・ウンスに、)
「刀は敵も味方も傷つける。
 むやみに振り回してはいけない」

(ウダルチの兵士たちに、)
「刀が重く感じられるようになった」

そして、
(宿敵のトクソン君:府院君の刀を折った時に、)
「私のは重い刀(ムゴウォンカル)と言ったではないか?!」

さらに、
フィは、流刑の島でト・ジョングクに刀を向けられた時に、
「それが正義の刀と思うならば、それで私を殺してくれ」

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大君 第19話(3)死を恐れぬ人達

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(2018.07.08)

大君 第19話(3)死を恐れぬ人達

王宮への門

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オ・ウルウォン先に戻り宮廷への門を閉じます
しかし、衛兵の隊長は、
「まだ反乱者たちが引き連れられて来ますから、
 門は開けて下さい」

他方、チョン尚宮が状況を説明

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大王大妃が動き出す一方、フィとジョングクが戻って来ます

「最初の作戦を忘れて、次に移る」

「まずチョナを別の場所に移して、被害を少なくする」

「王族の血を流したくないというお気持ちは分かりますが、
 道を開くためにはすべての方策を取ります」
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「解った!
 行こう。もう失敗は許されない」

チンヤン大君

「反乱者たちは皆殺しになった。さて、どうするのか?」

「私たちは昨夜すでに決心しています。
 失敗も私たちの想定内です」
(ジャヒョン)

「そなたが陰謀に加担していなければ生きる道もあったはずだ」

「大監のような人には理解ができないでしょうね。
 多くの人が、命を投げ出しても他の人に仕えたいと思っているのです。
 他の人への愛のために死をいとわない人達がいるのです」
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「成功者は私だ。歴史が刻んでくれる」

「歴史の勝利者は現世の者ではありません。
 いつの日にか、真の勝利者が判明するのです

「…」

「あなたは弟を殺し、甥を廃位させた人です。
 必ず後世の人達が妥協を許さずに証明します。
 ただ生きていくだけが愛ではありません」

「ようやく解った。
 ウンソンを殺してそなたを苦しめたいと思ったが、
 逆にそなたの首をウンソンの前に晒し出す。
 それがウンソンの最大の苦しみだ」
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ジャヒョンに刀が向けられたところで大王大妃が来ます

「止めなさい!」


「!」

「アガシには罪はありません!」
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「ウンソンはチュサンを暗殺するつもりはない!」

「ウンソンが生きていることを知っていたのですか?!」

「あなたが出向いている間に、先王を復位する計画でした」

「それは私を殺すということですか?」

「玉座がなければ、あなたは死ぬというのですか?!」

「…」

「すべての罪は私が負います。
 罪もない人達を開放しなさい!」

「すでに伯父を殺した。
 今度はオマ媽媽も殺せというのですか?!」
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ウンソンたちのために衛兵たちが門を開けます

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宮廷内の秘密の部屋にジャヒョンとギドゥクが拉致され、
スンピョン君は中宮殿に拉致されたとの知らせで、
ウンソンとジョングクたちは二手に分かれます。

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「私は中宮殿に向かう」
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チンヤンと大王大妃

「たとえ大王大妃とは言え、その息子が王です。
 廃位させようとする者は母親だとて許しません」

「チュサン!」

「連れ出せ」

「ソンお嬢さんと一緒にここを出ます」

「まだ解らないのですか?この現状を?!
 オマ媽媽が私に命令をする状況ではありません」

「…」

「この者が私を裏切り、殺そうとした」

刀をジャヒョンにかざすチンヤン

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「では私を先に切りなさい。
 弟を殺したような兄ですから、母親だって殺せるはずです。
 できるでしょうね?!」

「?!
 良き王になろうとしているのに!」

「いいえ、あなたの居場所ではありません!
 全てはあなたの欲心のせいです!」

「…」
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「あなたは先に生まれたというだけで、
 王の資質ではありません
 忠臣たちも民百姓たちもそれは解っていることです」
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ウンソンが間に合います

「生きていたのか?」

「守ってくれる人々がいたから生きていた」
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次のジャヒョンのセリフは、作家がこの脚本を書くにあたっての出発点だっと思います

「成功者は私だ。歴史が刻んでくれる」

歴史の勝利者は現世の者ではありません
 いつの日にか、真の勝利者が判明するのです

「…」

「あなたは弟を殺し、甥を廃位させた人です。
 必ず後世の人達が妥協を許さずに証明します。
 ただ生きていくだけが愛ではありません」

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大君 第19話(2) 売国奴

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(2018.07.08)

大君 第19話(2) 売国奴

寝殿

「なぜ王陵に行かなかったのですか?」

「策略が張り巡らされているとの情報があったからだ」

明国からの使節団に「手ぶらでは会えないから、スンピョン君が来るところを待っているのだ」、と。

「大王大妃は信用できないからだ」
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世子のために以前東宮殿を守っていた衛兵の隊長が気付きます。

「チュサンは外出していない」

「では?」

「作戦の第一弾が失敗したということだ。
 次の作戦に移るしかない」
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宮中に入る門の近く
ルシゲが逮捕されて引き立てられています。

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大王大妃殿に現れたチンヤン大君は、
「なぜそんなに驚くのですか?」

「我々に質問するのですか?
 出かけた王がなぜここにいるのですか?
 病気にでもなって引き返したのですか?」

「反乱の情報を手に入れたからです。
 官軍を出向かせて、私はここで反乱軍を待ち受けることにしました」

「なぜそんな大切な情報を伝えなかったのですか?!」

「逆襲は密かに練るものです。

「…」
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「情報が正しければ、反乱者たちは全て今日死にます」

「私も大妃とその子を守るためです。
 チュサンも血筋をしっかりと守って下さい」

「反乱ですから、大王大妃も大妃も危険です。
 ここで静かに待っていて下さい!」

「…」
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ジャヒョンとギドゥクがスンピョン君を連れて大王大妃殿に向かってやって来ました。
待機していたチョン尚宮が案内します。

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しかし、待っていたのはチンヤン

「今日、ここで会えるとは思いもしなかった」

「…」

「おそらくそなたも予想外だっただろうな?」
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スンピョン君の駕籠を開けて、
「いらっしゃい、甥っ子さん」

「!」

「叔父さんが待っていましたよ」

「!」
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ジャヒョンは扉を閉めて
「チョナを嘲笑しないで下さい。
 怯えています」

「コマプソ。
 スンピョン君を連れて来てくれて…」

「…」

「こんなにも大きな贈り物をくれるとは思いも寄らなかった」

「大君をあなたのために連れて来たと思っているのですか?!」

「今日のために私を欺いていたことは解っていた。
 しかし、結末を見ろ。
 お陰でスンピョンを探す手間が省けた」

「…」

「ともかく、この謀叛で大きな徳をした」

「…」

「待っていなさい。
 すべての反乱者を捕らえて、その最期をお見せしよう」

「いいえ、まだ終わってはいません。
 今日はとても、とても長い日になります」

「スンピョン君を中宮殿にお連れしろ!
 中殿が待っている。
 アガシとパク宦官を閉じ込めろ!」
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スンピョン君は中宮殿(ナギョムの所)に連れられて行き、
ジャヒョンとギドゥクは監禁されました

「なぜ墓参りの際に私を殺そうとしたのか?
 なぜスンピョン君を連れて来たのか?」

「…」

「それとも噂通りにウンソンが生きているのか?!
 ウンソンを新王に即位させる計画だったのか?」

「…」

「宮中では他に誰が知っているのか?」

「…」

「大王大妃たちも知っているのか?」

「…」
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「ウンソン大君が亡くなってから、日が経ちます。
 ウンソン大君の敵のために戻って来たのです」
(ナギョム)

「これは、ウンソン大君の遺志に従って、
 不正義で流された先王を復位するためです
(ギドゥク)

「中殿に即位したいから、
 王妃を廃妃にしてくれと言った話は私を騙したものだ」

「不当に扱われたとでも思っていますか?」

「…」

「怒っているのですか?
 あなたこそが民百姓と王室を騙したのです」

「…」
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「改めて聞くが、ウンソンは生きているのか?」

「アガシ、私は大丈夫です」

「…」

「あ!」

「アガシ、大丈夫です。
 こうして人々を、側近までもを脅迫する人なんです。
 死は恐れません」

「!」
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「では、そうしよう…、
 やあ!」

「!」

ジャヒョンンが止めます

「何が知りたいのですか!?
 私が全てを話します」

「ウンソンは生きているのか?
 兵曹長が軍を連れて出向き、反乱者たちは全滅させた」

「百姓たちが蜂起します。
 今日死んだ人たちの魂は決して死にません」

「…」

「あなたはオランケに領土を売った売国奴。
 それに親族を殺した殺人者です。
 民百姓は甥の王を殺した者を許してはくれません」
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「この者たちを私の前で膝まづかせて、命乞いをさせる。
 この国は私の物だ。
 現実を知らない頑固者たちめ…」

そこに使者

「川を渡るところで反乱者たちからの攻撃を受けましたが、
 内禁衛将と兵曹長の率いる官軍で制圧しました。
 内禁衛将が残党を一掃しています」

「…」

「反乱者の首謀者の首を刎ねて来い!」
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「あなたは生存者から脅かされるでしょう」
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公式記録の『朝鮮王朝実録』とは違って、様々な野史、語り伝えがあるようです。

「民百姓は甥の王を殺した者を許してはくれません」
(ジャヒョン)

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大君 第19話(1) 影武者

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(2018.07.09)

大君 第19話(1) 影武者~罠

この作戦の目的は、宮中をチンヤン大君が離れた際に、スンピョン君を宮中に迎え入れて、
大王大妃がスンピョン君の復位を宣言することです。
フィは無血での開城を狙っています。

出撃したのはフィ、ルシゲと“隊長”が率いる農民たち。
まずはチンヤン大君の駕篭とウルウォンを引き離すことでした。

宮中(大王大妃殿)
大王大妃と大妃がスンピョン君が来るのを待っています。

「本当に来るのですか?」

「ええ、ウンソンが約束したわ」

「もしも…」

「失敗はまだ先のこと。
 スンピョンが来ることが出来れば、現王は失脚するわ。
 明国からの使節団が来れば、
 現王は単なる輔弼者(補佐)となるだけだわ」

「使節団が帰った後が心配です」

「少なくとも私たちで時間を稼ぎましょう」

「…」
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チャン尚宮に、
「すぐに理事の娘が宮中に入って来ると思いますから、
 門の前で待ちなさい」

「はい媽媽」

「オマ媽媽、私も一緒して良いですか?」
(大妃)

「いいえ、大妃が動くと疑われます」

「私がお連れします」

「お願いです、チャン尚宮」
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中宮殿では、妊婦の身体に良い、鯉のスープが出ます。

「昨夜は月に祈りました」

月は“陰”の気が強いのです!
 それは女の子を祈る時です!」

そして、ナギョムは漢陽の妊婦の中で、男の子を産む可能性の者を調べるように命じます。
しかし、鯉のスープにスプーンを付けた際に、自らの妊娠(つわり)を感じます。

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スンピョン君

「媽媽、今日は宮中に帰ることができます」

「オマ媽媽に会えますでしょうか?」

「ええ、きっとオマ媽媽は、
 チョナが立派に育ったことでお喜びになるはずですよ」
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川岸

「墓にお参りするためには、対岸に渡らないといけない。
 ここがその渡河の場所だ」

「…」

潜伏するフィとルシゲ達

「今日、成功したら狩りに行こう」

「行きたいのか?」

「ああ、我々だけで行きたい」

「昔のように、食べ物がなかった時は辛い狩りだったが、
 今度は楽しい狩りがしたいものだな」

「ああ、とにかく行こう。
 私のためにそれくらいはしてくれ、一緒に…」

「ああ、一緒に行こう。
 ギドゥクも一緒に3人で行こう」

「んん」
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「すまないな。ルシゲの故郷から連れ出して、
 こんな危険な目に遭わせようとしている」

「大丈夫だわ。好きであんたに付いていくだけだから」

「これからは無理強いはしないからな」

「一人になるのは嫌だった」

「…」

「朝鮮の人達は汚い女真族たちだと、
 女真の者に唾を吐きかけていると思っていたし、
 アボジだって私を無視していた。
 でも、フィだけはとても温かかった。
 だから一人になるのが怖い」

「俺は決してお前を一人にはしない」

「…」

「一生、お前を妹にする。
 そして、これが終わったら、お前にも良い夫を探してやる」

「!」
(ルシゲはフィの胸を一撃!)

「!」

「ふ~」
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妓房から出るジャヒョンとギドゥク

「お気を付けて」

「農民たちが帰ってきたら、上手く匿って下さい。
 私も媽媽の姿を見たら、すぐに帰って来ます」

「これまで大変お世話になった」

「そんなことを言わないでよ。
 もう会えないみたいに…」

「行ってきます」

「…」
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ヨギョンは戸棚から箱を出して、

「エランも支度をして、早くて強い馬を連れて来なさい。
 そして船着き場では船を予約しなさい。
 漢陽を離れる準備だわ

「逃亡の準備ですか」

「ええ。計画が失敗したら私たちは殺されるでしょう?
 ここからは逃げ出すわ」
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渡河地点に現れた一行

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ルシゲの矢を先頭に、一斉に矢が飛びます。

「反乱者たちだ! チョナを守れ!」

一本の矢が右議政の胸を射抜きます。

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混乱する隊列

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「さあ! 行け!」

「!」

駕籠に向かって走り出すフィ。

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ここでルシゲと農民兵たちは退去する予定でした。
しかし、ユン・ジャジョンが率いる官軍が現れます。

「これは想定外だ!」

「みんな逃げなさい!」

「!」

「フィが危険だ!」

「俺たちは一緒に行く!」

「殺されるぞ!」
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ルシゲは単独でフィの援護に向かいます

「隊長!ルシゲの言う通りです!
 奴らは先鋭部隊です!」

「いや、後悔はない」

3人はルシゲを援護に走り出します。

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引き返す駕籠にフィは追いついたものの、駕籠を開けると、中にはチンヤンの影武者
これはチンヤンとウルウォンが仕組んだ罠でした。

「!」

「!」
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(列の官僚たちを守っていたジョングク)

「騙されましたね、大君!
 本当に生きていたのですね」

「…」

「今日は本当に大君を殺します」

「!」

「全員逆賊だ捕らえろ!」

ジョングクが率いていた衛兵たちと官軍の戦闘が始まります。

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高みの見物の大王大妃の弟と、驚くソン・オク

「こんなことが起きることを知っていたのですか?」

「…」

「なぜ兵曹の大監が率いているのですか?」

「心配は要りません。チョナは安全です。
 内禁衛将はすでに準備していました」
(大王大妃の弟)

「…?!」

「これは王命ですから、どうぞご安心下さい」

「皆、宮中に帰る」
(ソン・オク)

「…」

「宮廷内のことが心配だ!」
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ルシゲが現れて
「早く行け!チョナが心配だ!
 チョナを守れ!」

「!」

フィとジョングクがリターン

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ジョングクとフィを見送り、戦闘に入るルシゲでしたが、ウルウォンに腕をやられます。

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そして今度は、ルシゲを守ろうとした隊長がウルウォンに切られます

「ドクマンや!」

「ホチや!」

「…」

「アンドェ!」
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隊長以下、仲間の農民が切られ、ルシゲは捕虜になります。
ただし、プランBに移行する計画が残っています。

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大君 第18話(4) 出撃

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(2018.07.09)

大君 第18話(4) 出撃
(出撃とはいえ、決して戦闘を予定した作戦ではありません)

ジャヒョンはヨジョンの妓房に行くために妓生に変身

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フィと会うためです。

「…」
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チンヤンはドゥクシクを呼びます。
まだ成均館の学徒で、科挙試験にはパスしていないものの、
文官として、側近にするつもりのチンヤンは、
「妹も守ることができる」と。

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# ドゥクシクは受けません。

チンヤンはウルウォンに、
「父親は明国への使者を果たし、娘は王妃の座を願い出た。
 それで息子は無視された存在だから、重鎮に採用したい。
 おそらく負担だろう。
 いずれにせよソン・ドゥクシクは単純な奴だ」

「私にはト・ジョングクの方に疑問があります」

「ウンソンに矢を向けたが、
 それでも私に恨みがあるというのか?」

「ヤンアン大君が亡くなる前に、
 彼には注意しろとの警告がありました」

「私のために働いた者に褒章を与えるのは当然だ。
 心配だったら見張れば良い」

「明日の法事は延期した方が良いと思います」

「…」
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妓房の庭では明日の準備が進みます

ギドゥクはルシゲに、
「役目が終わったら、振り向かずにとにかく逃げろ」

「あんたも最善を尽くせ」
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フィとジャヒョン

「派手な服は似あわないでしょう」と妓生の服から着替えたジャヒョン。

「男を装った服よりはましだ」

「…」

明日が終われば、みんなが元の場所に戻る。
 我々も結婚して、それからはずっと一緒に暮らせる」

「…」

「失敗しても、君と君の父君のことも誰も何も知らないことになるさ」

「チンヤン大君はあなたが生きているかもしれないと疑っているわ」

「しかし、もう止められない。
 兄が宮殿を離れる機会はこれしかない。
 家に帰って待っていてくれ」
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「私は帰れません。
 媽媽のことを待つ時間は、いつも後悔ばかりでした。
 分かるでしょう?
 山寺で結婚の約束をした時に、本当に結婚していたら良かったと後悔しました。
 媽媽の新婦になっていれば良かったのにと思っていました。
 もう後悔はしたくはないわ」
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「…。
 しかし、俺はこの世には生きていない人間のつもりだ」

「いいえ、私の前では生きている人です」

「あの3年間。俺だってそうしたかったと思った。
 分かるだろう?
 君と先に結婚しておくべきだったと後悔した」

「…」

「今の世では生死も約束できないし、
 明日何が起きるかも分からない。
 だから君を結婚という形で縛りたくはないんだ」
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「嘘だわ!」

「…」
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「あなたはいつだって私のことを求めて、
 いつだって…、毎晩後悔しているはずだわ」

「…」

「怖くはないわ。今日、私はあなたの新婦になるわ」

「…」
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ギドゥクは、外で待つルシゲの腕を取ります

「何なのよ。
 2人の話が終わったらフィに話がしたい」

「馬鹿だな。今夜は終わらない」

「…?」

「今夜はたくさんの話があるはずだ。
 終わりになるかもしれないからだ」

「…」
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「我々は?
 我々だってフィとは終わりになるかもしれないんだ」

「お前はただ俺と一緒にいろ」

「痛い…、ここが痛いんだ。
 心臓が張り裂けそうだ」

「それは気持ちが痛いということだ」

「馬鹿!」

「すべてが終わったら、媽媽たちは一緒に暮す。
 俺たちも一緒に暮そう」

「嫌だ。私はフィと暮す」

「毎日、そんなふうに心が痛むならば、
 傷むのは明日までにして、今はもう人を守るのは止めにしろ」

「…」

「媽媽もアガシも守る必要はない」

「…」

「これからは俺がお前を守る」
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ルシゲはギドゥクの足を踏んで、
「!」

「あ!」

「私の方があんたよりは強い!」
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屋敷でジャヒョンを待つクッタンとドゥクシク

「警護にはアガシはもう寝たと言っておくから、
 心配せずに先にお休み下さい」

「クッタンや。 
 これは本当にジャヒョンのためだろうか?」

「は~」

「チンヤン大君は既に王だ。それを引き降ろせるだろうか?」

「私には解らない。
 アガシが媽媽に従うから、私もアガシに従うだけだわ」

「うちの一家はすでに大きな穴に落ちた。
 この穴から抜け出せるのか…、怖い」

「私も怖いです。
 私たちの運命がもっと深く落ちていく気がして…。
 でもこの国の王子を見ていると、もっと怖くなる」

「…」
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朝になって

「やはり後悔している」

「いいえ、私は後悔はしていない。
 今日で人生が終わっても後悔しないわ」

「…」

「でも、帰って来て…」

「ああ、帰って来る」
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チョン尚宮がウンソンからの伝言を持って来ます

「ウンソンからの知らせでは、
 今日スンピョン君を宮中に連れて来るとのことだわ」

「…」

「弟の方は私が何も相談しないから、気分が悪いようだわ。
 どうしましょうか? これからのことを…」
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チンヤン

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大王大妃の弟はウルウォンと共に、「外出の延期を…」と。

「理由は何だ?」

「恨みを持つ者たちが道中に潜んでいるかもしれません」
 ウンソンとスンピョン君が生きているとの噂かあります」

「武器を携えようというわけだな」

「…」
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出撃

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「合図で動いてくれ」

「…」

「チョナとアガシの安全を信じているから、頼んだぞ」

「…」
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「誰も傷ついてはいけません」
(ジャヒョン)

「ご心配なく、アガシ」

「戻って来ますから、お祝いを準備しておいて下さい」
(農民の隊長)

「肉も…」
(ホチ)

「どうぞご無事に帰って来てください。
 今夜は特別の料理を準備しておきます」
(ヨギョン)
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「あれを着ているの?」

「んん」

「怪我しないようにね」

「…」
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(作戦前夜のビハインド)
https://www.youtube.com/watch?v=iL6mlgTnDmY

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大君 第18話(3) 近づく反正

大君 第18話(3) 近づく反正(クーデター)
 ~スンピョン君の復位


ソン・オクとト・ジョングク

「お疲れ様でした」

「明国では、チョナへの冊封を遅らせるために、
 あえて世子が生きていることを伝えた。
 それで良かったのか?」

「会って貰いたい人がいます」
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ウンソンと共にスンピョン君が隠れているチョ・ヨギョンの妓房には、女真族の捕虜となっていた農民たちが集まります。

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チンヤン大君とウルウォン

「もしもウンソンが生きていたら、何を考えるだろうか?」

「おそらく、先王の復位でしょう。
 私は島からの道筋を辿り隠れ家を見つけました」

「探すほどに深く潜伏するだろうな」

「では?」

「待てば出て来るだろう。
 それも彼らの計画だろう。
 また血の雨が降るようだ」

ウンソンとソン・オク

「まさか生きておられるとは夢にも思いませんでした」

「問題を起こしてすみませんでした」

「いいえ、ジャヒョンがとても幸せだと思います」

「諸大臣たちが法事に出かける日は確かですか?」

「私の役目は大臣たちを連れ帰るだけでしょうか?」

「ええ。私たちがチンヤン大君の戻りを阻止します。
 その間にオマ媽媽が新しい内示を準備して、
 大臣たちの前で復位を発表します」

「その通りに進めば完璧ですが…」

「問題なく復位できれば、チンヤン大君を逮捕します」

「大臣たちが反対したら?」

「ヤンアン大君がいなくなったので、反論は不可能だと思います。
 我々が兵曹判事(ユン・ジャジョン)とオ・ウルウォンを制すれば、
 自然と流れが変わります」

「他には漏れていませんか?」

「もしも、失敗したとしても計画を知るのは我々3人だけです」

「5連隊の兵士たちが都知事に従いますが、
 彼らは反正(クーデター)だとは知りません。
 都知事の指示にそれぞれが従うだけです」
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フィを連れ出す3人組
待っていたのは北方の戦地で捕虜になっていた農民たちでした。

「死ぬ危険まで冒すのですか?」

「いいえ、もう我々は大君と一緒に死んだも同然でした。
 一度死んだ以上、我々の命は全て媽媽に差し上げます」
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「会いたかった。歓迎する。コマスミダ」
(ギドゥク)

「ご心配ですか?」
(ジョングク)

「私たちの家族は既に覚悟を決めています」
(ソン・オク)
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今度は東宮殿を警備していた衛兵の隊長

「大君!」

「我々が先王を守っている。
 どうか、もう一度守って貰えないか?」

「これは本当ですか?」

「チンヤン大君の資金を管理していた者が提示してくれた」

「これほどまでに…。たくさんの間者と賄賂…。
 それにオランケ(女真族の蔑称)との密約は本当だったのですか?」

「ああ、ヤンアン大君の屋敷から文書を発見した」

「私もチョナが幼いから、チンヤン大君が即位するのも仕方ないと思っていましたが、
こんな裏取引は断じていけません。この国の将来が不安です」
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御医の診察を受けないナギョム

ついに大妃も声を荒げて、「懐妊は確かなのですか?!」

既に抱き込まれていた御医は、
「まだ初期のようで、確かなことは言えません。
 もう一月待って診ましょう」

時間を引き延ばすのもナギョムの作戦だったようです。

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女3人で裁縫

「できない!止めた!」
(ルシゲ)

「誰が頼んだというの?
 あんたがやりたいと言ったからだわ」
(クッタン)

実はジャヒョンがルシゲのために縫っていた防御服(ミョンガプ)でした。

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「…。じゃあ、フィの服は?」
(ルシゲ)

「ルシゲの後だわ」
(ジャヒョン)

「…」
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さて、近づいた決行の日
フィールドではチンヤンの駕籠の行く道をチェック。

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弓の射程距離に弓兵たちを潜ませて、混乱を起こす計画。

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「とにかく、ウルウォンを兄から引き離してくれ」
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「失敗は死につながる」

「成功は、父の無念を晴らし、
 朝鮮の民に我々の正義の道を示すことになります」
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ナギョムが妬む大妃。
第5代王・文宗には顕徳(ヒョンドク)王后・権(クォン)氏との間に1男1女が生まれました。
ドラマではヒョ嬪・金氏として“輪廻転生”して、スンピョン君(魯山君=端宗)を守ります。

史実では、文宗の最初の正室にも2番目の正室にも子供ができませんでした。
それどころか、文宗には愛されずに、父の第4代王・世宗から二人の正室は廃位(廃妃)されています。
そこで世宗が紹介を命じて、側室として連れて来たのが後の顕徳王后・権氏です。
文宗は彼女をとても愛し、権氏は世子(第6代王・端宗)と公主を授かったということです。

顕徳王后・権氏(1418~1441年)
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大君 第18話(2) 絹布のメッセージ

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(2018.07.02)

大君 第18話(2) 絹布のメッセージ

ルシゲとチョン尚宮

「ジャヒョンお嬢さんが大王大妃との面談を希望しているのですか?」

「んん」

「尼寺から出たというだけで問題となるのに…」

「フィとの…、いやウンソン大君と関係あることなのだ。
 遺品があるそうだ。
 アガシがお渡ししたいと言っている」

「…。
 ところでまだ礼儀を学んでいないのですか?」
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「え…、あ…」

「正しい言葉使いは分かっているのでしょう?
 わざとでしょう?」

「今日はお菓子はないのか?」
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賄賂の横行
(# 独裁体制なので起きたとされる史実です)

「(ユン・ジャジョンは)何とも厚かましい奴だ」

「中殿の兄だからでしょうね」

「兵曹の大監になる噂があるから、
 賄賂を渡したい者たちの列ができているのか?」

「トラの穴が空き家になったら、
 そこで“ウサギが遊ぶ”のたとえですね。
 ヤンアン大君が亡くなったら、我が世の春だ。
 チンヤン大君は腐敗を大目に見ています。
 つまり、私腹を肥やせるからです。
 どの大臣もまったく同じです」

「三司(サムサ:司憲府、司諫院、弘文館)はいったい何をしているのか?
 民の目があるだろうに?」

「いいえ、全員が暗黙の了解の上です。
 結局は民百姓が困窮しているのです。
 貼紙は民心を集めていますから、点火すると一気に燃え上がるはずです」

「これまでの王の恒例で、太祖(李成桂)の法事に参列するはずだ」

「ではその日程を調べておきます」

「王が宮殿を離れた時に実行に移る
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# ジャヒョンが大王大妃に面会する前には、ナギョムが大王大妃殿(テワンテビジョン)に来ていました。

ジャヒョンを見て
「ずうずうしいわね!
 いったいここがどこだか解っているの?」

「お元気でしたか、中殿媽媽。
 ご懐妊なされたそうですね?おめでとうございます」

「何が目的で来たの?」

「尼寺ではまるで囚人の生活でしたから、
 私も絹の服と美味しい食事がしたくなりました」

「まさか、側室になろうという気なの?」

「今日はこれまでのことを許して貰い、
 チョナのご意向に答えたいと思っています」

「夢を見るのは止めなさい」

「男の子を産まないといけませんね。
 中殿のお子が女子で、
 もしも側室の子が男子ならば立場は変わると思っています」

「!」
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大王大妃

「病気だと聞いていたが、元気ですか?」

「ええ、ご心配かけてすみません」

「ウンソンの遺品を持ってきたと聞いていますが?」

「…」

「それは絹布ではありませんか?」
(大妃)

「…」
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赤い絹布にはフィからの伝言が書いてありました。

…オマ媽媽、不詳の息子、フィです。
流刑地で死んだとお聞きでしょうが、それは事実ではありません。
私のことを支援する者たちのお陰で、隠遁して暮しています。
兄貴は女真族との間で領土譲渡を約束していました。
その上で幼い王と私を殺そうとしました。
しかし、幸いにも幼いチョナは生きています。
私はこれ以上、兄貴のことを見過ごすことはできません。

そして、スンピョン君(端宗)の復位を目指すとの伝言でした。

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「大君は生きているのですか?」
(大妃)

「…。 幼いチョナも彼が匿っています」

「本当ですか?!元気なのですか?!」

「もちろん、元気にお育ちです」
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「…。
 心の片隅では、ウンソンが生きていることを願っていた」

「媽媽…」

「ウンソンが生きていて甥のことを守っていたとは…、
 これこそ私が夢見て来たことです…。
 本当に…? 
 私の息子は生きているのですか?」

「ええ、幼いチョナと一緒です」

「…」
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「家には警護が付いていて出入りは厳しい状況です。
 大君とチョナのことをお伝えに来るには宮中に参る許可証が必要です。
 どうかよろしくお願いします」

「チャン尚宮に取り計らいをして貰います」
(大王大妃)

「注意、とくに注意して下さいね」
(大妃)

「…」

「息子の安否はあなた次第です」

「いいえ私ではなくて、全てのことを大君媽媽が必死で守っています。
 私は小間使いです」

「私のことを恨んでいるでしょうね。
 あなたが裏でこんなにも苦労していたことを知りませんでした。
 残酷に扱ってしまいました」
(大王大妃)

「いいえ、媽媽。
 ウンソン大君が大王大妃媽媽を信じているからです」

「…」

「私が病気を装っているのも、幼いチョナを守るためです。
 幼いチョナが明るい太陽の下で姿をお見せできますように、
 お二人の協力をお願いします」

「…」
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チンヤンにはジャヒョンが来ていることか伝わります

「何用で来たのか?」

「これからも宮中に自由に出入りしたいからです。
 大王大妃に会うために今度また来た時も、
 お会いできると思います」

「どうして変わったのか?
 いつから変わったのかと考えていたが、
 ウンソンが死んでから、現実に戻ったようだな」

「…」

「中殿には王妃になりたいと言ったのか?
 尼寺で聞いた希望だったな。
 他にも何か隠し事でもあるのか?
 ウンソンが生きているのではないか?」

「…」

「そなたを救ったのはウンソンではないか?」

「…」

「二人で山寺に住んでいるのではないか?」

「…」

「私が山寺に行った時は、
 ウンソンを逃がすために私に会ったのではないか?
 それでもあの一瞬は嬉しかった」

「中殿はご懐妊だそうですね。
 もしも男子を産んだら、彼女を廃位する必要は無くなります。
 つまり、私の希望には答えることができないということになります。
 なぜ亡くなった人のことを持ち出して、
 言い逃れしようとするのですか?!」

「私が本当に王妃にするなら、どうするのか?
 息子だろうが娘だろうが関係ない。
 王妃にするとすれば、生きているウンソンは地獄に落ちる」

「約束は守って下さい。いつまでも待ちます」
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そこに明国から領事が帰国したとの知らせ。

「明の皇帝から認められれば、私の地位は確固たるものになる」

「…」

「ウンソンが生きていたとしても、何も変わらない」
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大王大妃の弟は、あえてウンソン大君が生きていることを明らかにする必要はもうないと…。
「では、謀反を黙視してこの国の将来はどうなるのですか?
 この国が汚職で腐敗しても良いというのですか?!」

「…」
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堂上での帰国報告

「明国の使節団がスンピョン君に会いに来るというのか?」

「はい、チョナ。
 明の皇室が接見して、状況を見極めたいとのことです」

「いったい、どんな仕事をしてきたのですか?」
(ユン・ジャジョン)

「彼らは手順を踏みたいとのことですから、
 断る理由はありませんでした」

「…」

「そのため、我々は流刑地のソンピョン君を連れ戻す必要があります」

「領事が不在の間に、ヤンアン大君がスンピョン君を匿い、
 ヤンアン君は断罪されました」

「ともかく、スンピョン君を探し出せ。
 国の隅々まで捜査せよ!」
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# ナギョムは大王大妃殿(テワンテビジョン)で再度、大妃の廃位の話を持ち出していました。
大妃の夫(文宗)が亡くなり、また息子(端宗)も廃位されたからには理屈は合います。
しかし、内命府(ネミョンブ)の実権は大王大妃にあるので、なぜ大妃のことにこだわるのか?
一人でも邪魔な者を排除しようとする権力欲のためなのですが、
なぜ権力欲に走るのか?
これまでの史劇で見て来た共通点には、
夫からの愛を失ったこと、寵愛が得られずに子供を授からなかったことなどが挙げられます。

ただし、権力欲に走るだけならそれもしばしばあること。
このドラマにあるように、
ナギョムは愛をたくさん受けているジャヒョンを妬み、
チンヤンは両親からの愛を受けたウンソンを妬んでいます。
こうした人達が権力を持つと、とんでもない歴史を作ることになる…。

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大君 第18話(1) 貴重な存在

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(クチナシの花:2018.07.01)

大君 第18話(1) 貴重な存在

女真のフリガイ首長宛ての密約文書を焼却するチンヤン

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「チョナ。
 ヤンアン大君が亡くなりました。
 賜薬を拒否したので、ト・ジョングクの刃を受けました」

「逆賊であろうとも、王室の儀礼に応じた墓を用意してくれ。
 これまで、私の父親代わりだった…」

オ・ウルウォンは、
「今でも信じられません。
 ヤンアン大君に謀反の意図があったとは…」

「顔をあげて見てくれ。
 私には兄(文宗)への謀反の気持ちがあったと思うか?
 私は弟も甥も殺した大物だ」

「…」

「私は誰をも信じない。伯父とは違う」
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「酒でも用意しましょうか?」

「あの女に会いたい」

「お連れしましょう」

「いや、まだ早い。
 来ても彼女は、また辛い思いをするだけだ」
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告発文

…私は朝鮮の先王(文宗)の長男、イ・ミョン
チンヤンは大君の時に策略によって、3男の弟を北方の戦地に送り込んで殺そうとした。
その後に彼は、私の王位を剥奪した逆賊だ。
さらに、私は流刑の際に暗殺者たちに殺されようとした。
しかし、ウンソン大君によって救われた。
“チンヤンは朝鮮の罪人”だと皆に告げると共に、朝鮮の民の力を終結して、
私の復位に協力をお願いする

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「ウンソン大君は生きているそうだぞ!」

「幼い先王のことだ。
 我々が何とかしないといけない」
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クッタン

「ここは女性の服を縫製するところなので、男性は入れません。
 アガシの寸法を測ります」
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ジャヒョンを呼んだのはチョ・ヨギョンです。
(絹織物にメッセージを書くためです)

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待っていたフィに、

「胸が痛むでしょう?
 なんといっても伯父上ですから…」

「…」

「辛いでしょうね?」

「きっと兄も同じ立場で悲しんでいるだろう」

「いいえ、媽媽は違います。
 媽媽の責任ではありません。
 全てを元のように正すためのことです」

「目標は違うが、なぜこんなに辛いのだろう…?」

「敵と戦うためには、自らを泥沼に陥れないといけません。
 勝利を得るためには、清らかな道など、どこにもありません」
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君はずいぶん変わったな

「嫌いになりました?」
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「いいや、強くなった。美しくなった」

「あ…」

「もう守る人ではなく、頼らないといけないようだ。
 信頼できる同志だ」

「…」

フィの願いは、

「では中宮殿に?」

「反正(クーデター)を成就するためにはオマ媽媽の助けが必要だ」

「眠れない夜は、私に会いたい夜には、
 これまでの日々を思い出して下さい。
 文具屋で出会った時のこと、二人とも漢江に落ちた時のこと、
 あなたはまるで演技をしているように冷静に私を安らかにしてくれた。
 戦地の天幕の中でも…」

「…」

「きっと耐えることができます」

「…」
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絹織物を持って出るジャヒョンを見送って、

「アガシが羨ましいわ。2人とも求め合っているから…」

「きっと彼女にだって、あなたを羨む時が来ます」

「?」

「あなたの横笛の音色や、あなたの美しさに嫉妬していました」

「そんな美しさだけで良いのでしょうか?
 私には彼女がもっと美しく見えます」

「あなたも人生の美しさを見つけ出すに違いありません。
 人生の大切な意味を見つけ出すでしょう。
 人生の意義を知った人は簡単には揺らぎません。
 復讐のために私の手助けをしようとしていることは知っています。
 きっとその日が来れば、貴方にも大きな褒美があるでしょう。
 身分が低くても、片目になっても、
 この国のために大志があれば、
 皆から大切な人だと尊敬を受けるでしょう」

「…」

「いや、民百姓は全て貴重な存在だ。
 誰だって貴重な存在だ」

「…」
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堂上会議

「反逆者たちは民心を操ろうとしている」

「チョナ。
 反逆者のヤンアン大君が亡くなった以上、民心も落ち着くでしょう」

「ではなぜだ?
 ヤンアン大君の屋敷から消えたスンピョン君の居場所を見つけられないのか?!
 なぜあのような貼紙がいつも出て来るのか?!」

「スンピョン君は既に後ろ盾を失っています。
 生きているのでしょうか?
 まずは宮廷に新しい人脈を構築することが重要だと思います。
 空いた官職を埋めて下さい」
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「これまで大小の問題を解決をしてくれたト・ジョングクを、
 これからは5部署の統括をする都知事に命じる。
 これからも私を支援してくれ」

「チョナ!」

「早く、スンピョン君を探し出してくれ。
 私を幸せにしてくれ」

「力不足ではありますが、誠心誠意お尽くし申し上げます!」
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「チョナ、領議政も空席です!」

「まだ適任者が見つからないから、堂上官以外でも考えてみる。
 義政府でなく、六曹の協議制度も考えてみる」

「チョナ!」

「私が国政の長だからだ!
 私は幼子でもない!
 皆の、学者のような意見を聞く必要はない」
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「チョナは我々を軽んじている」

「チョナへの忠誠で、何が得られるというのか…?」
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貼紙を見て、
「これはウンソンの筆跡だ。
 いったい誰がウンソンの筆跡を真似ているのか…?
 伯父の屋敷の者たちと、ウンソンの仲間たちを逮捕しろ。
 成均館の学者も調べろ!」

「チョナ。
 ウンソン大君は生きているのではないですか?」
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地位を得たジョングクは、早速宮廷内で同志を集め始めまず。

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絹布を買い求めに来たジャヒョンと案内するヨジョン。
フィから母・大王大妃に、スンピョンと自身のメッセージを書くためでした。
“王が宮中を離れる日にスンピョン君が宮殿に戻る”ことも…。

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大君 第17話(4) ジョングクの復讐

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大君 第17話(4) ジョングクの復讐

次のターゲットはユン・ジャジョム(兵曹判事)。
ヨジョンから動きを始めます

「考えてみたのか?」

「身分の低い私に何を求めるのですか?」

「じっと待っていれば、いつかは呼び出される時が来る」

「妓房をたたんで、整理しようと思っています。
 今日はナウリにはお別れの一献なのです」

「さあ、一杯いこう」

「ところで、ヤンアン大君には遅い子供が出来ていますか?」

「なぜそんな質問をするのか?」

「大君とはいえ、その役目はもう果たせないからです。
 噂では赤子の鳴き声がするとのことです」
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ヨジョンの後はジョングクが拍車を掛けます。

「噂では、ヤンアン大君の屋敷の中には、
スンピョン君と同じくらいの年齢の男の子の声がするとのことだ。
しかし、内禁衛将の守りが堅いから、チョナには報告できない」

「内禁衛将が問題なんだ!
 事の重要性が分かる奴ではない。私が報告しよう…」

「大監自身の褒章はお考えですか?
 今は領議政の席が空いていますよ」

「領事が明国から帰国すれば、横滑りするのではないか?」

「領事が何をしたと言うのですか?
 チョナの即位のことで、一番の功労者は誰でしょうか?
 大監ではありませんか?
 しかも中殿のお兄様ではありませんか?」
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妓房

「中殿の兄が罠に掛かりました」

「領議政の地位のことを話すと、大きく揺れていました」

「子供は探したか?」

「同じくらいの子供たちを幾人か…」
(ギドゥク)

「子供には傷を負わせないように」

「もちろんです」

「兄貴の周囲の犬を一人ずつ排除する」
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そしてヤンアン大君の屋敷の捜査
(ジョングクはユン・ジャジョムを同行させてやって来ます)

「そなたはチョナと私の間に楔(くさび)を打った上、
 何を企んでいるのか?」

「企みをやったのはヤンアン大君の方ではありませんか?」

「何の名分があってのことなのか?
 目的が分からん」

「大監。
 私は義禁府の令監としての仕事を淡々とこなしているだけです。
 この朝鮮のためです」

「…」
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「…」
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フィはソンピョン君を塀に上げて、わざとユン・ジャジョムに見せます。

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慌てて追いかけるユン・ジャジョムの前には子供連れのルシゲ

「ちょっと待て!」

「何をするのですか?!」
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「…」
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「大監! この子じゃないですか?!」

「?」

他方でジョングクは、
屋敷の中も調べます

「?」
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ジョングクは隠して持ってきた密約文書を取り出します。

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「スンピョン君を匿っていたのですか?!」

「?!」

「この目で確かに見ましたよ!」

そこでジョングクは、
「大監!不思議な文書がありました!」
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「スンピョン君だけでなく、
 女真族との取引の文書が発見されました」

「…」
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# チンヤン大君の署名と捺印があります。

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ユン・ジャジョムは早速報告

「スンピョン君を早く探し出せ!」

「…。ヤンアン大君をいかがしますか?」

「私の方から最後の挨拶をする」
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呼び出されたヤンアン大君

「チョ~ナ。これは敵の罠です。
 誤解を生じさせようとしているのです」

「…」

「私が必ず暴いて見せます」

「幼子をどうするつもりですか?」

「それは不公平です。
 私はスンピョン君を見たこともありません」

「女真族の書をなぜ保管していたのですか?」

「それも見たことがありません。そいつらの罠です!」

「そいつらとは誰なのですか?!」

「ん…」
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「ウンソンが天国で刀を磨いているとでも言うのですか?!
 死んだ弟が幼子を育てているとでも言うのですか?!」

「…」

「少しでもまともな言い訳をしてくれ!
 甥っ子を怪物に育てあげたものの、
 言うことを聞かなくなると、
 また新しい“操り人形”を育てているのか?!」

「?!
 言葉の礼儀を正して下さい。
 私があなたを育てたのです。
 そして、競争相手のウンソンを殺したのです。
 その上、最後には先王を殺したのです」

「…」

「私がそなたを王にしたのです!」

「そのとおりです。…、私が王です。
 その意味をご存知ですか?」

「…」

「もう伯父上は不要です」
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「全てを取り上げろ!
 牢獄では死んで欲しくない

「チュサン!」

「…」
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賜薬

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ウンソンが現れます。

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「王になってはならない者に、あなたの欲望を植え付けた。
 王室の者を誤った道に導き、その上に兄弟や甥を殺し、
 背徳の王として歴史に刻み込んだのはあなただ。
 その代償を払う時が来ました、伯父上」

「ウンソン…、私にほくそ笑む死神なのか…?」

賜薬を命じたのは兄貴です。
 息を引き取るまでこのことを覚えておいて下さい。
 あなたは自分が育てた甥の手で殺されるのです」

「ウンソンが生きていたのか…?」

「私は2度死んだ。
 すべてがあなたのせいだ。
 しかし、私は死なない。
 生きて犯罪者に罰を与えているのです」
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「…」
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「チンヤン大君から賜った薬を召し上がって下さい」

「…」

「それとも、ト・ヨンスの息子の刀を受けますか?」
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「貴様ら!」

「やぁ!」

「…」
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癸(みずのと)酉(とり)の年に起きた「癸酉靖難(ケユジョンナン)」で父を失くしたジョングクでした。
そしてようやく、ジョングクの刀が亡き父親の無念を晴らした瞬間でした。

ドラマの最初の頃、北方の国境地帯にウンソンを送り込んで亡き者にしようとしたヤンアンとチンヤンの二人の大君でした。
この売国奴の二人が作成した女真・フリガイ首長宛ての密約文書が回りに回って、終いにはウンソンの手元に届くというストーリー展開だったのですね。
屁理屈ばかりのヤンアンとチンヤンには苦々しい思いをされられていましたが、
ここで、ひとつ。
ドラマは視聴者の溜飲を下げてくれました。

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Author:ユーモン
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